杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

2016年10月15日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2016年4月29日公開 アメリカ 148分

力を一つに合わせ、世界の危機を何度も救ってきたスーパーヒーロー・チーム“アベンジャーズ”。しかし、その強大な力を危険視する声が高まり、彼らを国連の監視下に置くことが議論される。これに対し、アイアンマン(ロバート・ダウニー・jr)はアベンジャーズを守るためには受け入れざるをえないとの考えを示す一方、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)は己の信念を貫きこれに強く反対する。そんな中、ウィーンで新たなテロ事件が発生し、キャプテン・アメリカの旧友バッキー(セバスチャン・スタン)が容疑者として指名手配されてしまう。アイアンマンとの対立が深まる中、重い決断を迫られるキャプテン・アメリカだったが…。(allcinemaより)

 

マーベルコミック原作「キャプテン・アメリカ」シリーズの第3作で、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」から約一年後の物語です。

今回はキャプテン・アメリカとアイアンマンの対立が描かれていますが、先日観た「バットマンVSスーパーマン」といい、ヒーロー同士の諍いがテーマが最近の傾向なの?更に今作はマーベルコミックのヒーローが一堂に会して戦うって何だか日本の「ヒーロー大集合」と似た構図だなぁおまけに巨大化まで登場に至っては戦隊もののパクリかよ!と突っ込みを入れたくなりました。

そもそもアメリカのヒーローものといえば、派手に周囲をぶっ壊して暴れまくるのが定番で(日本の怪獣映画もそうだけど)、敵を倒すためには庶民の犠牲なんて目に入らない、というかないものとして描かれるのが当たり前で、そこに突込みを入れるのは野暮なのかと思うくらい突き抜けていたものですが、最近はそういう影の名もなき被害者に焦点を当てる方向に変わってきている気がします。

今作も、アベンジャーズの戦いの陰で犠牲になった者の復讐のために、彼らに仲間割れを引き起こそうと画策した者の存在があります。

アイアンマンは大局的見地から論理的に物事を収めようとし、キャプテン・アメリカは己の信念に基づいてあくまでも拒否します。どちらも自分が正しいと譲らず、アベンジャーズのメンバーもそれぞれ二派に別れてしまうのです。(今回ソーとハルクは登場しませんが、スケジュールの都合かしらん?)国連の監視下に置かれるということは、自分たちの意思で行動できないということを意味します。個人的にはキャプテンの「自らの行動は自らの責任で持つべき」という考え方に一票かな 前作でも感じましたが、アイアンマンは現場の戦士というより管理者としての立ち位置に移っている感が否めないです。彼は自分の会社の武器が他国の弱者を苦しめていることを知って武器製造から手を引こうとしたり、一般市民を危険に曝した自責の念から国連の提案を受け入れようとしますが、それは彼自身の自己満足に過ぎないとキャプテンはばっさり切り捨てるの。

二人の意見のすれ違いはそのままアベンジャーズの面々の間の緊張感を高め、やがて二派激突へと向かいます。いやいや、ヒーロー同士戦ってどうすんのよ~~

 キャプテンアメリカ(スティーブ)側は、エージェント13(シャロン)、ファルコン(サム)、ウィンター・ソルジャー(バッキ―)、アントマン、ホークアイ(クリント)、スカーレットウィッチ(ワンダ)。

アイアンマン側はブラックウィドウ(ロマノフ)、ブラックパンサー(ティ・チャラ)、ウォーマシン(ジェームズ)、ヴィジョン、スパイダーマン。

いやいや、これだけのヒーロー全部を覚えているか、知っているかというと、何人かは記憶が怪しい。どの作品で誰と誰が出てきたかも(ちなみに、エンドロール後のおまけ映像は二つあって、それぞれ「ブラックパンサー」と「スパイダーマン」の新作の予告宣伝でした。

スティーブがバッキ―を昔の友人としてあくまでも信じる姿はまさに正しいヒーロー像です。バッキ―は洗脳により殺人マシーンとして働かされていたわけで、本来の彼は善良な人間だと信じているのです。(バッキ―自身は自分がしたことについての罪悪感は持っているのですが)バッキ―がトニーの両親を惨殺したことを彼は知っていて、でもトニーの事を思って秘密にしていたことも明かされます。真実を知り怒りに任せて戦うトニーとバッキ―を庇って戦うスティーブの姿を、ヒーローたちへの復讐を企んだジモ大佐が冷めた目で見ている図が印象的です。同じくバッキ―に父王を殺されたと思い込み復讐に燃えていたたティ・チャラは、復讐の連鎖の虚しさに気付くの。同じ立場にありながら逆の道を選ぶ二人も対称的でした。

色んなマーベルコミック作品がある中で、一度おさらいしてみようか!的位置づけでいいかも。

そしてヒーロー作品も岐路に立っているなと感じさせる展開でもありました

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