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能見、7回1失点(25日・鳴尾浜)

2005-06-26 12:53:26 | Western League
 先発の能見篤史が初回、1番・東出輝裕(.380)に2球目のストレートをセンター前に弾き返され、鳴尾浜の数少ない観客から「あ~」と落胆の溜息。しかし、2番・松本高明(.336)をセカンド・ゴロ・ゲッツー(併殺)に打ち取り、思わずグラブをポンと叩いた能見。その裏、2番・秀太(前田忠節と入れ替わりでファーム降格)がレフト前ヒットで出塁し、4番・喜田剛(.296)のレフトフェンス直撃のツーベースで1点を先取。

【5回表】カープの4番(鳥谷敬と早稲田で同期の)比嘉寿光(.260)に「1-2」からスライダーを叩かれ、レフトネット直撃のホームランで「1対1」同点に追いつかれるが、その裏、1番・赤松真人(.381)が相手エラーで出塁して盗塁(キャッチャーの悪送球で3塁へ)。秀太が1,2塁間を抜いて、「2対1」勝ち越し。秀太がすかさず盗塁を決めて、3番・林威助(.350)がレフト線を破って、「3対1」。【6回裏】にも2アウト2,3塁から、赤松が勝負強さを発揮して、2点タイムリーを放って「5対1」。

【8回表】からは2番手、牧野塁が登板して、先頭の山本芳彦(.241)を「2-1」に追い込んで、4球目の快速球で見逃し三振! スピードガン表示はないものの、かなりの球速が出ている。本人も満足げ。6番・井生崇光(.256)はフォークを振らせて、空振り三振! 「格」の違いを見せ付ける。
 8番・天谷宗一郎(.283)も「2-1」と追い込んだが、キャッチャー(狩野恵輔)のサインに何度も首を振り、呼吸が合わない。3球連続ボールで四球。8番・鈴衛佑規(.467)をスライダーでサードゴロに打ち取るが、相変わらず不安定な牧野。プロ13年目なのに、マウンド上でのあの落ち着きの無さは一体……?

【9回表】からは吉野誠が締めくくりで登板。だが……先頭のフランコ(.164)を「2-0」に追い込みながら、内野安打で出塁を許し、1アウト後、2番・松本にセンター前に弾き返され、1,2塁。「よしの、がんばれ~!」の子供の声援が聞こえる中、代打・木村一喜にもセンター前に落とされ、1アウト満塁。4番・比嘉をサードゴロに打ち取り、2アウトに漕ぎ着けるが……小さな「あと一人」コールが起きる中、5番・山本に1,2塁間を抜かれ、「5対2」。ここで吉野、無念の降板……。

 3塁側ブルペンから出てきたのは、痩身の黒人、ダーウィン・クビアン(12試合、7勝1敗、防御率3.00)だった。このところ先発で結果が出ていないので、クローザーへの配置転換か? ダッグアウトに戻った吉野は口を真一文字に結んで悔しそう。「オレはこのまま戻れないのか……?」。ダーウィンは暴投(ワイルドピッチ)で1点を失い、ヒヤリとさせるが、6番・井生をサードゴロに打ち取り、「5対3」でゲームセット。7回1失点の先発・能見は(1週間後の)横浜スタジアム(2日)で1軍復帰か? 

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1 コメント

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ブラウン3回4失点でKO!(25日・甲子園) (ZETA-WEB)
2005-06-26 13:32:41
 昨日のスポーツ紙を見て、全紙タイガースの先発予想が「ブラウン」になっていて、ビックリ。私は「太陽」にすべきだと思っていたのですが、案の定、ジャイアンツ打線に捕まって、3回3/2でKO! 江草がよく繋ぎましたが、最後にジェフが3ランを喫して、Gエンド。

 先発が普通に投げていれば勝てていた試合です。世の中はすっかりタイガース優勝ムードですが、この先発陣の不安定さを考えると、まだまだ安心は出来ません。
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