このアルバムが製作・発売されたのは90年代に入ってからの事だが、中身は紛れもなく、NWOBHM最盛期の音源である。正確にはアルバムでは無く、アルバム未収録であったシングルの寄せ集めであり、アンソロジー盤の色合いが強い。
貴重な音源ではあるものの、それはマニアにとっての価値であり、シングル盤のアウトテイクも含まれている事とムーブメントの特定された時期の作品である事から、音源そのものに重要性がある。
以前、ジョン・サイクスのレビューでも書いたが、彼が在籍した時代の曲を中心に、ほぼ全ての時期のシングルが含まれており、曲自体の差もあれば、好みも分かれるものだけに"マニア向け"なのだが、更に4thアルバムは外部ライターにより作られたもので、バンドとしてのアティテュードすら無い。
サイクシーのファンならぱ、この後に続く奇妙な巡り合わせも周知の上だと思うが。
その繋がりを知りたいのなら、このシングル集は押さえておいた方がいいだろう。
TYGERS OF PAN TANG/SINGLES
入手:1992年、MCAビクター NWOBHM貴重盤コレクション
貴重な音源ではあるものの、それはマニアにとっての価値であり、シングル盤のアウトテイクも含まれている事とムーブメントの特定された時期の作品である事から、音源そのものに重要性がある。
以前、ジョン・サイクスのレビューでも書いたが、彼が在籍した時代の曲を中心に、ほぼ全ての時期のシングルが含まれており、曲自体の差もあれば、好みも分かれるものだけに"マニア向け"なのだが、更に4thアルバムは外部ライターにより作られたもので、バンドとしてのアティテュードすら無い。
サイクシーのファンならぱ、この後に続く奇妙な巡り合わせも周知の上だと思うが。
その繋がりを知りたいのなら、このシングル集は押さえておいた方がいいだろう。
TYGERS OF PAN TANG/SINGLES
入手:1992年、MCAビクター NWOBHM貴重盤コレクション