野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

「宜野座市」に「安芸ドーム」(1日・宜野座)

2006-02-02 20:03:11 | Spring Camp
 今年のスプリングキャンプは、岡田彰布監督の爆笑スピーチで幕を開けた。「宜野座村」を「宜野座市」と言い間違え、立派な「宜野座ドーム」を「安芸ドーム」と言い間違えた。
 宜野座村の助役(村長はペルー視察の為、不在)のスピーチが4分(正味)と長かったせいもあるかもしれないが、この間違い。緊張感の弛みと思いたくないが、しかし、セレモニーを終えて、ダッグアウトに戻る選手たちの表情は皆厳しくて、引き締まっていたのが印象的だった。

 引き締まっていた、と言えば、シェーン・スペンサー。昨年とは見違えるほど、引き締まっていた。昨年は日本球界を舐めていたと言うより、左肩の手術直後でトレーニング不足で、それが原因でデブッとした体付きで来日し、キャンプの途中で太腿も痛め、明らかな調整不足で実戦に突入し、不本意なシーズンを送ることになった。
 今シーズンは本来なら「1年で解雇」のところを優勝の翌年のチームの余裕もあって、「もう1年」チャンスをもらい、今シーズンに懸けているだろう。兄貴分のアンディー・シーツの活躍を指を咥えて見ているだけの自分にサヨナラし、弟分も兄貴に対等に伍したい。メジャーリーグでの実績と名声はシェーンの方が上なのだから、意地があるだろう。ライヴァルはアンディー、だ。

岡田監督 いきなり爆笑スピーチ (デイリースポーツ)