メタルの衝撃

新旧含め、メタルに対する自分の思いを書き綴るブログ。

レミー・キルミスター追悼

2016-01-04 00:20:05 | 日記
年が明けてから気付いたのですが、昨年末の12月28日にMOTORHEADのレミー・キルミスター氏が急病にてお亡くなりになりました。
心に穴が開いてしまった感じです。殆どのメタル好きから愛されてきたメタル親父が残したものは全てがマスターピース。

だからと言って、改めてアルバムを買い直す事はしません。

誰かが亡くなった時、急激に売上が上がるのは全て俄ファンの為であり、普段からのファンならば焦って買う様な事はしない筈だからです。

次の予定を急遽変更し、MOTORHEADのオススメアルバムを何回か記事にしていこうと思います。
改めてご冥福をお祈り致します。

価値観

2016-01-03 00:19:00 | 日記
以前から、気になっていたのだが、例えば日本のバンドが海外の一部で熱狂的な歓迎を受けただけで「世界に認められた」のはどうかと思う。
軽々しく使って、大袈裟に表現しているけれども、では本当に世界に認められたとはどういう事かと言うと、先ずは(個人的には納得いっていないが)世界の音楽マーケットの中心地であるアメリカで認められる事。その他に世界の主要国に於いて認められ、ツアーが出来る状態にある事だと個人的には思っている。

すなわち、世界で名の知れたバンドとたかが一部地域で認められたバンドを同格にするな、という事である。
特にメタルに関して言えば、後発のドイツや北欧などは今でこそ、世界的に認められた国ではあるものの、NWOBHMの影響と前後する時期にあったものを「世界的に」誰が認めたんですか?という事だ。

日本人はその辺り、勝手に決め付けるし、勝手にカテゴライズするし、勝手に造語を作るしで
日本の版権があるものに対して中国がやっている事と大差ない事をやっている。

メタルに関わる事は後から様々なエピソードや事実が出てきて、解釈が変わる事が往々にしてある。古いものしか見ていないオッサン達はその事すら気付いていない人もいる。だから、新しいものを聴き、彼らの言葉にもアンテナを張って知識を更新していかないと置き去りにされてしまう訳だ。
まぁ、現代社会の企業組織と同じだね。古いものにとらわれて考えを変えられないものは淘汰されて行くだけ。聞く耳を持たない者は、その身を持って知るだけの事。

申年

2016-01-01 09:08:38 | 日記
明けましておめでとうございます。昨年は何かと忙しい年でした。今年も忙しくなりそうですが、息抜きにブログは書いていこうと思います。

ただ、身体的、精神的に落ちた時はお休み頂くかもしれません。

今年も辛口で攻めていきたいと思いますので、数少ないとは思いますが、ご覧頂いている方々、宜しくお願いします。

姿勢

2015-08-23 09:25:11 | 日記
前回の日記、「資格」で提案をしてみたものの、その資格を持つ者がそもそも居ない。

別に強制するものでもないし、音楽に対する姿勢と言うか、音楽の扱いの程度というのはそれぞれに違うものだし、個々の物事に対する姿勢が反映されやすい。

自分の場合、昔はそれこそ生活の一部であったが、今でも趣味の範疇は超えている。

例えば、好きなカテゴリーや好きなバンドに対する経験値や知識は一般的に追求されているが、同時にそこまでで終わっている者が非常に多い。後はやたら手を広げすぎて相当な数の音源を聴きまくっているか。

以前は所謂「芯」を持つブロガーが多く、特定のカテゴリーを古いものから新しいものまで聴き及んでおり、更にその原点まで追求されていた。特定のバンドにしても同じ。
分かりやすく説明するならば、スラッシュメタル好きを語る者は非常に多いのだが、スラッシュメタルの原型となったNWOBHMや攻撃面のハードコアパングで追求されている者は殆ど居ない。精々、ブームが一回りして新世代のスラッシュメタルを取り上げる程度。

実は逆もありきで、新世代のメタルは聴いていても古いメタルは聴く価値が無いと思っているのか、又は入手が困難なものも多い為、面倒に感じて聴かないか。

即ち、深く追求する事も無ければ、時代を超えて辿る事も無い為にオジサンは古いメタルだけ、若い世代は新しいメタルだけ、という偏りがそれぞれにある。
専門的な知識をひけらかす前に分かりやすい言葉で歩み寄れないものか。
そういうマニアぶる者は、見ていて分かりやすく、非常に見苦しい。旧世代は新世代はと言う前に追求範囲を広げ、もう少し知識を深めてはどうだろう。

もし、趣味の範囲ならば、雑誌で取り上げないだの、需要が偏っているだの批判する資格は無い。資格が欲しいならば姿勢を示せ。

資格

2015-07-19 22:58:16 | 日記
ここに書く内容はあくまでも個人的意見。

最近、特にメタル業界が低迷しているせいか、某情報誌で現世代のメタルをあまり取り上げないせいだとか、需要の大多数が所謂、懐メタル世代で金も持っているからとか、訳分からん理由で低迷の原因にしてる様だが、ちょっと方向性がズレているだけで全くの見当違いとは言えない。

というのも、こうしたブログにしてもレビューにしても、中年と言われる世代の殆どが懐メタルばかりで新しいものを追っていないか、特定のカテゴリーだけで追い続けている為に若い世代との交流が少なく、共通点が少ない。
特に知識に長けた中年は更に厄介で、自らの知識を自慢したいのか、マニアックな内容も多い。確かにその分野に詳しい者が偶然にも目にする機会があったなら、理解はしてくれるだろうが、あまりにも可能性は低い。

自分でも時々、自らのブログを見直すのだが、マニアック過ぎる内容になっていないか気を付けたりする。そして、何よりも直近とは言わないまでも新しいものも聴いた上で、古い作品を記事にする。
あまり、新しいバンドの記事はまだ少ないものの、これから書いていくつもりである。

すなわち何が言いたいかというと、新しい世代に古いものばかりを紹介しても、説得力が無いばかりか、感性の差が埋められない。
直接、否定せずとも現世代のメタルを聴いていない事は間接的に理解出来ていない事と一緒だからだ。

旧世代はメタルに対しても知識人が多く、現世代は器があっても興味が向かない者が多い。ならば、その共通点を導き出すのは我々の務めではないだろうか。