アジサイ科 ウツギ属 ウツギ
北海道南部から本州、四国、九州で見られる落葉低木です。
木の幹が空洞なので「空木」と呼ばれます。
葉は対生で、細長い卵型、先はとがり鋸歯が有ります。
6月15日は「マルバウツギ」の花でした、花の開き方も違いますが、葉の形が名前のとおりです。
5枚の花弁は大きくは開きません、雄しべは10本。
「ウツギ」の材は柔らかく、中心が空洞なので乾燥しやすいのです。
太さも10ミリ前後の枝が集めやすいので、縄文時代、弥生時代の火お越しに使われたそうです。
アジサイ科 ウツギ属 ウツギ
北海道南部から本州、四国、九州で見られる落葉低木です。
木の幹が空洞なので「空木」と呼ばれます。
葉は対生で、細長い卵型、先はとがり鋸歯が有ります。
6月15日は「マルバウツギ」の花でした、花の開き方も違いますが、葉の形が名前のとおりです。
5枚の花弁は大きくは開きません、雄しべは10本。
「ウツギ」の材は柔らかく、中心が空洞なので乾燥しやすいのです。
太さも10ミリ前後の枝が集めやすいので、縄文時代、弥生時代の火お越しに使われたそうです。
ユリ科 ユリ属 ヤマユリ
近畿地方より東の山地や草地で見られる多年草です。
茎の高さは1~2m、草の中から白い花がめだつことと、ユリの強い香りが周囲に漂います。
葉は互生、細長く先のとがった葉です。
花は20センチ以上の大きさで、古い株ほど茎が分かれて多数の花が咲きます。
花弁は白色で6枚、花弁の中心には黄色の線と、紅色の斑紋が入ります。
雄しべは6本、花粉は衣服に付き易く、花屋さんでは雄しべを取って店先に並べます。
地下には鱗茎と呼ばれる球根が有り栄養分を貯めます。縄文時代には鱗茎は大切な食糧でした。
葉の付け根には「ムカゴ」と呼ばれる実がつきます、この実は種のように蒔くと発芽します。
キョウチクトウ科 テイカカズラ属 テイカカズラ
本州から九州の日当たりの良い樹林内で見られるつる性の木本です。
大きな木に気根を出して巻き付き、樹冠にまで登ります。
葉は対生、厚く艶が有り先のとがった卵型です。
花は筒形で先は5枚に開きます。同じ方向にねじれるのでプロペラのように見えます。
秋には「人」の字ににた果実がつきます、種が熟すと長い毛の付いた1~2㎝の種が風にのって飛んで行きます。
式子内親王を愛した藤原定家が、親王の死後も忘れられず、生まれ変わって親王の墓にからみついたところから名前が付いたそうです。
ミズキ科 ミズキ属 ヤマボウシ
本州、四国、九州で見られる落葉高木です。
葉は対生、葉脈が丸く曲がって先端に向かうのが特徴です。
4枚の花弁のように見えるのは、白い総苞片。
小さな粒々が集まって丸くなっています、粒々の一つが花です。
粒々が坊主の頭のようで、白い総苞片が頭巾のように見えるので「山法師」と呼ばれるのです。
キク科 ムカシヨモギ属 ヒメジョオン
北アメリカ原産の越年草、明治時代に日本へやって来たそうです。
茎は高さ1メートル、茎は真っ直ぐ立ち上がります。
下部の葉はスプーンのように卵型で柄が有りますが、上部の葉は細長い三角形です。
葉の縁には鋸歯が有り、茎を巻きません。
茎は枝分かれして花が咲きます。
舌状花の花弁は、平たく幅が有り数が少ないのがハルジオンとの違いです。