気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

皆さま訪問 有難うございました。

2019-12-29 23:00:42 | 芝居
 今年もあと二日。
 
 
 11月、12月のブログはモロッコの旅行記のみで終わってしまいました。
 
旅行の中身が濃く、写真も多かったのでまとめるのに大苦戦。
 
おかげで他の記事がおろそかになってしまいました。
 
記事のネタも沢山あったのですがすべて省略。
 
でも少しだけ報告です。
 
 
甲州街道歩き
 
殆どブログにアップしていませんが、12月1日は第10回目の甲州街道歩き。
 
石和温泉駅から、甲府の一駅先、竜王まで10キロほど歩きました。
 
 
今年初めて見る冠雪の富士山。気分がアップ
 
 
 
11月29日、息子のお嫁さんSちゃんと二人でデイト
 
 前の週、若い時の仕事の先輩と都内散策。
 
1年か2年に一度私がコースを考えてお誘いします。
 
で、その写真を家族lineにアップしたら、Sちゃんが行ったことがないと興味津々。
 
「行く?」と聞いたら「行きます」って。
 
 
 
 いつもSちゃんと会う時はもれなく息子がついてくる(笑)
 
2人で会うのは初めてなのでどうかな~と思ってたけれど、これがまぁ、なんとも楽しかった
 
前の週と全く一緒のコース。
 
六義園の紅葉は前の週よりずっと綺麗。







 
雪吊り これは金沢で見たそうです。
 
 
ランチも先週と同じイタリアンで店を探す手間も無し。偶然にも、ピザが大好きだそうでほっとした。
 
 
歩いて古川庭園へ
 


 
彼女が興味を持ったのは「木漏れ日」。
 
木の陰から陽の光がチラチラとするのを、「木漏れ日よ」と教えてあげたら
 
「オーストラリアにはそんな言葉はない」と 木漏れ日、木漏れ日と繰り返していた。
 
それから木の胴に巻いてある「菰蒔き」。
 
実物と菰蒔きの説明を写真に撮っていた。
 
 
彼女の甘いもの好きは知っていたけれど、洋菓子より和菓子が好きなんですって 
 
そして和菓子の内一番好きなのが「羊羹」だそう。
 
ビックリ! それもスーパーの羊羹では駄目で、有名店の羊羹が好きなんですって 
 
味がわかるのね。
 
オーストラリア出身のSちゃん、本当に日本が好きなのがわかって嬉しかったです。
 
話はいろいろ弾み、楽しい一日でした。
 


ある日の上野西洋美術館・・・ロダン「カレーの市民」

 
 青と黄色をバックにすると、カレーの市民たちの悲劇がより一層際立つような気がする。
 
 
ブログアップをさぼっていた舞台一気に。 私自身の記録なので適当にどうぞ。
 
 
10月4日 国立劇場 中村芝翫・・・・夫が行けなかったため、ラッシーママさんをお誘いした。
 
     途中から話がごちゃごちゃしてきて、結局印象居残ったのは蝦蟇君の立ち回りかな?
 
10月24日 歌舞伎座・昼の部 菊五郎、愛之助、松緑・・・正月に一緒に歌舞伎を見に行く友人に誘われて、花道横の良い席で
 
      「御ひいき勧進帳」は初めて見た。豪快でユーモアのある作品。
 
      こちらの勧進帳では弁慶が役人につかまり、
 
      役人の首を切って天水桶に投げ込み金剛杖で芋を洗うように首を洗うのが見せ場。
 
      「芋洗い勧進帳」とも呼ばれている。
 
 
 
10月2日 石川滋、コントラバスリサイタル・・・友人に誘われて。
 
     一部はコントラバスのみ、二部はコントラバスとピアノの競演。
 
     音楽は詳しくないのだが、無伴奏のコントラバスの曲ってあるのですね。 深い音でした。
 
11月4日 国立劇場 吉右衛門の景清
 
 
11月14日 新橋演舞場 猿之助 隼人・・・・猿之助と隼人が交互にオグリを演じるが、私は猿之助の回に行った。
 
     3階席の中央一番前のため、宙乗りの二人が良く見える。一瞬、隼人と目が合ったような気がした
 
 
12月6日 国立劇場 松本白おう「盛綱陣屋」 幸四郎「蝙蝠の安さん」
 
     耳が悪いので白おうのセリフが聞き辛いのだが、風格があってよい舞台だった。
 
     「蝙蝠の安さん」はチャップリンの街の灯からアレンジしたもの。
 
     幸四郎のファンだけれど、期待したほどではなかった。 
 
     歌舞伎だとチャップリンのおとぎ話的な空気感を出すのが難しい。
 
     主人公の化粧も衣装も浮世離れしていてリアルな周囲とそぐわなかった。
 
     もっと大胆に歌舞伎用にアレンジしても良かったのでは?
 
     けれど、幸四郎の娘を思う切ない表情は良かった。花売り娘の坂東新悟も可憐で良かった。
 
12月17日 サントリーホール 指揮・熊谷弘 クラシックス・フィルハーモニー交響楽団。
 
     この楽団は、指揮者熊谷弘により結成されたそうで、1982年から「皇帝」と「第九」を演奏しているそうだ。
 
     年末に第九を聞くのは初めてで、東京混声合唱団中心の合唱は圧巻。
 
     年末に第九を聞く・・・・気分が盛り上がっていいものですね。
 
 
では、良いお年を
 
 
 
 



 
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人生最後の冒険・モロッコへの旅9 フェズ日3日目、カサブランカ、帰国

2019-12-16 17:50:58 | 海外旅行

                    ☆文と画像追加しました☆

 

 いよいよフェズ最後の日です。

この日はフェズの迷路をウロウロし、お買い物。

異国情緒をたっぷり味わいました。

 

 そして次の日カサブランカに出発。1泊し、帰国です。

 

10月19日 10日目  フェズ3日目

 8時半朝食、9時20分チェックアウト。 そのまま荷物を預けて出発。

まずはホテルの近所を散策。

                   

娘をジッと見ている猫達が可愛い

 

 花いっぱいの邸宅。

 

ホテル近くの門。 ここからタクシーでブージュールド門へ。

何といってもここが一番の見どころ。

スーク(商店街)に入る。

昨日と違って、人、人、人。

ここの猫達、大人しく、分け前を待っている。

ロバがやってきた。

写真が撮れなかったが、この後、この細い道に馬がやってきた。

 

小さな銀のペンダントトップを買ったが、これとこれ一緒なら幾ら、これとこれとこれ一緒なら幾らと、

何が何だかわからない金額を示され、結局値切れなかった。さすがしたたかです。

娘は香料や石鹸などを買う。

昨日、歯の無い小男に絡まれた広場。店が開いていて賑やか。

ここは金属加工製品を扱う一画。大鍋を製作中かしら?

細工が細かいですね。

コンコンと金属をたたく音が途切れない。

 

普通の住宅の屋上にある喫茶店。

               

温かいミントティー。

狭い通路をウロウロしていると、空も見えず、自分がどんな所にいるかわからなくなる。

ここで新鮮な空気を吸って一息いれる。

 

坂の下を下り、橋を渡ると、また違う商店街が現れる。

 

布地やその付属品、レースなどを扱う店が多い。

アラブドレスの店も沢山あったけれど、縁飾りのブレードが豪華。

楽隊もいましたよ。

 

カラウィン・モスク

 859年に建てられたフェズ最大のモスク。

教育機関としても有名で、アラビア数字はここからヨーロッパに伝えられたそうだ。

             

 

アッタリーン・マドラサ

 1325年に建てられた神学校。装飾が素晴らしい。

 

 

木工芸博物館

古い鍵や、家具を展示していた。建物が素敵。

 

 13時にリヤドに戻り、おやつを食べノンビリ。

                 

仲良くなったボーイさんと記念写真。

モロッコでは写真を撮る時、必ず肩を組むらしい?

日本に行きたいけれどダメだろうなぁ~と残念そうに言ってました。

 

14時半にタクシーのお迎えが来てフェズ駅へ

久し振りに文明に触れた気がする。

 

 ここで少し事件が。

モロッコに来て、最初に乗ったタクシーで、列車や、ホテルのバウチャー券(予約券)を貰ったのだが、

カサブランカに行く列車の切符が入ってないのに気が付いた。

娘は私が落としたかもと言っていたが、それは穏便に済ませるための方便。

絶対に最初から入っていなかったと思う。

駅で1等車の切符を買ったが、席が空いていて良かった(二人で330DH、3630円)

                    

 これが一等車の座席。6人掛けのコンパートメント(普通車は8人掛けで、座席が狭い)

席の上が鏡、その上のグレーの棚が荷物置き場。

今回も、若い男性が娘の大きいスーツケースをヒョイと棚の上にあげてくれた。

でも、途中で降りてしまった。

どうしよう?頑張って引きずりおろすしかない 危ないなぁ~

と思っていたら、同室の若い女性2人が途中下車する時に、助けてくれた。

4人がかりで降ろした。

モロッコの女性、控えめだけれど、とても親切

 

 驚いたのが列車のトイレ。

広くて清潔なのだけれど、便器の中が、爽やか。

エッ?と覗いてみると、穴から線路が見えた。

私が小学校低学年の時、こんな汽車に乗った事あるわ

 

                 

 

1時間半でカサブランカ到着。

ゆっくりディナー

 

   

 美味しいけれどどこに行ってもモロッコ料理だったので、ピザを見つけて大喜び。

最後の都市に到着した安心感で、ついたくさん頼みすぎてしまった。

お腹いっぱい

 

10月20日 11日目・12日目 カサブランカ そして帰国

ハッサン2世モスク

 モロッコ最大のモスク。新しい。1993年に完成。

海の向こうはスペイン

     

 

タクシーで中央市場へ

 写真は無いのですが、アンモナイトの化石を買った。

おまけに、砂漠のバラと呼ばれる化石を貰った。

全く値切らなかったのでくれたのかな?

 

周囲の建物 

多分20世紀初め頃のビル。

カサブランカはモロッコはもとより、北アフリカの中でも最大の経済都市と言われる。

 

 

トラム

 

 勿論乗りましたよ。

驚いたのが、トラムの駅に改札口がある事。

切符を入れるとバーが開く。こんなの初めて。

 

 10時半にホテルに戻り、タクシーでカサブランカ空港へ。

遅れて、16時45分に出発。ドーハまで7時間、ドーハで休憩5時間、そして羽田まで11時間。

 

20日夜、やっと帰ってきました。

 長い旅でした。

こんな旅ができるのはこれが最後でしょう。

娘の逞しさと、スマホ使いこなし能力に助けられました。

 

 長いブログにお付き合いいただき本当に有難うございました。

 

 

追加画像

下の梅干し状のものが砂漠のバラ(サハラ砂漠で取れたそうだ)

             

フェズの陶器など

             

フェズで買ったバブーシュとバブーシュのキーホルダー。

 

最後に

                         

シャウエンの猫

 

サハラ砂漠の星。 見えるかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (10)
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人生最後の冒険・モロッコへの旅・8  迷宮都市フェズ・1

2019-12-14 12:28:45 | 海外旅行

 モロッコへの旅は感動が多かった分、思い出も写真も多く、ブログアップに苦戦しています。

他の記事も書きたいのですが、今は我慢、我慢。

あと少し、お付き合い頂けると嬉しいです。

 

フェズの歴史

 フェズは1000年以上続く世界最大の迷宮都市と言われている。複雑な迷路・細い道が毛細血管のように広がっている。

一度迷子になったら二度と出られないとも言われているが、今はスマホの地図アプリが必需品。それでも慣れるまでは幾度となく

迷子になった。

 

 フェズはモロッコ最初のイスラム王朝に都であり、8世紀末にバクダットのイスラム王朝から分離した。

9世紀に都造りが始まり、古くから住むベルベル人、チュニジア、スペイン、各地のアラブ人が移住してくる。

やがてフェズを中心にイスラム教が広まり、信仰、芸術、商業の面でモロッコの中心として発展。

最盛期は13世紀のマリーン朝。今でも活気ある生活が営まれている。

 

10月18日・9日目 フェズ散策

 8時20分に朝食。今日は遅めの行動。

このリヤド2泊目、今夜もう1泊します。

大きな広間の四隅にある部屋で食事。アラビアンで豪華な部屋。

担当のボーイさんは素っ気ないと思っていたが、だんだん慣れてきて、手が空くと私達の所に来る。

見かけより親切。

 

 

観光前なのに写真がいっぱい。ブログ写真が膨大になりそうで心配。

 

 9時30分 出発

 ボーイさんが見晴らしの良い所まで案内してくれて、あちらがタンネリ地区(皮なめしの工房がある)、

あちらがシュレインモスク(フェズで一番大きなモスク)と説明してくれた。

わかった気になって坂を下り、タンネリ方向に歩きだすが・・・・・途中から道が無い

エッ こっちって言ってたわよね?

右方向に行っても道は無し。 娘のスマホの地図アプリは起動しているけれど、方向がつかめず、いきなり右往左往。

まだ中心地にたどり着いていないのに、もう迷子とは

 

 しっかりした体格の小学5年生ぐらいの男の子が、「どこに行くの?」って感じで近付いてきた。

「シュレインモスクでいいの?」ってどんどん歩きだす。

途中「どこから来たの?」・・・・とまるで私達より年上の様に聞く。

 

くねくねした道を何回も曲がり、ここだよって感じで到着。チップを渡して感謝。

(子供が案内してくれた場合もチップが必要。子供のアルバイトなのね。)

助かったわ~

 

モスクはまだ開いてなかったが、これで娘は方向がわかったらしい。 

くねくねと歩いて行くと

サファリーン広場に到着。ここは観光する時に目印となる場所。

この周囲は真鍮や銅の金属加工品の土産物を売っているらしいが、今日は金曜日でイスラム教の休息日。

殆どの店がお休みだ。

 

 カラウィンモスクを背に左に行けば なめし革染色職人街、タンネリ・ショワラに着く。

中世そのままに皮を染めているらしく、フェズ観光の目玉の一つ。

行ってみようと足を向けた途端、前歯の無い小男に絡まれた。

タンネリに行くなら案内するとしつこい。一度その場を離れ、いないのを確認して戻るとまたどこからか現れる。

タンネリを案内しチップを取るか、土産物屋に誘いこむか、とにかく怪しい。

その時はタンネリ行は諦めた。

その後2回、タンネリ地区に行こうと試みたが、その度に案内人が現れる。

一度は「ノーマネー、ノーマネー」というのでついて行こうとしたが、先の道が細いのでやめた。

タンネリ地区はツァーでフェズに行かれた方は必ず寄る場所なのだが、個人旅行の私達には敷居の高い場所だった。

 

 ブージュールド門 

 メディア(旧市街)の入り口にあるフェズ最大の門。1913年に建造。

 

 

内側から見ると緑、使徒側から見ると青の装飾。

この門の前で、ミントティーと、オレンジジュースで一休み。

この近くの銀行で両替。

娘がカウンターの中の銀行員たちに何やら聞かれている。

娘が腕に巻いていたアップルウォッチ「いくらするの?」って聞かれていたらしい。

モロッコでは品薄であり、また金額的にもなかなか手に入らないようだ。

持ち物に対しては皆とても目ざとい。

 

  門を出てスークの喧騒を離れる。城壁沿いに歩き、ダール・バハト博物館に行こうとしたが改修中で休館。

 

ブー・ジュールド庭園

サボテンがいっぱい

ヤシの木

             

植物も、造園もモロッコでしか見られない庭園だった。

幼稚園児が、散歩に来ていたのが微笑ましかった。

 

フェズエルド・ジェイド通り

          

フェズに住む人たちの日用品が売られており、観光客はあまりいない。

衣類が山積みになっていたり、プラスティック容器だけの店や、中古の靴屋があったり、生活感にあふれた場所。

スークでは比較的女性の姿が少ないが、ここには女性達が自由に闊歩していた。

 

王宮

 マリーン朝のスルタン(王様)の居城であり、現在はモロッコ王がフェズに滞在する時に使われる。

素晴らしいタイル装飾

         

 

 

 

ブ・ジュールド門に戻り昼食。

      

門の真ん前にあるクラシックな建物のテラス席でランチ

 

          

 私はチーズオムレツ。娘はチキン野菜のタジン、ひよこ豆の煮ものはパンを浸して食べる。

飲み物はリンゴとアボガドのシェイク。

飲み物入れて120DH(1320円)ぐらい。

 

 

またスーク(商店街)を散策。余りにたくさんのモスクや学校があるので名前がわからなくなってしまった。

            

 

モスクの内部に部外者は入れない。

 

メディナの店 

 金曜日は休養日なので、閉まっている店が多いが、門の周囲はとても賑やか。

 

お菓子屋

 箱に好きなお菓子をとり、計量してもらう。すべて同一料金で100グラム??いくらだったかしら?

       

 まばゆいばかりに、きらめくお菓子たち。

7、8種類買ってみた。宿で食べたがどれも甘いくて、美味しい。

イスラム教では酒が禁止なので、甘いお菓子が人気。種類が豊富でビックリする。

 

 途中休憩しにタクシーで宿に帰ったり、カルフールのスーパーに行ってみたり・・・・

次第に街に慣れてきた。

 

スークでは商品の写真が撮りにくいが、何か買って「写真大丈夫?」と聞くと快くOKしてくれる。

          

 娘がランプを買った。

最初480DH(5280円)と言われたが、

娘は 「I have no mony」

おじさん 「どこから来た?日本から来たなら、お金は持っているはずだ」

娘 「But I have no mony。200DH?」 日本ではついぞ見せた事のない表情豊かな顔で言う。

 

ここからが交渉の醍醐味。

おじさん「450DH?」 娘「200DH?」

おじさん「400DH?」   娘「220DH?」

おじさん「350DH?」 娘「240DH?」

トントンとリズムの良い掛け合いが始まり、金額を言い合い、

ある金額でオオ~ッと言って二人で握手していた。

決定金額は280DH。 モロッコ人もしたたかだけど娘もしたたかだわ

明るく楽しく交渉するのがここのルールみたい。

娘もおじさんも楽しそう

      

あんなにおまけしたのに、おじさんご機嫌。前の店の人が写真を撮ってくれた。

(本によると半額でも儲けはあるらしい。読んで下さってる皆様ご安心を

 

ブ・ジュールド門の前で乗合タクシーを捕まえ、宿の近くまで帰った。

タクシーは安く、危険ではないとわかったので、フェズではタクシーを大いに利用した。

 

昼食をたくさん食べたので夕食はスークで買ったパンと果物。

  

 

 明日もフェズを大いに楽しみます。

グッスリ 

 

 

 

 

 

 

 

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人生最後の冒険・モロッコへ7 青い街シャウエンへ

2019-12-09 00:46:31 | 海外旅行

 

 10月17日・8日目  不思議の街シャウエン散策

 8時に運転手さんと街の門で待ち合わせ、田舎道を気持ちよく走る。

 

まるで野生の動物園。

羊の群れ、ロバの親子、牛と出会い、そのたびに運転手さんが(どうしても名前が覚えられない)車を止めてくれる。

 

 気持ちの良いドライブだったが、木々のある所で突然停車。

スピード違反で捕まってしまい(制限速度80km)、500DH(5500円)の罰金を支払ったとの事。

周囲には1台も車が走っていない道路なのにのに何という理不尽な

気落ちしてすっかりしょげ返った彼が気の毒で、300DH(3300円)援助することにした。

サンキュー ソーマッチと言って大喜びしていたのに・・・・・

 

 

途中のレストランで。私達は水を補給し、搾りたてのオレンジジュースで一休み。

ザクロが美味しそう(モロッコのザクロは甘い)

 

 シャウエンの街が見えてきた。

街が青いのは、青い空と同じ色に塗り敵の目を欺くためだったとも言われている。

20世紀まではキリスト教徒が入れないという秘境だった。

 

街の外れにあるシャウエン門。

     

この門の周りで、女性たちが民族衣装を売っていた。

  

写真を撮っていると、あれよあれよという間に 3人がかりで 民族衣装を着せられてしまった。

頭にかぶり物、スカーフ、巻きスカートが定番らしい。

でも、ごめんなさい。いらないのです。

早々に引き上げた。

どの街でも 物を売る人は男性に限られていたが、ここで初めて女性の物売りに出会った。

モロッコでは、人と接触する仕事はほぼ男性だった。

 

          

駐車場で車を降りる。運転手さんはガイドの資格がないので、街を案内することが出来ないそうだ。

散策時間は3時間。

 

どこを見ても、青、青、青。

微妙に違う青が重なり合い、不思議な雰囲気。

映画の街か、ディズニーランドの様な遊園地か、まるで現実感が無い。

人々が生活しているはずなのに・・・・夢のような街。

 

             

所々アラベスク模様のタイルも見かける。

 

             

 

水汲み場

 

         

 ドアいろいろ。     

 

 

 

ここでもロバが活躍。

 

街の一番高い所にある門。一歩外に出れば山並みが続く。

     

 

 

広場

 

 

周囲には土産物店や、のんびり過ごすおじさん達。

シャウエンの男性は このおじさん達の様にジュラバという服を身につけてる人が多い。(中年以上ですが)

 

ランチは こじゃれた店で野菜のパニーニと、ジャガイモと野菜のタコス。オレンジジュース。

どのレストランに入っても同じようなモロッコ料理だったので、このメニューがとても嬉しい。

それにしても安い(二人で70DH)

いつも運転手さんと入っているレストランは一人分約150DHのモロッコ料理のコース。

        

私は豆が大好き。ナッツの店でミックスの豆と、アーモンドと ピーナッツを400グラム買った。

どれもコクがあって美味しく、日本に帰ってから アッという間に食べきってしまった。

 

15時出発。

夕食はホテルで予約しておいたが、胃が重くて運転手さんの電話を借り、キャンセルした。

(多分 何度も食べたモロッコ料理のコースが出てくる

代わりに何かテイクアウトがあるかどうか聞いたら、ケバブの店に連れて行ってくれた。

 

 

肉を選ぶと、その場で焼き、丸パンにはさんでくれる。チキンとビーフを選んだ。

モロッコ風サンドイッチだ。

その土地のソウルフードを食べるのは楽しい。

 

 20時30分にフェズの街の門に到着。

運転手さんに4日間のお礼を言い、今日の分のチップ400DH(4400円)を渡した。(チップは毎日夕方渡していた)

で、これでお別れかと思ったら、良かったらもっとチップが欲しいという。

エッ?さっき300DH渡したでしょ。

娘がさっき交通違反の時お金を渡したと言ったら、ソレはソレ、コレはコレと言われたらしい。

100DH渡したら、少し不満顔で受け取った。

なんだかね~。 最後にケチをつけられた気分。私達ならもっと取れると思ったのかしら?

生活があるのはわかるけど・・・・したたかですね。

 

 まぁ4日間楽しく過ごしたので、良しとしましょう。

 

 明日からは世界一の迷宮都市と言われるフェズの街散策です。

楽しみだわ~~

 

 

 

 

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人生最後の冒険・モロッコへの旅・6 サハラ砂漠へ・2

2019-12-06 01:04:21 | 海外旅行

 若い時は夢や希望がそれなりにあったけれど、全て国内で出来る事であり、海外なんて興味なかった。

それが今や海外旅行が趣味となり、たびたび行くようになるとは人生面白い。

特に 地の果てサハラ砂漠にまで行く事になるとは

 

 病気の後、自分の人生は静かに大人しく過ぎて行くのだろうと漠然と思っていた。

まぁ生き延びたのだし、それでもいいかと思っていた。

でも、なぜか旅の行動半径が広がっている

知らない土地に行き、知らなかった事を知る・・・・

こんな体験を満喫する日々がやって来るなんて想像もしていなかった。

 

 いよいよ、この旅のメインイベント、サハラ体験です。

 

10月15日夕方

 サハラ砂漠の夕日を見に5時に出発。

 

 ホテルのボーイさんが、私達がベルベル人の布を持っているのを目ざとく見つけ、

本格的にターバンを巻いてくれた。

ターバンは庇があるので強い日差しから顔を守り、垂れている布で口を覆えばマスクにもなる。

帽子だと風に飛ばされてしまう。

そして一枚の布にすればマントにもなる。 合理的ですね~。砂漠の民の知恵です。

 

娘の巻き方は少し違う。

 

写真をお楽しみください。

待機中のラクダ君

6人で隊列組んで、出発~ 初めての砂漠に全員大興奮

スペイン人の若者カップル、30代後半ぐらいの日本女性の二人組、私達。

 

 

逆光で撮影。

 

 

 

夕日の見えるビューポイントへ。

サハラ砂漠の砂は粒子が細かく、この登りは私にはキツイ。

一歩進むと足元がズルズル滑る。娘に手を引っ張ってもらった。

私も年取ったものですね。

 

言葉もなく、見つめる夕日。

 

 

 

2時間半の砂漠散策のあと、テントに到着。

      

どんな部屋かと思っていたら思ったより綺麗。

意外な事に別棟にトイレとシャワーがあった

身体拭きシートを持って行ったが必要なし。(ただしシャワーは水のみ)

 

 テント村の一つが食堂になっていて、ビュッフェ形式モロッコ料理が出た。

日本人旅行者は意外と多く、母娘連れが私達以外にもう一組、女性二人連れが2組、一人旅の女性が一組

一人旅と二人組のうちの一組は、口紅の色も華やかにスカート姿、とてもお洒落。

娘に言わせるとインスタアップ狙いでモロッコに来ているらしい。

なるほど、そういう目的の旅もあるのね。

 

これが夜のテント村。

ベルベル人10人ほどの素朴な音楽が砂漠に沁みわたる。

 

夜、娘が星空の写真を写しに一人で砂漠に出かけて行った。

待っている時間の長かった事。

豹やライオンなどの猛獣はいないだろうけど、毒蛇?サソリ?あらゆる危険を考えてしまった。

 

10月16日・6日目

 朝6時半サハラ砂漠の朝日を見に出発。

夕日と朝日とでは砂漠の雰囲気が全く違う。

朝日の中では、柔らかな光に包まれた幻想的なサハラ砂漠を見ることが出来る。

向うの丘に別のグループが見える。

       

       

       

 ラクダ引きのおじいさんの提案のポーズ。

他の4人は朝日の前で飛んだり、跳ねたり、抱き合ったり

朝日は気分が高揚するわ~

       

帰りは疲れてしまい、ラクダからずり落ちそうになった。

ラクダから降りたら、駱駝引きのおじいさんが手をつないでくれた。

ラクダになった気分(笑)

 

 キャンプに帰り朝食。

またラクダに乗ってメルズーガのホテルへ。4WDに乗り換え、エルフードで専用タクシーのお兄さんと待ち合わせた。

      

ミデルトの椰子畑。(ナツメヤシの実は甘くておいしい)

 

 

ランチはスープとパスタとタジン鍋(牛肉とプラムの煮込み)

パスタは珍しい。どこに行ってもモロッコ料理ばかりだったので。

 

野生の猿は、モロッコの人にはとても珍しいらしい。

運転手のお兄さんが、「猿、猿」と動画まで見せてくれたが、日本ではよく見かけるし、私達あまり興味なし。

 

 

 

イフレンという近代的な街で一休み。

 

フェズのホテルに20時30分ごろ到着。

      

ここも昔の貴族の家を改築したリヤド。豪華な内装。

モロッコ音楽でお出迎え。

 

なぜか寝室よりも洗面室の方が広い感じ。

 

夕飯はレストランに行けず、途中で買った果物とお菓子と持ってきたカップラーメンで済ませた。

でも疲れていたらしく、つまずいてカップラーメンをこぼしてしまった。

モロッコ料理は薄味なのであのラーメンの塩味が欲しかったなぁ~

 

今日もグッスリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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人生最後の冒険・モロッコへの旅・5  サハラ砂漠へ・1

2019-12-01 23:37:41 | 海外旅行

働くロバたち

砂漠の後に行ったフェズの街。 ゴミを集めているロバ。

とても可愛いけど、少し物悲しい顔してませんか?

マラケシュのフナ広場で見かけた運搬車。

車の主がいないので写真を撮ったら、おじいさんが血相変えて怒鳴りながら近づいてきた。

思わず逃げてしまったが、チップを払えばよかったのね。

写真を撮る観光客を見張っていたらしい。

 

マラケシュのスークで

                       

陶器が素敵。でも私のスーツケースはとても小さいので、ぎゅうぎゅう詰め込むと割れる。

下の小さな豆皿を3つ買った。(もちろん値切って)

何か買うと安心して店内を撮影できる。

そして店主と必ず一緒に写真を撮ることにした。

一緒に撮ろうというと、喜んで写真に入ってくれる。

時には前の店の店主が出てきて、シャッターを押してくれる。

モロッコ人は恐い人もいるけど、基本的には陽気で人と接するのが大好きみたい。

  

 

 

 

10月14日・5日目  サハラへ 

 いよいよサハラ砂漠に出発の日。

サハラ砂漠は遠いので、観光しながら途中1泊してたどり着く。

 

 いつもは8時半に食事なのだけれど、8時に食事時間を変更してもらったら、

パン屋の開店が8時なので、パンが間に合わないと言われた。

出来立てのパンを出していたのね。アットホームなホテルだった。

 

 9時に駐車場で、専用車の運転手と待ち合わせ。

これから4日間一緒に過ごすので、気づまりな人だと困ると思っていたが、20代後半か、30代の明るい顔した若者。

ホッとした。

モロッコ・サウンドをガンガンかけて、乾いた土地を疾走する。

 

 

 

アトラス山脈を越え、時々、ビューポイントで降りて、写真を撮ったり。

 

            

昼食は、運転手さんが(名前が難しくて覚えられない)ケバブ、私達がタジン鍋。

豆と野菜と鳥、ターメリックで黄色いが、辛くはない。

私達は1人前を2人で食べる。チップ込みで300DH(3300円)

サハラへの旅では、チップ込みにすると、どのレストランもこの値段だった。

峠の店で、アルガンオイルを買う。

 

アルトベンハットウ

映画の撮影によく使われる土の街。

                           

                          映画のセットに迷い込んだみたい。

 

ベルベル人の住居

 

 

ベルベル人はモロッコの古くからの民族。現在モロッコの人口構成はアラブ人6割、バルバル人4割と言われている。

案内してくれたベルベルのおばさんと記念写真。

      

頂上近くから。

       

太陽光発電のパネルが見えた。 なるほど!

 

タウリルトのカスバ見学(カスバとは城壁に囲まれた要塞のこと)

 

ここは豪族の邸宅兼、敵からの守りを固める城または要塞。

カスバ街道と呼ばれる街道沿いにたくさんのカスバがある。

広すぎて迷ってしまった。

 

ワルサザードの街

夕暮れ迫る美しい時間。

 

ダデスに宿泊

 

 

ミントティーでお出迎え。

1日車だったので、お茶が体に沁みわたる。 部屋のキー。可愛い

 

夕食はバイキング。  モロッコ料理が並ぶ。 右は朝食。朝から甘いものが多い。

とても広いホテルなので、朝は優雅に散策。

 

 

10月15日・6日目 サハラへ

9時出発。

 

トドラ渓谷へ 高い崖の下を1時間ほど散策。

 

ここで、ベルベル刺繍の付いたストールを買う。(2枚で560DH、結構高い)

運転手さんが砂漠に行くにはターバンをと何度もすすめるので、その気になってしまった。

娘は青、私は赤。  ターバンを巻いてもらって、二人してご機嫌。

            

ここはロッククライミングの名所らしい。

           

4日間お世話になる専用車の運転手さんと 記念写真。

 

エルフードでタクシーから4WDに乗り換え、メルズーカのホテルへ。

メルズーカはサハラ砂漠の端にある。

このホテルに待機し、いよいよ5時にサハラ砂漠出発。

目の前はサハラ砂漠

 

やっとここまで来た。長い道のりだった。

 

サハラの夕日に続く。

 

 

 

 

コメント (9)
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