彼らのデビューアルバムはLAメタルの最中にあって、特段惹きつけられはしなかったが、ブルースロックとメタルを他のバンドとは違った感性で融合させたスタイルだけは気になった。その引っ掛かりが2ndを聴くキッカケともなったのだが、秘かに期待していた方向に進んだサウンドで思わずニンマリしたのを覚えている。
このアルバム以降、その傾向は強まって行くのだが、皆の期待は別な方向にあった様だ。
別にジャニス・ジョップリンに傾倒していた訳ではないが、その玄人好みのブルースの追求は個人的な興味を一層、かき立てたのである。
この2ndではまだ、その入り口程度で恐らく一般的に受け入れられるレベルの楽曲が並ぶのだが、そちらの初心者向け的内容で聴き易いアルバムだろう。トムの癖のあるボーカルに好みが分かれるかもしれないが、個人的にはブルース向きのボーカルだと思う。
そして、もう一つのポイントはこのアルバムにコージー・パウエルとデニー・カーマシーの名がクレジットされている点。メンバーのフレッドが全曲レコーディングしているにも拘らずである。そのポイントはこのアルバムを聴いて探し当てるのも一つの楽しみとなるだろう。
CINDERELLA/LONG COLD WINTER
1988年発
入手:1988年、マーキュリー
このアルバム以降、その傾向は強まって行くのだが、皆の期待は別な方向にあった様だ。
別にジャニス・ジョップリンに傾倒していた訳ではないが、その玄人好みのブルースの追求は個人的な興味を一層、かき立てたのである。
この2ndではまだ、その入り口程度で恐らく一般的に受け入れられるレベルの楽曲が並ぶのだが、そちらの初心者向け的内容で聴き易いアルバムだろう。トムの癖のあるボーカルに好みが分かれるかもしれないが、個人的にはブルース向きのボーカルだと思う。
そして、もう一つのポイントはこのアルバムにコージー・パウエルとデニー・カーマシーの名がクレジットされている点。メンバーのフレッドが全曲レコーディングしているにも拘らずである。そのポイントはこのアルバムを聴いて探し当てるのも一つの楽しみとなるだろう。
CINDERELLA/LONG COLD WINTER
1988年発
入手:1988年、マーキュリー
ドラミング
今聴いても色褪せる事なく
("⌒∇⌒")