お気に入りその1437～三浦しをん

今回のお気に入りは、三浦しをんです。

「キケン」に味をしめて軽いのをもう一冊。
三浦しをん著「神去なあなあ日常」。

AMAZONの内容紹介を引用します。
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高校卒業と同時に三重県の山村に放り込まれた平野勇気19歳。
林業の現場に生きる人々の1年間のドラマと勇気の成長を描く。
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美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。
先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。
しかも村には秘密があって…!?
林業っておもしれ～!
高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。
林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。
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出てくる女性が美人ばかりという設定が面白い。
これだけで少年を村に引き留める理由になります。

そして林業技術習得により村での居場所ができてきます。
都会の希薄な人間関係とは真逆の濃密な人間関系にはまります。
そしてそして山の神様の息吹に触れ、自然との一体感に心の充足感を得ます。
でも村での暮らしを続ける原動力は、何と言っても直紀を求める若さ。
どうか彼の願いがかないますように。

不思議な林業小説でした。
すっかり私の心になじんでしまった神去地区の暮らし。
「神去なあなあ夜話」という続編に興味津々です。