父親は酸素吸入していた。
お鮨を買っていったがその団ではない。
ひとりでベッドで痛みと苦しみに耐えている。
父親になにもできない自分がいる。
何かしようとしても
帰り際
手を力なく振り
あしたまたくるからというと
手を合掌するかたちで感謝してくれた。
父親はひとりで
痛みに耐えている
そのことが何度も何度もわたしのこころに
重くのしかかる。
わたしはなにもできないでいる。
お鮨を買っていったがその団ではない。
ひとりでベッドで痛みと苦しみに耐えている。
父親になにもできない自分がいる。
何かしようとしても
帰り際
手を力なく振り
あしたまたくるからというと
手を合掌するかたちで感謝してくれた。
父親はひとりで
痛みに耐えている
そのことが何度も何度もわたしのこころに
重くのしかかる。
わたしはなにもできないでいる。