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井川、最後の大阪ドームで6回2失点!(7日・京セラドーム大阪)

2006-11-09 00:00:49 | Nichibei-Yakyu
 日本選抜の先発は左腕・井川慶(阪神タイガース)。地元・大阪ドームで最後の雄姿……【2回表】先頭のアンドリュー・ジョーンズ(アトランタ・ブレーヴス)をストレートで歩かせ、6番デヴィット・ライト(ニューヨーク・メッツ)をインコースのストレート(139㎞)で見逃し三振に仕留めるが、7番ビル・ホール(ミルウォーキー・ブリュワーズ)にもフォアボール(四球)を与え、1-OUT1,2塁。
 8番チェイス・アトリー(フィラデルフィア・フィリーズ)には「2-0」と追い込んで、3球目の外角低目(139㎞)で見逃し三振と思いきや、判定は「ボール」。球審・吉本文弘。MLBに遠慮したか? 気を取り直して、5球目に外角高めに決めて(142㎞)今度は見逃し三振! 3球目の方が「いい球」だったが……2-OUTになって、9番ブライアン・シュナイダー(ワシントン・ナショナルズ)にも「2-1」に追い込んだが、勝負球のストレート(144㎞)が甘く入り、センター前に弾き返され、先制点を許す。

【4回表】には先頭のライトに第1打席に見逃し三振を喰らった≪報復≫をされ、チェンジアップをレフトスタンドに放り込まれ、「0対2」。井川はこの2失点で降板。6回2失点だから、クオリティースタート、上々のピッチングに見えるが、四球を6つも与えて、これはマイナス材料。メジャーリーグのスカウトの目にはどう映っただろう? これが最後のアピールの場だった。ポスティング(入札)で減額されるかもしれない。

 試合は【6回裏】に日本選抜が「2対2」同点に追いついて、「今日こそは」と思わせたが、【8回表】2番手の福盛和男(東北楽天ゴールデンイーグルス)がこの日の“壊し屋”になってしまい、ライアン・ハワード(フィラデルフィア・フィリーズ)に4試合連続ホームランを浴びるなど5失点で“炎上”……この福盛も日本選抜に選ばれるようなピッチャーではなかった。「2対7」で4連敗! メジャーリーグ選抜の賞金は1億2000万円に加算された。

井川 58発男ハワードを3タコ完封 (デイリースポーツ)


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