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Hanshin Tigers Series 2024

数字の「7」と「31」(25日)

2008-10-26 19:17:18 | Tigers DEN β
 真弓明信(新)監督の背番号が「72」に決まったそうだが、デイリースポーツが、1972年に太平洋クラブライオンズに入団した時の背番号が「2」だったと書いているが、そんなはずはない。無名の電電九州から(ドラフト3位で)入団して、いきなり、そんなレギュラークラスの背番号が貰えるわけがない。確か「42」だったと思うが……デイリーのいい加減な飛ばし記事。

 背番号といえば、同じ「7」の誼で今岡誠の「再生」に全力を挙げるらしい。岡田彰布(前)監督の後半戦の起用の仕方を見れば、来シーズンは「構想外」という感じだったが、岡田監督の辞任で流れは変わった。背番号「7」の後継者だけに、簡単には切れない。真弓監督の期待に「無気力?」今岡は応えられるのだろうか? あのサードの守備はレギュラーで使うには(素人目にも)無理があると思うが、好守のアーロム・バルディリスを守備固めで用意すれば……要はバッティング。今岡の打棒が復活すれば、新監督の悩みも吹き飛ぶ。

 それにしても、真弓監督はタイガースの第31代の監督。「31」と言えば、当然「あの人」の顔(名前)が思い浮かぶのだが……監督の候補にすら挙がらなかった。その理由は、吉田義男(元)監督の著書『阪神タイガース』を読めば、明白だが、しかし心情としては「31代目」の監督には「あの人」に就いて欲しかった。……これでもう完全に「あの人」の芽(可能性)はなくなった、と見るべきだろう。……寂しいことだが。

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