オーナーズリーグOLS01弾/OLS01 029Ｔ能見篤史SSオーナーズリーグ
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阪神タイガースが「3対0」でリードした【5回裏】広島東洋カープの攻撃。先発の能見篤史（10勝12敗、防御率3.84）が2-OUT一三塁のピンチを迎えて、左打席に丸佳浩（打率.253）。また能見の崩壊が始まるのかと、冷や冷やしながら見ていたが、カウント「2-2」からの5球目。真ん中に速球（141km）を決めて、キャッチャーの鶴岡一成（20年目）は立ち上がり、能見も三塁側ダッグアウトに帰りかけたが、判定は（あろうことか）「ボール」。
その瞬間、能見は後ろを振り返り、何事か呟き、帽子のひさしに手をやった。この試合の球審＝飯塚富司（19年目）。球審がこの人物なら「仕方ない」と能見も観念（諦観）したのだろう。思い直して、次の球を投げ込んだ能見。6球目（135km）も同じ球だった。打席の丸も同じ球だから「ボール」なのだろうと判断して、見送ったのだろうが、判定は見逃し三振！ 理不尽大王、飯塚（元阪急ブレーヴス外野手）。
その飯塚審判員。来シーズンからタイガースの監督に就任するかもしれない男とは、因縁があるが、「○本？ どんと来いや！」という心境だろう（代弁）。来シーズンからは「監督と審判」と立場を変えて、因縁の戦いが始まる？
それにしても、現監督。就任時に「スパイスを加える」と言いながら、何か（チームに）スパイスを加えたのだろうか？ 今シーズンも終盤に両外国人が共に時期を違えて、不調の時期があったのに、第6の外国人選手と「入れ替える」というスパイスを加えることができなかった。コーチ時代から長年、戦ってきた外国人選手との信頼関係という情に流されてしまった。
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