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「父からの手紙」感想

2016年12月21日 09時55分07秒 | 乱読本感想
「父からの手紙」
2006 光文社
小杉 健治

2008年02月04日 20:52
★4
なぜ買ったのか分からないのですが、まとめ買いをした何冊かの本の中にありました。
初めて読む作家さんでした。

ミステリーだと思って読んでいました。

まぁ普通のミステリー・・・離婚して離れ離れになった父親から毎年誕生日に届く愛情にあふれた手紙。
それを受け取る娘も結婚することが決まり、幸せになるのかと思いきや・・・婚約者が殺され弟が殺人の容疑者になり、他にも次々と不幸が連鎖的に起きていく。

もう1人、殺人の刑期を終えて出所してきた男。
何故、殺人を犯してしまったのか?
その一瞬の記憶が無い男。

2つの話は最後は当然繋がるのですが・・・

普通のミステリーを読んでいたつもりなのに最後は父親の愛情に涙、涙・・・

愛情というのはある時は独りよがりになることがありますが・・・でも、心から願った愛情はやはり届くのかな。

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