海男、日本百名山に挑戦! Vol.2

百名山に限らず、四季毎の登山、山スキー、沢登り、子連れ登山、キャンプなど。最近は、ファミリーアウトドア。

甲斐駒ケ岳 (東駒ケ岳) ~ ほぼ、独占

2007年06月19日 | 登山
2007年6月16日(土) 甲斐駒ケ岳 (かいこまがたけ、2,967m)
テーマ:日本百名山 無積雪期登山 テント泊 
天候 : 快晴!

南アルプス林道バス が、6月15日から
北沢峠まで開通しましたので、即座に行って来ました。
週半ばの天気予報では、雨でどうなるかと思っていましたが。
よかったー。

しかも、人数もマバラ。
長衛小屋のテント幕営も、たったの2つだけ。
よかったー。


*今回、道に迷って、死にかけましたが・・・。


◆基本情報

ルート : 仙流荘→(バス)→北沢峠→長衛小屋→仙水小屋→仙水峠→駒津峰→(迂回)→摩利支天→甲斐駒ケ岳→(直登)→【道間違え死にかける】→駒津峰→仙水峠→北沢峠

*時間は、摩利支天で1時間近く昼寝したり、道間違えて死にそうになったりと、
奮闘して参考にならないと思いますので詳細はなし。 

朝の7:00に登山開始して、テントについたのは、、20:00過ぎ

*翌日、仙丈ケ岳に登る予定でしたが、今回は身体が傷でボロボロだったので止めました。


◆詳細

北沢駒仙小屋テント場。 ほぼ、テントなしです。
ラッキー。



気持ちのよい場所、開拓して頂き、ありがとうございます。




双子山ルートが雪嶺の為、禁止されていたので、仙水峠方面から登りました。

途中、仙水小屋のおじさんと会い会話。

重そうな荷物をしょった小屋のおじさんに、

「小屋は始まったのですか?」
「いや、まだだねー。」 
「最近は、チョウと釣りが多いよ」
「山に入っているのは、あんたらで2組目かな」・・・
「双子山ルートも、もう大丈夫だね」
(あ、そうなんだ)


仙水峠到着。
お、仙丈ケ岳。かっこいい。




鳳凰山。その影にうっすら富士山。





で、更に粛々と登っていくと、やっと駒津峰到着。 

いやっほい。 




目の前が鋸。 奥に、槍が見えまっせ。
いやー、心地よいです。




北岳方面。 こちらも雪冠りです。




引き続き、山頂目指します。




摩利支天に向けて迂回ルートはこんな感じです。
そこそこ急斜面。





この途中の残雪で、
滑り落ちました。。。 
アイゼンつければよかった。
  

摩利支天です。

剣がたくさん、岩に刺さってます。




ここで、昼食をとります。




北岳、いつか登ります。





更に山頂を目指します。 
あれが、甲斐駒じゃい。




腕と頭が痛くて、ゆっくり登頂。



で、分岐に到着すると・・・。うん? 

積雪期は迂回ルート?使用不可
って書いてある。
 
・・・登る手前に看板だしてよー。

やっと、山頂ダー。 他に人はおりません! 
甲斐駒ケ岳、山頂独占してしまいました。


鳳凰山+富士山




傷の跡




北岳、間ノ岳。




いやー、気持ちよかった。
で、帰り道、ちょっとだけ道を間違えました。 


そのちょっとが尾根から降りる行為をしてしまった為、戻るのが大変。
手/足掴むところがない谷を、必死で登りました。。。約1時間奮闘。

終わった後は、手足がプルプルしてました。

生きててよかった。

 *あまりに必死に離脱した為、写真残ってません。
 1時間くらい格闘していたので、駒津峰に到着するころ、夕暮れどきでした。




おかげさまで、北岳に夕日があたっている光景を見れました。





テントに戻れたのは、夜の8:00過ぎ。 
真っ暗の中、ヘッドランプを頼りに下りました。


スリル好きとしては、眺望もよかったが、ハプニングが面白かったですね。


翌朝、外傷があったので、10:00のバスで帰りました。
ま、山は逃げない。 また、仙丈ケ岳にはきまっせ。


◆教訓
 ・この時期は、下からのバスが開通していないので、人が少ない=good
 ・山によるが、手袋、忘れるな・・・/ロープも用意した方がよい


総じて、楽しい登山でした。


>>>旧ブログ記事(original)はこちら



↓清き一票を。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山・ハイキングへ  

ランキングはこちらをクリック!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿