
2015年9月12日公開 アメリカ 114分
米カリフォルニア州の太平洋岸に1300キロにわたってのびるサン・アンドレアス断層が横ずれし、巨大地震を引き起こした。フーバーダムの決壊に始まり、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスの街が次々巨大地震により破壊されていく。全米屈指の超高層ビル群やゴールデンゲートブリッジ、ビバリーヒルズが崩壊し、地面には深い亀裂が広がり、大津波が襲い掛かる……。ロサンゼルス消防局の腕利きレスキュー隊員のレイ(ドウェイン・ジョンソン)は、妻や娘(アレクサンドラ・ダダリオ)からのSOSを受けて救助に向かう。
巨大地震と津波による未曽有の被害により崩壊するロサンゼルスを描いたディザスターパニック映画です。
冒頭で崖から転落した一般人の救出以外、レイは任務放棄で自分の家族の救出に全力を注いでましたけど・・・これってありですか?
普通、レスキュー隊員なら自分の家族より仕事に対する責任感の方が勝るのではないかと思うのだけど彼はひたすら自分の家族「だけ」を救うという・・その点は違和感が拭えませんでした。
レイと娘のブレイクの仲は良好なのですが、妻のエマ(カーラ・グギノ)とは離婚協議中。エマには大手建設会社を経営するリディック(ヨアン・グリフィズ)という恋人がいます。夫婦にはもう一人の娘がいましたが、水難事故で亡くしていました。その時一緒にいたレイは父親としてもレスキュー隊員としても救えなかったことに深く傷つき自分を責め、妻の慰めも拒絶したことから夫婦仲が冷めたようです。
救助活動のため家族の元を離れたレイに代わり、リディックが娘を同道しますが、サンフランシスコで再び地震に襲われてしまうの。地下駐車場で車に閉じ込められたブレイクを放ってパニックになったリディックは逃げ出してしまいます。親切そうな顔の裏は自己保身の塊というよくあるパターンですね
彼女を助けたのは、リディックの会社の面接を受けに来ていたベン(ヒューゴ・ジョンストーン=バート)と弟のオリー(アート・パーキンソン)でした。
一方、リディックの姉スーザン(カイリー・ミノーグ)(人を見下す態度のタカビー女で、エマを置いてこちらも逃げ出そうとして転落して退場
)とランチ中だったエマも超高層ビルに閉じ込められますが、ヘリコプターで急行したレイに間一髪救われます。リディックが娘を置き去りにして逃げたと知ったエマは恋人への愛想が尽きた模様。母としては当然の感情ですね。ちなみにリディックも街をさすらった挙句津波によるタンカー転覆の巻き添えで死亡します。(地震が起きなくてもこういう輩とはいずれ破局するんでしょうけどね
)
ヘリが故障で墜落したり、暴徒の中を車で脱出したり、セスナ機からパラシュートで飛び降りたりと華々しいアクションを繰り広げながら娘の元へ向かう夫婦。ブレイクも父親が救助にやってくることを信じ高い場所に逃れようとベンとオリーと一緒に行動します。レスキュー隊員の娘だけあって、携帯が通じないと無線を利用したり、乗り捨てられた消防車から必要な救急セットを取り出したりとその冷静沈着な行動は男顔負けで、これなら彼女だけでも十分助かりそうな気配です。
リディックの建設中のビルに逃れた三人は巨大津波に襲われ、小型船で救助に向かった両親の目前でビルの窓ガラスが割れて水に呑まれてしまうの。閉じ込められたブレイクがレイの目前で力尽きて溺れてしまいます。再びの悪夢?いやいやそれでは物語が成立しないよなぁと思ったらやっぱり助けちゃうんだな、お父さん&ベン
必死の救命措置で奇跡的に息を吹き返したブレイクちゃん。めでたしめでたしな家族の再出発でございます。
地震予知研究者のカリフォルニア工科大学のヘイズ教授とキム博士は、地震発生前のパルス変動から予知に成功しますが、時既に遅しで、最初の犠牲者はキム博士でした。ヘイズ教授は更なる大地震の発生を政府関係者に警告しますが相手にされず、取材に来ていたメディアを使って情報を流します。それにより大勢が救われたと・・・(レイがいてもいなくても大勢に影響はなかったということでもある?)国の重い腰はどこも同じなのね
米カリフォルニア州の太平洋岸に1300キロにわたってのびるサン・アンドレアス断層が横ずれし、巨大地震を引き起こした。フーバーダムの決壊に始まり、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスの街が次々巨大地震により破壊されていく。全米屈指の超高層ビル群やゴールデンゲートブリッジ、ビバリーヒルズが崩壊し、地面には深い亀裂が広がり、大津波が襲い掛かる……。ロサンゼルス消防局の腕利きレスキュー隊員のレイ(ドウェイン・ジョンソン)は、妻や娘(アレクサンドラ・ダダリオ)からのSOSを受けて救助に向かう。
巨大地震と津波による未曽有の被害により崩壊するロサンゼルスを描いたディザスターパニック映画です。
冒頭で崖から転落した一般人の救出以外、レイは任務放棄で自分の家族の救出に全力を注いでましたけど・・・これってありですか?
普通、レスキュー隊員なら自分の家族より仕事に対する責任感の方が勝るのではないかと思うのだけど彼はひたすら自分の家族「だけ」を救うという・・その点は違和感が拭えませんでした。

レイと娘のブレイクの仲は良好なのですが、妻のエマ(カーラ・グギノ)とは離婚協議中。エマには大手建設会社を経営するリディック(ヨアン・グリフィズ)という恋人がいます。夫婦にはもう一人の娘がいましたが、水難事故で亡くしていました。その時一緒にいたレイは父親としてもレスキュー隊員としても救えなかったことに深く傷つき自分を責め、妻の慰めも拒絶したことから夫婦仲が冷めたようです。

救助活動のため家族の元を離れたレイに代わり、リディックが娘を同道しますが、サンフランシスコで再び地震に襲われてしまうの。地下駐車場で車に閉じ込められたブレイクを放ってパニックになったリディックは逃げ出してしまいます。親切そうな顔の裏は自己保身の塊というよくあるパターンですね


一方、リディックの姉スーザン(カイリー・ミノーグ)(人を見下す態度のタカビー女で、エマを置いてこちらも逃げ出そうとして転落して退場


ヘリが故障で墜落したり、暴徒の中を車で脱出したり、セスナ機からパラシュートで飛び降りたりと華々しいアクションを繰り広げながら娘の元へ向かう夫婦。ブレイクも父親が救助にやってくることを信じ高い場所に逃れようとベンとオリーと一緒に行動します。レスキュー隊員の娘だけあって、携帯が通じないと無線を利用したり、乗り捨てられた消防車から必要な救急セットを取り出したりとその冷静沈着な行動は男顔負けで、これなら彼女だけでも十分助かりそうな気配です。

リディックの建設中のビルに逃れた三人は巨大津波に襲われ、小型船で救助に向かった両親の目前でビルの窓ガラスが割れて水に呑まれてしまうの。閉じ込められたブレイクがレイの目前で力尽きて溺れてしまいます。再びの悪夢?いやいやそれでは物語が成立しないよなぁと思ったらやっぱり助けちゃうんだな、お父さん&ベン

地震予知研究者のカリフォルニア工科大学のヘイズ教授とキム博士は、地震発生前のパルス変動から予知に成功しますが、時既に遅しで、最初の犠牲者はキム博士でした。ヘイズ教授は更なる大地震の発生を政府関係者に警告しますが相手にされず、取材に来ていたメディアを使って情報を流します。それにより大勢が救われたと・・・(レイがいてもいなくても大勢に影響はなかったということでもある?)国の重い腰はどこも同じなのね
