最近 オークションでアマ名人の詰将棋という本を入手しました。
大阪の人で同じ人から3度目だったので、いつも多数の棋書どうしていると訊いてみたら お父さんがよく 東京のアカシヤに電話して取り寄せたりして集めたものだとか言ってました。どうりでいつも多数出品しているはずだと納得しました。
そのアマ名人の詰将棋という本
222題と川柳で、¥1890は、詰将棋集としては、ちょっと割高だなあと思ったので、ヤフオクで入手しました。
この著者の関則可さんは、私が将棋を始めた頃 アマ最強だったと思います。 このまえがきを見ると関さんは、60歳を過ぎてから詰将棋を作り出したとのこと
きっかけは、近代将棋からの対局依頼で小学生と指し 思っきり王手飛車をくらってしまい、ショックでボケ防止に始めたとのこと(笑)
どんな創り方をするかというのは、堀内和雄さんとの会話で、適当に駒を置いて、強引に詰ませる方式だそうです。
この詰将棋集 詰ましていくとよくわかるのですが、力技が多い、軽妙な感じというよりは強引に詰ませるといった感じがあいありです。
ひとつだけ紹介しましょう。
11手詰めですが実戦そのものでしょうといった感じの詰将棋です。こういう詰将棋が続きます。私のとっては詰ましやすくていいのですけど。
川柳も各問題の下に載っているのですが、思わず笑ってしますものもあります。
*:二歩打って そっと成捨て 知らぬ顔
*:ボケたふり して狙ってる トン死筋
ちなみにこの本 アカシヤ書店の値札が¥1500でついていました。
他の作品も詰ませていたので、関さんの作風が少しわかってきたので、そんなに難しく感じなかったのかもしれません。言われてみれば収束ちょっと変わってますね。
いたこニーチェの本は、興味あったのでアマゾンに注文したんですが将棋の本と合わせて注文したらそっちのほうが少し在庫切れになっていて、あわせて送ってくるらしくそのため入手が遅れています。
どっかで取り上げたいと思っています。