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「鯨の哭く海」感想

2016年12月10日 16時26分49秒 | 乱読本感想
「鯨の哭く海」
内田 康夫
祥伝社2005 

2013年12月09日 16:01
★3
久しぶりに内田作品、浅見光彦シリーズを読んでみた。
内容云々より、久しぶりすぎて、ちょっと違和感を感じてしまった。
知ったのはもう30年以上前。
テレビドラマの浅見光彦は変れても、本書の浅見光彦は変れないもんね。
その変れなさと、時代の変化が違和感の原因だとは解っている。
ただ、何年経っても、浅見光彦や彼の家族は好きだ。
その家族団らんから始まる『鯨』を題材にした話は興味深かった。
鯨にまつわる情報は精査され、読者に解りやすく説明される。
社会派と言われるミステリー作家ならでは。
でも、かたくならないのは浅見の人柄と日本各地の観光案内的な場所設定があるからかな。
今回は和歌山県太地町、大昔に行ったくじら博物館を思い出しながら読んだ。


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