お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

黒川温泉 やまびこ旅館 (熊本県)

2018年12月31日 | 💜秘湯極湯探訪紀行

本ブログ2018年ベスト入湯として、黒川温泉 やまびこ旅館仙人風呂を掲げる。
本年の秘湯・極湯体験は12湯、名湯体験も多数あり。その中で、もっとも筆者
が感動したのは、やはり人気NO1.の熊本県黒川温泉郷のやまびこ旅館であった。

【Data】含重曹-食塩泉 82.6 ℃ 源泉黒川温泉 やまびこ旅館(入湯1,010湯目
                       80L/min 薄青味色 微硫黄臭

(以下ブログ記事)
映像:黒川温泉やまびこ旅館の「仙人風呂(露天岩風呂)」の朝靄湯煙景観(2018.5.28)

別府温泉や湯布院温泉の影に隠れた山湯の郷はいまでは日本を代表する名湯の里
となった。今年、そこで日本温泉地域学会31回大会が開催された。学会仲間で
ある「ふもと旅館」が実行委員として活躍。筆者は分宿先のやまびこ旅館に投宿。

浴感:黒川温泉は温泉地全体が「田舎家」的雰囲気を意識的に醸し出した。各旅館
   が協調して自然植林をし、穴を掘り露天風呂を設え黒川温泉の魅力を創出
   した。その中で代表的な露天風呂。夜は河鹿蛙が啼き、朝は靄の絶佳湯情
参照:①黒川温泉やまびこ旅館の看板犬「ウメ ②やまびこ旅館エントランス
参考『本物の名湯ベスト100(講談社現代新書:石川理夫著)36位 黒川温泉

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伊達政宗像(松島湾 瑞巌寺)

2018年12月30日 |  🏰城郭史跡探訪

奥州陸奥国の勇者。仙台藩主伊達政宗。天然痘で片目を失い隻眼となったもののその武勇
は戦国時代を豊臣、徳川と行き抜き、明治まで続く名家仙台藩の基礎を築く独眼竜政宗
と恐れられた戦国時代は何かと奇抜であったとされる。「伊達者」というのもその結果だ。

参照伊達政宗も着座したであろう瑞巌寺仙台藩主の間」

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温湯温泉 鶴の名泉(黒石温泉郷)

2018年12月30日 | 💛青い森 名湯巡里.

映像:今年8月、津軽名湯10湯探査を行った温泉友人が「鶴の湯」を楽しむ様子

2018年今年もたくさんの温泉地を巡った。「仕上げ湯」は久振りに郷里の名湯
温湯温泉だ。本年も残すところあと1日。大晦日を残すのみ。この年の瀬に感動の
仕上げ湯を発信できるのは一年間温泉ととも歩んできた筆者にはこの上なく嬉しい
【Data】含芒硝ー食塩泉  49.1℃ pH7.89 源泉:温湯鶴泉源泉(289ℓ/m動力)
        計測:手前の広い湯船42.5℃ 奥の小さな湯船44℃
浴感:今日も、滾々と注がれる鶴の名泉。じんわりと、芯からヌクダマル。そして
   250円とういう廉価。設備・管理は抜群。地域の爺様、婆様が連れ立って
   やってくるさまと共同浴場を囲む「温泉客舎」景観は改めて名湯と感じ入る。
記録:現在の浴舎は1959年に第一回目の建て替え工事が行われた。それまで半地下
   方式から今の平屋方式になった。その際、集落の共有林を売り工費に充てた。

参考本物の名湯ベスト100(講談社現代新書:石川理夫著)-93位温湯温泉
学術日本温泉地域文化資産NO.12 共同浴場を囲む「客舎」群(日本温泉地域学会編)
参照参照#青森県の共同・公衆浴場(公共系)厳選集

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枯山水庭園 (国宝瑞巌寺)

2018年12月29日 |  🚙東北縦断紀行 .

伊達政宗別荘城の様な瑞巌寺。回廊の奥に小さな小さな枯山水庭園があった。
御供の医師などが待機する間の真ん前にある。京都の寺の枯山水に比較できな
いが砂と石と苔が凝縮。目の前に日本三景の松島湾があるから小さくてもいい。

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桔梗野温泉 (弘前市桔梗野)

2018年12月27日 |  ♨青森まあまあ湯

入浴速報:桔梗野温泉(弘前市桔梗野 第四中学校向かい)2018.12.25≫

灯台下暗しとはこのこと。弘前にある自宅(実家)から一キロもないところに
温泉があった。正確にはあることを知っていた。しかし余りにも近く、街湯
ということもあり遠慮していた。本日実家に立ち寄った際に漸く入湯を果たす。

【温泉DATA】食塩泉 35.2℃ pH7.8 源泉:桔梗野温泉(累積入湯1021湯目)

鑑定:平日昼の12時訪問というのに入浴客が5、6人居た。普通であれば居な
   いのだが都市郊外住宅地という立地ゆえだろう。ここは弘前大学も近い。
   加温循環だが右中央の湯落としから源泉が注ぎ込まれているもの嬉しい
   総合的に評価し「あおもり湯処」と認定した。古き良き昭和の温泉銭湯。

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瑞巌寺浴坊 (国宝瑞巌寺)

2018年12月24日 |  ♨温泉地風光景観

国宝瑞巌寺は松島湾の絶景の中に建設されたといっていいだろう。映像の浴室
よく見てみると、島小島の岩礁を掘って作られているのが分かる。今は使用され
ていないが、近年迄の僧房の浴坊として使用された。温泉研究家には見逃せない。

参照同じく修行僧の沐浴の場「永平寺沐浴室

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瑞巌寺庫裡 (国宝瑞巌寺)

2018年12月22日 |   卍 寺院霊場探訪

これが国宝に登録されている庫裡である。禅宗寺院の台所である。単層切妻造本瓦葺で
、大屋根の上に更に入母屋造の煙出をのせる。この煙出の、立派な千鳥破風の曲線が天
を衝く。これぞ、伊達政宗の伊達館だ。昭和34年6月27日、国宝に指定。日本三大庫裡。

記録:日本三大庫裡とは、瑞巌寺(松島)、妙心寺(京都)、妙法院(京都)である。

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瑞巌寺 (日本三景 松島湾)

2018年12月21日 |   卍 寺院霊場探訪

日本三景松島湾の真ん前に位置する国宝瑞巌寺に参拝。今日は松島三昧だ。
国宝のお寺をじっくり参拝・鑑賞した。流石に伊達政宗が再興したという
お寺だけある。恐らく当時別荘城のような位置づけであったろう事を推量。

宗派:臨済宗妙心派  本尊:聖観音菩薩  開祖:円仁(慈覚大師)
   正式名:松島青龍山
瑞巌円福禅寺
指定国宝    {本堂(元方丈、御成玄関付属)、庫裏及び廊下 2棟}
   重要文化財 
御成門 (附太鼓塀2棟)、中門(附太鼓塀2棟)他3件}

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車中泊犬 (道の駅上品の郷)

2018年12月20日 |  ♨温泉地の犬・猫

温泉施設がある道の駅は東北ではそんなにない。まして宮城県では恐らくここだけだろう。
その道の駅で一夜を明かした。流石に車中泊の車が多い。その中で軽ワゴンの居住区を覗
いたら小型犬がご主人様よりもいい場所に陣取っていた。最近はペット同伴も珍しくない。

参照道の駅いなかだて弥生の郷で出逢った車中泊犬「日本一周🐕 

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上品な猫 (道の駅上品の郷)

2018年12月19日 |  ♨温泉地の犬・猫

秋も押し迫った宮城路。一夜を明かした駐車場を闊歩する野良猫。のそり、ノソリと
貫禄十分だ。恐らく、車中泊の朝ごはんのおこぼれでも探しているのだろう。家に居
つく猫はあるが道の駅に居つくとは。それだけ人間どもがこの空間に居るということ。

参照:同じく闊歩する都会の猫  (東京都墨田区太平地域) 

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かきフライ (レストラン「 栞 」:道の駅上品の郷)

2018年12月18日 |  🍜美味三昧紀行

今回の三陸の旅の目的の一つが「かき」食べ放題「かき小屋」であった。事前に
ネットで調査したにも拘わらず石巻市石ノ森萬画館近くの「石巻カキ小屋」は跡形
も無く消えていた。しかたなく、レストランで食べたかきフライ極上の味だった。

参照道の駅上品の郷の併設温泉施設「ふたごの湯
参照同じく太平洋岸の季節の旬ほっき丼(あぶりほっき丼:青森県三沢市) 

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小船越温泉 ふたごの湯(道の駅上品の郷)

2018年12月17日 |  ♨ とうほく 湯処.

東日本大地震から早7年。その復興振りは如何に?それを確かめたくて東北自動車
道を南下。最初の停留地が石巻市にある道の駅上品の郷温泉施設、レストランや
産直施設などがある複合施設である。先ずは、温泉で長旅の疲れを癒すこととした。

【Data】含塩化土類ー食塩・鉄泉 15.8 ℃ pH7.8   源泉小船橋温泉2号源泉
      (累積入湯 1,020目)

鑑定:泉温は16℃弱で温泉法に適わないが、成分が味わい深い鉱泉で全体として
   温泉法上の「温泉」の条件をクリア。味わってみると源泉掛け流しと循環の
   併用で御覧の通りに鉱物色・鉱物香がありなかなかなの湯使いで楽しめれる。
   特に水風呂は源泉が惜し気もなく流され十分に源泉を味わえる(計測16℃)

参照宮城県 温泉地 探査紀行

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暗門溪谷錦秋(白神山地)

2018年12月16日 |  🍏津軽紀行物語 .

暗門渓流はもう葉が散り始めて葉枯れの趣を呈していた。それでもそちこちに
錦秋の名残がある。世界遺産白神山地の全域にこの様な渓谷が散見される。白
神山地は海底隆起で形成されて地盤が脆く、年月と風雨が急峻な渓谷を刻んだ。

参照やがて来る厳冬期の白神山地の景勝 「青池

 ( 2018年 世界自然遺産白神山地トレッキング  )

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暗門エリア トレッキング(白神山地)

2018年12月15日 | 🌏日本世界遺産紀行

暗門渓流はやはり難儀な行程だ。暗門第三の滝の帰り道ようやくトレッカーと行き会った。
ヘルメットを着用していないが十分トレッキングに耐える服装。しかし、問題点がひとつ。
一人で来ている様なのだが、転落事故などが起きた場合救助者がいないという不安がある。

参考:入山料(任意)300円 ヘルメット貸料100円が本コースでは必要。筆者はマイ
   ヘルメットを持参(借りてもいいが、他人の汗ばんだ安全バンドは着用したくない)
   入山料は任意だが毎年コースを整備していただいてるのでこれは社会貢献で支払う。

案内:筆者は幾度も入山経験があるので不要だが白神トレッキングを楽しむ方は必要かも
    因みにガイド料金は「暗門エリアコース」でガイド一名1万円(団体前後2名体制)

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暗門渓流崖路 (白神山地)

2018年12月13日 | 🌏日本世界遺産紀行

 津軽地方では昔から景勝の地として探勝する人が多かった。しかしあくまでも地域
 限定版であった。それが、世界遺産指定地域となってから周辺設備も整備され観光
 バスが連なるほどになった。この周辺は手軽に『世界遺産白神山地』を体感できる。

 参考:2007年に訪れた時は、この崖沿いの道は全てガードロープが設置されていた。

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