今日は、赤旗将棋大会の県大会日でしたが、前日終了させるべき仕事が終了せず、台風も近づいているのでそのままにできず今日も仕事で
せっかくのシードをいただいたにも関わらず出場できませんでした。関係者の方々すいませんでした。
最近対戦のない構井さんとか強くなられた三嶋さんとか対戦できる機会があるかと楽しみにしていたんですが。
引き続き勝浦詰将棋を取り上げます。昔のサンスポからです。
テーマは、木村美濃。
これは、手筋もので特段難しいところはありません。さらっと詰むはず。ウオーミングアップに
次は、木村美濃崩れ これも手筋もの筋良く詰みます。
最後も木村美濃崩れ これは?
あれっ と思う人もいるはず念のため空気ラボで確かめたがこの通りだった。
作意と違って平凡に▲2二角成で詰むので余詰みのようだ。
というわけで上図の作意を成立させるように作図してみた。
と思ったら上図 12銀、同金、13桂、11王(参考図)
ここで22角成が作意ですが、42角成から飛車を取る長手数の余詰みがあるとの三輪さんからの指摘。
確かにそのとおりで、42角成、31金打、33馬、22金左、21飛以下詰み
これを修正するのは難しいとのことでちょっと考えましたがやはりそれもお説の通りで、できません。
三輪さんの双玉による修正案を下図に掲載します。これだと見事の修正できてます。
---追加---
さらに上図を発展した図を2つ三輪さんが送ってくれましたので鑑賞しましょう。
いずれも13歩~33桂で飛車をいったん33に引き戻すというテクニックが入っています。
コメントにもありますように双玉をつかわずに最初の図の余詰めを消すのは至難の業のようです。
今年の後半は、仕事の関係もあってなかなか将棋大会にでられない。26日の朝日アマの県予選も大阪に外せない用事があるしおまけに当日は、夜も深夜作業だ。
11月になればなにかあれば出れるかもしれないがすっかり腕がなまってるから駄目でしょうけど。
3番目の修正図は変化の味が格段に良くなりお見事です。
が、22角成で42角成から飛を取られて余詰むようです。
残念。
修正は14歩・25歩を25玉にすれば可能ですが、この形では変化の絡みから双玉を使わない修正は無理かと思います。
台風は直撃のようで心配です。
高速で駆け抜けてくれる事を祈るのみ。
確認せずに頭の中で数えたつもりが間違ってました。
双玉による修正見事ですね。
そういう発想はありませんでしたし 余詰みに気がつきませんでした(汗)
台風19号いまのところ こちらよりも三輪さんの方が心配なコースですね。まあできるだけ弱ってくれるといいのですが。
1)持駒 桂桂歩
玉方 11金、12玉、34飛、52銀
詰方 25玉、31角、41龍以上13手詰。
初形と6手目の局面を比べて下さい。
持駒を使って34飛を33飛にしただけです。
このように何手かかけて1枚の駒の位置が違うだけにする手法を覚えると良い作品が出来ます。
それとこの図は6手目同玉は13角成以下味のある変化ですが、24桂、21玉、22角成、同玉、11龍以下の順が先に見えるので変同かと思われる欠点があります。
キズではないのですが味悪です。
この変化に変別をなくした図です。
2)持駒 桂桂歩
玉方 11金、12玉、14歩、36飛、43香、45と
詰方 25歩、31角、41龍、64玉以上13手詰。
変化・紛れのアヤはかなり良くなったけど64玉が辛い。
42角成から飛を取る余詰を消すには双玉か詰方42歩のような方法しかない。
詰方42歩は2手目23玉が困る。
発展図1は、シンプルでいいですね。
最後までピシッと決まっているし形もいいですし。