西暦2010年、ボドル基幹艦隊決戦の決戦は人類の壊滅という大きすぎる犠牲と引き換えに地球統合軍残存部隊・アドクラス艦隊・ラプラミズ艦隊・カムジン艦隊の連合軍の勝利で終わった。
しかしこれで戦闘が終わったわけではなかった・・・・・
地上では激しい地上戦が展開され、中々戦争が終わらなかった。
ようやく両者疲弊したところで第1次星間大戦は終戦の時を迎える。
終戦後、新統合政府が樹立。
地球統合軍残存部隊、ゼントラーディ軍部隊を再統合し新統合軍が誕生する。
多くのゼントラーディ軍兵士は参入したが、数が多すぎるため入り切れず規定量しか入隊できなかった。
初の星間結婚を果たしたミリア・ファリーナ・ジーナスの生き残った部下たちも新統合軍へ入隊する事になるのである。
【西暦2010年7月.シドニー基地】
モーア「ふぃ~。」
ゼントラーディ軍元ラプラミズ艦隊元ラプラミズ艦隊3級空士長モーア・カリダム。
マイクローン化して新統合軍の軍人に入隊した。
可変戦闘機と言うのに興味があった、何度も遭遇しているしいっその事面白そうからやろうっかと言う軽い気持ちで同僚と共に配備された。
しかし、彼女だけオセアニアエリアへ配属になった。
モーア「あ~退屈だな。」
オセアニア地域は対して敵も存在しない、ゼントラーディ人であるモーアは退屈で退屈でしょうがない。
訓練だけしかない、つまんねぇつまんねぇと毎日言うモーア・カリダムである。
その割には地球の文化にすぐに慣れて、基地でほかの女性兵士と共におしゃべりしたり再建された街へ遊びに行っている。
言っている事が矛盾しているが、彼女なりには暇である。
そんなある日・・・・・・・・
モーア「えっミリア1級空士長来るのですか?」
「違う、ミリア少尉だろモーア・カリダム准尉。」
モーア「すいません、隊長。」
ミリア・ファリーナ・ジーナスは産休に入る前は世界各地に配属された自分の元部下たちを夫マクシミリアン・ジーナスと共に行っている。
元部下だけではない、ほかのゼントランやメルトランもそうである。
訪れただけで多くのゼントランやメルトラン達が並んで敬礼する。
モーア「うぅぅめんどくさい人が来たな。」
モーアは上官であるミリアが苦手である、理由はモーアにあるのだが。
よく天然ボケじみた事を言うのでミリアによく叩かれて怒られる。
モーアはミリア曰く腕は№2だが、信頼性はデワントンの方が上だと言っている。
地球人の親しい仲のいい女性兵からも本当にロイ・フォッカーを致命傷を与えた人物なのか?と言われてしまう始末である。
モーア「ミリア1級空士長が来るなら暇な日々を送る方がマシだ~」
と叫ぶ。
まぁマクロス外伝の主人公のラウラであれば、すぐに喧嘩に走る。
そして当日・・・・・・・・・・・
マクシミリアン・ジーナスの青いVF-1Jバルキリーとミリア・ファリーナ・ジーナスの赤いVF-1Jバルキリーがシドニー基地へ到着する。
基地の職員は2人に対し敬礼する。
モーアも当然敬礼する、しかし当のモーアは胃腸が痛くなった。
ミリア「モーア・カリダム准尉はいるか?」
ミリアはモーアがいるかどうか確認する。
モーアはミリアに自分の名を言われた時は失神しそうになった。
モーア「ハッここにいます、ミリア1級空士長。」
と手をあげる。
緊張しすぎて体が震え被っているベレー帽を落としそうになっている。
そしてミリアが近づく。
ミリア「モーア・カリダム准尉!私は少尉だ!馬鹿者!!」
モーア「ひっすいません。」
戦後初の元上官ミリアからの説教である。
モーアは慣れ切っているとは言え久しぶりに怒られたためビクッとなる。
だがその直後ミリアに頭を撫でられる。
モーア「あっ・・・・・・」
ミリア「私がいない間よく生きていてくれた、それでこそ私の部下だ。これからもがんばってくれ、そしてマイクローンと共に協力して文化を守れいいな。これが元上官である私からの最後の命令である。」
ミリアが各地に散らばった部下を訪問していたのは、無事に生きてちゃんと生活しているか無事に生きているかどうかの確認である。
ミリアはそれが心配で訪問していたわけである。
モーア「ミリア1級・・・・少尉、私は・・・・・・・」
ミリア「信頼性はないが、お前は私の立派な部下だ。これから戦争以外の幸せを見つけてくれ。」
ミリアはモーアに握手を求める。
モーアは意味は分からなかったが、ミリアの答えに応じて両手でミリアを手を握る。
モーアの目からは涙がこぼれていた・・・・・・・・・・
そして帰路
マックス「ミリア・・・・・さっきの彼女はどう思っているんだい?」
ミリア「あいつは信頼性はないが、頼りになる部下だった。まぁ頼りになる私の誇る大事な部下の一人だ。そして、ほかの部下たちも・・・・」
マックス「ミリア・・いい部下に恵まれたね。」
ミリアは夫であるマックスにそう言う。
マックスもミリアの気持ちを聞いてにっこりとする。
そしてミリアはモーアにいるシドニー基地に敬礼をする。
その頃、モーアもミリア達がいる方向に向けて敬礼する。
モーア「ミリア1級空士長、最後の命令はたして見せます。」
その後モーアは翌月に宇宙へ上がって月面方面軍のパイロットになる。
開発が進められているVF-Ⅹ-4のメルトランの体験パイロットになり、以前戦った事のある一条輝ら2名のテストパイロットとゼントラン側の体験パイロットともにVF-Ⅹ-4の開発に貢献する。
そして一般部隊に配属になり、模擬戦で初めて戦って負けた相手星村和也にお互い惹かれあい2011年結婚、モーア・カリダムから星村絵里と改名する事になる。
星村少尉「ミリア1級空士長、戦争以外の幸せを見つけましたよ・・・・・」
ミリアに並ぶメルトランは、今もミリアの最後の命令を守り続ける。
しかしこれで戦闘が終わったわけではなかった・・・・・
地上では激しい地上戦が展開され、中々戦争が終わらなかった。
ようやく両者疲弊したところで第1次星間大戦は終戦の時を迎える。
終戦後、新統合政府が樹立。
地球統合軍残存部隊、ゼントラーディ軍部隊を再統合し新統合軍が誕生する。
多くのゼントラーディ軍兵士は参入したが、数が多すぎるため入り切れず規定量しか入隊できなかった。
初の星間結婚を果たしたミリア・ファリーナ・ジーナスの生き残った部下たちも新統合軍へ入隊する事になるのである。
【西暦2010年7月.シドニー基地】
モーア「ふぃ~。」
ゼントラーディ軍元ラプラミズ艦隊元ラプラミズ艦隊3級空士長モーア・カリダム。
マイクローン化して新統合軍の軍人に入隊した。
可変戦闘機と言うのに興味があった、何度も遭遇しているしいっその事面白そうからやろうっかと言う軽い気持ちで同僚と共に配備された。
しかし、彼女だけオセアニアエリアへ配属になった。
モーア「あ~退屈だな。」
オセアニア地域は対して敵も存在しない、ゼントラーディ人であるモーアは退屈で退屈でしょうがない。
訓練だけしかない、つまんねぇつまんねぇと毎日言うモーア・カリダムである。
その割には地球の文化にすぐに慣れて、基地でほかの女性兵士と共におしゃべりしたり再建された街へ遊びに行っている。
言っている事が矛盾しているが、彼女なりには暇である。
そんなある日・・・・・・・・
モーア「えっミリア1級空士長来るのですか?」
「違う、ミリア少尉だろモーア・カリダム准尉。」
モーア「すいません、隊長。」
ミリア・ファリーナ・ジーナスは産休に入る前は世界各地に配属された自分の元部下たちを夫マクシミリアン・ジーナスと共に行っている。
元部下だけではない、ほかのゼントランやメルトランもそうである。
訪れただけで多くのゼントランやメルトラン達が並んで敬礼する。
モーア「うぅぅめんどくさい人が来たな。」
モーアは上官であるミリアが苦手である、理由はモーアにあるのだが。
よく天然ボケじみた事を言うのでミリアによく叩かれて怒られる。
モーアはミリア曰く腕は№2だが、信頼性はデワントンの方が上だと言っている。
地球人の親しい仲のいい女性兵からも本当にロイ・フォッカーを致命傷を与えた人物なのか?と言われてしまう始末である。
モーア「ミリア1級空士長が来るなら暇な日々を送る方がマシだ~」
と叫ぶ。
まぁマクロス外伝の主人公のラウラであれば、すぐに喧嘩に走る。
そして当日・・・・・・・・・・・
マクシミリアン・ジーナスの青いVF-1Jバルキリーとミリア・ファリーナ・ジーナスの赤いVF-1Jバルキリーがシドニー基地へ到着する。
基地の職員は2人に対し敬礼する。
モーアも当然敬礼する、しかし当のモーアは胃腸が痛くなった。
ミリア「モーア・カリダム准尉はいるか?」
ミリアはモーアがいるかどうか確認する。
モーアはミリアに自分の名を言われた時は失神しそうになった。
モーア「ハッここにいます、ミリア1級空士長。」
と手をあげる。
緊張しすぎて体が震え被っているベレー帽を落としそうになっている。
そしてミリアが近づく。
ミリア「モーア・カリダム准尉!私は少尉だ!馬鹿者!!」
モーア「ひっすいません。」
戦後初の元上官ミリアからの説教である。
モーアは慣れ切っているとは言え久しぶりに怒られたためビクッとなる。
だがその直後ミリアに頭を撫でられる。
モーア「あっ・・・・・・」
ミリア「私がいない間よく生きていてくれた、それでこそ私の部下だ。これからもがんばってくれ、そしてマイクローンと共に協力して文化を守れいいな。これが元上官である私からの最後の命令である。」
ミリアが各地に散らばった部下を訪問していたのは、無事に生きてちゃんと生活しているか無事に生きているかどうかの確認である。
ミリアはそれが心配で訪問していたわけである。
モーア「ミリア1級・・・・少尉、私は・・・・・・・」
ミリア「信頼性はないが、お前は私の立派な部下だ。これから戦争以外の幸せを見つけてくれ。」
ミリアはモーアに握手を求める。
モーアは意味は分からなかったが、ミリアの答えに応じて両手でミリアを手を握る。
モーアの目からは涙がこぼれていた・・・・・・・・・・
そして帰路
マックス「ミリア・・・・・さっきの彼女はどう思っているんだい?」
ミリア「あいつは信頼性はないが、頼りになる部下だった。まぁ頼りになる私の誇る大事な部下の一人だ。そして、ほかの部下たちも・・・・」
マックス「ミリア・・いい部下に恵まれたね。」
ミリアは夫であるマックスにそう言う。
マックスもミリアの気持ちを聞いてにっこりとする。
そしてミリアはモーアにいるシドニー基地に敬礼をする。
その頃、モーアもミリア達がいる方向に向けて敬礼する。
モーア「ミリア1級空士長、最後の命令はたして見せます。」
その後モーアは翌月に宇宙へ上がって月面方面軍のパイロットになる。
開発が進められているVF-Ⅹ-4のメルトランの体験パイロットになり、以前戦った事のある一条輝ら2名のテストパイロットとゼントラン側の体験パイロットともにVF-Ⅹ-4の開発に貢献する。
そして一般部隊に配属になり、模擬戦で初めて戦って負けた相手星村和也にお互い惹かれあい2011年結婚、モーア・カリダムから星村絵里と改名する事になる。
星村少尉「ミリア1級空士長、戦争以外の幸せを見つけましたよ・・・・・」
ミリアに並ぶメルトランは、今もミリアの最後の命令を守り続ける。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます