気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

移動型四回忌・お見舞い

2010-09-29 15:50:48 | その他

   

          

19日、3年前に亡くなった大阪の友人の四回忌が 新宿のホテルであった。

友人のお嬢さんたちはピースサイン、明るい明るい法事だ。

そもそも自宅が大阪なのになぜ東京で?不思議でしょ?

それは三回忌までは 彼女の妹さん家族と、友人2組の家族が

皆大阪泊まりこみで供養をしていたため。

賑やかにというと語弊があるが、失った友人を悼みながら、

集まることでお互いの喪失感を埋めていた。

それが3回忌も終わり、今年から何もないというのは何か落ち着かず、皆とても寂しかった。

そこで4回忌をという提案が娘さん達からあり、集まりやすい東京で法事

ということになった。

 

場所は小田急ホテル9回のシェンロン、美しい洋風中華がとてもおいしかった。

 

前菜、牡蠣と海老            ふかひれスープ

 

ビーフと 中華パン           点心  中央柿の形がおしゃれ

 

エビチリソース ぱりぱり籠の中は   杏仁豆腐と チョコケーキ

大根などの酢漬け

 

久しぶりの集まりは和気藹々のおしゃべりがはずむ。

お互いの近況、友人の思い出話。

最後にそれぞれの家族が、亡き友人の写真を囲んで写真を撮った。

また来年5回忌をやりたいね・・・・今度は札幌でね。 なんて話もでた。

もうほとんど親戚付き合いの関係だ。

 

○○子さ~ん、皆元気よ!!あなたのオーラはすごい!

亡くなってもこうやって皆を集めて楽しい時間をくれるのね。

ありがとう 

なんて感謝の言葉をつぶやきたくなる

 

 

24日はブログの仲間のRさんのお見舞いにいつものメンバーで押しかけた。

お見舞いのはずなのに、会えばいつものお喋り会。

つい彼女の元気そうな姿を見て安心してしまい、口元も緩んでしまった。

Rさんは大変な手術のあとなのに顔色もよく、気力も衰えることなくお元気そうだった。

口にはあらわせない病気との闘いや葛藤があると思うけれど、

それを乗り越えていく力強さを感じた。

次の日退院されたそうだ。お大事に!!

            

コメント (14)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家にいたら・・・・・

2010-09-29 15:43:50 | その他
 先週はほとんど用事をいれず、家で過ごしていたら気分が暗くなってしまった。

尖閣諸島の話である。

中国は今の日本政府の力量をを試してきたようだ。

外交力も軍事力もなく、他国との協力関係も築けない今の日本の現状。

長年、頼みとしていたアメリカとの関係でさえ沖縄輪基地問題でギクシャクしている。

この丸裸状態の所にもし時代錯誤の中国が攻め込んできたらどうなるかとありえない話だけれど、

想像力をめぐらせ始めたら止まらなくなり、どんどん怖くなってしまった。

若者達・・・・・過去アジアで悪いことばかりしてきたという否定的な日本観を植えつけられてきた若者達は、どんな反応を示すのか?

        新潟あたりが占領されても無関心でいるのか?

生活・・・・せっかく老後のため貯金してきたけどパーになるのか?

      食糧備蓄なんてしてないわ。

      息子が徴兵制で軍隊に行ったら、すぐにばてるだろうな。

政治・・・・・誰が危機的状況の指揮をとるのか?民主党?バタバタしているうちに

       日本は植民地になってしまう。

       植民地の屈辱に耐えられるか?

       地下の抵抗運動をする気力ある日本人はいるのか?

などなど思わず身近に戦争を考えてしまった。

しかしどうなるのでしょう?中国との関係。

お互い仲良くアジアの発展を考える方向には行かないものでしょうか?

難しいですね。


しかし、日本の外交問題で、こんなに気分が暗くなってしまったのは初めてだ。



そうそう以前テレビで見た話。

北海道では今60haの森林が外国人に買い占められているそうだ。

投機なのだそうだが北海道だけでなく、日本各地で外人が森林を買い占める動きが出ている。

日本のとある南の島では、日本政府の指導で木を植え、ちょうど材木として役立つようになった今、

材木の値段は二束三文になってしまった。

島としては材木の販売先を中国に求め、ゆくゆくは森林も、中国に買ってもらいたいと言っていた。

エッ?? 日本という名称だけど中身の土地は中国なんてことも起こりうるの?


日本政府の無策に振り回され、島民は泣きの涙。

中国に土地を買ってもらいたいという島を非難する気にならず、ただ、痛ましい限りだった。



あっ、この事を書こう思ったのではないわ

つい・・・・・{







コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三多摩格差 & 映画・ようこそ国立アムステルダム美術館へ

2010-09-17 09:41:03 | その他

 夫は東京都 田無市出身(現在の西東京市)、私は大田区出身、

二人とも生まれも育ちもその土地で、転校したこともない。

同い年なので(昭和24年生まれ)、年代による格差はないはずなのに、

小さい頃の話をすると、歴然と差があった。

 

その一つが学校の話。 

私は小学校一年から給食があった。夫は給食なんて食べたことがないと言う。

もちろんあの脱脂粉乳など飲んだことがない。

小学校高学年になると、行事のある日など脱脂粉乳なのに紅茶味やコーヒー味の

ミルクが出てきて嬉しかった・・・・・・なんて話は夫に通じない。

もちろん揚げパンなどという代物も知らない。

そしてプール。夫は小、中、高校と、一度もプールがある学校に行った事がない。

東京の内陸だったので、海や川で泳ぐこともなく・・・・当然の結果、かなづちとなった。

私は古いながらも全部の学校にプールがあったので、泳ぎはプールで覚えた。

そして小学校5年の時、地区対抗の水泳の選手になったので毎日練習した。

私の唯一のスポーツの栄光

でも地区対抗に出たらほかの学校の子が早すぎて、簡単に負けた!!

泳ぎ方が違った。挫折

・・・・・・なんて話もイマイチ通じない。

 

さてここからが本題、水漏れの話である。

アーっ・・・今日は大阪から泊り客が来る。その前に和裁に行くので時間切れ・・・

続きはまたあとで

 

(こまごまと今忙しく、下書きにしておくとそのままになってしまう恐れがあるので、

恥ずかしながら途中でアップ、皆様失礼!!)

 

そんな風に、昔は歴然と東京都内と東京都下とで格差があった。

(これを昔は三多摩格差と言った)

もう一つ、思い出した!

この都下○○市に引っ越したのは32年前だが、引っ越してすぐに新聞に入っていた市報に

「○○市全域で速達が配達されるようになりました」とあった。

エーッ東京なのに今まで速達が届かなかったの ビックリした。

そんな田舎だったのでも特に不便も感じず平和に暮らしてきた。

 

さて、12日の日曜、楽しく自宅に帰ると、娘から連絡欲しいとの伝言があった。

電話してみると・・・・・娘の住んでいる大田区の実家に、水漏れの連絡表が入っていたそうだ。

ド、ドーンと気持ちが沈んだ

 

○○市に越して以来3回、我家では水漏れがあった。3回とも大変な思いをした。

一回目、水道屋に修理を頼んだら漏水箇所がわからず、水道屋は

     「水漏れ箇所がわかったら連絡ください」と言って帰ってしまった。

     そんなぁ~素人にわかる分けないじゃない

     仕方ないので、夜家族全員で床に耳をつけ、漏水箇所を探し、見つけた。

2回目、 またわからないので、2日かかって発見、結局風呂場の水道配管をやり直し、

    10日ほど時間がかかった。

3回目、 今まで修理していた水道屋が廃業してしまったので、新しい水道屋を探し、

     何とか修理を終えた。

 

という風に、漏水修理はとてつもない手間と時間がかかった

実家もそんなに風に時間がかかるのかと思い、正直落ち込んだ。

一時間半もかかる所に毎日通えないし、泊り込みかなぁ~

水曜日に水道局が点検に来るという。

どうせ 「あ~もれてますね~」で終わりでしょうね。

全く困った事態になったものだ

 

水曜日、実家にいると「 遅れて済みませ~ん」と爽やかな声がする。

出てみると、二人の青年が、 シャベルと、水道管の音を聞く長い棒を持って立っている

エッ!!漏水箇所調べてくれるの 

「大体漏水場所わかりますから」 とあっという間にメーター付近に50センチ程の深さの穴を掘り、

漏水箇所を発見してくれた  ス、スゴイプロの技ね。

穴を掘っているときも終始にこやか。

○○市の我家の漏水では、いつも水道屋に気を使う。

それと比べると何という気楽さ!!

そしてこの後の対応も手際が良い。今日中に水道屋が来る様なら、穴はそのままにしておいてくれるとの事。

早速、教えてもらった、緊急漏水工事サービスに連絡したら何と20分後に来てくれた。

水道局の人たちはそのサービスが来るまで待っていてくれた。

「われわれの仕事は漏水箇所を探すまで、修理は自費になります」

と言うけれど、今までの経験から漏水箇所を探すまでが一苦労、

一番大変な部分を水道局がやってくれるなんて大感激

工事終了まで数日を覚悟していたのに、何と半日で終わってしまった

 

この感動、皆様にわかるでしょうか?

東京のド田舎に住んでで32年、ほかと比較することがなかったので不便も感じなかったけど、

この漏水対応の差には驚いた。

大田区は東京都の水道局の管轄、我家は○○市の水道課の管轄、規模が違う。

久しぶりに「三多摩格差」などという言葉を思い出してしまった。

同じ東京といえども、まだまだ都内と都下で差がある。

気がつかないけれどまだ他にもいろいろあるのでしょうね。

でも半日で修理が終わったのでその後は毎日ウキウキ

 

今年の夏は暑かったのですが、気合で着物をたくさん着た。

でもね~暑すぎて家に帰ってきてすぐに脱いでしまうので、写真はこれ一枚しか

ないのよ。

 

渋谷、ユーロスペース 「ようこそアムステルダム美術館へ」 に友人と行った。

友人の友人からオススメ情報が入ってきたので、誘われて行った。

何の予備知識もなく・・・・・

オランダのアムステルダム国立美術館はレンブラントの「夜警」や、フェルメールの

「牛乳を注ぐ女」などで有名な世界的有数の美術館。

ここの美術館の改修工事のドキュメンタリーだ。

映画の最初の部分では館長がニコニコと嬉しそうに改修中の館内を案内し、将来を語る。

美術館の各担当者は、ここにこの絵を飾るのが夢だったなどと、

美術館の改修にかける夢を語る。

見ている私達もその夢に引き込まれ、想像力を刺激され早く完成が見たいと思ってしまう。

ところが、美術館の建物の中を通る道が公道となっていたために、思わぬ問題がおきる。

その後は・・・・・・

 

面白い!

美術館側の思惑、市民の希望、無能な官僚、建築家の苦悩、込み入った人間関係。

美術館に勤務する人たちや建築家へのインタビューを中心に

新しい美術館にかける期待と希望と、思い通りに行かない苛立ちを浮き彫りにしていく。

それぞれの立場を主張するために陥る泥沼、解決はあるのか?という疑問を残し映画は終わる。

いろいろ大変な苦労があったが、最後は何とか開館にこぎつけるという、期待は見事に裏切られる。

ハッピーエンドの話ではない。

この話は一つの美術館の改修の話ではなく、

人が沢山集まり、大きな事を成し遂げようとすると、こ

んなにも複雑な様相を呈していくのかと言う見本みたいな話だ。

人それぞれ、いろいろな感想を抱く作品だ。

 

それにしても、収蔵庫に眠る見事な作品群、早く公開して欲しいものだ。

 

 

 

 

 

 

コメント (16)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京ジャズフェスティバル & シャガール展

2010-09-10 11:02:36 | 芝居

これは先週土曜日の国際フォーラム。

外に屋台が沢山出ており、

ビールを飲みながら、大きな画面でジャズ演奏を楽しんでいます。

暑い暑い夏の大人のお祭りです。

友達のだんな様が急に行かれなくなったので、私におこぼれがきました

 

友人も頂いた券との事。

ホールど真ん中のとてもいい席でジャズを楽しみました。

6時開演、終わったのが何と10時、歌舞伎並みの長さでしたが、

あまり時間を感じませんでした。やはり肉声は感動的!

特に最後のアル・ジャロウはのりに乗ってました。

遅かったけれど、帰りに二人で軽くビールを飲んでクールダウン

それでも2、3日はリズムが頭の中でこだましていました。

 

   ※ユーチューブから、ロバータフラッグの「やさしく歌って」を出そうと思ったけど失敗!

    時間のある方は聞いてみてね。懐かしいわよ。

 

 

 

火曜日は久しぶりに上野のシャガール展にブログで知り合ったSさんと行きました。

2年ぶりの再会

とても静かにお話なさるので、落ち着いた気持ちになります。

シャガールではないのですが「春」というおおらかな女性が微笑む絵を見て、

若い頃の思い出を話されたのが印象的。

おかげでその絵がとても好きになりました。

カンディンスキーの 抽象画ではなく、ロシアの風景画が数枚あり、

とても穏やかで素朴で、美しかったのには驚きました。

彼は神経質で、激しいイメージがありましたが、印象が変りました。

 

シャガールは彼の家族の写真が沢山飾ってありました。

彼の作品は愛情深い家庭生活に裏打ちされたものなのでしょう。

作品数はそれほどではなかったけれど、若い頃から晩年まで網羅し、

常に故郷への想いと人々への愛情が感じられます。

踊るような形と色彩あふれる絵は心が安らぎます。

 

 

さすが芸大・・・・・おみこしです。神田明神で担ぐのかしら?

 

上野の山を散策。

 

まだハスの花が咲いていました!!

コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダイシン百貨店

2010-09-03 09:51:02 | その他

 知る人ぞ知る大人気の百貨店 (デパートではなく,もちろんスーパーでもない)

全国ではもちろん無名、東京でも無名、東京都市部でも無名

東京大田区の、それも一部の地域に絶大な人気を誇る店です。

皆様知らなくて当然

 

  

 この外観荒れてますね。香港あたりの雑踏の中にあるビルみたい。

でも一歩中に入ると・・・・・

度胸がなくて写真には撮れなかったけど お客さんと店員さんでぎっしり!!

特に一階の食料品は込み合ってます。

でもスーパーのようにメチャクチャ安い特売品があるわけではないのです。

私も実家に行った時は必ず寄る店です。

 

このお店を2ヶ月ほど前テレビ東京の「カンブリア宮殿」で特集しました。

村上龍と小池栄子司会の経済人を招いてのトーク&情報番組です。

こんなマイナーな店が?とビックリ

でもこの番組を見て、この店の人気の秘密がわかりました。

そして初めて知ることが沢山

以下箇条書きですが・・・・・

 

① キャッチフレーズ  「半径500メートル以内全員顧客」

   歩いてこられる人は全員顧客。

   出かけてきたら楽しい事がいっぱい。

   実家はちょうど半径500メートル位のところにあるが、

   近所のお年よりは毎日散歩がてらダイシンに行く。

   多い人は日に2、3回行く。

   行けなくなった時はボケが進行したか、動けなくなってしまった時だ。

   ダイシンにいけるというのが健康のバロメーター。

   ちなみに顧客は60代以上が55パーセントを占めるそうだ。

② 楽しい仕掛け 

 ○ 来店ゲームがある。来店するだけでポイントがつき、スロットゲームができる。

  通常2点、当りは10点、100点。 

  娘が10点当った時うしろのお年寄り達が「すごいね~」と喜んでくれたそうだ。

  お金に換算すれば10円分だが、10円で皆がホンワカ温かくなった。 

 ○ 店員さんの品出し。 開店時に店員が客の前で品出している。

  これはお客と店員の会話が弾むようにとの工夫。

  この店での会話を楽しみにしているお客も多いそうだ。

  尚、この店では60代のお年寄り達?がキビキビとエプロン姿で働いている。

 ○ 衣料品 さすがに私はここでは買わない。

   なぜかといえば60代後半から70代の物しかないから。

   でもここのすごい所は、色柄同じものを決して仕入れない、なので全て一点もの

   近所で同じものを着ているバツの悪さを味わうことがないそうだ。

 ○ 大田区内なら無料で即日配送サービスがある。

   お年よりは荷物を持つことなく手ぶらで帰ることができる。

 ○ 私がいつも感じているのは、店員が多いのですぐいろいろ聞ける、

   レジの台数が多く、お年寄りでもゆっくり精算できるなどなど。

 

 

 一言で言えば 徹底的にお年寄りに優しい店 といえます。

最近は当たり前になってますが、ダイシンではずっと昔から、各階にはベンチがあって休めるようになっていました。

張り紙に 「ここでお昼を食べないで下さい」 と書いてあるのはご愛嬌。

 そうそう品揃えですが、

ここには オリエンタルカレーや 柳屋のポマード、化粧品の「鶯のふん」なんていうものが普通においてあります。

鶯のふんは一年に一個しか売れないそうですが、買う人の顔を思い浮かべて仕入れているそうです。

きっと誰が買うのかわかっているのですね。

 

この放送の数日あとに、娘がお店に行ったら、テレビで紹介した製品の

特別コーナーができていたそうです。

ポマードや、鶯のふん などなど・・・・・コーナー作っても売れない物ばかり。

でも た、楽しい~

大田区大森に帰ろうとは思わないけど、ダイシンだけはうらやましい。

年とったらこんなお店が そばにあるといいなと思います。

 

 

    ※さすがに古すぎる建物なので 隣に新しい店を新築中。

  

 

 

私のヘアクリームはずっとこれです。

大手メーカーのも使ってみましたが全て髪質に会わないのでこればかり。

今ではダイシン以外では手に入らないのです。

 

こんな店があることをお知らせしたくて、記事にしました

           

コメント (14)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする