キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

フォレストーンリードの吹き比べ

2016年04月22日 13時26分28秒 | アルトサックス
今日は、やっぱフォレストーンのリードを使うことにしたので、、。

とりあえず手持ちのフォレストーンのリードを並べて吹き比べをしたー。(笑)

写真向かって左から、



・フォレストーン檜M
・フォレストーンMS
・フォレストーンブラックバンブーS
・フォレストーンF21/2
・フォレストーンF3
・フォレストーンF31/2

もともとフォレストーンリードは、発売当初から試奏してから気に入ってずっと使ってきた。そして新製品が出るたびに試してきたけど、、、新しいから吹きやすいかというとそうでもなくて、、、。一番最初に買った初期型のリードがなんとなく吹きやすい気もしたり。

この中では、フォレストーンF31/2が一番古くてメイヤー5MMの頃から使っていた。同じ固さのリードが他に3枚あるけど、微妙に抵抗感が違う感じだけど、どれも鳴りやすい。腰が柔らかで音色もウォームな感じで、まとわりつくような倍音と落ち着いたトーンがお気に入りだった。ただずっと吹いているとちょっと物足りない。

次にフォレストーンMSなんだけど、これと在庫限りで手に入れた後期のF3のリードがちょっと抵抗が強くて、ある意味、葦のリードに近いんだけど、、、吹くのがやっと。ちょっと固めの印象。

そして2年前に物珍しさから使い始めたブラックバンブーという黒いリード。他のリードに比べると多少固めということでSサイズをチョイス。たまたま試奏したときメイヤーだったけど、他のラバーのマウスピースでもいけそう~と思い使ってみたら、意外にも良かった。多少やわらかめだけど、腰があって、タンギングでのアタックが付けやすい。でも息を入れすぎると暴れるかなー?でも悪くない。音色もそこそこ。

そして昨年から使ってきたフォレストーン檜Mなんだけど、腰はやわらかめ。反応が良くて、吹奏感が葦のリードに近い。良いことずくめって言いたいけど、、、そうでもなくて、なぜか長く吹いていると音色というか倍音がやや質素な気がして物足りなくなる。平均して音が出る分、音色自体が細くなる印象があって、、、どうしようかと。

そしてそして最後は、フォレストーンF21/2なんだけど。このリードも初期型で腰もやわらかめでリードの抵抗も弱い。最初、使い始めた頃は、「やわらか過ぎてまったくだめー。」と感じていたけど、なぜか時間の経過と共に、吹きやすく感じて、、。たぶん吹き手の方の吹き方が年月の経過と共に変わったせいかもしれない。ともかくやわらかめで抵抗が少ないのに慣れてしまった今日。意外と吹きやすいと感じていたり~。とはいえ、、、やわらかめのリード独特のうすっぺらい音色の印象は多少あったり。


いろいろと手持ちのリードを吹き比べて、結局、どれも似たような印象~。(おぃー。笑)
でもその中でも使うのを決めないといけないので、体調に合わせて固め、やわらかめを使いつつ、、、よりコントロールが利くリードを選ぶため、後でまた試し吹きをしてみたい。

ちなみに試し吹きに使った曲は、

前半が、「テイク・ファイヴ」と「オーニソロジー」のテーマ。

そして、後半、「やさしさに包まれたなら」と「アメージンググレース」。

どちらも「アルトサックスのしらべ」の中から。
(オーニソロジーは、ジェイミーの曲集からだけど。笑)


結局、コントパフォーマンスを考えると、やっぱアルトのリードはフォレストーンで良いかなー。
毎日使っても数年とはいかなくてもかなり持つし、状態もそれほど変化なし。
ただ2年前にお気に入りのリードをマウスピースごと落下させて割ってしまったことがあるので、その辺、取扱いには注意したい。

で、練習の最後にダメもと(諦め切れない??爆)で葦のリード(ラヴォーズM)を吹いたけど、、、うーん、微妙~。抵抗が強く、息も絶え絶え、、、ただ倍音の出方がちょっと違う印象を受けたー。
なんというか言葉でちょっといえないような~。

ということで、テーマを決めて吹くとそれなりに楽しい。
でもリード選びは極めて真剣なつもり。
でもいろいろと吹きづつけると、最後はどれがいいか分からなくなることがあるので、後はまた録音したのを聞き直すことに。
で、、、きっと、またわからなくなるのであろうか。





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