お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

芸術&文学&温泉探訪紀行

2024年04月18日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

 温泉と文学、筆者の温泉探査は即ち青春時代に感涙した詩歌と小説を辿る旅でも
 あった。それを本アイテムで作家の年代順に纏め上げた。温泉と芸術の旅は続く。
 (本ブログで記載した思い出深い文人をデータベース化し古い順に一覧とする)

      1. 松尾 芭蕉・・・・・・・・・・・俳諧師 (伊賀国 出身 1644~1694 上野村)
      2. 菅江 真澄・・ 紀行家・博物学者(三河国 出身 1754~1829 秋田藩)
      3. 小林 一茶・・・・・・・・・・・俳諧師 (信濃国 出身 1763~1828 柏原村)
      4. イザベラ・バード 紀行家 (イギリス・ヨークシャー1830~1904)
      5. 夏目 漱石‥小説家・英文学者(千葉県 出身 1867~1916 東京市)
      6. 大町 桂月・・・・・歌人・随筆家 (高知県 出身 1869~1925 蔦温泉)
      7. 島崎 藤村‥‥・詩人・小説家 (岐阜県 出身 1872~1943 東京都)
      8. 高浜 虚子・・・・・俳人・小説家 (愛媛県 出身 1874~1959 鎌倉市)
      9. 有島 武郎・・・小説家・評論家 (東京都 出身 1878~1923 軽井沢)
      10. 与謝野 晶子・・・・・・・歌人・作家 (堺県 出身 1878~1942 杉並区)
      11. 種田 山頭火・‥自由律俳諧師 (山口県 出身 1882~1940 松山市)
      12. 野口 雨情・・・ 詩人・童謡作家(茨城県 出身 1882~1945 栃木県)
      13. 齋藤 茂吉・・・ 歌人・精神科医(山形県 出身 1882~1953 東京都)
      14. 髙村 光太郎・・・ 詩人・彫刻家(東京都 出身 1883~1952 中野区)
      15. 若山 牧水‥‥・ 歌人・自然派(宮崎県 出身 1885~1928 静岡県)
      16. 北原 白秋‥‥詩人・童謡作家(福岡県 出身 1885~1942 杉並区)
      17. 石川 啄木・・・・・・歌人・評論家(岩手県 出身 1886~1912 東京市)
      18. 宮沢 賢治詩人・作家・農学者(岩手県 出身 1896~1993 花巻市)
      19. 川端 康成 ‥・・抒情派・小説家(大阪府 出身 1899~1972 伊豆市)
      20. 石坂 洋次・・・小説家・教師 (弘前市 出身 1900~1986 伊東市)
      21. 金子 みすゞ童謡詩人 (山口県長門市 出身 1903~1930 長門市)
      22. 林 芙美子‥小説家 (鹿児島市古里町 出身 1903~1951 東京都)
      23. 深田 久弥‥登山家・随筆家 (石川県 出身 1903~1971 茅ヶ岳)
      24. 棟方 志功 ‥‥・画家・版画家(青森市 出身 1903~1975 東京都)
      25. 中原 中也・・・・・詩人 (山口県湯田温泉 出身 1907~1937 鎌倉市)
      26. 井上 靖‥‥‥・小説家 (北海道旭川市 出身 1907~1991 世田谷)
      27. 太宰 治・・・・・・・小説家 (青森県金木町 出身 1909~1948 三鷹市)
      28. 船越 保武‥‥・彫刻家 (岩手県一戸町 出身 1912~1987 府中市)
      29. 寺山 修司・・・・・・歌人・劇作家 (弘前市 出身 1935~1983 杉並区)
      30. つげ 義春・・・漫画家・随筆家 (東京都 出身 1937 活躍中 葛飾区 )
      31. 石川 理夫・・・温泉評論家 (宮城県仙台 出身 1947 活躍中 別府市 )
      32. 奈良 美智‥・‥画家・芸術家 (弘前市 出身 1959 活躍中 栃木県 )
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林 芙美子(放浪記)探訪紀行

2024年04月18日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

筆者にとって林芙美子はテレビの中の森光子演じる放浪記主人公、そして桜島古里温泉の温泉旅館の悲しい婚外子として、イメージされる(旅商人と旅館の娘との間に生まれた切ない子)その娘が後に大作家となった。昭和初期に「放浪記」で一躍人気作家となり、戦後は「浮雲」「雨」など、戦争に傷ついた庶民を描いた名作を残した。芙美子はテレビ放送開始以前の昭和26年に48歳で急死したが、芙美子が亡くなる直前「若い女性」に出演時NHKはその様子を広報用に白黒フィルムで撮影していた。その貴重な映像とともに、芙美子の清々しい声を紹介(NHKアーカイブより)
                 (下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可)   

      1. 林 芙美子の故郷名物露天風呂)‥‥‥‥‥古里温泉 龍神の湯
      2. 林 芙美子の桜島桜島名湯温泉)‥‥‥国民宿舎レインボー桜島
      3. 林 芙美子里山(錦江湾上空撮)‥‥‥‥‥鹿児島県 桜島御嶽
      4. 林 芙美子文学碑‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥桜島古里町古里公
      5. 林 芙美子記念碑‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥新潟県JR直江津駅前

  解説林芙美子の出身地古里温泉は人気の露天風呂ホテルも破産し、文字通り
     遠い古里になってしまった。時代は豊かさから複雑なデジタル時代突入。
     それでも郷里桜島のお湯は枯れることのない大自然の恵みに感謝したい。

  参照芸術&文学&温泉 探訪紀行

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井上 靖 (小説家) 探訪紀行

2024年04月16日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

 平成探訪結果:井上 靖 ( 小説家・詩人 1907.5.6~1991.1.26 )
               映像:井上靖研究会HP(文芸新秋社提供)より引用

 筆者が井上靖の作品に触れたのは、やはり温泉愛好家として活動し始めた下風呂
 温泉の長谷旅館。この旅館に井上靖が宿泊し「海峡」を執筆した。その縁から館内
 に作品の一文が掲載されていたのだ。正に、下風呂温泉の泉質を表現した一文だ。

                (下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可)   

    1. 井上 靖の御宿 風呂温泉 長谷旅館(忘れじの湯‥‥ 青森県 下北半島
    2. 井上 靖の部屋 下風呂温泉 海峡の湯(二階資料室) ・下風呂温泉 海峡の湯
    3. 井上 靖の温泉 下風呂温泉 海峡の湯(ゆかりの湯) ・風呂温泉 海峡の湯
    4. 井上 靖文学碑「若し原子力より 大きな力を持つものが・」 ・静岡県 沼津市

 解説:青森県下北半島下風呂温泉。津軽海峡の向こうには北海道函館市の街明り
    チラチラ見える。お湯は強烈な硫黄泉。湯の香の漂う街に井上靖の足跡が。

 参照芸術&文学&温泉 探訪紀行

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島崎藤村(自然主義派) 探訪

2024年04月14日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

 平成探訪結果:島崎藤村 (ロマン /自然主義派 作家・詩人  1872.3~1943.8)
     映像:藤村&小諸城址懐古園(「STORES」島崎藤村生誕150年記念
        ウォーキングガイドツアー
ニッポンのパンフレットより引用 )

 島崎藤村は学生時代(高校生)に彼の詩集を手にしたときから愛読が始まった。
 大学では、伊東一夫教授のゼミで島崎藤村概論を受講した。苦学生だった都合
 単位を取るのが精一杯だったが小説「夜明け前」の一節が今でも浮かんでくる。
 「木曾路きそじはすべて山の中である。・・・」・これもまた青春の一ページだった。
             (下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可)   

    1. 島崎藤村ゆかりの吉野温泉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・奈良県吉野町
    2. 小諸なる 古城のほとり 雲白く 有志悲しむ・・」‥長野県布引温泉
    3. 温泉場の旗が見える。林檎畠りんごばたけが見える。千曲川は・」・JRおばすて駅

 解説:島崎藤村の詩集初恋の一節「まだあげ初めし前髪の/林檎のもとに見え
    しとき/前にさしたる花櫛の/花ある君と思ひけり」林檎の街弘前に育
      つ筆者に強烈な詩情であった。そしてこの詩情豊かな一文に憧れたもの。
 所感:父が主人公モデル「夜明け前」が代表作でゼミの教授の重々しい講義を想
    い出す。ゼミ木曽街道サマースクールには参加出来なかったが懐かしい。

 参照芸術&文学&温泉 探訪紀行

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川端康成(抒情派)探訪 紀行

2024年04月12日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

 平成探訪結果川端康成 (文学者/抒情文学/ノーベル賞作家 1899.6.~1972.4)
      映像:ノーベル賞受賞の川端康成(ニッポン偉人伝パンフレットより)

 意外と知らないのが川端康成は大阪出身という事。抒情文学から想像するに関西
 京都当たりの感じがする、実際京都と大阪は近いのでそういう感覚を養ったのか
 も、どうしても商人の町風には思えない。やはり、伊豆の踊り子、雪国が浮かぶ。
                (下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可)   

    1. 川端康成文学碑(小説「雪国」の一文)‥‥‥‥‥‥‥‥‥新潟県湯沢温泉
    2. 「・・・トンネルを抜けると「雪国」であった。」‥‥‥‥新潟県湯沢温泉
    3. 越後湯沢の公共の湯「駒子の湯」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥新潟県湯沢温泉
    4. 天城山(「伊豆の踊子」で表現された天城隧道の山地)‥‥静岡県伊豆半島

 解説:川端康成はノーベル賞受賞作家としても知られる。高度成長時代の昭和の
    日本はアメリカに次ぐ経済大国として世界では耀いていた時代。ノーベ賞
    選考にも当然配慮されたのだろう。勿論、日本人の琴線にふれる作品多数
    だ・・・筆者的には温泉場で繰り広げられる物語が心に滲みるのであった。
 所感:温泉場情景作品は心に残るものがある、老いてからのガス自殺は驚だった
    芸術家は己の「美」と対峙した時、究極の選択は「死」なのかも知れない。

 参照芸術&文学&温泉 探訪紀行

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北原白秋 (詩人) 探訪 紀行

2024年04月03日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

 平成探訪結果北原 白秋 (自然主義 / 耽美派文学 / 童謡作家 1885.1~1942.11)
          映像:在りし日の北原白秋(小田原文学館パンフレットより)

 福岡県柳川市(旧沖瑞村)出身、早稲田大学卒後詩歌に集中、若山牧水らと交流)
 同人誌などで詩作・童謡など数多くの佳作・名作を成して、親族も出版業を起業。
                (下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可)   

    1. 白秋記念館 (北原白秋 生家) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(福岡県柳川市)
    2. 柳川川下り舟 (北原白秋 生家前水郷) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(柳川市)
    3. 山門は 我が産土 雲謄る 南風のまほら 飛ばまし 今一度 ‥‥ (柳川市)
    4. 我つひに 還り来にけり 倉下や 揺るる水照の 影はありつつ‥(柳川市)
    5. 町祠 石の恵美須の 鯛の朱の 早や褪せはてて 夏西日なり‥‥(柳川市)
    6. 柳河のたつたひとつの公園に秋が來た。古い懷月樓くわいげつろうの三階へ‥‥(柳川市)

 解説:北原白秋に最初に触れたのが高校時代に「邪宗門」が収められた白秋詩集
    真っ白い装丁だった記憶。詩よりは童謡・唱歌で、一度は口ずさんだかも
    「♪‥この道はいつか来た道 嗚呼そうだよ・・・」「♪からたちの花が
    咲いたよ。白い白い花が咲いたよ・・・」など。晩年、右傾がかったのが
    残念だが国粋主義的志向は当時の社会情勢からはしかたないかも知れない。

 観察:北原白秋もまた多くの文人同様恋多い男であった。最初の妻は人妻不倫
    相手から訴訟などをされた末の獲得などで、生涯で三度の結婚をしている。
    最後の妻が白秋を支え見とどける良妻賢母の才媛であったとは羨ましい話。

 参照芸術&文学&温泉 探訪紀行

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若山牧水(自然派)探訪 紀行

2024年03月26日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

 平成調査結果研究&調査 若山 牧水(自然主義文学短歌推進)  1885.08~1928.09
 映像:牧水が晩年八年間過ごした沼津市の牧水お気に入りの千本浜にある牧水記念館
    (by  公式 HP )浜辺には「幾山河 越え去り行かば 寂しさのはてなむ國ぞ 
    けふも旅遊く
の石碑がたっている。多くの人々に愛されてきた名作中の名作。

 宮崎県出身、早稲田大学卒後中央新聞社入社、その後退職し、尾上柴舟に師事。短歌
 俳句で活躍。旅と酒を愛し日本全国に歌碑が点在している。大量の飲酒で体調を崩し
 43才の生涯を静岡県沼津で終焉。北原白秋、石川啄木と交友歴がある。創作社創設。
                (下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可)   

    1. 幾山河 越え去り行かば 寂しさの はてなむ國ぞ けふも旅遊く(千本郷林)
    2. 渋温泉へ‥それから‥‥上林温泉の横を過ぎ、一つの橋をわたって  ( 渋  温泉)
    3. 秋山に 立つむらさきぞ なつかしき 墨焼く煙む かつ峰にみゆ(白骨温泉)
    4. 一夜寝て わが立居ずる 山蔭の 温泉の村に 雪降りにける  (花敷温泉)
    5. 野末なる 三島の町の あげ花火 月夜の空に 散りて消ゆなり (三島大社)

 解説:渋温泉では旅の記録文が石碑に刻まれていた。長野県の山中を徒歩で移動した
    記録は、現代で言えばトレッキング記録。渋温泉で旅の疲れ等が癒された模様。
    一方、 3.と4.は短歌石碑である。当時は温泉地が最大の娯楽先。二首とも
    山里の温泉場の情景を良く 詠み込んでいる。流石に自然主義文学者の面目躍如
    たる由縁。筆者の温泉紀行では観察した歌碑は少ない方だが、この他にも住ま
    いの近くの三島大社にある歌碑には『のずゑなる 三島のまちの あげ花火 月夜
    のそらに 散りて消ゆなり』と刻まれ、終の棲家の平穏なひと時を思わせる歌意

 観察:若山牧水の早死の主因は、大量の飲酒習慣ともされる。一日一升。この現象は
    同じく酒と自然を愛し蔦温泉で客死した文人大町桂月や、旅を続けて山口県で
    亡くなった自由律俳句の山頭火を想わせる。文人が酒で若死にする大正の時代。

 参照#① 芸術 &温泉文学  探訪紀行
    ② 大町桂月(酔仙人) 探訪紀行 
    ③ 山頭火 (放浪の俳人)探訪紀行
    ④ 石川啄木 (悲哀歌人)探訪紀行

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奈良美智 (モダン・アート) 探訪紀行

2022年03月10日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

 奈良美智は郷土の芸術家、しかも現代芸術ネオポップの騎手として現在進行形の
 活躍をしている美術芸術家。有名なのは独特な表情の少女モチーフだが、青森県
 立美術館に展示されている「あおもり犬」のようなネオ・ポップ・アートに共感

      1. あおもり犬 「常設展」‥‥‥‥‥‥‥‥‥青森県立美術館
      2. 少女絵 「旧六角堂」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥青森県立美術館
      3. 森の子 「常設展」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥青森県立美術館
      4. 少女壁画 「野外展」‥‥‥‥‥‥‥‥十和田市現代美術館
      5. 少女像 「特別展」‥‥‥‥‥‥‥‥‥十和田市現代美術館
      6. 風少女 「特別展」‥‥‥‥‥‥‥‥‥十和田市現代美術館
      7. 祈り壁 「特別展」‥‥‥‥‥‥‥‥‥十和田市現代美術館
      8. 夢空間 「特別展」‥‥‥‥‥‥‥‥‥十和田市現代美術館
      9. 遊空間 「特別展」‥‥‥‥‥‥‥‥‥十和田市現代美術館
      10. アトリエ空間 「特別展」‥‥‥‥‥‥十和田市現代美術館
      11. 奈良美智の家 「特別展」‥‥‥‥‥‥十和田市現代美術館
      12. メモリアル犬 「現在館内常設展」‥弘前れんが倉庫美術館

   記録:奈良美智は青森県弘前市の出身である。そう、筆者の同郷であり、高校の
      後輩である。名古屋市芸術奨励賞、ニューヨーク国際センター賞、芸術選
      奨文部大臣賞などを受賞し、さらなる活躍が期待される現代芸術家である。
   参照#①青森県立美術館  ②十和田市立現代美術館  ③弘前れんが倉庫美術館
      ④弘前高等学校 鏡ケ丘記念館 芸術&温泉 探訪紀行

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棟方志功(版画家) 探訪紀行

2022年03月09日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

    映像:定宿の浅虫温泉「椿館」で創作活動する棟方志功(椿館スナップ写真より)

    棟方志功は青森県青森市出身の世界的な版画家である。温泉研究の立場からは
    青森県を代表する温泉地浅虫温泉、酸ヶ湯温泉をこよなく愛した芸術家と言う
    認識である。従って温泉を中心に、破天荒な芸術家「棟方志功」の足跡を辿る。

      1. 棟方志功の定宿の里湯浅虫温泉・椿館‥‥・世界のムナカタ
      2. 棟方志功が遊んだ里山浅虫温泉森林公園」‥・世界のムナカタ
      3. 棟方志功が描いたポスター海も 山も 温泉も] 世界のムナカタ
      4. 棟方志功が好んだ山湯酸ヶ湯温泉‥‥‥‥世界のムナカタ
      5. 棟方志功が愛した山岳八甲田山仙人岱」・・‥世界のムナカタ
      6. 棟方志功が好んだ鳥絵「八甲田山神鷹図」‥‥世界のムナカタ
      7. 棟方志功ゆかりの宿 奥津荘 (岡山県)」‥‥・世界のムナカタ
      8. 棟方志功がジャワめく火祭青森ねぶた祭り」‥世界のムナカタ
      9. 棟方志功の「文学碑(青森市合浦公園)」‥‥‥世界のムナカタ
      10. 棟方志功が目指したゴッホの「写生姿像」‥‥‥世界のムナカタ

    共感:筆者は版画に余り造詣が深くない。しかし青森県を代表す芸術家、温泉
       を
愛した版画家。山、とりわけ八甲田山を好んだ人として、共感をする。
       『 我だきゃ ゴッホになる』の口癖がゴッホを越え世界のムナカタとなる。
    参照芸術&温泉文学 探訪紀行

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船越保武 ( 美の伝導師 ) 探訪紀行

2022年02月27日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

 画像:長崎市日本二十六聖人記念館に設置された船越保武作二十六聖人レリーフ
                      (長崎市公式観光サイトHPより転載

 石川啄木を探訪して北海道釧路迄辿り着いた。その釧路の幣舞橋の橋脚上で感動
 したのが四季の像(春) であった。その作者が船越保武であった。この芸術家とは
 後の探訪紀行で多くの作品を介して、再会することとなった幣舞橋は思い出橋

      1. 乙女の四季象‥‥‥‥‥‥‥‥‥北海道釧路市幣舞橋
      2. 辰子姫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥秋田県田沢湖畔設地
      3. 道東の四季‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥岩手県立美術館前庭
      4. R嬢(大理石)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥岩手県立美術館展示 
      5. 「原の城」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥岩手県立美術館展示
      6. 聖セシリア像‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥岩手県立美術館展示
      7. 花を持つ少女‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥山梨県立美術館前庭
      8. プロムナード「‥‥‥‥‥‥‥‥‥静岡県立美術館設置
      9. 世界歴史遺産「原城址‥‥‥‥‥‥‥長崎県南島原市有馬
      10. 遠藤周作原作映画「沈黙‥‥‥‥‥日本二十六聖人記念館

   足蹠:上記美術館探訪は北海道秋田県岩手県山梨県静岡県止まりである
      が、筆者の足跡は関連映画鑑賞の他、更に長崎県長崎市、島原半島に至る。

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寺山修司 (前衛芸術・歌人) 探訪紀行

2019年12月01日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

 平成調査結果:研究&調査&執筆    寺山修司(前衛芸術・歌人)2005.6~2018.10

 郷土青森県出身の現代歌人といったら寺山修司が当てはまる。天井桟敷の実験劇は当時と
 しては過激なパフォーマンス表現として話題となった。しかし、彼の短歌は前衛とは無縁
 の昭和の石川啄木とさえ言われた優れたもの。その不可思議をちょいと訪ねあるいた記録。

 ①寺山修司生誕(ゆかり)の地  (弘前警察署 紺屋町巡査派出所弘前城公園西堀口)
 ②寺山修司記念館 ・・‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(青森県三沢市 市民の森)
 ③寺山ワールド ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(寺山修司記念館・展示室)
 ④書を捨てよ、町へ出よう(評論集:題字はアンドレジッド「知の糧」より引用) (寺山修司記念館)
 ⑤マッチ擦る  つかのま海に  霧ふかし  身捨つるほどの  祖国はありや (三沢市民の森)
 ⑥君のため 一つの声と われならん  失いし日を 歌わんために   (三沢市民の森)
 ⑦一粒の 向日葵の種 まきしのみに  荒野をわれの  処女地と呼びき  (三沢市民の森)
 ⑧時には母の ない子の様に  黙って海を  みつめて居たい  (寺山修司記念館秘密の机)
 ⑨きみが歌う クロッカスの歌も  新しき 家具の一つ  に数えむとする(寺山修司特別展)
 ⑩母を売る 相談すすみ  ゐるらしも 土中の芋ら ふとる真夜中   (映画:田園に死す)
 ⑪地平線 揺るる視野なり 子守唄 うたへる母の 背にありし日以後   (田園に死す)
 ⑫はこべらは いまだに母を 避けながら わが合掌の 暗闇に咲く (映画:田園に死す)

所感:寺山の芸術装置は、ワイセツなのかエロなのかグロなのかそれとも藝術なのか?
   舞台を見ても、映画を観てもその真偽は分からない。それは寺山修司のみ知る?
   が、どこかで共感・興味・感動を共有。彼の短歌はストレートに胸を打つ佳作。

KEY:弘前(出生)、三沢(母ハツ同居)、青森(叔父養育)、青森高校、早稲田大学、短歌、天井桟敷、
   二人の女(初婚九条今日子、喪主田中未知)時には母のない子のように(ヒット曲)47歳没(肝硬変)

参照寺山修司記念館と同じ敷地(記念館反対側)にある温泉施設三沢市民の森温泉

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太宰治 (含羞と失意の作家) 探訪紀行

2019年11月01日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

   画像:BAR銀座ルパンで寛ぐ太宰治。この写真は店内カウンター越しに掲示されてる
   平成調査結果:研究&調査&執筆 太宰治(含羞と失意の作家) 2006.4~2018.12  

太宰治。この作家程筆者の心を揺らす小説家もいない。何故なら同じ郷里。夢半ばで自殺。
同じ高校(太宰は旧制弘前高校)。そして文芸部顧問の相馬正一という太宰心酔の先生に
文学の手ほどきを受ける。未だある、最初の赴任地が太宰治の生家(斜陽館)前の施設だ。
だからと言って太宰に心酔していた訳ではない。寧ろ、冷ややかに彼の軌跡を辿る傍観者
                 (下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可)
① 生家・・・太宰治の生家。以前個人所有時代「斜陽館」という旅館だった  (金木町)
② 裸島・・・太宰治の湯治先(浅虫温泉郷 椿館)で遊んだ浅虫海岸の小島  (青森市)
③ 万茶ん・・・太宰治が旧制弘前高校に通っていた頃顔を出していた喫茶店  (弘前市)
④ 学びの家・・・太宰治が旧制弘前高校へ通った時に、下宿した家が記念館    (弘前市)
⑤ 結婚式場・・・太宰治が駆落ち同棲した小山初代との結婚式会場柴田旅館    (平川市)
⑥ 赤い糸・・・太宰治の小説、「思い出」の赤い絲のイメージモニュメント  (函館市)
⑦ 疎開の家・・太宰治が東京から郷里金木へ疎開したときの家が残っている (金木町)
⑧ 観覧山・この小高い山にむつ湾を見下ろして太宰治文学碑が建っている (外ヶ浜町)
⑨ 竜飛岬・小説『津軽』で人生の袋小路と表現した、竜飛岬に建つ文学碑 (外ヶ浜町)
⑩ 乳母タケ・・・津軽半島の漁村が乳母タケの嫁ぎ先。記念館前に像がある    (中泊町)
 月見草・・・津軽半島小泊で見つけた「富士には月見草が良く似合う」花  (中泊町)
 千畳敷海岸・・・太宰治が避暑先に来た時に、立ち寄った西海岸の景勝地    (深浦町)
⑬ 太宰の宿・・・西海岸の漁港に太宰が遊びに来て宿泊した老舗旅館が保存    (深浦町) 
⑭ 芦野公園・・・ベルレーヌの詩が刻まれた文学碑が芦野湖を見下ろしている (金木町)
⑮ メロス号・・・太宰の生家の町を通るローカル電車(愛称は「走れメロス号」) (金木町)
⑯ 弘法湯・・・太宰が新婚時に利用したであろう冨士が見える甲府湯村温泉  (甲府市)
⑰ 玉川上水・・・太宰治終焉の地、玉川上水の心中自殺現場。悲しみに佇む    (三鷹市) 

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中原中也(ダダイズム)探訪紀行

2019年10月01日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

温泉探査の徒然に中原中也の足跡を辿った探訪紀行(2006.4.1 ~ 2019.11.15)

中原中也は詩人である。医家の早熟坊ちゃんが京都、東京で切ない学生時代を過ごし
文学交流の中から詩人へと成長していく。天才石川啄木とは対照的であるが憎めない。
中原中也と石川啄木全く異質の詩人・歌人であるが、どちらも才能をキラリ示し夭折
書斎に本が少なくなったが、石川啄木、宮沢賢治、高村光太郎、ヴェルレーヌそして
中原中也全集詩Ⅰ、詩Ⅱがいまだ健在だ。中原中也はそれだけ筆者の裏の部分の詩情
                   (下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可)            

      1. 山口宇部空港・・・・・・・・・・・・・ 山口県宇部市
      2. 汚れちまった 悲しみに・・・山口県湯田温泉
      3. これが私の古里だ・・・・・・・ 山口県湯田温泉
      4. 中也の街さんぽ・・・・・・・・・ 山口県湯田温泉
      5. 中原中也記念館・・・‥‥‥ 山口市湯田温泉
      6. 瓦そば・・・・・・・・・・・‥‥‥ 山口市湯田温泉
      7. 亀の湯・・・・・・・・・・・・・・・ 湯田温泉公衆浴場
      8. 湯田温泉駅・・・・・・・・・・・・・・・ 山口県山口市
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石坂洋次郎 (青春小説家) 探訪紀行

2019年09月01日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

平成調査結果:研究&調査&執筆 石坂洋次郎(教師・青春小説家)2006.4~2018.12≫

郷土の作家石坂洋次郎。戦後の日本に青春小説を定着させた?作家。その明るい作風は
同じ郷土の作家太宰治と比べたら表と裏ほどの違いがある。生活も荒れ無頼派的生活の
太宰とは違い、映画・テレビ界からもてはやされ、昭和の流行作家であった石坂洋次郎。
                 (下記アンダーラインをクリックすると本ブログの訪問記録参照可) 

「・・・岩木山の南側になだれた広い裾野も津軽平野の・・・」・・・・・青森県弘前市岩木山麓
「若くあかるい  歌声に  雪崩は消える 花も咲く 青い山脈」・・青森県西目屋村白神山地
「物も乏しいが空は青く雲は白く、林檎は赤く、女達は美しい」・・・青森県りんご公園
小説 「草を刈る娘」は吉永小百合が主演で映画化された青春小説・・・青森県岩木山山麓
「小さな完成よりも あなたの孕んでいる未完成の方が・・・・」・・・秋田県横手市横手城址

所感:石坂洋次郎の佳作「霧の中の少女」や「草を刈る娘」が舞台の岩木山麓の縁で作家
   の作品に触れる。映画化され、主演の吉永小百合が岩木山神社参拝時、参道を父が
   案内した事や、また、混浴シーンの嶽温泉共同浴場などをウロ覚えで記憶している。
   草を刈る娘や霧の中の少女には嶽温泉の共同浴場(今は無い)の入浴シーンが描かれ
   ており、石坂洋次郎がこの温泉地に訪れ、共同浴場に入浴をしたことが窺がわれる。

KEY:弘前市出身、弘前中学(現弘前高校)、慶應義塾大学卒、教職(弘前高等女学校、横手高等女学校、
     横手中学校),受賞(三田文学賞、菊池寛賞)、作品(若い人、麦死なず、青い山脈・・・)、86歳没(労衰)

参照青森県津軽地方のパワー・スポット「北門鎮護  岩木山神社

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宮沢賢治(銀河の詩人)探訪紀行

2019年08月01日 | 📀芸術・文学・絵画DB.

画像:宮沢賢治が晩年農作業時に書いた案内版。記念館下には賢治設計の花時計も復元
 ≪ 平成調査結果:研究&調査&執筆 宮沢賢治(銀河の詩人)2006.4~2018.12≫

 日本の詩人の中では特異な存在の宮沢賢治。詩人というよりは教育者の趣が強い。
 宮沢賢治の詩や童話、小説は、次世代の人々に大きな夢と希望を与えた。筆者も
 賢治の詩や童話で時たま星空の彼方に思いを馳せた。宇宙銀河と言えば宮沢賢治
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宗谷岬‥「はだれに暗く緑する宗谷岬の・・・蒼にうち睡るサガレン島の東尾や (北海道)
噴火湾‥「噴火湾のこの黎明の水明かり室蘭通ひの汽船には二つの赤い灯・・・ (北海道)
銀河鉄道999 ・・・宮沢賢治の童話をヒントに、大ヒットした松本零士の漫画展  (青森県)
盛岡城跡・・・「かなた」と老いしタピングは 杖をはるかにゆびさせど・・・・(盛岡市)
小岩井農場 ・・・宮沢賢治が理想の農場とし、好んで散策した小岩井農場一本桜 (雫石町)
鞍掛山・・・たよりになるのはくらかけつづきの雪ばかり 野はらもはやしも‥(滝沢市)
松尾芭蕉句碑‥ 「桃青の  夏草の碑は  みな月の  青き反射の  なかにねむりき (平泉町)

中尊寺・・・「七重の舎利の小塔に 蓋なすや緑の燐光 大盗は銀のかたびら・・ (平泉町)
春と修羅‥「にごって泡だつ苗代の水に  一ぴきのぶりき色した 鷺の影が・・・ (花巻市)
花時計  ・・・ 宮沢賢治記念館下に畑があり  そこに花時計設置下ノ畑ニイマス(花巻市)
永訣の朝‥「けふのうちに  とほくへいってしまふ わたくしのいもうとよ・・・ (花巻市)
大沢温泉‥・宮沢賢治も癒された大沢温泉。混浴露天風呂は賢治少年マッタリ(花巻市)
花巻神社・・・宮沢賢治もお参りしたと思われる花巻市内の唯一、里の守り神社  (花巻市)
銀河鉄道・・・宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」を想像したモチーフの一つの鉄道橋  (遠野市)
夜鷹の碑・・・宮沢賢治記念館前庭に設置された宮沢賢治イメージモニュメント  (花巻市)
早池峰山・・・おゝ青く展がるイーハトーボのこどもたちグリムやアンデル‥(花巻市) 

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