あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

谷戸山公園で草花と昆虫観察

2021年08月27日 05時59分48秒 | 昆虫観察
2021/7/28午後、谷戸山公園へ。ガラパゴス携帯のマクロ機能のお試しの続きです。
トップ画像は前回撮影したテニスコート隣のクズの花。
今ひとつピントが合ってない。もう少し近づいて撮影するべきだったかも?
こちらはマクロ機能を使わずの撮影。見上げての撮影。
マメコガネヤブガラシ。マメコガネはヤブガラシによくいる。
こちらはナミテントウ。赤地に細かい黒い紋、黒地に大きな赤い紋、模様にバリエーションがあるテントウムシ。どこでも普通に見られるらしい。アブラムシを食べてくれる益虫です。
アカボシゴマダラ。タテハチョウ科。黒白のゴマダラ模様で、後翅に赤斑列がある大きなタテハチョウ。関東ではエノキを幼虫の食草とする。
金網に絡まる植物には昆虫がよく集まる。いや、観察しやすいのです。
ちなみに、金網にはいろんな植物が絡まってます。これはマクロ機能バッチリにピントが合いました。
何の植物かな?背が高いです。
センニンソウ(仙人草):キンポウゲ科センニンソウ属に分類されるつる性の半低木。
和名は痩果に付く綿毛を仙人の髭に見立てたことに由来する。有毒植物。葉や茎の汁は皮膚炎を起こす。
花期:8−9月ごろ。日当たりの良い山野や道端の低木林の林縁に生育する。
鬼野老(オニドコロ)の雄株。
ここまでテニスコート上の金網で観察した昆虫と植物です。面白かった!ではわきみずの谷へ行ってみよう。
ちょうど太陽の光がキツネノカミソリに届いていた。
あれ?なんで光が届いてるのだろう?木は??
あ。切ったんだ。ナラ枯れになってしまったんだ〜。
キツネのカミソリ。色は派手なのですが。もう少し花が豪華だとこの時期林内で咲く草花として合格なんだけどな〜。
わきみずの谷に前回咲いていたユリはすでに見頃過ぎ。他の草花も見頃すぎ。行き過ぎようとして、足元にこれを見つけた。何かしら〜??セリかな?この植物水辺が好きだよね。(続く)
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ざる菊見頃2020/11/14午後現在

2020年11月25日 05時32分37秒 | 昆虫観察

ざる菊見頃2019/11/7午前現在
昨日朝一に接骨院へ。10月17日に発症した帯状疱疹が左の背中から腰骨から下腹に発生したせいで、治りかけの右足に2週間も全体重を受け続けた結果、修復しつつあった右足の外側を再度痛めて......

gooブログでは1年前の記事をメールで届けてくれるシステムがある。
11月8日に去年の11月7日に見物に出かけた新磯野のざる菊の記事が届いて、そういえば今年ざる菊を見に行ってないな?と思い出す。けども、コロナ禍の折り、今年はざる菊をやってるのだろうか?ともあれ、行ってみればわかると11月14日に見物してきました。
トップ画像をごらんください。例年ならば奥にのぼり旗が設置されます。また、左奥にベンチがあるのですが、そこには幕もありました。ないですね?
掲示板はあった。そこに今年の花文字があった。毎年変わる。ドローンで撮影した模様。
奥のベンチまで移動。実は会場はゆるやかな斜面です。なんとなく、「平」の字はわかる。

眺めてたらば。何かが飛んできた。進路を塞いだら携帯に止まった。そこはダメ〜。捕まえて撮影しやすいように地面に置いた。
カミキリムシでした。ツノ、触覚が長い。
嬉しげに撮影してたらば、それに気づいたおば様の声が聞こえた。
「それ、悪いのよ」
ん?
「うちのミカンはこれで枯れたの!」
おう〜。お怒りの様子。
困っちゃった!捕まえて撮影したのちは、ざる菊の隣にある桑の木に放すつもりだったのですが。
おば様はどうも近所の人だった模様で、近くにいたおじさんを呼び寄せる。
「ねえねえ⚪︎⚪︎さん、これ見て!」
持ってるのは私。どうすっかな〜?確かにカミキリムシは木の幹の産卵するから、幼虫(テッポウムシ)が木を食い荒らすやもしれんが。害虫といえばその通りだけども?ミカンを枯らしたのってゴマダラカミキリだと思うんだ。
検索検索:キボシカミキリ
深緑色の体に薄黄色の斑点があるカミキリムシ。住んでる場所によって色や斑紋に変異が大きい。
大きさ:14−30ミリ。時期:5−11月。
幼虫はクワ・イチジク・ミカンなどの生木を食害し、都市郊外でも見られる。
あかんやん!ミカン入ってるやん!
おばさまは続ける。
「それ噛まれるとすっごく痛いのよ〜」と。
ンなヘマをやらかす昆虫好きは(あんまり)いない。痛くないように持ってますぅ〜〜。けども。長いこと持ってたのでこの夏自転車で転けて以来変形してる左の指先に力が入らんが。
ああ!逃げた!
ごめんね〜。逃げちゃったよ〜。ってなことでおば様の白い目を背に逃げ出した。
ちなみに、桑に放すのは諦めた私は、おば様に「いります?殺します?」と尋ねたけどね。聞こえないフリをされたのね。私に殺せってか!?とムカついたので、故意ではないけども、生きたまま手放せてラッキーというのが本音です。ってなことで、今日の記事のカテゴリーは「昆虫観察」に分類しました。さてと?長くなったので続きは明日。
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昭和記念公園、木こもれびの里の秋とハリガネムシ 3

2020年11月07日 06時11分09秒 | 昆虫観察
2020/10/25訪問。コスモス見物後、隣接のこもれびの里へ移動。トップ画像はススキとセイタカアワダチソウの向こうに古民家を入れて撮影してみた。
日差しが強すぎて、影が真っ黒になってしまったので、画像加工して明るく調整してみた。その分ススキの穂の風合いが消えたのは計算外。む〜ん。
順光撮影。撮影時刻は早くも11時半。
こもれびの里の出入り口近くでシュウメイギク(秋明菊)があった。
シュウメイギク(秋明菊):キンポウゲ科イチリンソウ属。名前にキクとあるが、アネモネの仲間。
中国から江戸時代に観賞用として入ってきた帰化植物。花色はもとは赤紫色。花期:8−10月。
こもれびの里のそばにサイクリングコースの第3サークルがある。そばにあったジニア(百日草)。自転車置き場のそばには。
セイタカアワダチソウ(背高泡立草):キク科アキノキリンソウ属の多年草。北アメリカ原産。明治時代末期に切花用の鑑賞植物として導入された帰化植物。ススキなどの在来種と競合する。要注意外来生物に指定されている。
画像のセイタカアワダチソウの群落はあんまり背が高くないので、花を背景に記念撮影してみた。ちなみに、背が高くないのにも訳がある。セイタカアワダチソウの根からアレロパシー物質(ある植物が他の植物の成長を抑える物質を放出することなど)が放出されていて、ススキの生育を阻害してるのだけど、この物質はセイタカアワダチソウ自体も阻害しちゃうのだ。なんか最終兵器みたいですね。
あ。パークトレインがやってきた。9時28分にJR青梅線の西立川駅に着いたのに、コスモスの花の丘に着いたには10時15分になっていた。昭和記念公園は広いんである。となると、子供連れや老親とコスモス見物に来た人は園内を走るパークトレインを利用するのはオススメです。
きゃああ!!
目の前でおばさんが悲鳴を上げて飛び退いた。
「何コレ!!」
そばで小学生の女の子が、ヒモのようなものを蹴り飛ばしている。
おや?こんなところで会うとは。
分かりにくいのですが、左上の影の部分に黒いヒモのようなものが写ってますね。実はこれ、ハラビロカマキリに寄生するハリガネムシです。
ハリガネムシ(針金虫)は水生生物ですが寄生生物です。自分では栄養がとれません。カマキリ・カマドウマ・バッタ・キリギリス・コオロギ・ミズスマシ・ゲンゴロウなどの体内に寄生して生きてます。水中で卵を産み、幼生が水生昆虫(カゲロウ・ユスリカ)に取り込まれる。取り付いた水生昆虫が羽化し、陸上へ。それをカマキリやコオロギが捕食してカマキリの腹の中で成長する。ハリガネムシが十分成長したら、宿主(カマキリ)の脳を操作して水に飛び込ませる。水に飛び込んだカマキリのお尻から脱出すると、水中生活して交尾・産卵するというとても変わった生態をする生き物です。
寄生されたカマキリの腹を水につけると、ハリガネムシが出てくるのが衝撃的な映像になるので、最近はムシ系YouTuberの間で大人気。皆さん、ハリガネムシに寄生されたカマキリを乱獲してYouTubeにアップしてます。検索すると一杯出てきます。私は今、ハラビロカマキリに寄生したハリガネムシを見ました!
ちなみに、ハリガネムシに寄生されたカマキリを探すのは今、秋がオススメです。十分に成長したハリガネムシは大きく育ってるので、カマキリの腹もすごく大きくなってるので見つけるのが簡単です。あ。そうだ!ちなみに、ハリガネムシに寄生されたカマキリはハリガネムシが体外に出たら死んでしまいます。だからね。お嬢ちゃん、今カマキリさんを助けてももう無駄なんだよね。言わないけど。そんで、カマキリが水に飛び込む前にアスファルトの道で外へ出てきてしまったハリガネムシにももう未来はない模様です。まあ、ハリガネムシの名前の由来は、乾燥したら針金のように硬くなるからなので、しばらくは生きてる模様ですが。もしアスファルトでのたうってるハリガネムシを助けたいならば、拾って川かすぐ近くの日本庭園の池にリリースすればいいと思う。やらないけども。だって、おばさんが悲鳴上げたので人を呼び寄せちゃったんだもの。こっそりの善行は無理だ。
や。語ってしまったわ。そういや私、さっきこのカマキリを見たと思う。え〜画像画像。

あった!これだ。実はね、西立川駅から花の丘を目指して歩いてる時に挙動のおかしいカマキリがいたので撮影だけしたの。

その時は日本庭園から花の丘の途中にあったジニアの花を撮影だけして先を急いでたから、挙動がおかしいな?とは思ったけど。先にコスモス!!と急いでたので撮影だけしたのだよ。まさかあの後、芝生からアスファルトを大分移動してたとは思わなかったよ。
いや、いいもの目撃できたなあ。(昆虫好きは少し変わってるんですよ。これ常識なんですよ。私が特別変わってる訳ではないのです。普通の人からしたらヤバい人に見えるかもしれないので主張しておきます)
日本庭園に到着。思ったより色づいてるような?
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座間市、秋の谷戸山公園2020/10/20

2020年10月26日 06時13分54秒 | 昆虫観察
久々の晴れ。前回晴れてたのは10月12日だったから、1週間もぐずついてた天候だった。となれば散歩です!せっかく夏せっせと歩いて減った体重が、戻ってしまったのだ!何でやねんっ!!
9時半、我が家を出発。10時座間市にある県立谷戸山公園東入口に到着。早速散策開始。
9月には彼岸花が咲いていたパークセンター裏側の斜面。こんな鮮やかな色の花が咲いてました。けどこれ、野草なんだろうか?青いサルビアにしか見えないんだけども??
ふれあい広場沿いの散策路を西へ。
スズメバチ注意の看板にルリタテハを発見。
検索検索:ルリタテハ(瑠璃立羽)チョウ目タテハチョウ科。ルリタテハ属唯一の現存種。羽を閉じると地味な木の幹の色。成虫は暖地では年に2−3回(6−7月、8月、10月)。寒冷地では年1回(8−9月)の発生。冬、成虫で越冬する。
この変わった形の実があちこちでぶら下がってます。何かしら〜?
チャナメツムタケ(茶滑紡錘茸):発生は秋。カラマツ林などの針葉樹林で多く見られる。広葉樹の倒木や林内でも発生。食べられるきのこ。
画像はもう老菌。きのこは一直線に生えてました。
カタツムリがツノを出してたので撮影。雨が多いからかな?林内に水分が多いからか?
谷戸山公園にはサインポストが置いてあり、北西12の近くにクコの花がまだ咲いてました。赤い実を期待して立ち寄ったのですが。まだ花期な模様。
クコの花のそばでオオカマキリ(褐色タイプ)を発見。カマキリは獲物を動かず待ってるので撮影が楽です。
クサギの花と実。まだ咲き残ってた。

クサギの実をアップで。赤いのは萼。
え〜と?前回紹介したクサギ。けど丸い実が赤い実に混じってるんだよね?これもクサギなのか?
薄い緑の実。判別つかない。
食べてみた。
うげっ!!
美味しくないっ。ってか、草の味。青臭いというの?食べれません。ぺぺぺぺぺ〜〜〜っ!!!何でも口に入れたらいかんな。反省。
さて、西入り口近くの水田に到着。上の画像の人影は、実はカカシです。
田んぼ周りでは何が見られるのだろう?(続く)
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相模原公園の植物と昆虫観察

2020年10月21日 05時31分17秒 | 昆虫観察
2020/10/12、久々の青空に楽しくがっつり散歩です。水道みち→麻溝公園→ぎおんスタジアム→相模原公園(イマココです)
緑の街区画から森の展望台へ移動してて、ほんのり色づいてる大きな木を見上げる。あ。説明板があるな。
カツラの木です。
そういや、麻溝公園にもカツラの木があったなあ。素敵な黄葉画像を撮影したんだった。ならこの木も期待できるかも?「ハート形の薄く柔らかい葉」を「日差しに透かして見上げると格別」と鑑賞のオススメになってます。
見上げた。
む〜ん?中途半端に大きい。んで、周りの木が邪魔でせっかくの素敵な葉っぱが画像では伝わらないだろうなあ?移動。
森の展望台そばの花壇へやってきました。
コリウスに花が出てます。
花の間を忙しく飛び回ってるずんぐりした大きい蜂。これは?クマバチ?それともマルハナハチ?ちょっと遠くて逆光でわからないなあ。
ここまで来たのでついでにサルビア・レウカンサを見ていこう。
先日来たのは休日だったので芝生広場には人が多かったけど。今日は空いてます。
視界を緑色の何かが動いた!どこだ?どこに止まった??と探したら、すんごく目立ってます。キミ、隠れられてない。
え〜と?これは??
画像では分かり難いのですが、おそらくクビキリギリス。大きさ27−34ミリ(翅端まで)50−57ミリ。時期:9−11月。頭頂部が著しく尖った大きなキリギリス。(尖ってないとクサキリ・カヤキリ)。名前の由来は指に噛み付くと離さず、無理に引っ張ると首が抜けるので。ちなみに、秋に成虫になって冬を越し、翌年の初夏まで生きる。
ちなみにアップで撮影した画像はピンボケになった。残念だ。移動。
何か木の根元に石がありますね。刻まれてるのは左が秋篠宮殿下右が妃殿下です。植樹された模様の木です。ここは30年近く昔、全国都市緑化かながわフェアの会場でした。その時に植樹されたのかな?しかし30年経ってもあんまり大きくなってませんね。成長が遅い品種な模様。たぶんケヤキかな?まだ紅葉してないので画像では木の大きさがわからないかも?移動。
雑木林にやってきました。雑木林は草木の観察にはいいのですが、この時期になると草の種がですね服につくのですよ。すんごく取り難いのもあって植物の生存戦略には驚きます。けど実際面倒なのだ。できるだけ道幅が広い場所を進もう。
何かいっぱいいます。
検索検索。ヒメツノカメムシ:カメムシ目カメムシ亜目 ツノカメムシ科。
大きさ:7、5−9、5ミリ。時期:5−10月。分布:北海道、本州、四国、九州。
色には個体変異があり、赤褐色タイプの他、緑色の強いもの、黄色味が強いものがある。ノリウツギ、ヒノキ。ヤシャブシ、ヤマグワ、コウゾなどで見られる。
調べたは調べたのですが。画像のカメムシはWEBで見つけた画像に比べ後ろ足が逞しいのです。そこだけが違うんだよね。
虫の奥にありがちのピンクの小さい花の穂。これ何だっけ?
イヌタデ(犬蓼):1年草。日本全土の道ばたや畑。荒地などにごく普通に生える。高さ20−50センチ、花序は長さ1〜5センチ。紅色の小か花を多数つける。まれに白色の花もある。花期:6〜10月。
あ!イトトンボ発見。今年、コロナ感染症予防でいつになく公園散策が増えてます。で、いきなり昆虫観察・草花観察それにここ数年ハマってるきのこ観察が増えました。トンボも見つけたら撮影してましたが、イトトンボが見つからなかったのですよ。ラッキー〜〜。と、ワクワクとトンボが葉っぱに止まるのを待ったのですが。をいっ!!なぜに逃げるっ!?私の撮影撮影〜とワクワクと追いかけるのがマズいのか?きいぃぃぃぃぃ〜〜〜!!!
けどですよ?イトトンボはフラフラとゆっくり飛んでるのです。追いかければいいんじゃね?と思いまして。で、撮影したのが上の画像です。左上に写り込んでます。飛んでたのはキイトトンボでした。
キイトトンボ:トンボ目イトトンボ亜目イトトンボ科。大きさ35−46ミリ。時期:5−10月。鮮やかな黄色で、腹部がやや太めのイトトンボ。平地や丘陵地、低山地の水草のよく茂った沼や池に生息する。
画像を見ると翅が写ってません。撮影場所が林内だったので、シャッタースピードが遅くなってしまい。飛んでるトンボの翅は写りませんでした〜。残念〜。移動。いつものきのこ観察の林へ行ってみよう。このところ雨が多いから何かしらでてるかもしれん。
何じゃこれ??
触ってみた。
ぶよっとしてる。たぶんキクラゲ系だ。中国で売ってた乾燥したキクラゲを水で戻すとこんな手触りになってた。
根元では地面に伸びるハズの根が地上で断ち切れている。すでに立ち枯れしてるようですね。どこまで大きくなるか観察したいけど、公園のしかも人の往来がある林なので、いつまで切り倒されずにいてくれるか?
ちなみに、近くの木でみつけたオオスズメバチ。巣材を齧り取ってるのでしょうか?こっちに襲ってくる気配なし。
給水休憩。ベンチから撮影。さすがにヤブ蚊も減ってます。けどまだ蝉の声が聞こえるなあ。
林を抜けると?相模原公園で最初に紅葉する広場が見える。うっすら色づき始めてます。
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谷戸山公園で昆虫観察2020/9/17

2020年09月21日 05時31分30秒 | 昆虫観察
座間市谷戸山公園の湿性生態園に到着。時刻は既に15時半。湿性園は里山の谷にあるので、山の向こうに太陽が傾く前にガガイモを探さなきゃ。鼻息荒くやってきたのですが。あれ?昆虫があちこちにいるじゃん!観察しないと!ってなことで、今日はこの日、谷戸山公園でみかけた昆虫を紹介します。
食欲旺盛な毛虫。思いの外カラフルです。
これはフクラスズメという中型の蛾の幼虫です。成虫になると地味な姿なのに、幼虫は派手ですね。ちなみに、食べてるのはイラクサです。
シジミチョウ。
キチキチバッタ〜飛びバッタ〜。という歌を知ってますか?何度も飛ぶバッタを追いかけたら、休んで動かなくなった。ラッキーで撮影したけど、ピンボケだった。が〜ん。
まだ幼虫。羽がない。
こちらは羽が生えて大人になりました。イナゴかな?
ああっ!!アキアカネが乱舞してます。上の画像では奥の案山子のあたり。稲穂の上に写ってます。
ツルニンジンの実。花を撮影したかったのですが、既に実になってた。残念。
んで!ツルニンジンがある場所って少しだけ高くなってて。水田を見下ろす感じになる。アキアカネ撮影出来ないかな?
2021.1.14訂正:上の画像はツルニンジンと書いてますが、オニドコロという山野草です。ツルニンジン用に仕立てた棚ですが、上の変わった形に連なってるのはオニドコロの実です。
挑戦してみた。アキアカネを追尾するようにしてシャッターを切った。もちろん現場では撮影出来たかどうか分からんので、何枚か撮影。ブログ掲載画像を選ぼうとして再生したら、幸運にも何枚かにアキアカネが写ってました。
上の画像だと中央から少し右斜め上あたり。データーが重すぎて大分修正したので、稲穂の上を群れ飛ぶトンボを探すのが大変になってしまった。どこまでシャープに見えるのだろうか?
上の画像だと水田部分。手前、右あたりにトンボが2匹。あ、空を飛んでるのはトンボでなく飛行機です。ここは厚木基地が近いので、そこから横田へ向かってる奴ではなかろうか?
上の画像では、案山子の下方に1匹。そこから左に1匹。私が見つけたのはこれくらいです。けど、実際は乱舞してたのですよ。飛んでるトンボを撮影するのって難しいね。
あ。ヤバい。太陽が山の端の向こう側へ消えていく。すぐに里山に影が落ちてくる。トンボに時間をかけてる場合ではない。ガガイモを探さないと!
湿性園に戻ってきた。谷戸山公園のツイッターによりますと、この近くにあるはずなんだけど?あ、上の画像は子供達がザリガニ釣りを楽しんでるところです(続く)。
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麻溝&相模原公園の花と昆虫2020/9/8午前

2020年09月11日 05時00分53秒 | 昆虫観察
麻溝公園の駐輪場に自転車を預け、園内を横断する水道みちを進む。花の谷と名付けられた一番低くなってる辺りにヒマラヤタマアジサイが咲いている。
吸蜜しているのはクマバチかマルハナバチか?お尻しか見えないので昆虫観察力の低い私は判別できない。
んん??
視界を横切るのはギンヤンマです。なぜここで縄張りを持ってるのだろうか?
あ。上の画像にギンヤンマが写ってるのですが、分かりますか?ギンヤンマはちっとも止まらないので、携帯を追っかけながらシャッター切りました。画像では左斜め下あたりに写ってます。
撮影時刻は9時29分。酔芙蓉はまだ白色ですね。
ちなみに、以前撮影した画像はこちら。
 2020/8/31 11:44

2020/8/25 15:01
酔芙蓉は時間と共に色の変化する花です。
変わったハチがいました。何かしら〜??
そして!!わかるかなあ?今年初めてトンボの乱舞を目撃。空にケシ粒みたいに写ってるのは、アキアカネの群れです。山から下りてきたみたい。
さてと?麻溝公園から相模原公園に移動。可能な限り早く朝顔アーチを見たいのだけれども〜?ム、ムリ〜〜。
私、日々お薬を飲んでます。うち強力な降圧剤が悪さするんだ〜〜。吐き止めにドンペリドン錠を飲んでるので、吐き気はなんとかなってるのですが、動悸が早い。ぎ、ぎもぢわるい〜〜。
耐えきれず休憩する。
何か見えるなあ〜?花壇に植え替えかなあ〜??
ふう。散策を再開。
あれ!?
分かります〜?小さな蛇が獲物を待ってます。この時はケヤキに蟻がいたのですが。私が近づきすぎたようで、私に気づいた蛇はあっちゅー間に這って逃げて行きました。早っ!でもごめん〜。狩りの邪魔する気はなかったんだよ〜。ちなみにこれはアオダイショウの幼蛇。アオダイショウは幼い時と生じて成長すると柄が変わる蛇です。
芝生広場までやってきた。芝生専用刈り取り機に乗り込んで、作業員さんが芝生をドンドン刈り取ってます。そこにトンボが乱舞。餌を探してるのかな?撮影画像は刈り取った芝ばかりで、トンボの姿を探しづらく〜。
朝顔アーチに到着。けども台風が行き去ったとはいえ強風が残ってます。朝顔の花は風に煽られて形がひどいことに。
一応ムラサキの朝顔もまだ咲いていて、しぼんでなかったけども。強風と朝顔は相性が悪い。残念〜。移動。
いつものきのこや昆虫観察をしてる雑木林へやってきた。上の画像をよく見て欲しい。葉っぱが茶色の木がありますよね?これ、ナラ枯れなの。今年は多いなあ。あちこちで見かけます。
ちなみにナラ枯れとは?カイノナガキムイムシが媒介する「ナラ菌」によって、ナラ類、シイ、カシ類に起こる伝染病です。
散歩中、麻溝公園・町田市の芹沢公園、座間市の谷戸山公園、そしてここ相模原公園でもナラ枯れを目撃しました。伝染病か〜。決定的なワクチンはあるのかなあ?木が枯れてしまうと大変です。なんとか拡大することなく終息するといいのですが。
あ。低いところでセミ発見。これはミンミンゼミかな?
ミンミンゼミは実は西日本の低地の都市部ではいません。もっと標高の高い場所にいます。これはクマゼミと生息を分けてるからだとか?気温的に暑いと生息できないとか説があるそうです。私の田舎は四国は香川県。そういえば、ミンミンゼミの声を聞いたのは、神奈川に越してからです。ついついミンミンゼミの撮影が多いのはそのせいかも?
なんか、面白い形の実を発見。バロック?ロココな歪み具合だねえ。(明日に続く。さて、カルガモ親子は無事に台風を乗り切ったのか?お楽しみに〜)
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寄生セミ再び

2020年08月20日 09時38分59秒 | 昆虫観察
2020/8/19午後4時、麻溝公園に到着。ダイエット散歩のついでにセミを撮影したい。前日、初めてまじかに見たヒグラシの撮影に失敗して悔しいのだ。
管理事務所前の駐輪場に自転車を預けて散策開始。上の画像は麻溝公園の高低差がよくわかるか?と撮影。画像中央に橋が写ってますね。橋の下を左右に横切るのが水道みちです。
緩い坂を下りながら目はセミを探す。いるけど高い。上の画像にもアブラセミが写ってるのですが、分かりますか?これでも縦型に撮影して、横型に切り出してこのサイズです。私のガラパゴス携帯の望遠機能はショボい。対象から1メートル以内で撮影した画像でないと紹介するのは難しいか?
相模原公園へ移動。

外来植物のワルナスビです。画像をよく見ると、あちこちにトゲが確認できますね。実は全体にソラニンという毒がありまして危険な植物です。根っこを切断したらそこから倍に増えるので、除去が難しく、年々生息範囲を拡大してます。実はプチトマトに似てまして、子供が食べたらと思うと怖い。英語圏では悪魔のトマトと呼ばれてます。昔はなかった有害植物がすぐ身近に存在してるので、極力長いズボンやスニーカーやソックスを履かせて親は子供の生足を守るように注意が必要なのだ。

相模原公園のメタセコイア並木に到着。こんなところにセミなんかいるのか?
ほぼいない。たまに幹や葉の先にセミの抜け殻がぶら下がってるだけ。
野鳥がいた。白・黒・オレンジの小鳥。冬にはよく見かけるけど、夏にも相模原公園にいたのね。
セミ発見!いそいそと撮影して気づく。
もしや、先日大和市の泉の森公園で遭遇した寄生セミと同じじゃなかろうか?
腹に2つの白い塊がついている。これは菌だろう?胞子を遠くに飛ばせるように、寄生した生き物を高い場所に誘導して殺して胞子を飛ばすタイミングを待ってるんだろうねえ。
せっかくの動かないセミなので直近で撮影した。けど、帰宅後画像再生したらピンボケしてたよ。まただ〜。残念過ぎるぅ〜〜。
*2020年9月20日情報補完
この寄生ゼミはボーベリア菌(セミカビ)に感染したセミのようです。
ボーベリア菌は昆虫病原糸状菌の中の白きょう病菌で、セミにボーベリア菌の胞子が付着し、体内に入り込んで増殖。生きながら水分を失っていく。死体は硬化しミイラ化する。怖い菌ですね。

気をとりなおし、再びセミを探して歩く。ついでにタマムシ様が産卵しそうな大きめの新しい切られた木を探すも見つからない。やはり公園でなく里山に行かないと目的の木はなさそうだ。
カマキリ発見。ずいぶん大きくなってるけど、まだ羽はない。
あれ?きのこ発見!8月に入ると同時に酷暑に突入。ろくに雨が降ってないというのに、頑張ってるなあ。
セミ発見!これは、ツクツクボウシかな?羽が透明だと本当に見つけづらい。
アブラゼミのように羽が不透明ならば、見つけやすいんだけども。

ちなみに、裸眼で0、1もない私。メガネはかけてるけど、矯正してようやく0.9しかない。となると、ちっこい昆虫はまず見えない。で、どうやって探してるか?といえば、視力を使う時はそこにあるのが不自然な影。やけに目立つ光。不自然に揺れる草の葉を頼りにまず近づく。で、そこに昆虫がいればラッキーです。上の画像は、いびつな影があるので近寄って観察したらきのこがびっしりでてました。カラカラできのこに水分がほとんどないので分かりづらいですが、結構な群生です。
さて、どこにセミがいるか分かりますか?これでも切り出してます。
答えは左の木の幹。画像の上から1/3辺りのところ。です。ここにいます。
こういうわかりやすいのが撮影しやすいよな〜。
最後はこれ。どこにいるかわかります?
答えは画像中央に立てに伸びる木。上から2/5ほど下がったところにいます。これはミンミン鳴いてる最中です。声を頼りに探して発見しました。時刻は午後7時20分過ぎ。夕方になってセミの鳴き声が一層にぎやかになりました。朝早くの方が見つけやすいと思うけど。夕方の方が日中よりまだ探しやすいなあ。
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谷戸山公園で昆虫観察2020/8/17その2

2020年08月19日 05時34分44秒 | 昆虫観察
座間市の谷戸山公園の湧き水の谷から昆虫の森へ移動。公園の名前に谷戸山とついてる通り、この公園はアップダウンが大きいので、歩きがいがある。
ヤブミョウガに黒い丸い実がついてるので撮影していたら、トンボがやっきて、撮影中のヤブミョウガのてっぺんに止まった。ラッキ〜。モデルになってくれるようで、直前にまで携帯を近づけても逃げないんだ。本当にラッキー。
いい香りのクサギが林の中にある。よく見れば、次々とクロアゲハやナガサキアゲハやモンキアゲハがやってくる。もしかして蝶の道になってるのかも?しばらく眺めてたけど、遠すぎて撮影出来ない。残念すぎる。いいかげんスマフォに替え時か?
散策路。上がってすぐに降りる。
側の植物に丸い実がついている。どんな色の実になるのだろう?
で!!
目を皿にしてセミを探して、ようやく見つけたヒグラシのオス。目の前でカナカナ鳴いてる。大チャンスだったのに〜〜。まさかのピンボケですよ。これだけはちゃんと撮影したかったのにぃ〜〜。
午後16時33分。湧き水の谷に戻ってきました。丁度1時間後です。セミはお尻を抜くのに成功した模様。変態せねば成虫に慣れない昆虫は、変態に失敗して死んでしまう個体が一定量います。
ん〜?アブラゼミのようですね。脱皮って時間かかるんだねえ。カラスにやられないようにな。
*2020/9/2訂正
脱皮ではない。セミのは羽化です。間違ってました。訂正します。
ちなみに孵化は卵から生まれることなので、別の言葉です。
湧き水の谷には玉あじさいが咲いてます。花色はイマイチ。
きのこ発見。これはたぶんカイメンタケかな?傘に輪の模様がある。
けどもしかしたらカイガラタケやもしれんな。手前に白い丸いのあるよね?何か?と思ったら、傘が裏返しになってました。手触りは木肌っぽい。そこそこ硬い。
東口広場に戻ってきました。時刻は17時10分前。間に合ったなあ。
実は谷戸山公園のホームページに、「黒地にハート模様のタネができるフウセンカヅラの実がたくさんついた」と紹介されてたのですが、場所がわからないので、事務所に所在地を訪ねてみました。
さすがにまだタネはほとんど出来てません。もう少し時間が必要な模様です。

駐輪場の横にアブラゼミが停まってました。時刻は午後5時ちかく。さあ帰ろう!
おまけ:
夏休み&3密を避けるためにお父さんや友達と昆虫採集をしてる姿を見かけます。でも君たち、針葉樹林や草むらでカブトムシを探しても捕まえられんよ?カブトムシが好むのはクヌギやコナラの木の樹液だ。
オニヤンマを捕まえたければ水場へ行け!縄張りを巡回してるオスは同じコースを飛ぶので待ち伏せすれば楽に捕まえられるゾ。
このように捕まえたい昆虫を確実に捕まえる方法は、その昆虫の生態を知らねばならん。つまり森や公園に網を持って突撃する前に、食べる木や草の種類。活動する時間帯と活動時期を調べるのが最優先だ!
そして、いよいよ現地に出かける時は、まずは服装。できれば長袖長ズボンにスニーカーに帽子をお勧めする。昆虫がいる場所は案外危険なのだよ。怪我したり攻撃してくる昆虫から自分の身を守らねばならん!で、今時は水分補給に水筒も持っていくことだ!昆虫のいる場所にそうそうコンビニも自販機はないんである。では君たちの検討を祈る!
ちなみに私が次に撮影したいのはタマムシ様だ。彼らは日中、一番暑い時間帯に現れる。そして高い木のてっぺん辺りにいるから撮影は難しい。だから産卵に降りて来た時を狙うつもりだ。タマムシ様は今年、去年切ったばかりの新しい木の表皮に日中産卵する。つまり、タマムシの個体を探すのではなく、産卵に最適の木を積み上げてる場所を探すのが近道。わかってるんだ。けど、うちの近所に大きな切り株を置く材木屋がない。どこかの公園で去年秋の台風で切り倒した木を積んでる場所を探してるのですが、タマムシ様が好む鮮度のいい大きな木の株がまだ見つからないんだよね。あ〜、うかうかしてると産卵時期が終わるわ〜。
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もしや寄生セミ?

2020年08月17日 09時31分47秒 | 昆虫観察
2020/8/16、大和市泉の森公園へ。8月9日に泉の森公園を散策。その折り、咲き残りのウバユリを紹介しました。近くに既に咲き終わったと思われる株がいっぱいあったのですよ。その時はしまった!見そびった!と思っただけだったのですが、最近あちこちにテッポウユリが咲いてるのを見て、あれ?もしかして咲き終わったのではなく、テッポウユリだったのかも?と確認に出かけました、
午後4時泉の森公園の園名石に到着。自転車を預けて森のはらっぱへ向かいます。
夕方とはいえまだ体温に近い気温です。元気なのはセミだけ?
お!木の幹の低いところにセミ発見!
いそいそと撮影したのですが、何で逃げないのか??
疑問に思い観察すると?何かおかしい。セミの腹に何かついてるゾ?
あ!もしや!!噂に聞くゾンビセミなのでは??
ゾンビセミとは、寄生されて体を食われつつ操られて移動して新鮮な個体に新しく寄生するとかいう〜〜。
自然は残酷だ!
*2020年9月20日に情報を補完しました。
この寄生ゼミは、いわゆるセミカビといわれている昆虫病原糸状菌のうち白きょう病菌(ボーベリア菌)の繁殖で死んだと思われます。
ボーベリア菌は、セミの体にボーベリア菌の胞子が付着して、体内に入り込んで増殖。生きながら水分を奪われ死に至る。死体は硬化してミイラ化する。

あ。訪問目的のウバユリ発見。
うん。やはりテッポウユリではなく、咲き終わりのウバユリだった模様です。
ピンボケ画像でごめんなさい。こんな感じの緑の一見つぼみっぽい植物が森のはらっぱにはいっぱいあるのだ。こいつが本当につぼみだったら、見頃に咲いてるかも?とも思ったのですが、咲き終わりのウバユリだった〜。も、帰るう〜。ってなことで自転車を取りに戻る。
何かピンクの可愛い花が咲いてます。人間の目には明るいけど、日陰だと光量が足りないのね。ちなみに、セミの大合唱です。数種類撮影したけど、全部ピンボケ画像でした〜。
その後、16日まで本全品20%セール開催のブック・オフへ。3軒はしごして見つけました。
きのこブログさんに質問してオススメしていただいた小学館の図鑑neoきのこ(DVDつき)定価2000円+税のところ、book-off価格1400円+税。そこから20%オフの1232円で購入しました。
実は最近きのこ観察をして同定に使ってた図鑑は、相模原市の公民館内の図書室に所蔵のきのこ図鑑3冊です。昭和発行の本ですが、掲載されてるきのこの画像は素晴らしかったのね。ですが、発行から30年過ぎの本ともなれば、掲載されてる情報が古いのですよ。
もちろん今時は市内の図書館が所蔵してる本ならば、リクエストすれば取り寄せて貸し出ししてくれます。けども予算が削られてるようで、所蔵してない本のなんと多いことか!先日も『中世ヨーロッパの服装』と『赤の歴史文化図鑑』をリクエストしたら所蔵してなかったよ。残念です。
さて、ついでに古い図鑑と新しい図鑑の違いについて例をあげておきますね。
8月2日の記事で紹介したカエンタケ。
図書館のきのこ図鑑にも掲載してあるけど、危険性は書かれてない。これが小学館の図鑑neoきのこによりますと、「とても危険が毒きのこ。昔は「塩につけたり、かわかすと毒がなくなる」「ナスといっしょに油でいためると毒がなくなる」など俗説がありましたが、間違ってます。毒きのこの中には、腹痛や吐き気だけでなく、死んでしまう猛毒きのこもあるので、気をつけなくてはなりません。」と注意喚起してあり、その後にこのカエンタケが掲載されていて、カエンタケ:さわるだけで、皮膚がかぶれるともいわれている猛毒きのこです。食後30分で悪寒や腹痛、頭痛、手足のしびれ、嘔吐、下痢など胃腸系と神経系の症状が現れ、死にいたる危険なきのこです。皮膚がめくれたり、髪の毛が抜けたりする症状が特徴です。ベニナギナタタケと間違えられることがあります」と掲載してあります。これでもか!の注意喚起がなされるほどの猛毒きのこです。
映えがいいので今年何度も紹介したガンタケ。昭和のきのこ図鑑には食べられるきのことして紹介してありますが、小学館の図鑑neoきのこによりますと、ガンタケ:傷つくと赤く変色します。食用(生で食べると中毒)と変化してます。
私はきのこは観察するけど収穫しないので大丈夫でしたが。
図鑑ってさ、お子様向けではありますが、大人にとっても十分使えるのね。
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梅雨明け後にカエンタケ再確認

2020年08月03日 19時41分26秒 | 昆虫観察
関東では2020年8月1日に梅雨が明けました。もういきなりの夏本番。バテバテです。で、気になったのは座間市の谷戸山公園のカエンタケ。干からびてるかもしれん。
ってな事で、さっき見てきました。
どうせならまだ散策していない、湧き水の谷へ。
この白い野花もよく見かけました。くぬぎ・こなら観察林を抜けていく。前回はまだ少しのきのこが残ってたのに、乾燥しきってきのこがない。
あれ?カブトムシオスを発見!動くなー。
無理でした。カブトムシが動いてしまいピンボケに。カブトムシはよく動くんだね。泣く!
白いミズヒキ。赤はよく見るけど。湧き水の谷には他に玉あじさいやヤブミョウガやキツネノカミソリが見頃でした。本当はガマの穂を撮影したかったんだけど、まだ少し早すぎた。
そしてお目当てのカエンタケは。
こんな〜。終わった〜。乾燥したらやはりきのこはダメなんだ〜。
スギの散策路を進む。ひぐらしの大合唱が気持ちいい。
東入り口へ。白い百日紅。谷戸山公園はウォーキングする人が多い。トレイルウォーキングというやつだっけ?
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カブトムシとコロナ

2020年07月30日 08時57分42秒 | 昆虫観察
2020/7/27午前の麻溝公園樹林広場にて。見頃のタマアジサイとノリウツギを楽しんだ後、移動中にまさかのタマムシ様と遭遇。一瞬の邂逅でしたが心がワクワク沸き立った。ならついでにと7月12日にカブトムシのオスがムシキング大会を繰り広げていた木に寄ってみたら、再びのムシキング大会が開催されてました。
観察観察〜。
カブトムシ様が蝶々に競り負けてます〜〜!!マジかぁ〜。
蝶々は最近一気に勢力を拡大しつつある特定外来生物指定のアカホシゴマダラです。こいつが日本に流入した経緯はわかってない。一説には蝶マニアによる放蝶が原因では?とのことですが、既に関東には定着してるように思います。だって、毎年どこかの公園でよく出会う。遭遇確率からすると、アオスジアゲハやジャコウアゲハより上。けど、まさかのカブトムシに負けない強さがあるとは!相模原では4連休の天候が優れず、昆虫たちも満足に餌を得られなかっただろうとは用意に推測できるのですが。
ちなみに、カブトムシVSアカホシゴマダラのムシキング戦のすぐ下では、もう一つのムシキング戦が展開されてました。
カブトムシメスVSカナブン。こちらは数の暴力でしょうか?カブトムシメスの方が体格は大きいのにもかかわらず、カブトムシメスは樹液場から追い出されてしまいました。なんか、木の下に落ちてったよ〜。カブトムシメスは小型の体格でしたが、まさかの敗戦でした。
満足して移動再開。
あれ?
じ〜〜〜〜!!!
もしかして、カブトムシVSアカホシゴマダラ戦をやってたのって、メスじゃなくてオス??
メスなら次代の卵を産んでカブトムシを増やしてもらわないとならんのでちょっと見るだけで満足してたけども?あれ〜??ツノがある気がする。
ちょい。
マジか〜。こんなに小さなオスなど初めてみたわ。
けどこれどうしょ?むむむむむ〜〜〜〜!!
あ。子供発見。前回のコクワガタ(もしかしてノコギリクワガタ)と同じように、遊んでる子供にプレゼントしようと軽い気持ちで決めたんだけどね。
これが。全くの予想外の展開になってしまい、当日(ブログ更新が途切れてる日です)は凹んでしまったのだ。

カブトムシ片手に得意げに子供連れの母親に近づく私。
「すみません〜、よろしかったらーーーーー」
声かけた若い母親は私を見ると顔色を変えて拒絶の構え。
もう手を開いて突き出し防御の姿勢です。
え〜と??
一応ソーシャルディスタンスは守ってるよ?
「む、むむむむ虫に触れないのでいりません!」
ハイ。そうですか。ごめんなさい。
親が虫嫌いだと子供も嫌いになるのは残念だなあ〜???
と。その場は肩を落として離れた私。
けどこれ、どうしょ?既に移動してて、カブトムシがいた木に戻るのは面倒臭い。ならさ、隣の相模原公園のこならの林に連れてこう!
歩きつつ、先ほどの完全拒否ーーーいや、そんなに甘い感じじゃなかったな。完全拒絶した母親について考える。
あれは怯えてた気がする。
子供に私を近づけたくなかったのかな?
〜〜〜〜〜ーーーー凹む。
相模原市ではここ連日コロナウイルス陽性患者の発表が続いてます。昨日、7月29日の発症者数は確か5人。こんな状況なので子供を守る母親としては、知らない人と接触したくはないハズだ。けどさ〜。でもさ〜〜。
カブトムシよ。お前はコロナウイルスついてないよね?私だってさ、ついてないハズだ。だって、外出時に人が近い時は常時マスクつけてるし。スーパーも郵便局もDIYの店も入る時は手を必ず消毒してるし。帰宅したら手洗いもやってるのよ?
でもさ、そんなの子供を守る母親には知ったことじゃない!先ずは感染しないことが優先なのね。わ、わかるけどさ〜。
むう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。なんか、世の中から余裕が消えた。優しさも日々すり潰されていく世界になってゆく。

そういえば、アベノマスクがまたまた騒動の元になってますね。
面白がって我が家に到着したアベノマスクを翌朝撮影した画像が残ってました。
これさ、相模原市南区にある我が家には2020年6月12日に到着したの。おそらく配布が日本全国で一番遅い地域だったと思う。
コロナが収まって、何年か経って「アベノマスク?そんなアホなプレゼントもあったねえ」と笑い飛ばせるようになった時に使おうと、アベノマスクの小ささがわかるように普通の使い捨てマスクと並べて、更に右手の30センチ定規を入れて撮影したのだ。
で、今まだアベノマスクを配ろう!そのために500億円の予算組みました!
医療関係者・介護関係者の皆さん今日から配ります!喜んでください!!
と。
お笑いのネタにもならんことをやるのが日本政府ですよ。
国民は呆れてる。
それは4月1日に安倍さんが「1世帯に2枚のマスクを配ります」と言った時、私はへ〜エイプリルフールのネタにしては悪趣味〜!と思いました。
けど、安倍さんが本気だと知った時、どう思いました?
日本!ヤバいっ!!
そう思った人があまりに多かったので、ミズノもシャープも職種を違えてでも、マスクを作って販売した。
ANAのスチュワーデスさんがミシン踏んでたニュースを笑う人はいなかった!
うちはマスクを作らない!と言ったユニクロだって使い捨てじゃないマスクを販売してる。まだ買えないけども。
一連の動きは4月1日に安倍さんが「1世帯に2枚の布マスクを配ります!」と誇らしげに宣言してなかったら、なかったと思うんだ。あまりに馬鹿げた事態に、「うちがやらないと日本が終わる!」と思った人が多かったからこそ。今、日本では使い捨てじゃないマスクをつけて街中を歩けるし、会社や学校にだって通えてる。
洗えて何度でも使えるマスクがその辺の店で手に入るのは日本だけかも?
アメリカのようにマスクが嫌い!な人の多い国は置いておこう。
けどさ、どうも世界ではコロナの第二波が始まった!とニュースでは言っている。そんな中、楽にマスクが帰る日本になったのはアベノマスクがあまりに酷かったからだと思うんだ。こんなむざんな性能・酷いデザインのマスクなど使いたくない!と思った日本人がいかに多かったか?自分で布マスクを手作りしてでもアベノマスクは使いたくないもんね。
まあ、そういう意味でアベノマスクの役割は終わったと思う。今更何千万枚も使わないアベノマスクを配るくらいだったら、予算の500億円だっけ?コロナに立ち向かいヘトヘトになったのにボーナスも出ない医療関係者や介護職の方に特別ボーナスを政府が支給すればいいんだ。第二波が始まってるのに、医療関係者のモチベーションが底辺じゃ戦えないよ?そこんとこ、政府の係りの人!わかってんの??

あ。コナラ林に着いた。どこか具合のいい木に。
樹液は出てなさそうだけど、コナラ林なら樹液を出してる木も見つかるハズ。アカホシゴマダラにいい勝負の強さしか持ってないカブトムシオスよ。元気でな。
気分は凹んだままだけども、もう少しウォーキングしないと。コロナ対策でステイホームしてたら太ったんじゃ!せめて早く3月下旬の体重に戻したい。一人ウォーキング再開です。
そういえば、道保川公園に行く途中、相模原公園沿いの道を走ってた時、いい感じのきのこが見えてたんだよね。あそこはまだ観察したことなかったなあ。行ってみよう!
ちなみに、上の記事はムシキングなカブトムシを見物した時の記事です。画像はカナブンを一払いした瞬間を撮影出来ました。本物の昆虫が樹液を巡り繰り広げるムシキング大会はとても面白いので見つけたら観察してみてね。
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麻溝公園でカブトムシ発見!

2020年07月16日 05時28分06秒 | 昆虫観察
2020/7/12午後。麻溝公園を散策。アスレチック場で約1時間きのこ観察した後、樹林広場へ移動。樹林広場は山あじさいが主に植栽してあるのですが、一部遅く咲く品種があるのです。もう咲いてるだろう?と移動してみれば!なんと!!カブトムシ発見!!昼間なんだけど〜??なんでいるの?

しばし観察。カナブン相手にムシキングやってます!
いや〜、強いねっ。上の画像はカブトムシがカナブンを前足で一払したところを激写。樹液が出てる場所を独り占めしてます。
残念ながら素手で捕まえるには高い場所でして、カブトムシのファイトを見上げて楽しむのみ。
あ〜面白かった!では当初の目的の見頃のあじさいを探そう。
ライムライト:装飾花は一重。テマリ咲きの円錐花房。集合花は大型で咲き始め緑。満開で白になり、終わりかけでピンクを帯びる。オランダで作出。
サンデーフレーズ:ノリウツギの園芸種。
あれ?きのこ発見!
樹林広場はコナラ林です。年々木が大きくなっていて、枯れたり折れたりする木が出てきて、毎年数本づつ数が減ってます。そういえば?去年立ち枯れした木があったなあ?どうなったかな?と確認に行けば。
お疲れ!いや〜、案の定撤去されてた。根元から切断です。そこへきのこが出てた。この木は私が初めて麻溝公園で森のレストランとして甲虫類が集ってるのを見つけた木だったんだよ〜。枯れるまで早かったなあ。
こちらの記事に森のレストランとして甲虫を集めていた時の画像が掲載されてます。
山あじさいを見に来てた時には全く気付いてなかったのですが。

山あじさいの散策路の古い切り株にもきのこが出てました。
こちらはもう老菌。あじさいだって枯れますが、タイミングさえ合えば、満開のあじさいが観れます。が、きのこはそうはいかない!そもそもきのことは「菌」です。有機物を分解吸収することで成長し、胞子を作って繁殖を繰り返しているのです。主に枯葉・倒木に出るのですが、湿度や気温が高くないときのこは活発になりません。見つけるのがとても難しいのだ。なんか、きのこ探しは「宝物発見!」気分が味わえるんだよねえ。RPGゲームで条件が合った時だけ発見可能なアイテム探しに似てます。面白くてこの時期はつい夢中になっちゃいます。
カブトムシやクワガタも現実世界でのレアアイテム発見!に似てます。
さて移動。
水道みちに早くも夏の花が咲いてるのを見つけた。ピンクの百日紅とオレンジのはヤブカンゾウかな?一重だとノカンゾウ。八重だとヤブカンゾウ。どっちだ?
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30分でカブト2頭とクワガタ1頭捕れた

2020年06月30日 05時34分19秒 | 昆虫観察
鎌倉散歩の連載の途中ですが、ここ数日アクセスの多い記事がありまして。
この記事ですが、実は今の時期は更にオススメの探し方があります。紹介済みの記事は9月14日の散策での出来事ですが、トップ画像は昨日の夕方見つけた水牛タイプのでかいコクワガタです。ツノがごつくて全長50ミリくらいあった。
今日はこいつの探し方&捕り方を紹介します。本気で捕りたいお子様への実践編です。クワガタやカブトが今欲しい!お子様や初心者必見ですよ。

その前に、昆虫採集のオキテ!について書きますね。これを完璧にやらないと、昆虫採集に失敗します。といっても簡単なのだ。
昆虫採集するときには、装備として長いズボン・ソックス・スニーカー・帽子が必要です。念を入れたいならば、長袖シャツ軍手もしくは手袋ならば安心です。これをやらないと非常に後悔する場面になるかもね。
先にこの装備が必要な理由を書いておきますね。
日中に目指す昆虫は藪もしくは林の中にいます。藪には人間の敵がいるのです!
恐ろしいマダニヤブ蚊から自分の生皮膚を守らねばならんのです。
そして藪なので、環境的に棘を持つ植物が茂る場所を歩く場合もあるんだよね。ハーフパンツやビーチサンダルやクロックスを着用してたらカブトやクワガタのいる藪や林に入れません。
あ!帽子はね。カブトやクワガタがいる木から昆虫なんかがよく落ちてくるだよね。自分の頭を守るために、ぜひとも着用して欲しい。
では実践編。
実はカブトを捕まえたのは先週、6月26日午後のことでした。
そもそもはきのこの撮影に行ったらば、いつもの撮影ポイントがぐちゃぐちゃになってました。きのこ観察とカブトムシやクワガタ愛好家とは相容れないのですよ。何しろ狙いのポイントが同じなのだ。
で。荒らされた撮影ポイントにがっかりして、側のクヌギの木(もしかしたらコナラの木)の根元にきのこが出てないかな?と観察したら、カブトムシがいました!
手づ掴み〜。
実は上の画像はヤラセです。カブトムシは画像の木の根元にいました。
実はもう1匹見つけた。
おそらくですが、荒らされた撮影ポイントの古い木に去年カブトが産卵したんだと思う。木の根元は草とつる性の植物に埋もれていたので、根元でうごめいているカブトを拾って幹にくっつけました。けど撮影のしやすさを考えて太陽が当たってる場所にくっつけたのがダメだったようで、すぐにカブトが移動しちゃったよ。上の画像はマシなやつ。残像か?という速さで下側のカブトが動いてしまった。
今の時期、地面から這い出したばかりの赤みの強いカブトを見つけれます。

次、藪や林で昆虫観察する場合は、カブトやクワガタを捕りたい人はこういう木を見つけるのです!
林の中で撮影してるので、ピンボケ画像になってますが、よく見るんだ!
探す木はこんな感じで甲虫が、この場合ブイブイがたくさんくっついています。見上げると、頭の上でブイブイが飛んでたりします。
更にピンボケ画像でゴメンなさい。けどこの画像には探すべき幹が所々黒くなってるのが写ってるんだ。黒い場所は木が盛んに樹液を出してるところ。カブトやクワガタも集まるクヌギ・コナラを見つけたら、次にまずはこういう黒い木を見つけてください。
次に判別です。
実は過去に樹液を出してた場所も同じように黒く残っている。黒い色は樹液でなく、雨の後で木が濡れてるだけの場合もある。
見分け方は黒い場所に昆虫がいるかどうか?です。今樹液を多く出してる木だとスイカみたいな匂いがする。その場合、そういう木は有望です。昆虫を多く寄せるので目指すカブトやクワガタがやってくる可能性があるのでよく観察してください。
さて、実は去年のクワガタ捕りのブログ記事の閲覧がここ最近増えてるので、実践編を書くべきか?と昨日急遽撮影画像を再生していたら、林の中での撮影はピンボケ画像が多すぎてね。多くの画像が使えなかったのだ。これはいけない!と昨日の午後4時過ぎかな?再撮影に行ったのだ。
これを。私のお気に入りのきのこの撮影ポイントでしたが、おそらく昆虫愛好家が壊した場所。これを撮影して、ついでに目をつけてたブイブイがいっぱいついてる木を確認に行ったらば!
クワガタ発見!
わかりますか?頭の上。おそらく地上から2、5〜3メートルあたりに発見しました。
となると!捕まえないと!小学生の頃は暇があれば昆虫採集をやっていた私。獲物を見つけてしまったよ。
今いるのは林、いや藪の中です。周囲で枯れ枝を探して。
トウっ!
はたき落としました。
いや、大人の男の人ならば、大きくない木なら幹をひと蹴りすれば落ちてくると思う。けど、蹴るとクワガタも落ちてくるけど、木にたくさんついてるブイブイも落ちてくる。帽子はこれに備えてです。自分の頭をガードするのだ。危険な昆虫も落ちてくるかもしれないからね。ちなみに、今の時期はまだオオスズメバチやキイロスズメバチは少なめです。夏にかけて多くなります。林で目印にする樹液を吸うヒカゲチョウも今はまだ少なめです。樹液を多く出す木は、ブイブイが飛び交ってるので探しやすいです。
そしてクワガタはポトリと落ちた。
どこだっ!!
発見。光量が足りずまたしてもピンボケに。
上の画像は大量の昆虫がついてる木の根元です。上の画像の植物をよく見ると、クワガタの背中あたりに棘が見えてます。つる性の植物で、地面で普通にあるやつです。気をつけて触らないと刺さる。引っかき傷になる。注意せずにクワガタを捕りにかかるには、長袖を着て軍手を使ってれば可能。私は半袖で手袋してなかったので注意して捕る。
ええ、野生に戻って捕っちゃったのよ。
どうすんのコレ!
いや〜、大きな顎を持つ、いわゆる水牛型のクワガタです。小学生だったら見せびらかす場面です。しか〜し!今の私はいい大人なの。
ふと?
虫取りしてる子供がいるんじゃね?と思いまして。
あ!いた!お母さんらしき女性が網持ってるわ。
追いかけて声をかける。
私:「よかったらもらってもらえませんか?」とクワガタを出す。
若いお母さん:「飼い方がわからない。道具もない」と。
興味はあるみたい。だ。よし!
私:「お子さんが喜んだら(クワガタは)放してあげてください」
喜んでもらえるハズ。だって水牛型だぜ?50ミリ超えのコクワだぜ?外国産のクワガタと比べようもないけども。クワガタ好きなら誰だって欲しいやろ?
以上が今の時期のカブトとクワガタの探し方です。
目指す昆虫を捕まえるのに一番大事なのは、いる場所を探すこと!です。当たり前だけどね。
ちなみに、まずクワガタが登場し、遅れてカブトが出てきます。26日にカブトのメスを見つけてびっくりしました。早すぎる!と思ったのだ。
ついでですが。
実は今日のブログタイトルの「30分でカブト2頭とクワガタが捕れた」は実のところ違います。そもそもカブトやクワガタ狙いで林に入った訳じゃないのよ。実質行ったら見つけた!が正解なのです。つまりカブトとクワガタを捕まえたのは別の日で、どちらも林に到着して5分かからずに捕まえてます。タイトル的に的確な書き方って何だろう?と考えてこう書きました。文中でも書きましたが、目指す獲物がクワカブならば、まずはいる木を探せ!これが昆虫採集の鉄則です。ではクワカブの欲しいお子さんや初心者のみなさん、装備を万全にして林に向かってください。今なら地面から這い出てきたばかりのクワカブ。動きはまだ鈍いし、人間様に追いかけられた経験もないから捕まえるの簡単だゾ?そして今なら獲物のクワカブも長生きしてくれる。9月になって捕まえたらコクワやヒラタを除いてすぐ死ぬからね。お得なのだ!では健闘を祈る!ゴー!!

実は昨日捕ったクワガタはコクワガタというていで文章書いてるけど、もしかしてノコギリクワガタかも??と疑っている。私が子供の頃虫取りしてた時捕まえてたのってコクワであって、ノコギリはいなかったんだよね。川の土手の小さめの林というよりブッシュしか近所になかったから。他は神社の樹叢。だからコクワの水牛型だと判断したけど間違ってるかも?間違ってたら実は嬉しい。だって人生初ノコギリゲットだからさ。記事を閲覧してクワガタに詳しい方いれば、コメント書き込みください。お願いします。

ちなみに、私がクワカブを捕まえたのは相模原公園です。この日はそもそも梅雨だし湿度が上がってきたから面白いきのこが出てるかも?だったのだ。公園なので林といっても冬には毎年下草や藪が刈り取られてます。お子様にも歩きやすい林となってます。

9月のクワガタ捕りを参考にするよりは!と記事を挟みました。続きを楽しみにしてた方ごめんなさい。明日は鎌倉散歩の続きに戻ります。

今年4月にgoo blogの有料会員となり縛りがあれこれ解放されました。カテゴリーを新しく増設しました。こちらの記事を【昆虫観察】として新設しました。以前の記事で昆虫観察に力の入ってる記事を順次こちらに移設します。覚えてる中ではカマキリの記事が数本あるはずなんだよね。
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麻溝&相模原公園2019/9/27午前

2019年09月30日 07時10分24秒 | 昆虫観察
相模大野狂乱!!消費税8%→10%アップ伊勢丹相模大野店の閉店が重なったものだから、人々が大騒ぎなんである。うっかり巻き込まれると狂乱のエネルギーの渦に飲み込まれそうになった。相模大野に行く時に伊勢丹の駐輪場を利用してるので巻き込まれちゃったよ。疲れた〜。そうだ、公園へ行こう!と先週金曜朝一にいつもの麻溝と相模原両公園を散策しました。目的はない。疲れた心を癒したい。
まずは麻溝公園から。フィールドアスレチック場のあじさい散策路へ。
と?ひらひらと大きな蝶々が舞っていた。トップ画像のナガサキアゲハ(メス)です。台風の暴風にも負けず綺麗な個体でした。けどこの種も最近西日本より関東に進出してきた蝶々です。食草がみかんやカラタチなので、前回紹介したアカボシゴマダラのように一気に広がったりしないと思うけども。食草がアゲハと競合するからやっぱ影響が心配だなあ。

で、いつもの。このところ注目してるコフキサルノコシカケを観察。あんまり大きくなってない。けど、画像左下をよく見てほしい。きのこが枝を巻き込んで成長してるのを発見。見慣れた場所の見慣れたきのこなのに新発見がある。これだから観察は楽しいわ。
公園を横断する水道みち。そこの花の谷へ移動。スイフヨウが見頃になってました。訪問したは10時ごろなのでわかりにくいのですが、スイフヨウというのは朝に白く咲き、夕べに濃いピンクに変色する花なのです。赤くしぼんでるのは前日咲いた花。
で、こちらは普通の。花の下の葉っぱの上に、幼虫を発見!羽化したらどんな生き物に変化するのかな?蝶々だと嬉しい。蛾でないといいなあ。
この後麻溝公園から相模原公園へ移動。9月の相模原公園ならきのこ観察を期待したいところですが、このところ暑さは夏に戻り、雨も降らない。となると、きのこは出てこない。
諦めて広場のサルビアレウカンサの見物へ。ここで舞ってるアキアカネはまだ少なめか?
側のアサガオのアーチの見学。さすがにカラカラ晴天で、午前10時もすぎるとアサガオはしおれつつある。
綺麗なアサガオを探して撮影。
あ!桜の幹に張り付いてるきのこを見つけた。ブログ掲載にあたり、パソコンに取り込んで画像トリミングしました。けど、まだきのこが小さすぎてこれでは名前の特定できないなあ。
そしていつもの雑木林へ。そしていつものカマキリ〜。
全く期待してなかっただけに、きのこを見つけて大喜び!ブログを書こうと画像再生してみたら、とても素敵に撮影できてて更に喜びが増す。何のきのこか?後で調べよう。特定はよくあるきのこで種類も多そうだから逆に難しそうだけども。
で、いつものフランス庭園へ。と?芝生のきのこがお手入れ中で、花鉢が移動中でした。せっかくだから!と近づいてけば、何気にいい感じの構図になりそうでパチリ。
この後、いつもの場所で休憩しようと温室へ行ったらば、いつもの席に先客の姿が。別のテーブルに着席して窓の外を見やれば、一味違っていい感じ。お茶して一服。
温室はサカタのタネグリーンハウスという。時折サカタのタネ自慢の新品種を使って展示がある。今度は10月12日(金曜)〜10月14日(日曜)にトルコギキョウ展がある。トルコギキョウの豊富な色や形を見れば必ず大きな感動が出来るハズ。おすすめです。
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