気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

人生最後の冒険・モロッコへ7 青い街シャウエンへ

2019-12-09 00:46:31 | 海外旅行

 

 10月17日・8日目  不思議の街シャウエン散策

 8時に運転手さんと街の門で待ち合わせ、田舎道を気持ちよく走る。

 

まるで野生の動物園。

羊の群れ、ロバの親子、牛と出会い、そのたびに運転手さんが(どうしても名前が覚えられない)車を止めてくれる。

 

 気持ちの良いドライブだったが、木々のある所で突然停車。

スピード違反で捕まってしまい(制限速度80km)、500DH(5500円)の罰金を支払ったとの事。

周囲には1台も車が走っていない道路なのにのに何という理不尽な

気落ちしてすっかりしょげ返った彼が気の毒で、300DH(3300円)援助することにした。

サンキュー ソーマッチと言って大喜びしていたのに・・・・・

 

 

途中のレストランで。私達は水を補給し、搾りたてのオレンジジュースで一休み。

ザクロが美味しそう(モロッコのザクロは甘い)

 

 シャウエンの街が見えてきた。

街が青いのは、青い空と同じ色に塗り敵の目を欺くためだったとも言われている。

20世紀まではキリスト教徒が入れないという秘境だった。

 

街の外れにあるシャウエン門。

     

この門の周りで、女性たちが民族衣装を売っていた。

  

写真を撮っていると、あれよあれよという間に 3人がかりで 民族衣装を着せられてしまった。

頭にかぶり物、スカーフ、巻きスカートが定番らしい。

でも、ごめんなさい。いらないのです。

早々に引き上げた。

どの街でも 物を売る人は男性に限られていたが、ここで初めて女性の物売りに出会った。

モロッコでは、人と接触する仕事はほぼ男性だった。

 

          

駐車場で車を降りる。運転手さんはガイドの資格がないので、街を案内することが出来ないそうだ。

散策時間は3時間。

 

どこを見ても、青、青、青。

微妙に違う青が重なり合い、不思議な雰囲気。

映画の街か、ディズニーランドの様な遊園地か、まるで現実感が無い。

人々が生活しているはずなのに・・・・夢のような街。

 

             

所々アラベスク模様のタイルも見かける。

 

             

 

水汲み場

 

         

 ドアいろいろ。     

 

 

 

ここでもロバが活躍。

 

街の一番高い所にある門。一歩外に出れば山並みが続く。

     

 

 

広場

 

 

周囲には土産物店や、のんびり過ごすおじさん達。

シャウエンの男性は このおじさん達の様にジュラバという服を身につけてる人が多い。(中年以上ですが)

 

ランチは こじゃれた店で野菜のパニーニと、ジャガイモと野菜のタコス。オレンジジュース。

どのレストランに入っても同じようなモロッコ料理だったので、このメニューがとても嬉しい。

それにしても安い(二人で70DH)

いつも運転手さんと入っているレストランは一人分約150DHのモロッコ料理のコース。

        

私は豆が大好き。ナッツの店でミックスの豆と、アーモンドと ピーナッツを400グラム買った。

どれもコクがあって美味しく、日本に帰ってから アッという間に食べきってしまった。

 

15時出発。

夕食はホテルで予約しておいたが、胃が重くて運転手さんの電話を借り、キャンセルした。

(多分 何度も食べたモロッコ料理のコースが出てくる

代わりに何かテイクアウトがあるかどうか聞いたら、ケバブの店に連れて行ってくれた。

 

 

肉を選ぶと、その場で焼き、丸パンにはさんでくれる。チキンとビーフを選んだ。

モロッコ風サンドイッチだ。

その土地のソウルフードを食べるのは楽しい。

 

 20時30分にフェズの街の門に到着。

運転手さんに4日間のお礼を言い、今日の分のチップ400DH(4400円)を渡した。(チップは毎日夕方渡していた)

で、これでお別れかと思ったら、良かったらもっとチップが欲しいという。

エッ?さっき300DH渡したでしょ。

娘がさっき交通違反の時お金を渡したと言ったら、ソレはソレ、コレはコレと言われたらしい。

100DH渡したら、少し不満顔で受け取った。

なんだかね~。 最後にケチをつけられた気分。私達ならもっと取れると思ったのかしら?

生活があるのはわかるけど・・・・したたかですね。

 

 まぁ4日間楽しく過ごしたので、良しとしましょう。

 

 明日からは世界一の迷宮都市と言われるフェズの街散策です。

楽しみだわ~~

 

 

 

 

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16 コメント

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おはようございます。 (lily)
2019-12-09 05:51:12
モロッコの旅行記、毎回楽しく拝見させて貰っています。
そしてワクワクしながら、旅行記を自分も一緒に旅している気分にさせて貰っています。
有難うございます。
娘さんとの旅、いい思い出になりますね。
モロッコの場所も分らず地図で確かめた位の私。
異文化のモロッコを少し私の知識にプラスです。
次回からの迷宮都市のUP楽しみにしています。
lilyさん (☆銀河☆)
2019-12-09 09:38:30
 楽しく読んで下さってありがとうございます。
とても刺激的な旅でした。
旅行から時間がたってしまったので、
簡単にポイントだけ書こうと思ったのですが、写真を見直すといろいろ思い出がよみがえってきます。
長いブログになってしまいましたが、
また再訪して下さいね。
素敵! (mako)
2019-12-09 12:09:49
人生最後の冒険が何とも素敵!
頼もしいお嬢さんと一緒と言うのもまた素敵!

女同士の旅はまた違った意味で楽しいですよね。

砂漠の砂ぼこりが漂ってくるような・・・。(*^^)v
Unknown (tona)
2019-12-09 14:50:00
夕日と朝日との両方を堪能されましたね。
拝めて良かったです。私は雲で朝日は見られませんでしたもの。
でもラクダに長々と乗ったことは生涯忘れられません。帰りのラクダはお尻が痛くなりました。サントリーニ島のろばでもお尻にタコができましたし、ハワイの馬には馬鹿にされました。
みんな思い出となって忘れられない体験です。

シャウエッセンはフェズから往復されたのですか。
青を思う存分ご覧になれましたね。こんな町があるなんて驚きでした。
Unknown (ラッシーママ)
2019-12-10 19:53:04
サハラ砂漠で観る朝日と夕日では、そんなに雰囲気が違うのですか?
今回の旅行記を読むと「月の砂漠」の歌には、ピッタリの光景です。

青・黄・ピンクのお店は何屋さんですか?
スピード違反で捕まった運転手さんに可哀想と思い援助したのに、別れる間際にチップの上増しを要求された何てドライなんでしょ。
チップの金額もバカになりませんね。
次回も楽しみです。
makoさん (☆銀河☆)
2019-12-10 22:51:52
 ありがとうございます。
モロッコの個人旅行は無理かなと思ってたのですが、
楽しめたのは娘のおかげです。

娘は旅行に行くたびに逞しくなってます。
若い人はスマホの使いこなし具合がすごいです。

女同士の買い物が楽しかったわ~。






tonaさん (☆銀河☆)
2019-12-10 23:02:34
夕日と朝日両方楽しみました。
tonaさんは朝日はダメでしたか。
いつも天気が良くて朝日が見られるのかと思ってましたが、雲が邪魔する日もあるのですね。

私は左の太ももの力が弱く、朝日の方では体の芯がずれてしまい落ちそうになりました。
tonaさん、お尻が痛くなっても、落ちそうにならなかったのは凄いことよ。
まだまだ体力があるのですね。
ロバも馬も乗ったとはチャレンジャー
です。

シャウエンは日帰りでした。宿泊できなかったけど、別世界を堪能しました。
ラッシーママさん (☆銀河☆)
2019-12-10 23:14:05
 夕日は陰影がはっきりし、きりっとした感じ。
朝日はふんわりと柔らかな光で、
同じ砂漠にいても気分が違いました。
朝日の中でカップルが抱き合ったり、
飛び跳ねた写真を撮ったり、朝日の中で遊んだ体験は忘れられないでしょう。

赤、青、ピンクのお店は塗料屋さんです。
家の中まで見られなかったのですが、
たぶん室内も綺麗な色であふれているのでしょう。夢の街でした。

運転手さんに払ったチップは
合計20000DH(22000円)でした。
最初1日200DH払ったら(旅行社のアドバイス)それは一人分。二人なら400DHと言われ、そんなものかと払っていました。
個人旅行なので高いのか安いのかよくわからない。
チップは思った以上の額でした。
凄い! (花水木)
2019-12-11 16:42:55
何度でも言わせてください!銀河さんは逞しい、凄い勇気。ただただアッパレというしかありません。
私にはとてもできない旅です。
お嬢さんは英語が堪能でいらっしゃるのね、銀河さんも。
買い物、運転手との交渉、全て英語ですか?
ただただ感心するばかりです。私にその勇気の半分でも分けてください(笑)。

サハラ砂漠は別世界!お写真は全て一級品ですね。まるで写真展に飾られた写真を見ているようです。
お嬢さんも銀河さんもとてもターバンがよくお似合いで、素敵です。
新年会でまたたくさんお話聞かせてくださいね。
花水木さん (☆銀河☆)
2019-12-13 12:55:26
 英語がダメなんです。
今年、ようやく英検3級とりました。
小学生に交じっての受験は楽しいような、恥ずかしいような・・・

花水木さんは英検2級ですね。
2級なんて、遥か夢のかなたです。
押して知るべしで、娘もダメ。
ただ、娘の方がヒアリングが良くて、
二人合わせて、何とか旅行英語は通じてます。
花水木さんほど話せたらなぁといつも思ってます。

写真褒めてくださってありがとう。
私の写真+娘の写真です。
砂漠は砂が細かく機材が壊れるので、防塵のカメラとスマホでないとダメと娘から言われ、
私の写真は少しです。
あと、ラクダ引きのおじいさんが写真が上手でした。
さすが、砂漠の魅力を良く知っているなぁと思いました。
飽きずに訪問して下さってありごとうございます


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