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名伯楽の分析(2020/06/21/東京ドーム)

2020-06-22 17:54:54 | Tokyo Giants
 左に弱いと言われているが、3連戦で凡退した打席を見ると、体が前に流れ、スイングが外回りするから腰で回転できていない。バットのヘッドが返り、外のボールを片手で引っかけてしまっている。

 メジャーで逆方向に本塁打を放っている映像も見たが、今のようなスイングではなかった。しっかりバットを内側から出し、回転しながら両手で打っている。あのバッティングを思い出さなければいけない。



 指導者の目線で修正方法を考えるなら、左のカーブマシンや緩いボールをセンター方向に打たせること。広いグラウンドでロングティーをさせ、内側から振らせてセンターへ、フェードボール意識の打球を打たせるのもいい。ティー打撃なら、背中側からトスするのもいい練習になる。しっかり軸足にため、ボールを引きつけ、バットを内側から出させる意識付けが必要だろう。

 打撃フォームで気になるのは構え。直立不動で立っているから、外のボールが見えていないように感じる。上体をくの字にするような意識を持たせると、もう少し、外角も見えるだろう。

 日本の投手は「イチ、ニーの、サン」、メジャーでは「イチ、サン」のタイミングと言われる。だから、初めは戸惑う外国人が多い。そのタイミングをつかまなければいけないが、上体をくの字にすることで間合いも生まれ、ためを作ることにもつながる。


さすが「名伯楽」。阪神タイガースは打撃コーチ「選び」でも失敗している、と思いたくないが。これを読むと、修正次第で良くなる可能性はありそうなので、本人と、それから打撃コーチの力量が問われる。




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