のんびり里山RUN

古民家オフィスをベースにした「ランニングコースマップ」も10kmコースまでの案（のようなもの）は一応作ったので，20kmを超えるようなロングコースも考えてみようと，土曜日に近所を走り回ってきました。

先日のイベントで使った10kmまでのコースマップ




スタート（ゴール）は古民家オフィス




小山の谷津からちょっとしたトレイルを走り，大椎城跡（大椎の森）に向かいます。
大椎城は平安時代中期，千葉氏の祖 平忠常により築城されたもので，その孫（千葉）常重が千葉城（亥鼻城）に移るまでは千葉氏の本拠となっていました。




大椎八幡神社を経由して大木戸町の谷津に沿ったトレイルを楽しみます。








さらに田舎道を走り越智町に向かいます。途中ユニークなプロパンロボット（？）が見守ってくれています。




越智町の見どころは大藪池です。もうすぐ桜吹雪の中を走ることができます。（写真は昨春のものです）




さらに奥に入って行くと，東京湾に注ぐ村田川の源流のひとつになる湧水を見ることができます。




次は土気駅前（北口）を経由して縣神社に向かいます。
途中には，1488年から約100年間この地を治めた土気城主酒井氏三大の墓所があります。




縣神社は，土気城の鬼門除けとして建てられたということです。現在は大網白里市ですが，かつては（千葉市）土気町の飛地だったようです。




地元の氏子さんが手入れをされている参道は，気持ちのいいダブルトラックのトレイルです。




金谷の集落に下りてきたら，房総らしい素掘りのトンネルを抜けて農村ふれあいセンターを目指します。




夏は，向日葵畑を見るために訪れる人も多くいらっしゃいます。（写真は数年前に撮ったものです）




大網陸橋を走る外房線，この陸橋の下も向日葵が咲くので撮り鉄の方の隠れたスポットになっているようです。




土気城跡に向かう途中，旧外房線廃線跡に入れるようになっていました。これまでは南玉不動尊の裏手の崖をよじ登っていました。








土気城搦め手のクラン坂




土気城は，神亀年間に大野東人に築城され，その後1488年からの約100年間は，東金から勢力を拡大してきた酒井氏の本拠となっていました。




なぜかモアイ像が・・・謎




かつては土気城の支城（砦）でもあった善勝寺を経由して古民家オフィスまで戻ります。




途中で時計が止まったので，最終的には25〜26km程度のコースになりそうです。