激動の2020年が終わる・・
世界中の誰もが経験したことのない事態に陥った年。アントンKもこの歳になると、数々の難行を自分なりに体験してきたと思っていたが、今年だけは次から次へと襲いかかる難題に心が折れそうになった。でも、何とか無事に今日を迎えられたのも、家族の支えがあり、また趣味の仲間たちの笑顔があったから。そして心の奥底にまで沈み、慰めてくれた音楽の存在のおかげなのだ。ほんの一瞬でも、言葉を交わし、お互い笑顔になれる時間の大切さ。何十回も聴いた音楽のはずなのに、荒んだ心の染みわたる新たな旋律。これらがアントンKに救いの手を差し伸べてくれていた。
エピローグなんて書いたが、来年になっても何も変わらないだろう。むしろこれから始まることと思い直して、来る年を迎えたい。そんな今のアントンKの気持ちを物語るような画像を掲載して今年を締めくくりたい。去りゆく2020年を20系客車に見立てて、遅れ「あけぼの」の去りゆく後ろ姿。
1976-12-28 1004ㇾ あけぼの ナハネフ22 東北本線:古河-栗橋