メタルの衝撃

新旧含め、メタルに対する自分の思いを書き綴るブログ。

AEROSMITH②

2016-08-20 21:54:10 | USA
さてさて、筆休め第四弾。このアルバム及びバンドについて語ると字数制限に収まらないかもしれないので、簡略化する。何しろ、エアロのルーツたるホワイトブルースの起源から語らなければ、現代人は理解出来ないだろうから。でも、そんなのお構い無し、知りたかったら自分で調べろ、である。
本題に入ると、再起後のエアロも好きだが、やはりホワイトブルースの影響が色濃い初期は外す事が出来ない。
再起後しか知らないファンには受け入れられないかもしれないが、英国の影響がメロディに反映されている他、当時のこのタイプとしては型破りなスタイルが新世代を感じさせたものだ。
ホワイトブルースで言えば、HR化したクリームからの流れを好む者も多いが、定型と言うか、メジャーな路線と言うものに魅力を感じなかった。
まして、ブルースの始祖は米国。その後の可能性も非常に大きいものがあった。加えて、このデビューアルバムの日本発売のズレをリアルタイムで体験した者は余計、マトモに評価していないだろう。
このデビュー作が本来発売された時期、そして当時のシーン全体の環境、そして曲のクオリティを考えれば、ジャケットに記載された「Featuring ”Dream On”」だけの内容では無いと気付く筈である。
確かに、演奏も決して上手い訳でも無く、スティーヴン・タイラーの声の印象も今とは違い、地味に感じる。それでもR&Rベースのバンドとは演奏の上手い下手では無く、感性とセンスであろう。特に近年、ウンザリするのだが、演奏の正確性とテクニックを重視する傾向なんてクソ食らえである。

AEROSMITH/AEROSMITH
1973年発
入手:年月日不明、CBSソニー


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