
昨日の千葉ロッテマリーンズとのオープン戦。序盤に(阪神タイガースが)「3対0」とリードして迎えた【4回表】(1-OUTランナーなしで)左打者の一二塁間に転がった打球に、二塁手の動きが鈍い。打球に追いついて、一塁に送球したが、ライト方面に送球が逸れて、一塁手が捕球できずに(二塁手の)エラー。巧い一塁手なら捕球できただろうが……

【5回表】にも1-OUTランナーなしで、二塁手の正面にボテボテの打球が転がったが、「待って」捕球した二塁手=鳥谷敬(14年目)。これをファンブルして、慌てて一塁に送球したが、二つ目の失策。信じられないプレーを見た。不慣れな二塁とはいえ、およそプロのプレーとは思えない。野球をする以前に試合に対する集中力が欠けているのでは? と思ってしまう。

【6回表】1-OUT二塁のピンチで左打者の痛烈な打球が一二塁間に転がったが、二塁手が素早い動きで追いついて、捕球と同時に一塁へ素早い送球! この回から鳥谷に代わって二塁に入ったルーキーの糸原健斗(JX-ENEOS)。これだけ歴然たるプレーの質の違いを見せられると……。

過去の実績でレギュラーを決めるか? それとも実力(能力)でレギュラーを決めるか? 鳥谷を開幕から二塁手で起用するなら、今シーズンも(?)チーム内で不協和音が噴出するだろう。

阪神鳥谷、二塁先発で2失策 送球、捕球ミスに反省(日刊スポーツ)
