数年前から旅先の候補に「モロッコ」が挙がっていました。
でも、遠いし、ツァーでは無く個人旅行なので大変そう・・・・と娘の希望を無視していました。
気が変わったのは、もう若くはない、サハラ砂漠に行くのは今しかない、と腹をくくったためです。
知らない所を見てみたい
10月10日の夜成田発、10月21日夜羽田着の12日間。
行きは21時間かけてカサブランカ到着、タクシー→電車→タクシーを6時間乗り継ぎ、やっと最初のマラケシュのホテルに到着。
行きは27時間の旅、帰りはフェズから25時間の旅でした。
帰国の羽田到着時は土砂降りの雨、最寄り駅からタクシーで娘の所に行ったのですが、疲れと気が緩んだせいか、
現金のみが入った財布を無くし、ショック!!
でも自宅に帰ると、我が家の被害はなかったけど台風15号の日本の被害状況を知りまたショック!!
良い事ばかりは続かないと、浮かれ気分は少々吹き飛び、
失くしたものが現金だけで良かったと安堵する一方、ドッと疲れが出て数日ボーッとしてしまいました。
冬物も出し、布団も冬支度してやっと落ち着いたところで、やっと旅行記に取り掛かります。
モロッコと今回の行程
モロッコはスペインとジブラルタル海峡を挟み、アフリカ側にあり、ヨーロッパに最も近いアフリカだ。
立憲君主国であり首都はラバト。
国境はイスラム教。言語はアラビア語とベルベル語、フランスの支配下にあったので、フランス語も広く通用する。
「ボンジュール、ムッシュ、マダ~ム」なんて声をかけられると、誰のことかと思ってしまう。
成田
カサブランカ到着→列車で
マラケシュ(3泊)→専用タクシーで
ダデス(1泊)→専用タクシーで
メルズーガ(サハラ砂漠の入り口)→駱駝で
サハラ砂漠テント泊(1泊)→駱駝→4WDでメルズーガ→専用タクシー
フェズ(3泊)→列車で
カサブランカ→飛行機
羽田
帰ってきたら日にち感覚が滅茶苦茶でした。
砂漠の感動は別にして、驚いた事
〇 ロバが街中で普通に働いていた。 荷物運び、ゴミ集めなど。
田舎では農作業や荷馬車として。また学校に行く子供たちや女性を載せたりしていた。
ロバって観光用だけではないのね。働く動物だった。
〇 これはベルベル刺繍のスカーフ。1.5メートル四方ある。
(ベルベル人はモロッコの先住民族で現在モロッコの30パーセントから40パーセントがベルベル人。)
素材も良くないけどタクシーの運転手のおススメでターバン用に買った。3000円程。
高いな~と思ったけどお付き合いなので仕方ない。
でも買って良かった。このベルベル刺繍のおかげで、モロッコの人達が「いいスカーフだね」とか
「ベルベル人みたいだね」とかニコニコと気軽に声をかけてきてくれて温かい気分になった。(たぶんそう言ったと思う)
駱駝に乗る前、ホテルで休憩時には、ホテルの人が真っ先に私達の所に来てこの布でターバンを巻いてくれた。
その他砂漠の民の布の使い方なども教えてもらった。
こんな風にターバンを巻いてもらった。
日差し除け、風よけなど実用的だった。
〇 その他ビックリした事沢山ありすぎて・・・・ブログの中でまた書きます。
モロッコは今まで行った外国の中で最も異国情緒あふれる国でした。
夕日を浴びて
駱駝君の休憩時間。