メタルの衝撃

新旧含め、メタルに対する自分の思いを書き綴るブログ。

TEN②

2016-08-24 22:30:19 | UK
筆休め第五弾。本人は休みになってませんが(笑)。デビュー作から高クオリティのアルバムを作り出したTEN。そしてその同じ年の秋には、この2ndが発表されるという早さ。ミニアルバムかと思いきや、フルレンスというのだから驚いた。
そして、購入して更に驚きが。全13曲という曲数の多さ(日本盤だけのボートラ含む)もさることながら、1st以上のクオリティ。前から曲を書き溜めていただろう事は某関係誌のインタビュー記事に掲載されていた様だが、自分は見ていない。どちらにしても改めてゲイリーの才能を思い知らされた事だけは確かだが。

そして1stアルバムの段階ではセッションメンバーだったパートも今作ではパーマネントメンバーとなり、更にサウンドの安定感と表現力が増した様に感じる。
当時、TENに対する評価は日本が特に良かった様だが、今では相当低い。熱しやすく冷めやすいのは相変わらず、というか今ではむしろ、バンド自体に拘る者が激減している。日本がメタルに対して一番理解しているという輩も居る様だが、極少数のマニアだけ。世界に比べれば日本のメタル人口等取るに足らない。
自分がそこに属するとしても、全く気にしない。むしろ、こういったバンドの良さを理解出来、評価出来る感性に誇りを持っている。

TEN/THE NAME OF THE ROSE
1996年発
入手:1996年、ゼロ・コーポレーション


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