鈍足親父の独り言

50歳目前でジョギングを始めた鈍足な親父が

ランネタを中心に日常生活を思いつくままに綴った徒然日記

ゴースト〜ヤタガラス

2018-07-25 | 四方山話
全治2ヶ月,絶賛サボり中の親父です。^^;

秋ドラマ(TBS日曜劇場)で放送予定の池井戸潤さんの最新作「下町ロケット〜ゴースト〜」読了しました。




昨年5月の「アキラとあきら」以来の池井戸作品ですが,いつにも増して引き込まれてしまいます。

これまでも次々と襲ってくる苦境を「ロケットエンジン用バブルシステム」や「人工心臓弁ガウディ」で乗り越切ってきた佃製作所ですが,今回もいろいろとピンチが訪れます。さぁどうする佃 航平・・・
最後まで読み,えらい中途半端な終わり方だな?と思っていると,次のページにこんなことが・・・




2015年のドラマはロケット編・ガウディ編と二部構成でしたが,今秋も同様に前半がゴースト編,後半がヤタガラス編となるようですね。そのヤタガラス編に合わせて新刊発売という流れでなんでしょう。

どうも佃製作所は,ヤタガラス編あたりから帝国重工の財前部長とともに「農業」の分野に進出する模様です(あくまでも親父の推測 ^^;)。


ついでにこちらも読み返しました。




夏眠親父

2018-07-15 | ランネタ
異常な暑さが続く三連休(親父は明日の海の日は仕事 >_<)いかがお過ごしでしょうか?

土曜日の昭和の森サマークロカンは,距離の短縮や一部コースを変更して開催されたようですし,明日開催予定の市川市ウルトラマラソンはランナーファーストでやむなく中止に,という情報も伝わってきています。




だからというわけでもないのですが,私も現在絶賛「休眠中」です(笑)。
というのも,実は先週の水曜日に自転車(ママチャリ)でバランスを崩して転倒し,左の鎖骨を折ってしまいました。




写真を見てもよく分からないのですが,折れた部分にズレがないだけまだマシなようです。
左の肩から脇にかけての腫れや内出血もなかなか治りません。

手術の必要はありませんが,骨が癒合するまでの最低でも4週間ほどは「クラビクル(鎖骨固定)バンド」なるもので固定していないといけないようです。






ちょっとでも変な動きをすると激痛が走るような状況なので,今年の夏はおとなしく「夏眠」に入ります。彼岸花などは「夏眠」後に綺麗な花を咲かせてくれますが,私の場合秋冬レースは散々な 結果になることは間違いないでしょう(涙)。


土曜日は,もうすぐ3歳の誕生日を迎える孫のところに寄ってきましたが,痛みで抱くこともできません。(運転も辛いので息子の代行で・・・)




そんな親父を気遣ったのかどうか(笑),今日はまだ土用の申の日ですが,息子がこんなものをご馳走してくれました。




昨年9月の肋骨に続き人生2度目の骨折です。それまでまったく縁のなかった骨折ですが,まもなく還暦という年にもなると骨も脆くなってくるのでしょうかね?(^^;;

いちご煮とぱんYARUN

2018-07-08 | ご近ジョグ(千葉)
以前から気になっていた「いちご煮(缶)」,先日飯田橋までいったついでに(清水の舞台から飛び降りるつもりで ^ ^)手に入れました。




今日それを使って「炊き込みご飯」を作りましたが,これが噂にたがわずかなり美味しいです。




「いちご煮」といっても苺が入っているわけではなくウニとアワビの潮汁で,磯の香りが食欲をそそりシンプルな素材の味が染み込んで何杯でもいけそうです。
わが故郷の「うに飯(炊き込み)」にも負けていません。(^^)




話は変わって,今日は午後から町内にある8軒のパン屋さんをぐるりと走ってきました。といってもパンを買ったのは最近オープンした1軒だけですが・・・(汗)。




1軒目「パン工房 ボワドオル」
こちらのオーナーシェフは,恵比寿のジョエル・ロブションの初代シェフブーランジェを経て帝国ホテルのベーカリー統括シェフを務めてこられた日本のパン業界の重鎮と言われる方で,人気のお店です。
お値段もそれなりでちょっと敷居も高いかな・・・




2軒目「モルバン あすみが丘店」

あすみが丘の中心的な商業施設「Brand-New Mall」内のパン屋さんです。
すぐ前がスーパーのパンコーナーというのはどうなんでしょう?




3軒目「石窯工房 リヨンひまわり」
千葉県内で多くのパン屋さんを展開しているリヨングループのお店です。グループにはいくつかの系統があるようですが,ひまわりというのはこのお店だけのようです。
イートインもあって休日などは朝から賑わっています。




4軒目「もりちゃんのパン屋さん」
土気駅前の「Birds Mall」内にある,母娘で焼きあげるアットホームな天然酵母のパン屋さんです。
パンの種類はちょっと少ないかな・・・




5軒目「あすみLuzern(ルッツェルン)」
たぶん土気地区では老舗と言えるパン屋さんではないでしょうか?わが家からは少し離れていますが良く利用しています。数種類あるカレーパンも人気です。なんといってもパンの耳がただでいただけるのはありがたいです。




6軒目「なかやパン」
こちらは学校給食のパンや高校購買パンがメインのパン工場で店舗販売もやっていないので今回のパン屋さん巡りに入れるか迷いましたが,近くのJA直販所「旬菜 とけ」さんで販売されているので紹介させていただきます。




こちらがJA千葉みどり土気支店に隣接する直売所です(実際の店舗は左側にあります ^^;)。




ところがこの「旬菜 とけ」さんが今月末で閉店されるという情報を耳にしたので,なかやパンさんに直接照会したところ・・・
「当社としても戸惑っていますが,秋口までには工場前(?)で販売できるようにしたいと考えています。」とのことでした。




7軒目「ベーカリー&カフェ ファースト」
こちらはあすみが丘東に5月31日にオープンしたパン屋さんです。
今日初めて訪れましたが,パンの種類も多く全体的にリーズナブルなお値段です。イートインコーナーも20席ほどあり,あすみが丘マダムたちの寄合所になりそうです(笑)。






今日買い求めたのはこの4つ




8軒目「Bienvenidos(ビエンベニードス)」
こちらは前にも紹介しましたが,普通の民家と間違えそうな小さな小さなベーグル屋さんです。
日曜日と月曜日だけの営業で,それも売切れたら終了ということなのでいつもお昼過ぎにはCloseされています(笑)。




最短距離なら10km弱で回れる範囲に8つのパン屋さんというのはかなり多く激戦区のように思いますが,最近耳にした噂ではまた1軒できるとかできないとか・・・

これだけパン屋さんが多いと,わが家の「パン焼き器」が冬眠から目覚めることもないでしょうね(笑)。

花嫁街道から鴨川へ

2018-07-02 | 千葉を走る(その他)
あれは5月19日のこと,某ライングループのタイムラインにmasaruさんから「TVの旅番組で『花嫁街道』をやっていますよ。」という情報が発信されたのが始まりでした(笑)。TVをご覧になったメンバーさんの間で盛り上がり「行きた〜い,みんなで行こう!行こう!」となったようです。

そこに追い打ちをかけたのがMr.katoさんのひと言・・・「やっぱ30kmはほしいですよね〜。」(別にほしくないんですけど ^^;)

日程を決めるにあたって私の都合に合わせていただいたこともあり,昨年の外房波の(り)マラニック」に続いて今回も「花嫁街道〜外房黒潮ラインマラニック(HTK38)」と題してルート等を考えさせていただき,梅雨明け後最初の週末となった先週土曜日(6/30)に行ってきました。

想定したルートは和田浦駅をスタートして「花嫁街道」をひと回りし,外房黒潮ライン添いに安房鴨川駅まで走る約30kmのコースでした。




参加メンバーは,外房を走ろう!グループから,mizore姐さん,murasakiさん,えりまきさん,ankocatさん,deburaさん,お〜さん,starmanさん,「幸はやぶさ」チームから,Mr.katoさん,IWTさん,IWMさん,MRTさん,KNMさん,そして親父を加えた総勢13名になりました。

集合はJR内房線和田浦駅,駅の裏にある「道の駅和田浦WAO!」にはシロナガスクジラの骨格標本が展示されています。




また,駅の待合室には地元「和田浦歩こう会」さんが作成された「花嫁街道ハイキングコースマップ」が置いてあります。




花嫁街道とは,山間にある上三原の集落と海辺の集落との交流道で,古くは潮汲みの道から生活物資の往来,学校への通学路として利用され,かつては花嫁行列もここを通って嫁いで行ったことから「花嫁街道」と呼ばれるようになったそうです。昔とは多少道筋も変わっているものの,歴史は古く今でも経文石,じがい水,猿渡り,馬井戸,駒返し,桟敷塚等の地名が残っています。

9時40分過ぎ,スタートです。




老舗のうなぎ屋,うな陣さんの前にはジブリ風の不思議なオブジェが・・・




道祖神と呼ぶには可愛いすぎる石のレリーフです。




花嫁街道の入口,いよいよ楽しいトレイルの始まりです。




今回は下見も試走もやっていないので,日頃から花嫁街道を走り倒しているお〜さん,deburaさん夫妻が頼りです(笑)。




第二展望台からの眺め




いい雰囲気のマテバシイの林




先週サロマ湖100kmを8時間半で走ったとは思えないほど元気なIWMさん。トレイルの経験は短いそうですが,本格的にやれば相当なトレイルランナーになられる予感が・・・




海だろうと山だろうとランパン・ランシャツにターサーというスタイルを貫き通すサブスリーランナーのMr.katoさん
せっかくなら藪漕ぎコースも入れてあげればよかったかな・・・(^^)




経文石までやってきました。
50年くらい前まではかすかに梵字が読みとれたらしいのですが,風化が進んで現在は見ることができません。




経文を読もうと崖下まで降りた二人,もちろん文字は見えません。(^^)
それにしても後ろの親父,色黒が目立っていますね。


(写真:murasakiスポーツ)


じがい水に到着!
自我井水と書き,山中のかくし田の水利・水源に使われていたと言われています。また,この水を飲んだあとに自害したということからの自害水という説も残っているようです。




mizore姐さんの華麗な舞 ?




KNMさんも余裕の走りです。




そういえば先週も一緒に走っていたご近所ランナーえりまきさん




このコースは目をつぶってでも走れる(?)deburaさん




ウルトラランナー starmanさんも余裕の表情で通過です。




みんな速〜い!




駒返しに到着,桟敷塚方面には進入禁止のようです。




見晴台(カヤ場)付近には山紫陽花が咲いています。




太平洋を望む見晴台




第三展望台に到着しました。
東の方向に房総のマッターホルン「伊予ヶ岳」が見えています。この日はさらにその奥に,富士山まで望むことができました。(ちょうどJimmyさん(幸はやぶさ)が登られていたらしい。)






同日に富士山3,400m付近から見た房総半島花嫁街道方面・・・(笑)


(写真:Jimmy スポーツ)


千葉県で唯一「新日本百名山」(登山家の岩崎元郎氏が,昨今山での事故が増えている中高年が登り易い山という点を加味して選定した日本の百山)に選定されている烏場山(265m),山頂では縁結びのおふくさんが迎えてくれます。






烏場山からは,花婿コースと呼ぶようです。




ある意味,この日に親父が一番お世話になったのはこの方かもしれません。IWTさんありがとうございました。




SPAトレイルからまだ1週間だというのに・・・お好きですね〜,ankoさん! (^^)




ふかふかのトレイルを走り,金比羅山を越えて黒滝に向かいます。






階段を降りると滝が姿を見せます。




(写真:deburaスポーツ)


黒滝は長者川の中流にあり,花園山奥地の水を集めて一気に落ちる落差約15mの滝です。






赤穂四十七士が本懐を遂げた後にその霊を弔おうと,浪士の一人片岡源五右衛門高房の下僕であった元助(向西坊)が断食をし,念仏を唱えながら自ら入定したという岩窟で「向西坊入定窟」と呼ばれています。




滝の横手には滝不動がひっそりと祀られています。




これをやりたくて参加したとか・・・(笑)




マイナスイオンたっぷり・・・


(写真:starmanスポーツ)


お茶目なお〜さん


(写真:murasakiスポーツ)


揺れる橋もなんのその,murasakiさんも楽しくて仕方がないご様子・・・




学生時代から走り続けているというMRTさん,故障もなく長く走れる秘訣を教えていただきたいものです。(^^)




橋の下からの盗撮を盗撮されていました(汗)。


(写真:mizoreスポーツ)


盗撮を見つけられ,スゴスゴと立ち去るオ・ヤ・ジ(笑)


(写真:えりまきスポーツ)


おっ,「出ん出ん虫」
最近家の近くでは見る機会が減ったように思います。




お山を後にして花園海岸までやってきましたが,海風はあるもののとにかく暑い!!
お〜さん,deburaさん,starmanとはここでお別れです・・・




花園海岸の林の中にひっそりと立つ「浜千鳥の碑」
碑では「たった一人の娘,昌子さんが若くして和田浦で逝った。それ以来彼の(鹿島鳴秋)切々たる傷心から『浜千鳥』や『夜の貝』の歌詞が生まれた。」とされていますが,浜千鳥は,大正8年に鹿島鳴秋が訪れた新潟の柏崎で作られていますので,この碑を建立された安田氏の勘違いではないかと言われています。
病気のお嬢さんがこの地で療養され,この地で亡くなった(昭和7年)のは事実です。




しかし,浜千鳥の歌を誰もご存知なかったのはちょっとショック,これがジェネレーションギャップか・・・

外房の青い空,青い海を見ながらのラン,気持ちいいのですが,とにかく暑い!






和田浦で離脱したはずのお〜さん(予定通りの離脱)& deburaさん(ある事情でやむなく離脱 (^^))がちょこちょこ現れて写真を撮ってくださいます。


(写真:osan スポーツ)


鴨川オーシャンパークでひと休みして暑さに苦しみながら鴨川を目指します。
ここで,えりまきさん,murasakiさん,ankoさんは一足先に車で温泉に向かわれます。




暑さのためか親父の体力はどんどん奪われてヘロヘロ状態,房総半島唯一の賽の河原「西院の河原のお地蔵さん」に立寄り案内することも忘れていました。

それでもどうにか太海漁港に到着しました。
千葉県では最大の島「仁右衛門島」です。鎌倉時代の初代平野仁右衛門以来,平野家が一戸だけ住んでいたことからこの名が付いたそうです。「新日本百景」(1958年に週刊読売により選定)にも選定された風光明媚な島です。




こちらも「新日本百景」のひとつ鴨川松島が見えてきました。




日本三景の松島をイメージさせる美しい景観から外房随一の名勝と言われ,大小七つの島々(荒島,弁天島,鵜島,雀島,波濤根島,猪貝島,海瀬島)からなります。




当初はここから鴨川漁港に降りて鴨川松島のひとつ弁天島に渡る予定でしたが,ヘタレ親父はもはや走る元気もなかったので,ショートカットさせていただきました。^^;

その後はほとんど歩きでしたが,なんとか鴨川市民会館に到着

ここから日帰り入浴もできる簡保の宿まで走り,さらに鴨川駅に戻ってくる というのが今日の予定でしたが,あと往復3キロの道のりを走る気力も失せた親父は,車で向かうという女性陣にお願いして便乗させていただきました。^^;

ということでこの日のマラニックは,和田浦駅からここまでの23.7kmで終了です。




簡保の宿鴨川でほっこり・・・大浴場(脱衣所)からのオーシャンビュー




お風呂のあとは,近くのファミレスで軽く打ち上げをやってお開きに・・・。
その後もわが家の最寄駅までankoさんに送っていただきました。^^; ありがとうございました。

暑い中お付き合いいただいた皆さん,ありがとうございました。
さて,次回はどこにしましょうかね?


【ランニングイベント情報】
マラニック中にも少し紹介させていただきましたが,mizore姐さんが真夏のクソ暑いときにこんなことをやろうとしているようです。興味のある方はリンク先をのぞいてみてください。(^^)

第1回 市川ウルトラマラソン大会」(2018.07.16(祝))
主催:ちょいワル姐さん(mizoreさん)・イチカワパパさん

「真夏の検見川クロカン練〜女子編〜」(2018.08.25or26)・・・男性もOKみたい (^^)
主催:みゃあこさん・mizoreさん