この連休は、友人に誘われて京急線の撮影に行ってきた。
普段は、大師線を走らない2400形とのことだが、いよいよ引退が迫っているらしい。4連の編成はこの連休で運行終了、残りは8連が細々と余生を送ることとなる。アントンKにはあまり馴染みのない京急線だが、この2400形は、かつて2000系の快速特急用として本線を爆走していた電車。その当時は、客先のある久里浜まで乗車してお世話になっていた車輛たちなのだ。その頃から、何て京急は速いんだろうと快速特急の被りつきに乗車して体感していたものだ。まさしくそれが、現在の2400形だった。当時から前面の大きな窓が特徴で、今でもそのお顔だけは変わらず拝めるが、第一線を退いた後は、座席はロングシート化され、2扉から3扉へと改造されてしまった。いずれ全ての2400形が引退時には、旧塗装に復元されて、しばらく営業運転があるかもしれない。
掲載写真は、昔その速度に感動した時のことを思い出しながら、ジェットコースターがかっ飛ばすイメージで、急坂を駆け上がる2400形を撮影してみた。
2016-10 京急2400形 4連 京浜急行大師線/鈴木町にて