ねむの木学園の講座から5億円が引き出され、
今朝の朝日新聞に宮城まり子さんの心情を綴った手紙の一部が掲載されていました。
なんということでしょう。35年働いた女性が、内緒でお金を持ち出し、大切にしまってあった、40年間必死でためたお金を男の人に上げてしまいました。(お金は)身体が悪く、不自由で父母のいない子にあげたいと思っていました。子供達は今動揺しています一日も早く捜査が住み、もとの明るいねむの木学園にしてください私はあの子達の「母さん」なのです。
福祉に命を懸けている方がどのくらいいられるか。一人の職員のため、いやな感じをもたれてすみません。でも、残っている職員はいい人ばかりです。
まり子さんの悲痛な叫びが聞こえてきそうでとても痛々しい文章です。
私は5年ほど前に東京で2回開かれたねむの木学園の展覧会に行き、絵の素晴らしさに感動し、
また子供達の才能を引き出すまり子さんの熱意に感動しました。
森美術館で開かれた展覧会にはまり子さんがいらしていて、目録本にサインをしていました。
私は自分の分と、大阪で闘病中の親友の分と2冊頂き、今も手元においています。
その時驚いたのですが、彼女はもう足が不自由、体を動かすのも大儀そうで車椅子でした。
不自由なお体でも尚、ねむの木の子供達のために働いていらっしゃる姿が印象に残っています。
病状は特に公表されていないけれど、今はご自身の体はもっと大変な状態だろうと思います。
身を削って働いている方のそばに35年もいて、お金の苦労も身近に見ているのに・・・・
そんな所からお金を盗むなんて全くひどい話です。
人間のすることではないですね。
毎年ねむの木学園のカレンダーを買っています。 カレンダーから作品を紹介します。
うれしい秋
お花にうまったまり子とわたし
かあさんの目の中にいるよ ガムラスタンの歩道
四つ葉のクローバーのかくれんぼ
おもちゃ箱のキッチン (ほんの一部を拡大)
ほかにもたくさんいい作品があります。 温かい気持ちになります。
まり子さんが愛情を注いで子どもたちを育てているのがよくわかりますね。
娘から
カンボジアのお土産と夫はバレンタインチョコをもらいました。
前回、娘からチョコが来ないわ~と書きましたが、ちゃんときました。
下のクッキーは「アンコールワットクッキー」
日本人の女性が、、現地の人が働ける仕事を作りたいと、現地の材料で完成させたクッキー。
現地の役に立とうという心意気が いいですね。 こんな方もいるのですね。
おいしいです