鈍足親父の独り言

50歳目前でジョギングを始めた鈍足な親父が

ランネタを中心に日常生活を思いつくままに綴った徒然日記

週末ジョガー

2015-11-30 | 千葉を走る(その他)

このところ平日はサボってばかりで週末ジョガーになってしまいました。

先日の土曜日は,午後からいつもの昭和の森に出かけると,いかにもアスリートという集団がアップをされています。話しを聞くと山梨学院大学の陸上部のみなさんでした。コーチ(?)の方も全日本の伊勢路がよくなかったので箱根はなんとかしたいとおっしゃって練習にも熱が入っています。

     


1,000m走の練習が始まったので勝手に交通整理の手伝いをしていましたが,コーチの方が変わってくださったので(単なる邪魔者(汗))久しぶりに雄蛇ヶ池まで走ることにしました。

     


この日は,いい天気で,風もなく雄蛇ヶ池の周回トレイルも気持ちよ~く走ることができました。

     


軽いアップダウンはありますが,走れるトレイルです。

     


鏡のような水面が綺麗です。

     

     


こういう風景を目にすると九州の田舎を思い出します。

     


昭和の森公園の第一駐車場の銀杏もいい色になってきました。

     

     


土曜日の走行距離:26.7km



日曜日は,これも久しぶりの笠森トレイル(観音様の道)を走ってきました。

     


子授楠の向こうには子授の観音様が・・・

     


スタートしてすぐに,気持ちのいいふかふかトレイルです。

     


何度きても丸太階段は苦手です(汗)。

     

     

     


こんなところはヘロヘロになりながらも走ります(笑)。

     

     


ときおり目にする紅葉も鮮やかに色づいています。

     


ふと足もとを見ると竜胆の花が・・・踏まないように気をつけて走ります。

     


ユートピア笠森(跡)に到着

     


蔵持ダム湖も秋色

     


境内の「縁起屋 古壺(ここ)」さんで三匹目の黒招き猫をいただきました。
※ 実はこの写真はトリミングしていて,オリジナルには親父の右後方に「え~っ!(◎_◎;)」というような光景が写り込んでいます(笑)。

     


大中小が揃いました。

     


日曜日の走行距離:13.2km


さいたま国際マラソン

2015-11-19 | 大会レポ(ロード)

先日のさいたまTOV記事(^^;)にはたくさんのコメントをいただきありがとうございました。足裏の腫れもだいぶよくなってきたのでぼちぼち走りはじめないとと思っているところです。
4時間の制限時間をオーバーして完走メダルもいただけなかった「第一回 さいたま国際マラソン」ですが,一応レポのようなものを残しておきます。

     

小雨が降る中,朝の7時過ぎにメイン会場のさいたまスーパーアリーナに到着すると,アリーナ入口のAゲートには雨を避けながらたくさんの方が入場待ちで並ばれていました。そこで,もう一方のBゲートに回ってみると人も少なく開場と同時に入場することができました。
とりあえずシート席を抑えて駅方面に行ってみると,鴨走のワンパパさんやmitsunoさんたちにお会いできたので一緒にアリーナに戻り,話をしながらもそれぞれ準備に取り掛かります。今年は参加者も5,000人程度なのでアリーナの席も余裕がありましたが,来年以降規模が拡大されるとなると場所確保も少したいへんになりそうです。

お久しぶりのワンパパさんと初めましてのしのさん。この後ほどなくしてFパパさんも到着されました。

     


着替えも終わってうろうろしていると,たまさんから声を掛けていただきました。たまさんに6kmと37km付近でたかしさんが応援をされるらしいと聞いたのですが,たかしさんの素顔を知らないしな~。と思っていたところ「イノキ」だそうですよ。ということだったので一安心(笑)。

     


時間になりmitsunoさんやしのさんたちとスタート位置に行くと,まだ40分も前だというのにCブロックも後方に並ぶことになりました。あたりを見回すと,すぐ前にはたまさんとワタナベさんがいらっしゃいますし,後ろからはFIREさんが声を掛けてくださいました。FIREさんとキロ5分15秒くらいで行きましょうね。などと話していてそのあとの一言で・・・「あ~,やばいっ!」
FIREさんのその一言とは「えっと,ロキソニンも飲んだし,準備OKかな。」
そうです,痛みに備えて用意していたロキソニンを飲むことも持つことも忘れていたのです。しかし,時すでに遅し!なる様になれ という気分でスタートを待ちます。

ハセツネでも一緒だったmitsunoさん,初フルサブ3.5狙いです(余裕で達成されました ^o^)。

     


ちょっと振り向いて見ただけのたまさん(笑)

     


春先から体調を崩していたというFIREさんですが,さすが安定した走りは健在でした。

     


やはりできる人は背中が語っていますね。

     


◯~5km 26分20秒(7:15-4:53-4:36-4:45-4:51)

チャレンジャーの部がスタートして30分後の9時40分に号砲が鳴り,一般の分のスタートです。スタートロスは1分48秒,スタートラインを過ぎれば渋滞することもなくスムースに進みます。FIREさんと「ちょっと速いですよね。」と話しながらも周りのペースに合わせて4分50秒前後で進んでいきます。ここでさっそく左前方に知る人ぞ知る(笑)「赤いおっさんT(縮めて「おっT」)」のランナーさんを発見したので声をかけてみるとしもべーさんでした。やはり仲間ができたようで嬉しくなりますね。

ランニングポリスさんも初めて見ました。二人並んで走られていましたので,リュックが揺れて走りにくいでしょう?と聞くと「仕事ですから。」とおっしゃっていました。^o^

しばらく走っていると前方に河童のしげさんを発見,裸足ランナーも今日は4時間以内ということでシューズを・・・んっ?なんとビーチサンダルではないですか~!この方,この3週間で4レース(大阪フル⇨下関海響フル⇨咲洲庁舎垂直マラソン⇨裸足100km世界記録挑戦)を裸足で走ってきてこの日のさいたま国際参戦です。そしてサンダルでサブ4達成されました。次の愛媛ではシューズを履いてサブ3狙いだそうです。

     


◯~10km 50分23秒(24分03秒=4:47-4:49-4:43-4:54-4:50)

5kmを過ぎて6km付近に近づくと,「いた~!イノキ」,さすがぼっち練大将今日も目立っていますね。応援ありがとうございます。写真撮れなかったので,たかしさんから勝手に拝借(笑)
7km手前のこのコースでは最大の勾配という新浦和橋もすんなり通過し,中尾陸橋の下を左折すると早くも10km地点です。

それにしても「つなが竜 ヌゥ」の知名度と人気は予想以上のもので,沿道からは終始「ヌゥ,頑張れ~!」の声援が飛んできます。同じヌゥ帽を被ったランナーが何人かいたようです。情報によると赤いTシャツにヌゥ帽と,私とほぼ似たスタイルの方もいらしたようで・・・

     


◯~15km 1時間14分54秒(24分31秒=4:51-4:54-4:55-4:51-5:00)

第二産業道路を北上して11km付近になると一般の部のトップランナーが,二位以下を大きく引き離して折り返してきました。
12km手前では折り返してきたbgさんが声をかけてくださいました。なかなか調子が良さそうです。そして私も山崎を折り返して行くと,FIREさんやFパパさんから声がかかります。みなさん私と違って安定したペースを刻まれています。


◯~20km 1時間39分50秒(24分56秒=4:57-4:58-5:07-4:57-4:57)

R463バイパスに戻ると次は新見沼大橋有料道路を駆け上がります。坂を上って16.5km付近で目に入ってきたのは,女子チャレンジャーの部の外国招待選手2人(バイサ選手(優勝)・チェシャイアー選手(3位))とそのすぐ後方から追ってくる吉田香織選手(2位)です。さらにその後方には外国人選手1人を挟んで渋井陽子選手(4位)もやってきました。「かおりさん,行け~!」「渋井さん,頑張れ~!」と声をかけましたが,二人ともまだまだ余裕が感じられる走りでした。

     


帰ってから録画していたTV放送を見ると,トップを確認したあとなんとかコースをセンターよりに変えようとする赤いおっTにヌゥ帽の親父が小さく映っていました(笑)。

     

     


その後に渋井選手とすれ違っているおっTのランナーさんは,ゆきパパさんのようです。

     


料金所を抜けて浦和美園駅の手前を左折して埼玉スタジアムに向かうとまもなく20km地点です。


◯~25km 2時間07分30秒(27分40秒=5:08-5:29-4:49-5:52-6:22)

20km過ぎたあたりで「Honey Action」を投入して後半に備えます。
この先の埼玉スタジアム前が2度目の折り返しですが,ここでもbgさんから声をかけていただきました。そして折り返した後,すぐ後方をFIREさんが走られていたのですが一緒に「はっち。」さんもいらっしゃったようです。

再びR463バイパスに戻り,釣上の交差点を過ぎると24km手前のこうめさんの応援地点に到着です。サリーの被り物とピンクのおっTを掲げて待っていらっしゃるので遠くからでもすぐに気づくことができました。そう,ここまではまだ元気だったんですよね!・・・

     
(写真提供:こうめスポーツ)


こうめさんの前を過ぎて少ししたいあたりで反対側から「鈍足親父さ~ん!」と呼ばれた気がして見回したのですが確認できず,もしかしたらあおmamaさんだったのかな?と勝手に思っていましたがどうも違ったようです(笑)。
あおmamaさんのほうも,似た赤いTシャツにヌゥ帽のランナーさんを私と思いハイタッチされたそうです(笑)。

24kmを過ぎたあたりで復路を歩いているひとみさんが目に入ってきました。調子悪いのかな?と「大丈夫?」と聞くとニコッと手を上げてくれたので安心したのですが・・・
人の心配よりも・・・,このあたりから足裏が着地するたびに痛むようになり,急激に失速してしまいました。


◯~30km 2時間41分32秒(34分02秒=5:52-6:08-8:17-6:51-6:54)

25km手前から天気も回復して日が射すようになってくるとそれまでの給水が足りなかったのか倒れたり立ち止まったりしているランナーを多く目にするようになりました。
27km過ぎで再びのこうめさん,わずか4kmの間での変わり様にびっくりされたのではないでしょうか?撮影会のあと(笑)エアサロのサービスを受けてリスタートしますが膝の方にも違和感が・・・
この付近にあおmamaさんもいらっしゃったようですが気づかずすいませんでした。

     


28km付近で歩き続けるひとみさんに追いつきましたが,胃を痛めたそうでかなり辛そうでした。足の痛みを抱えていた私もこれ幸いと,しばらく一緒に歩かせていただきました。
復活の兆しも見えたようですが,もう少し歩いてから行くか止めるか判断するということだったので非情な親父は先に行かせてもらいました(残念ながら29kmでDNFということでした )。

料金所の手前,30km手前でおっTのしもべーさんに追いつきますが,足が攣ったということでこちらもかなり辛そうでした。さらに少し先で同じおっTのゆきパパさんにも遭遇しました。私も歩いたり止まったりしていたので,このあたりではおっT3人が前後しながら走っていたようです。


◯~35km 3時間14分47秒(33分15秒=7:52-6:16-6:29-6:31-6:07)

30kmを過ぎて38km付近までは,細かいアップダウンがうねりのように襲ってくるので,知らないうちに足にダメージを受けるようで,歩いたり,ストレッチをしたりと辛そうなランナーさんが一気に増えてきました。
私はというと,足の痛みのほうが勝っていて,良かったのか悪かったのかアップダウンの印象はほとんど残っていないんですよね。といっても歩いていることが多かったので何も言う資格はありませんが・・・(汗)。


◯~40km 3時間49分56秒(35分09秒=6:50-6:56-6:54-6:55-7:34)

35.2kmの第5関門を通過したのが12時55分頃でもう10分の余裕しかありません。このままのペースだと次の第6関門を通過できないかもしれないと不安になってきますが足のほうは走ることを拒否し続けるばかりです(涙)。

36kmを過ぎたあたりだったでしょうか?カナザワRCのK.Takaoからも応援いただきました。ありがとうございました。
37km付近で応援されていたはずのたかしさん(イノキ),ボランティアのponkoさんたちには残念ながら気づくことができずすいませんでした。

それにしても37kmから41km付近までの旧中山道(「いちにちじゅうやまみち」と読んだ人がいるとかいないとか(笑))は,関門時間との戦いもあり,すご~~く長く感じられました。

なんとか39.4km地点の第6関門を閉鎖30秒前に通過しましたが,この状態で残り3kmを15分でカバーすることは到底無理です。ただ,ここで自らリタイアするのはどうしても我慢できないので,止められない限りゴールに向かうつもりで走っていました。
関門を越えたところで「親父さ~ん!」という声が聞こえてきました。声がする反対側の歩道に目をやると,こちらに手を振ってくださる埼玉マダムの姿が目に入ってきました。「応援に行きますよ~。」とおっしゃってくださったブロ友のkoutanbabaさんです。初めまして,でしたが思っていたとおりの上品なご婦人でした。もう少しカッコいい姿でお会いできればよかったのですが,醜態をさらしてしまいましたね。わざわざ応援いただいて本当にありがとうございました。


◯~フィニッシュ 4時間07分22秒(17分26秒=8:43-7:25-1:18) ・・・非公式記録

高架下の41km地点から最後の坂を上りR17に出たあたりでスタートから4時間が過ぎてTOVが確定しました。それでもここで止めるランナーさんは皆無でみなさんゴールに向かって走り続けています。

スイーパー(?)の白バイにも抜かされてしまいました。

     


八幡通の交差点を左に曲がると200m先にゴールゲートが見えてきました。あれ?このままゴールできるのかな?と応援の方の声に最後の力をもらいながら進んでいるとゲートの少し手前で左の歩道の方から手招きで誘導されました(笑)。
ゴール付近でナンバーカードになにやらチェックを受けてアリーナに向かいます。
こうめさんによると,このあたりでの親父の様子がテレ玉で放送されたらしいですね(泣)。
途中,川内選手へのテレ玉のインタビューが行われていました。この後ろを歩いたのでもしかしたらその姿も流れたかも・・・

     


アリーナの入口を入ると完走メダルやフィニッシャータオルが渡されています。んっ?もしかしてゴールまで来たからもらえるのかな?とちょっとだけ期待して前の人に続いて進んでいると,メダルに手が届く直前に右にいた係の方が,「こちらから入ってください。」と別のほうに誘導されました。ナンバーカードの枠へのチェックはこのためだったんですね。ちょっとでも期待した私がアホでした。

     


「第一回さいたま国際マラソン」の完走率は,サンスポによると男子73.57%,女子が56.16%だそうです。しかし,男子の73%以上の方が完走されているのですから,TOVリタイアという情けない結果になった私はやはり根性なしでした。
私の結果はともかく,大会自体は初回とは思えないほど素晴らしいものでした。コースについていろいろ言われているようですが,個人的には嫌なコースではなかったです。と私が言っても説得力がありませんね。^^;

小さな子供たちからおじいちゃんおばあちゃんまで,沿道のみなさんの声援や,地元高校生をはじめとするボランティアスタッフのみなさんの応援には本当に助けられました。ヌゥ帽を被って走って良かったなぁ~と何度も思った親父でした。

一緒に走ったランナーのみなさん,応援いただいたみなさん,ありがとうございました。最近リベンジしないといけないレースがどんどん増えているような・・・


レース後はbgさんのお誘いで,関西時代のラン仲間と関西弁トークの楽しいひと時を過ごさせていただきました。

ゆるりんさん,サブ3.5おめでとうございます。相変わらずいろいろやらかしてくれますね(笑)。

     


かおりんさん,TDLはマラソン以上に楽しめましたか?

     


bgさんは刺身盛りにびっくり?^^;

     


小説三題

2015-11-12 | 四方山話
<その1>


「半沢直樹」を始め池井戸潤さん原作のドラマはどれも視聴率を稼いでいますね。今放送中なのが直木賞作品の「下町ロケット」ですが,第1話からずっと見ていて,やけに展開が早いな~?と思っていたら,次の第5話でロケット打上げ成功のあとは,そのまま第2部の「ガウディ計画」に進むようですね。「ロケットから人体まで」を一気にやるようですね。
毎週末の朝日新聞連載を楽しみに読んでいましたが,あわてて全編読み終わりました。これで安心してドラマ後編を観ることができます(笑)。




<その2>


週刊ダイヤモンドで真山仁さんの経済小説「ハゲタカ」のシリーズ5の連載が始まりました。
今回は震災後の電力がテーマになっているようです。第1話を読みましたが,最初の登場人物は,鷲津政彦でも芝野健夫でもなく,なんと私の故郷の島出身の郷浦秀樹という人物でした。私の故郷の人に「電力」と聞いて思い浮かべる人物は?と聞くとほとんどの人が「電力の鬼」と呼ばれた島が産んだ偉人「松永安左エ門翁」と答えると思います。
島の網元の次男坊で就活中の郷ノ浦秀樹氏が松永安左エ門翁の自伝に感銘を受けるところから今回の物語が始まります。
シリーズ4の「グリード」以上に今後の展開が楽しみになってきました。




<その3>
最近こんな本も読んでみました。



さいたまからの招待状

2015-11-09 | ランネタ

本番6日前にやっと届きました。スタートブロックは「C」,ロスは3分~5分くらいでしょう。
Aブロック:~3時間00分
Bブロック:~3時間20分
Cブロック:~3時間40分
Dブロック:~4時間00分
といった感じでしょうかね?私はほぼ自己ベストの3時間25分で申告していたと思います。

     


当日のコースは,さいたま市が中心になりますので,「ピエロ」は封印しておとなしめに「つなが竜・ヌゥ」の帽子を被って走ることにします(笑)。

     


そして今日,大阪堺から届いたもう一つのものが「Honey Action」です。発売開始は今月中旬の予定だそうですが,さいたまでの補給食としてサンプルを送っていただきました。
これまでのエネルギージェルは,どろっとして甘ったるくどちらかというと飲みづらかったのですが,これはとても飲みやすくて即効性も期待できるランナーの胃にも優しいエネルギージェルです。先日のハセツネでも試しましたが,軽い飲み口でス~ッと吸収される感じでした。


     

自らもランナーで蜂蜜を知り尽くした,雅蜂園「走る,はちみつ屋さん」がこだわりを持って開発された商品です。


     

パンフレットをよく見ると知った顔もちらほら・・・(笑)
開発に当たっては多くのランナーの意見や要望を反映されているので,それこそランナーに優しいエネルギー補給食に仕上がっているように思います。


さいたまの関門

2015-11-05 | ランネタ

11月22日開催の「つくばマラソン」の案内が届き始めたようですね(私は不参加ですが)。届いた封筒のなかで参加賞の「発光LEDベルト」が点滅していたという話しも聞こえてきます(笑)。スイッチが入ったままで,配達時の振動で発光したのでしょうね。
一方,私が参加予定の「さいたま国際マラソン」のほうは10日前になりましたがまだ届きません。事務局によると週末前後の到着になるということですが,かなりギリギリの準備だったようですね。

     


さて,その「さいたま国際マラソン」ですが,昨年の大会で最後となった「横浜国際女子マラソン」に代わって,リオ五輪の女子マラソン代表選考レースを兼ねた国際レースとして開催されます。また,ほかの都市型マラソンのような派手さはないようですが,一般のランナー(男女とも)も4時間制限という条件付きで参加することができます。
ところが私の場合,この4時間という制限時間がやばいことになりそうです(涙)。腸脛靭帯の痛みに加えてハセツネと同じように下肢の張りと脱力(痺れ)が頭をもたげると,3月の「佐倉マラソン」がそうであったように4時間はすぐに超えてしまいます。なるべくそうならないように,後半に余力を残して走るしかなさそうです。

その関門と閉鎖時刻は次のようになっています。

     


なかなか厳しい設定ですね。仮に各関門をギリギリに通過してきたとすると,第5関門から第6関門の4.3kmは,キロ4分42秒でカバーしないといけないことになります。また,サブ4のイーブンペースのキロ5分41秒で走ったとしても,スタートブロックによっては途中で関門に捕まることがありそうです。ブロックはA~DでDブロックあたりだと5~7分くらいのロスになるのではないでしょうか?
ところが,「日本代表チャレンジャーの部」の選手については,ベストタイム3時間30分以内が参加条件となっていますが,関門ごとの制限時間は「一般の部(サブ4)」の選手より30分も緩くなっています(笑)。
30分前にスタートするのでこうなってしまうのですが,なんか笑えますね。

     


私のフルマラソン直近5レースを見ると,つくばマラソンを除いて,どんどん悪くなっています。
関門アウトのDNFだけはなんとか避けたいと思うのですが・・・さてさて,どうなることやら?

     


気になる当日の天候は?
まだどうなるか分かりませんが,今のところ降水確率57%で「雨の可能性あり」,気温13℃,北北東の風5.5mという予報が出ています。条件的には悪くなさそうですね。

     


この大会もほかの都市型マラソンと同様に事前受付しかないのですが,EXPOのような催しもないようなので,前々日の金曜日に仕事が終わってからささっと済ませてこようと思っています。


ハセツネCUP2015

2015-11-03 | 大会レポ(トレラン)

「無理すれば行けたんやないか,いや行けたはず!」と,時間が過ぎるとともに悔しさと情けなさが増幅されていきます。
出走者2,357人中2,046人の方が完走(86.8%)されているので,なおさら自分の弱さが許せなくなります。

それはそれとして途中まで時間走っていませんが「第23回 日本山岳耐久レース(長谷川恒男CUP)71.5km」の敗退記録を記しておきます。

結果:第二CPの月夜見で根性なしのリタイア
走行距離:42.09km
走行時間:11時間40分11秒

大会前に作っていた行程表(takacchさんのパクリ(笑))と高低表,コース図に結果を入れたのがこれです(レース中は手持ちして時刻を記入します)。

     


<レース前>
この大会にエイドはありません。途中で提供されるものは42.09km地点の水分(水orスポドリ)1.5ℓのみなので,自分が必要とする補給食や給水地点までの水分,さらにほとんどがナイトトレイルになることからライト類,そしてレインウエア,防寒具,ファーストエイドなどを背負って走ることになります。私の場合,水分2.0ℓを含めて5.5kgの重量になりました。


<スタート前>
最寄りの駅を始発で出発し,武蔵五日市駅に8時15分頃到着(レースは13時スタートですが体育館の休憩場所争奪戦も厳しいようです),会場に向かって歩いているとすぐ前にJimmyさんを発見。経験者のJimmyさんからいろいろ情報をいただきつつ五日市小学校の体育館に場所を確保してあたりを見回すとすぐ後ろにこれまた心強い経験者のメテオデさんがいらっしゃいます。
受付を済ませてスポーツメーカーのブースを見たり,中学校の体育館を覗いたりしていると,まるさんや青春スポーツのラーさんにお会いできました。その後,FBトレイルラン同好会のみなさんに挨拶していったん陣地に戻ります。

     

     

     
     (写真提供:AMANO SPORTS)


12時を過ぎたのでスタート地点に行き,鴨川走友会(関東)のメンバーmitsunoさんとエール交換をした後,16時間のブロックに移動するとブログ村のhideさん,メテオデさん,アレキさん,R2さん,そして応援のホシヲさんとローラさんもいらっしゃいました(残念ながらsadaさんにはお会いできませんでした)。挨拶のあとはみなさんそれぞれのスタートブロック(10時間,12時間,16時間,20時間)に分かれて並びますが,私はJimmyさんと一緒に12時間の後方に位置取りました。ただ,この位置だとトレイルに入ったとたんに大渋滞となり,かなりのストレスになります。

     

     

     

     


<~入山峠(いりやまとうげ)>
スタート直後はトレイルで好位置を確保するためにみなさんかなりのスピードでダッシュされますが,私の位置だとすでに前には2,000人近い人が走っているので焦ってもしょうがないのでのんびり行きます。ロードから林道に入る手前の広徳寺山門前で応援されていたローラさんを発見,厳しい旅が始まる前に大きなパワーをいただきました。
林道からトレイルに入ったところで噂に聞く大渋滞。完全に立ち止まりますので周囲のランナーさんといろいろ話しをしながら動きだすのを待ちます。この部分は二通りのルートがあるのですが,左ルートのほうが進みが早いようです(失敗した~!)。

     


このあとは今熊神社からの急登を越え,さらにいくつかのピークを越えて入山峠に到着します。前を行く美ジョガーさんによると昨年以上の渋滞で15分~20分は余計にかかっているそうです。

     

     
     (写真提供:ハセツネ疾風館)

     

     
     (写真提供:TrailRunner.jp)


<~醍醐丸(だいごまる)>
渋滞も入山峠からの再トレイルはそうでもなく比較的すんなり進めました。ここで応援の方から「京都からのお人,頑張って~!」と声が掛かります。手を振って応えながら,「すいませ~ん,今日は千葉からなんですよ~。」

ここからもアップダウンを繰り返しながら距離と高度を稼いで行くのですが,引き続き渋滞個所も多く市道分岐までがひどく長く感じられました。
それでも走って(歩いて)いれば前に進むもので16時36分になんとか醍醐丸15.3km地点に到着,ここでは寒いなかレイさんが応援に来てくださっていました。こんな山のなかまで登ってくるだけでもたいへんだったと思います。ほんとうにありがとうございました。

     

     
     (写真提供:Ray SPORTS)


<~三国峠(さんごくとうげ)>
この日の日没は16時48分ということで,醍醐丸を過ぎるとあたりも少しずつ暗くなってきます。そこで広いスペースを見つけてライトの準備をしようと立ち止まったところになぜかJimmyさん登場!今熊神社のトイレ渋滞に掴まっていたらしいです。

     


連行峰あたりまでくるとかなり暗くなってきたのでヘッドライトを点灯します。前日まではヘッドライトと腰ライトで行く予定にしていましたが,ポール(ストック)を使わないことにしたのでヘッドライトと必要に応じてハンドライトを使うことにしました(ポールは第一CP(浅間峠)以降でないと使用できません)。
ここから三国峠までは比較的走れる区間だったと思います。


<~浅間峠(せんげんとうげ)>
三国峠から浅間峠までは短い距離ですが,軍刀利山を始めいくつかのピークを越えて行くのでそれなりにしんどかったと思います。周りも真っ暗になりこのあたりからのコース状況はよく覚えていません(汗)。
緩い下りを降りてくると急に賑やかになり,18時15分第一CPの浅間峠に到着です。こんな場所にもたくさんの応援の方がいらっしゃってありがたいことです。

     


<~笛吹峠(うずしきとうげ)>
浅間峠を過ぎるとしばらく走れるトレイルが続きますが,すぐに土俵岳に続く登りがやってきます。このあと小棡峠(こゆずりとうげ)あたりまでは足も大丈夫だったのですが,丸山あたりで両方の下肢の張りがひどくなり,なんとなく力が抜けていくような感覚になってきました。それでもなんとか予定の時間に笛吹峠に到着しました。
それにしてもこのあたりの地名はなかなか読めませんね(笑)。ほかにも人里(へんぼり)や神の戸(かのと)などがあります。

     


<~西原峠(さいばらとうげ)>
笛吹峠から西原峠にかけては,コースの記憶があまりありませんが,笛吹峠を過ぎてしばらくしてから小雨が降り出してきました。
このあたりになると,足を重く感じるようになり,登りなどは足休めを入れないと登れないような状態になるのですが,休み過ぎると身体に冷えるので後ろから来る方にコースを譲りながら少しずつ進んでいたように記憶しています。

霧雨のように細かい雨のために,LEDライトの白い光は反射して見にくくなります。こういうときは車と同じようにフォグランプが便利です。ヘッドライトやハンドも黄色いセロファン紙で簡単にフォグランプに変身します。
最初は,バンドライトにはセロファン紙を輪ゴムで止めようと考えていたのですが,前夜にこんな方法を教えていただきました。

     

私のバンドライトは,GENTOS-閃325なんですが,これがペットボトルのキャップの下のリングとぴったりなんですよね。
適当な大きさに切ったセロファン紙をライトにあてがい,ボトルから外したリング(写真の白い輪っか)をはめると綺麗にとまります。
ヘッドライトの場合は,原始的にテープで止めます,それもレース中なのでテーピング用テープ(笑)。


<~三頭山(みとうさん)>
西原峠を過ぎると前半最大の難所,大沢山から三頭山への登りを迎えます。槇寄山から一気に下ったあとの大沢山への岩が多い登りでは何度もくじけそうになりましたが,休みやすみでなんとか登りきって,避難小屋までいったん下ります。この避難小屋のベンチは満員でかなりの方が休憩をとられていました。
ここでボラの方に「山頂まではあとどれくらいでしょうか?」と聞くと
「ここから100m・・・」
「えっ,あと100mですか ^o^」
「水平距離で700mで,100mを登ります。」
「・・・・」
ここからは石段です。一段一段登って行くと選手を励ますスタッフの方の声に導かれてハセツネコースの最高地点三頭山山頂1,527mに到着しました。

     


<~月夜見(つみよみ)>
三頭山山頂からは,鞘口峠に向かって一気に高度を下げていきます。しかし,時として足がコントロールできなくなり,せっかくの下りだというのになかなか思うように走れません。雨でスリッピーになったコースのせいだけではないようです。
さらに激下りの影響なのか,それまでなりを潜めていた左膝の痛みが少しずつ頭をもたげてきたようです。
こんな状況だったので,鞘口峠でリタイアも考えましたが,ここは我慢して第二CPでもある月夜見に向けてリスタートします。
しかし,最初の登りがなかなか登れません。自分でもよくわからないのですが,足が動かないという感じでした。このあとは平地も下りもなかなか走れず,休みを入れながらほとんど歩きで通していました。
最後の車道に出て,明るく輝く月夜見CPに着くまでの数百メートルの間は後半に進むかここで止めるか悩みながら進んでいました。

そして

24時40分,月夜見に到着し,リタイアテントのスタッフの方と話しをして,始めての大会リタイアを決断しました。
判断の決め手は,鞘口峠からここまでの間に足の麻痺で何度かふらつきがあったこと,座り込んでの休憩がないと前に進めなくなったこと,区間タイムが緩く作ったはずの予想タイムを30分以上もオーバーしていたことなどから,このまま進むと危険個所もあるなか,最悪(転落)事故を起こしかねないと思ったことでした。
と,いろいろ書いても結局は自分の気持ちが弱かったということに尽きます。

そのあとはテントに入り,熱い味噌汁をいただいてしばらく休憩します。テントの中には先客が5名ほどいらっしゃいました。寒さにやられた人,膝をやられた人・・・理由はいろいろですがやはりみなさん悔しそうです。

     


その後,中継基地までワンボックスカーで送っていただき,他地点からのリタイア選手と合流してマイクロバスでスタート地点に戻ってきたのが午前3時半頃だったと思います。
体育館の確保していた場所に戻り荷物の整理などをしますが,その時に残っていた水分は1.6ℓ,スタートしてから唯一の給水地点までわずか400mlしか飲んでいませんでした。もともと水分摂取が少ないほうではありますが,これは少なすぎだったかもしれません。
あとでmitsunoさんも「知らず知らずに電解質が足りなくなっての脱力だったのかもしれませんね。」とおっしゃっていました。ただ,それにしては足攣りもなかったし,飲んだ400mlも身体が欲してではなく,飲まないといけないという思いで口にしたというものでした。(「足ツーRUN」によるグリセリンローディングの効果だったのかも)
ある程度荷物を片付けたあとは,持参したい寝袋に包まって惰眠を貪っていました。

日本有数のトレイルレースにふさわしく,スタッフやボランティアの方に支えられた素晴らしい大会でした。関係者のみなさん,選手のみなさんありがとうございました。
しかし,このままでは終われないので,ちゃんと練習もしてまた参加させていただきたいと思います。
そして,ちゃんとここに帰ってきたいです。

     


ハセツネCUP(速報)

2015-11-01 | 大会レポ(トレラン)

     

寒い中の現地やコース上での応援,またメールやメッセージ,FBなどを通しての励ましや慰めをいただきありがとうございました。

私の初ハセツネは,早朝の0時40分11秒,第2CP月夜見駐車場(42.09km)で終了しました。ランニングを始めて大会でのDNFは初めてのことで悔しい気持ちはたしかにありますが,あの状況ではしょうがない と自分で自分を納得させています。
原因はいろいろ考えられるのでしょうが,雨や寒さが影響した訳でもなく,やはり最大の原因は自らの練習不足ですね。
厳しいコンディションのなか見事に完走されたみなさん,ほんとうにおめでとうございます。