キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

アルコ(弓)のレッスン3回目

2018年02月09日 08時10分48秒 | EUB奮闘記
昨日はベースレッスンの日でした。

今からちょうど一ヶ月前、待望のアルコ(弓)を入手してからレッスンを受け、次の週に2度目のレッスン。
そして、昨日が3度目のアルコのレッスンだった。

そして一度目のレッスンでは、簡単に弓の動かし方だけを習い、2度目のレッスンでは弓のダウンボウ、アップボウの動かし方と音符と速度の関係を習い、それに基づいて教則本を練習する目安にしたり、、。

で、その後、2週間、家で毎日練習していったのだけど、そこでアルコを練習しているうちに、譜例に対しての弓の動かし方についての素朴な疑問が起こり、ある意味、練習がストップしてしまった感じだった。

と、そんな感じで、いまいち弓の動かし方がわからなくなり~レッスンの日を迎えた昨日~。

実をいうと、本当のところ、最初はアルコの動かし方について、単純に、「一音に対して、一ストローク」だと思っていて、教則本もそれを頼りに練習していたのだけど、2度目のレッスンのときに、「一ストロークで幾つもの音を弾く。」という指摘を受け、それが何をどう弾いていったらいいか、分からなくなる原因でもあった。
でも、よくよく考えたら、(クラシック的には、)それが当たり前の奏法であり、それが分からなかったのは、単に自分が、普段、クラシックをほとんど聴いていないのが原因かもしれない。特にコントラバスなんて、自分に、一切、関係のない楽器だと、(今まで思っていたので、)それほど注意して聴いたこともないし観たこともない。そのせいか、頭の中にイメージがあまり無かったのも事実。唯一、弓の動かすイメージとしては、若い頃好きだったパガニーニのカプリースの演奏したバイオリンの動作。って、コントラバスとはまったく違うので、、、あまり参考にはならないかも。(と、自問自答ー。)

で、前置きが長くなった。



昨日のアルコ、3度目のレッスンでは、その弓のアーティキュレーションに関わるダウンボウとアップボウの動かし方の解釈を習った。
教則本(HIYAMAノート)の弓の使い方の譜例について、ひとつづつ解説してもらい、ダウンボウがつながった譜例の手の動かし方、アップボウとの関連とか、本の中のエチュードの譜例の弾き方を教えてもらった。

、、、って、実際に先生は難なく弾いていたけど、、、弓をダウンだけで違う弦を交互に弾き続けたりするのは、かなり難しい。特にインターバルで度数が離れてくと難易度もアップ!
さらに一本の弦でも弾き続けて左指だけを動かし続けるのも、まるでタッピングやトリルをやっている感覚に陥る。
なにしろ弓で弦を弾いていると、指で弦を弾くのと違い、左手の押さえている指にわずかな弦振動は伝わるものの、指(ピッチカート)で弾いた時の振れ幅の大きな振動は伝わってこないので、その分、意識を押さえている指先にしっかりともっていないと動かすことが困難になりえる感じもあり、そのギャップがとても気になった。
つまり弓で弾いて音を出すときは、その分、もっと押さえている指先に意識を持たないといけないのに、実際には不慣れな弓を持っている右手に意識がいってしまい、、、。
それが難しいと感じたりする部分だったり。

それで昨日のレッスンでは、(自分は、)運搬の関係上、アップライトベース(EUB)持参だったけど、先生は、教えるなら「やっぱり本物でないと、」ということでウッドベースを持参で、ご自身のベースを持ってきてくれたので、レッスンの記念に最後に先生のウッドベースを弾かせてもらった。

で、感想は、やっぱ手強い!!

なにしろ弦高がめっちゃ高いので、左手で押さえるのが大変だった。
で、でも弓でハーフポジションを押さえながらクロマチックで弾いてみたら~、物凄い深い良い音がした。
アルコで弾いた時の振動がハンパなくて、小さなスタジオに響き渡る弦振動がアコースティックならではの快感に感じた。
たぶん弦高が高いのもその要因かもしれないけど、特に4弦開放を鳴らした時、地鳴りのような音がしてびっくり!
それを目の前で聴いていた先生もびっくり。(笑)
先生も、普段、自分のウッドベースを他人が弾いた音を聴いたことない。とか仰っていて、、。

そんな感じでアルコで3度のレッスンを受けて、ちょうどアルコの練習を始めて一ヶ月が経過っ!!

基礎的な弓の使い方もすべて習ったので、あとはそれに基づいて練習するだけ。
たぶん習得するのに何年も掛かるのかもしれないけど、(自分の今までの楽器の経験上、)最初の3ヶ月、半年にある程度できてないと、その先はないと思って間違いない。
特に最初の半年で基礎的なものが習得すれば、その先、5年、10年は続くけど、それが上手くいかないと3年後にやめることになってしまう。

ということで、まだ一ヶ月だけど、その後のことを考えるとやる気のある、今、とにかく練習したい。つまり始めて3ヶ月後にある程度、弾けるようになっていれば、きっと楽しくその後も続けられる気がしたり、、。

ちなみに今月はウッドベース(アルコ)の練習強化月間にした。

毎日、数時間でも練習したい。
がんばろう。




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