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ベニバナボロギク

2022年11月08日 11時45分53秒 | 野草

 キク科 ベニバナボロギク属 ベニバナボロギク

 アフリカ原産の1年草、戦後福岡県で発見され徐々に北上し、現在では関東地方以西の本州から四国、九州に分布を広げています。

 林の縁や草地など少し湿った場所で見られます。

 高さは30センチから1メートルに立ち上がります、時には群生する場合もあります。

 茎はあまり分岐せず、上部で花枝となって分かれます。

 葉は互生、先のとがった細長い卵型で荒く鋸歯があります、下部の葉は深くさける場合もあります。

 茎の上部で花柄が分かれて数個の花がさきます。

 花は細い筒状花のみで、緑色の総苞に包まれています。

 白色の花ですが先端部が紅色になり、花が下向きにさくのも特徴です。

 手前に見える総苞片の先が丸いのはつぼみです。

 下向きの花は、雌しべの花柱が飛び出して先が割れています。

 花が終わると総苞は上向きになります、中の種子が熟すと総苞が開いて冠毛のついた種子があらわれます。

 冠毛がタンポポのようにきれいに並ばないので「ボロギク」とよばれ、花の先端が紅色なので「ベニバナボロギク」の名前になったそうです。

 


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