ウルシ科 ウルシ属 ハゼノキ
東名アジア原産の落葉小高木、室町時代に和ろうそくを作るために琉球から伝わったそうです。
関東地方以西の本州、四国、九州に分布しています。
幹はなめらか、葉は互生で枝の上部に輪生するように集まります。
小葉は少し細長い卵形で先がとがり縁はなめらかです。葉は小葉が5対前後集まった奇数羽状複葉です。
房総の山では紅葉の代表格です。
今年は台風の影響で葉の傷んだ木が多くなっていますが、風の陰になった場所で見られます。
江戸時代は、菜種油や動物の油を燃やして灯りにしていました。
外出の時は、油は揺らすとこぼれて不便なので、貴重品のロウソクを灯した提灯を使いました。
ロウソクの蝋を取るために栽培した木から種を鳥が食べて広がったようです。
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