高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ヒメコウゾの果実

2008-07-07 12:11:44 | 樹木
道に覆いかぶさるように伸びた蔓性の枝を持ち上げると、葉に隠れていた赤い実が現れてくる。
これは多摩丘陵によく生えているヒメコウゾ(姫楮)の果実で、美味しそうに熟しているが、今まで口に入れたことはない。

植物図鑑を調べると、ヒメコウゾの別名はコウゾ(楮)と載っていたり、反対にコウゾの別名をヒメコウゾとしてあるものもある。
日本に自生しているのがヒメコウゾで、この樹木とクワ科のカジノキ(梶ノ木)の雑種が、和紙の原料として栽培されるコウゾのようである。
コウゾは果実がほとんどできないこともあり、多摩丘陵に自生している樹木は多分ヒメコウゾであろう。
そうすると2年前に、ブログに載せたコウゾは間違いかも知れない。

 
(果実の拡大とヒメコウゾ?の花)

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高幡不動の紫陽花 | トップ | 七夕とネムノキ »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
赤い実があったような? (信徳)
2008-07-07 12:58:49
コウゾ、ミツマタのコウゾ!和紙の原材料ですよね。観音山の染料植物園にもコウゾの木が有ったように記憶しています。今度行った時に尋ねてみます。
返信する
再調査が必要? (デコウォーカ)
2008-07-07 19:00:25
ヒメコウゾと言うのが有るのですね。私が香貫山の植物として綴った、コウゾもヒメコウゾかも知れないのですね。もう一度、良く調べなおす必要がありますね。かなり、ややこしい話の様ですね。
返信する
美味しそう! (hanatetsu)
2008-07-07 19:29:11
ヒメコウゾ、美味しそうですね。
画像的に1枚目がパチパチマークです。三つ並んだ果実が素敵です。
ややこしい話のヒント。果実の軸に注目でーす。
返信する
和紙の原料です (寅太)
2008-07-08 16:24:26
信徳さん、こんにちは。
ミツマタとコウゾは全く違う植物です。
春に綺麗な花が咲くのがジンチョウゲ科のミツマタです。
ミツマタもコウゾも代表的な和紙の原料です。
返信する
難しい、ウーン (寅太)
2008-07-08 16:28:29
デコウォーカさん、こんにちは。
大分混乱して名前が使われているようですが、コウゾと言えば両方のことをいうのではないでしょうか。
思わずうなってしまいます。
返信する
美味しそうでも食べない (寅太)
2008-07-08 16:34:23
hanatetsuさん、こんにちは。
ちゃんと見分け方を知っていますね。
果実の軸に注目ですか。勉強します。
美味しそうでも、モミジイチゴとクワしか食べません。
これ以上に広げると、ヘビイチゴを食べてしまうことになりそうですから、チラッと見るだけにします。
返信する

コメントを投稿

樹木」カテゴリの最新記事