今年の大河ドラマ,「いだてん」は現在第4話まで進んでいますが,視聴率のほうは, 15.5%→12.0%→13.2%→11.6% と若干低迷しているようですね。
中村勘九郎さん演じる主人公「金栗四三」さんについては「マラソンの父」とか「箱根駅伝の創始者」とか言われていますが,その人となりを知っている人となると少ないでしょうね。私自身,ランニングを趣味にしているにもかかわらず,そのひとりなので俄か勉強のためにこんな本を入手しました(申し訳ないですが,もうひとりの主人公 阿部サダヲさん演じる 田畑政治さん についてはまったく知りませんでした ^^;)。
長崎県出身の私でも少々難解な熊本弁がたまーに出てきます(笑)。
「走れ 二十五万キロ 金栗四三伝(復刻版)」
1961年(昭和36年)に講談社から出版されたこの本は,その後絶版になったものの,著者の長谷川孝道さんが金栗四三氏の功績を後世に残したいとの強い思いで加筆修正のうえ2013年に復刻版として自費出版されたそうです。
そして2014年に「2020年東京オリンピック」の開催が決定し,またNHK大河ドラマで「いだてん」の放映も決まったりして金栗四三氏の認知度も高まり,2018年5月に熊日出版さんから再出版されました。
このあたりの経緯については,著者長谷川孝道さんのお嬢様でピアニストの樹原涼子さんがご自身のブログに詳しく書かれています。
◯金栗四三ミュージアム開館記念樹原涼子トーク&コンサート
◯「走れ 二十五万キロ 金栗四三伝」発刊
50歳直前から走り始めてから,生涯に25万キロを走破された金栗四三さんのまだ 10分の1 の距離しか走っていませんが,長谷川孝道さんが書かれたこの本を約60年の時を経て読めることに感謝し,ドラマを楽しみ,そして「カナクリズム」の真髄「体力,気力,努力」の気持ちを忘れないようにしたいものです。
金栗四三さんが記された「マラソン十訓」です。
一,規則正しき生活をなせ。
一,全身の強健を計り忍耐力を養へ。
一,速度は緩より急に,距離は短より長へ。
一,感情の昂奮を抑え,精神の平静を保て。
一,過労を避け早く寝て熟睡せよ。勢力を浪費するな。
一,滋養物を摂取せよ。暴飲暴食を慎め。
一,酒,煙草類は必ず厳禁せよ。
一,練習は細心に,競走は大胆に。
一,競走年齢は十七,八歳より三十五,六歳が最も適當。
一,競走は最後迄堂々,力を盡せ。
まさにおっしゃるとおりですが,適正年齢はとうに超えているし,少し大目に見てもらってお酒も良しとしましょう!(汗)
わが家の「いだてん」さん(笑)
最近読んだこの本も面白かったです。
この本の筆者でランナーの松尾秀助さんは,雑誌「Number」を創刊された方でもあるんですね。
中村勘九郎さん演じる主人公「金栗四三」さんについては「マラソンの父」とか「箱根駅伝の創始者」とか言われていますが,その人となりを知っている人となると少ないでしょうね。私自身,ランニングを趣味にしているにもかかわらず,そのひとりなので俄か勉強のためにこんな本を入手しました(申し訳ないですが,もうひとりの主人公 阿部サダヲさん演じる 田畑政治さん についてはまったく知りませんでした ^^;)。
長崎県出身の私でも少々難解な熊本弁がたまーに出てきます(笑)。
「走れ 二十五万キロ 金栗四三伝(復刻版)」
1961年(昭和36年)に講談社から出版されたこの本は,その後絶版になったものの,著者の長谷川孝道さんが金栗四三氏の功績を後世に残したいとの強い思いで加筆修正のうえ2013年に復刻版として自費出版されたそうです。
そして2014年に「2020年東京オリンピック」の開催が決定し,またNHK大河ドラマで「いだてん」の放映も決まったりして金栗四三氏の認知度も高まり,2018年5月に熊日出版さんから再出版されました。
このあたりの経緯については,著者長谷川孝道さんのお嬢様でピアニストの樹原涼子さんがご自身のブログに詳しく書かれています。
◯金栗四三ミュージアム開館記念樹原涼子トーク&コンサート
◯「走れ 二十五万キロ 金栗四三伝」発刊
50歳直前から走り始めてから,生涯に25万キロを走破された金栗四三さんのまだ 10分の1 の距離しか走っていませんが,長谷川孝道さんが書かれたこの本を約60年の時を経て読めることに感謝し,ドラマを楽しみ,そして「カナクリズム」の真髄「体力,気力,努力」の気持ちを忘れないようにしたいものです。
金栗四三さんが記された「マラソン十訓」です。
一,規則正しき生活をなせ。
一,全身の強健を計り忍耐力を養へ。
一,速度は緩より急に,距離は短より長へ。
一,感情の昂奮を抑え,精神の平静を保て。
一,過労を避け早く寝て熟睡せよ。勢力を浪費するな。
一,滋養物を摂取せよ。暴飲暴食を慎め。
一,酒,煙草類は必ず厳禁せよ。
一,練習は細心に,競走は大胆に。
一,競走年齢は十七,八歳より三十五,六歳が最も適當。
一,競走は最後迄堂々,力を盡せ。
まさにおっしゃるとおりですが,適正年齢はとうに超えているし,少し大目に見てもらってお酒も良しとしましょう!(汗)
わが家の「いだてん」さん(笑)
最近読んだこの本も面白かったです。
この本の筆者でランナーの松尾秀助さんは,雑誌「Number」を創刊された方でもあるんですね。