オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

正月二日

2020-01-02 | 弁当

1月2日 昨日の元旦はお雑煮を食し、お屠蘇にビールで一日が終わったようなものであった。他には何もせずに年賀状を見て過ごした。表に出たのは唯一、ポストまで年賀状を入れにいったことである。

大晦日と違い今日も穏やかで晴朗な天気である。家人は風邪気味が治らぬと云いながら晦日も正月も関係なく仕事に出ている。こっちは部屋に籠り、本を読むかCDを聞きながら気儘に過ごしている。怠惰な毎日だが怠惰ながらも時間が経つのは早い。

今年も明けて二日目となるので、今日は午後から散歩にでることにした。街に出て映画を観る気はしないはが、ボートレースでもやっていれば水辺の散歩と洒落こむのだが、レースは明日からだ。

そんなことで、近所の神社を廻る散歩にした。。先ずは、ふた昔以上も前に住んでいた社宅から近かった「世田谷観音」へ。ここは特攻隊で亡くなった軍人を祀っているので、英霊に敬意と哀悼を表すために。

駒沢通を横切って世田谷区に入り、暫く歩いて下馬通を越えるとかつて暮らした社宅(現在は賃貸マンションに)が在る。周りの塀や建物の壁が塗り替わって高級そうに見える。二階建て二棟に、十軒が入っていたが3LDKの良い社宅だった。ここから、学芸大附属高校のグランド側を廻ると世田谷観音に至る。

             

世界平和を祈り、裏門から出た。ここから三茶方面に向かって「西澄寺」に詣でることにした。西澄寺は真言宗のお寺で、ここの山門は阿波藩蜂須賀家の中屋敷の門を移築したものとのことで歴史の重厚さを感じる。この寺の参拝者は三人しか見かけなかった。正月二日目の冬の午後とはこんなものか?。境内に見事な銀杏樹が在る。

             

そして、世田谷通りを環七方向に向かった。もう一寺、有名な禅寺で「竜雲寺」があるのでそこにも参拝することにした。

竜雲寺の手前、世田谷通りに面して信濃屋さんという小さいながらもスーパースタイルでアルコールが安い店がある。社宅住まいの頃は時々買い物をした店だ。ここの店先に、ワインの福袋があり買った。今夜は家族が正月祝いに集まるので・・・。

ワイン三本入りの紙袋を提げて「竜雲寺」さんに参拝した次第。ワインは、今宵の家族集合の新年宴会のために用意した。

             

最後の参拝は、我が家から直ぐの碑文谷公園の池に鎮座する厳島神社の弁財天さんである。江戸時代にこの地を拝領した旗本・神谷氏が祀った弁財天で、今は地元の有志が大切に祀っている。

直ぐ脇にある日本大学水泳部合宿所&プールの在る通りを抜けて公園に至った。冬の陽ざしが傾きかけた時刻になっていた。池に突き出た社に参拝する姿はまばらであった。ここでは、明日からの勝負(なんの?)武運長久ならぬ賭け運長久を願った!。 

           

かくして一時間半の散歩を終えた次第である。

 

そして、五時前となり子供達夫妻や二人の孫も参集して令和二年新春の宴が始まる。義母に妹夫妻とその息子二人も来て総勢十七名、我が狭隘な宅は満員御礼の札止め状態。騒がしいことこの上なしが23時まで続いたのである。

          

私が加わった写真は、写真から撮ったので些かぼやけているが、ボケオヤジが入った所為でもあろう・・・。かくして貧乏一家の、乞食の酒盛りは盛会裏にお開きとなった。

 

            

          

 

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