この前のヤフオク詰将棋本まとめ買いの1冊のなかに名作詰将棋 というのがあった。 二上達也・福田稔 著となっていたが 予想に反してこの本がなかなか秀逸だった。
こういう本を比較的早い時期に出会うと詰将棋の世界にはまってしまうんだろうなと思った次第。
前に紹介したポケット詰将棋も秀逸だったがこの本もAmazonなら中古で¥700で売っているようだ。(絶版なのがもったいない)
そのなかで、どこかで見たことがあったのだが裸玉第2号局も1号局(伊藤看寿)に負けず素晴らしい詰将棋ですね。
作者は、岡田秋葭(おかだしゅうか)さんというかたでこの作品を発表した翌年に20歳の若さでこの世を去ったとありました。残念ですね。
手順は、1号局は飛車を縦に使いましたがこの作品は、横から攻めての35手詰。
解答は、これを参照にしてください。
他に珍しいと思ったのが木村義雄14世名人の第1期名人位就位記念奉納詰将棋です。
3手目がなかなか見えづらく(私だけかもしれませんが)手こずります。手数も19手詰みです。時間もまあまあかかってしまいました。
他にも攻め駒1枚だけで開始する詰将棋や 詰め上がり時攻め駒1枚で詰上がるものや珍品がいっぱい載っています。
ただ、深く研究するに至らなかったのが私の才能の限界かと。
確かに今見ても なかなか興味をそそる本ですね。復刻を期待したいくらいです。