歯と舌と喉の怪しい関係

水曜日、訪問リハビリ。

いつも来てくださるPT（理学療法士）の先生の病院に、
今月から週１回、ST（言語聴覚士）の先生が来ることになったらしい。
今回たまたま、訪問リハビリの日と、STの先生訪問日と重なったので
PTの先生が、STの先生を連れてきて下さった。

ウチのママンはリハ病院入院中、STの先生は敵だった。
自分では自分の声はちゃんと聞こえ、食事だってただでさえ食べにくくて、
それでも一生懸命してるのに、
何でアレコレ言ってくるのッ！？
と、相性最悪だった。
退院して、いろんなことがわかるにつれて
「あの先生には本当に申し訳ないことをした。謝りたいんだけどなー」
ってコトあるごとに言っている。

なので、今回はかなり神妙

いろんな質問に答え、
いろんなテスト（？）をしてみた結果、
ママンの声は「よく出る」ことがわかった。
そうよね、ケンカするとき、声、デカイし。
その声にムカついて、私もエキサイトしちゃうし（笑）

ただ、【構音障害】の名前通り、音を構築することが難しい。
空気を腹から外に出すことはできるけれど、
喉や舌や口の中の失調症状や麻痺の為に、それらが噛み合わないということ。

なるほど

【嚥下障害】についてもいろいろアドバイスを戴いた。
以前からちょっと「？」って思っていたんだけど、
ママンは歯はいい
なのに何故硬いものが食べられない？って思ってた。

それは、舌の働きが弱いからだった。
飲み込むのが難しいということは、舌の働きも弱いということ。
確かに歯がよければ噛み切ったり、砕いたりは出来るけれど、
人間はモノを食べる時は、その噛み砕いたものを、舌を上手に使って
唾液と混ぜ、喉を通りやすく「どろろーん」の状態にしてから
飲み込む。
口の中に残渣が溜まってしまうのも、この舌の働きが弱いからだそうだ。
（麻痺もあって、口の中に何か残ってる！って思う感覚も少ない）

あー、それ、知ってた。
でも実際には結びついてなかったよ。
そうなのかー、やっぱ。。。
歯と舌と喉。
全部「アナタがいないとダメなのよ」な関係なのね

その日の夕食は肉じゃが。
ためしに、ママンが普段「硬くて食べにくい！」って言ってるお肉を
奥歯だけで噛んで舌に乗せずに飲み込んでみた。

無理
どうしたって、舌を使っちゃうし、
私が思ってるより、舌ってすっごい活躍してる！
でもなるべく使わないようにして、飲み込んでみる。

むせた・・・

「舌の働きが弱いから、トロミ剤を使って、
　最初から飲み込む前の状態にしておいてあげるんです」

ガッテンガッテンガッテンガッテン

発声練習とかは、普段ママンが自主トレでやってるのをご披露し、
特にコメントナシ。
ストローを短く（指の長さくらい）に切って、それをくわえ、
鼻から息吸って、ストローから出す
という練習方法を教わる。
あと、PTの先生と連携して、腹筋の強化が課題とのこと。
腹筋って、何にでも重要なんだなー。

在宅介護を始めて、まもなく2年。
ママンが食べやすい調理方法とか、普段の口のリハビリなんかは
結構確立しつつあったんだけど、
でも、身近で見ているからこそ「何で？」って思うこともいろいろあった。
これでいいの？って不安なことも。
今回、このタイミングで改めてSTの先生とお話できたことは
ものすごく収穫になったよ。

「ママンさんにいいかも！」って思ってくださった
PTの先生に感謝。
そのPTの先生ね、STの先生が聞き取れなくて聞き返したママンの話を
通訳してくれたの。
この先生も、ちゃんとママン語、聞いてくれるんだなーって思ったら
とっても嬉しかった。

私の在宅介護は、沢山の人に協力してもらって
成り立っています。

そうそう。
今回、普段飲んでいるお茶にも、少しトロミをつけたほうがいいかも。
とのアドバイスも戴いた。
ママンは「えーっ」とか言ってたけど、
「牛乳程度のトロミでも、うんと違いますよ」
って言われ、ちょっと実践してみている。
私が自分で飲んでみても、大して違和感感じないし、
ママンも
「これくらいならいい」って言うので、
咽せも少し減ったみたいだし、
しばらく続けてみましょう。


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緑と白、結果

昨日久しぶりにママンと散歩に出かけた。
オラが町の代議士センセエは、アソーを応援したにもかかわらず、
大臣留任しただー。
ミーハーなママンと私は、事務所まで見に行っちゃった
また胡蝶蘭でもあったら、写真撮るべーとか言ってたけど、
蘭のらの字もなく、
まー、静かなモンだったよ。残念（笑）

写真のひょろ長いのは、帰りにお米屋のおっちゃんにもらったー。



トマトじゃないよ。柿じゃないよ。
『ハナナス』だってー。ナスかい

＊＊＊＊＊

先週の金曜日。（うわー！もう一週間前じゃん！）
別の眼科へGO！
今までの経緯をお話して、診断をしていただいた。

ママンは遠視だから緑内障になりやすい。
でも今の時点では、眼圧も正常値だし、緑内障というわけではないと思う。
白内障というのは水晶体が分厚くなってくるのだが、
これは誰でもなる。「白髪」だと思ってもらえればいい。
なので、白内障が進行すると、目を巡回している水の流れが更に悪くなって、
緑内障の危険は増す。
なので
「今、予防的にしておこう」という前病院の医師の判断は間違ってはいない。
ただ、白髪染めをいつするかは、個人個人で違うように、
白内障の手術をいつするかは、本人次第。

視野の検査は、眼科だけではなく
脳神経外科と眼科両方ある大病院で検査したほうが正確。

とのことだった。
若いハンサムな先生は、
とても丁寧に診てくださり、時間をかけてわかりやすく説明してくださった。

でも、ちゃんと正確に梅林先生に伝えられるかなー・・・
って、心配だったんだけど・・・

火曜日の午前中、私一人で梅林先生の所へ報告に行ったら、
「眼科の先生から電話あってね、全部聞いたよ。」
だって。
うわー、よかったぁ！先生ありがとう

先生同士、話て戴いて、結論は

今はまだ緑内障も白内障も手術（というか、治療）はしないでおこう。
大丈夫。
視野検査はね、
次の受診くらいに、デカイ病院の紹介状書くから、
そこの脳神経外科で一度やってきて？
その時に脳のレントゲンも撮るかなー。

でした。
う～～
なんて理想的なんだ
主治医が総合的に判断してくれて、
私はただ、ママンの通院介助だけ。
だってさー
いくら判断材料与えられても、こう後遺症満載じゃ
ママンはもちろん、私だって判断できないよ。
脳のことだし。
介護をするってことは、そういう医療的な判断もせまられるわけだけど、
何でも相談できて、ママンの現状をよくわかってくれている医師が
近くにいるというのは、本当に本当に心強いことだ。
未だに脳動脈瘤の手術をして、リハビリ開始が遅れたことを
ネチネチと後悔している梅林先生だもの。
現時点のママンにとって、何が一番大事か、
間違った判断はしない！と信じている。

＊＊＊＊＊

昨日、例のゴンドラのパウンドケーキを食べた！



何で「懐かしい！」って思ったのか、ちょっとわかった気がする。
甘いの。
最近のお菓子って、甘さ控えめだったりするけれど、
それはそれでおいしいけど、
ココのお菓子はちゃんと甘い。甘ったるいとは違うよ。
その甘さが懐かしい！って思うのかなーって思いました。
見た目より全然しっとりしていて、
ゼリー好みのお味。
ママンもむせずにオッケー

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中秋の名月

ママン様、ベランダで観月・・・の図。

「つきづきに　つきみるつきは　おおけれどー」

ってずっと言っている。
何それ？って聞いたら、

「小学校で習ったけど、誰が作ったかわからないー」

だって。

正解

Wikipediaで調べたら

　　月月に月見る月は多けれど
　　月見る月はこの月の月
　　　　　　　　　詠み人知らず

　　（「月」が8回あり、「この月」が8月であることを示している）

だそうです。

今日のお月見おだんご

白うさぎはママン、赤うさぎは私のお腹に収まりました

暗くなるのが早くなったし、
もうすっかり秋ですな・・・

＊＊＊＊＊

緑と白のお話や、リハビリの件でも
いろいろあるんだけど、
次へ続く（笑）


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日帰りプチ旅行

土曜日、ママンがショートに出かけるや否や、
オットと日帰りプチ観光旅行～

朝起きた時点で、ユンケル顆粒をリポDゴールドで飲んでいたゼリー、
それがヘンに効いて、ハイ状態
ひたすら歌う、歌う。
「きっさまとオーレーとーはー　どおきのさっくーらー」

さあ、ゼリーとオット、どこへ行ったでしょう？

答えは・・・。



同じ兵学校の～にーわーにー咲くぅ



咲いた花なら～　散るのは覚悟
みごと散りましょ　国のため～



花の都の靖国神社でした。
桜の季節じゃなかったけどね。

ウチは決して国粋一家ではないのだけれど、
私の七五三はこの神社。
おそらく・・・
イナカモノのパピ、神社ってココくらいしか知らなかったのではないか？
と思われる。
まー、学校も職場も近かったのですが。

遊就館という併設されている資料館も見学。
ゼロ戦とか、回天とか、戦車とかも展示されていたよ。

お祀りされている戦没者の写真が沢山展示してあって、
写真の下にお名前が書いてあるのだけど、
全て最後に「命」の文字がついていた。
（例えば山田太郎さんなら、山田太郎命）

このミコトの皆様に成長を祝って戴いたゼリー。
千歳飴を持って、仏頂面してたワタクシ、
こんなオトナになりましたー

遠い遠い記憶の中の靖国神社は、もっとでかくて、煙くて、人が一杯いて、
アコーディオンなんかで軍歌を奏でる、白い衣装来た
傷病兵の方が沢山いたような気がするんだけど、
土曜日に見たのは
すがすがしい空気と、人気の少ない、綺麗な神社だった。

もう一つ、靖国神社に行ったら、どうしても寄りたいお店があった。
以前、SATOKOさんのブログに紹介されていた洋菓子屋さんゴンドラ。
そこのパウンドケーキ、どうしてもどうしても食べたかったの～！
しっかりホールで買ってきた。
でもね、お店の方に
「今ちょっと立て込んでいて作りたてだから、３～４日、冷蔵庫で寝かせてね」
って言われたので、
まだ寝てます・・・

何で急に靖国神社に行ったのか？
聞かないで～！
行った本人もよくわからないんだから（笑）

帰りにラーメン食べて、晩御飯。

久々に『支那そば』って感じのサンマーメン。
美味しかったよー。

日曜日は、寝てるか、DVD三昧。
『デジャヴ』と『マリー・アントワネット』と『青春デンデケデケデケ』
という、共通項のない３本立て。

今日、元気にママン、帰ってきた。
さー、今週、来週はまた忙しいのだー！
頑張るぞー、えいえいおー

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心臓も悪かったなんて初めて聞いたよ、ママンも(笑)

神経痛持ちになって早何ヶ月・・・
季節の変わり目に痛み出すってホントだね。
と、実感している今日この頃・・・

＊＊＊＊＊＊

今日は梅林クリニックに行った。

先生「ママンさんの頭の出血、原因わかったよ。心臓だ！」

ママンの心臓の下部の方の血管が
動脈硬化でかなり細くなっていて（模型を持ってきて説明してもらった）
そこが詰まって小さな発作が起きたのが原因で、血圧が上がり、
弱くなっていた橋部分の血管から出血した。

ということらしい。
ってか先生、この前私が行った時、そんなこと言わなかったじゃん

という不平は置いといて・・・

心臓の血管が詰まった時期は、
出血の起こる大体一ヶ月以内の前だろうとのこと。
あー、そういえば・・・
その頃のママン、山梨のおっちゃんの青色申告を手伝っていて、
超ドンブリ勘定の伯父にイライラして
ストレスたまりまくりだったわー。
アレが終わったのが提出ギリギリの3月14日。
次の日開放感にフィーバーして私と横浜に買い物に行って、
その次の日にプッチンしたんだ。

なるほど。

でも心電図だけでそんなにわかるの？

先生「わかるよ。ちゃんと見ればね。でも健康診断じゃ普通ここまで見ないよ。
　　　見る医者と見ない医者、何が違うと思う？
　　　情熱だよ、ジョ・ウ・ネ・ツ　」


と、先生かなり自画自賛の自慢げ（笑）
こういうお茶目なところが多い梅林先生、私と同じ年・・・。

「だからね、心臓の治療もしていこう。血管を広げる貼る薬、出しておくからね。
これで大丈夫！ママンさん、長生きするよ！」

「イェーイ！」「イェーイ！」
と、先生とママン、2人でピースサインを交わして盛り上がってた。

＊＊＊＊＊

緑さんと白さんの件も報告。
するとなんと！
ドクターストップがかかった

「あの先生はね、白内障は信頼できるけど、緑内障はよく間違うの！
　レーザー、すぐやりたがるの。
　穴開けてからじゃ遅いから、もう一回、別の眼科で確かめてみて？
　とりあえず来週の手術はキャンセルして。」

間違うなよ・・・
やりたがるなよ・・・

実は私もこの点がちょっと不安だった。
眼振やその他目に沢山後遺症もあるママン。
あんな簡単に、看護婦さんが後遺症も確かめずに検査した結果で
緑内障→即レーザー手術　でいいのかな？って思ってたの。
先生にそう言って意見を伺ってみようと思ってたから、
先生も同じ意見で安心した。

緑内障治療には定評のある別の先生を紹介してくださった。
ううっ・・もう一回眼科初診だ・・・
眼科受診って、介助者の腰にくるのよ、響くのよ
いろいろ中腰で押さえないといけないのよ
でもママンが「早く！早いほうがいい！」っていうので
今週金曜日に介護タクシー予約したよ。
週末ショートだから、最後の力を振り絞ろう

その件がハッキリしたら、次は心臓のエコーだって。
それは日にちが決まったら先生が予約してくれて、
紹介状を持ってどっかまで行くらしい。

ここんとこ集中するね、病院ハシゴ。

とりあえず心臓の方は、血管パッチ（かっちょわる～～！）で様子見。
そんなに心配な状況ではないので
全て今まで通りでいいとのこと。

＊＊＊＊＊

今日は待合室でママンと私、本を読んでいた。
一度通りかかった先生、
「ママンが大文字のなんか読んでる！」ってチェックしていたみたいで、
何を読んでるのか、知りたがった。
「同じ病気の方が書いた、ブログとか日記です」
って言うと、すっごく感心してたよ。
でも「どう？（自分の障害の重さと比べて）ガッカリしちゃう？」
とか言うの。
せんせーい！まだ甘いなまだわかってないね

「何で？やる気満々よ！」ってガッツポーズするママンに
降参してたよ


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緑と白

今日は午前中に眼科に行きました。
どっかから人、湧いてるのかと思うほどの大盛況。
でもよーく見てみると、
お年寄りが多いから、たいてい付き添いの人がいるんだよね。
だから実質の患者数は2/3くらいか。
でも家出てから帰るまで、たっぷり3時間はかかったよ。

「瞼が閉じないから、軟膏ちょーだい」
くらいの軽い気持ちで行ったんだけど、
しっかり【緑内障】と【白内障】を発見して戴きました。

両方ともまだ初期なので、そんなに心配ないのだけれど
診察してくださった院長先生に
「しばらく通ってもらって、治療させてください」
って言われた。
お友達のブログで、冷たい医師の話を読んだばっかりだったから、
こういう言い方をする先生もいるんだなーって思って
ちょっとホッとした。

【緑内障】の方は、何でも目の中を循環している水（？）の流れが
詰まりかけているので、
その発作を防ぐ為に、茶目にレーザーで穴を開けるんだって。
視野の検査と一緒に2週間後に予約を入れてきました。
来週梅林先生受診予定なので、そのことも相談してこよう。
ママンは手術慣れしてるので（？）
「ヘーキヘーキ」って言ってるけど、
私はちょっとどうなのよ？って不安あるし。

【白内障】の方は、それが終わってからだそうです。

後遺症で顔面麻痺もあり、
瞼が閉じないし、涙も出にくいから、緑内障は仕方ないとのこと。
白内障や、視力が落ちた（んだって！）は、老化だ～！
あと、眼振や、二重に見えるっていう点も
丁寧に説明していただいた。
ママンももう納得していたけど、
自分の目のことだもの。
わかりやすく説明してもらって、更に晴れ晴れ。

今日、いつもの介護タクシーをお願いしたんだけど、
7月から『特殊車両使用料』というのが出来て、
片道1,000円加算されることになったんだって。
なんでも白タクとかが増えて、
正規の介護タクシーがそれより設定料金が安いのはどうよ？ってことになったらしい。
でも白タクとかは、結局いろいろ加算されて
最終的には介護タクシーのほうが安いことになるらしいんだけど
（よくわかんなかったけど、そんな話だった）
「だから、他の業者に変えても全然かまいませんから、遠慮しないでください」
って言われた。

ママンに相談したら
「ヘンなトコに頼んで、ヒヤヒヤしながら乗ってるより、
　1,000円出して安心して乗ってられる車の方がいいよ。
　安心料だと思ってさ」だって。
そりゃまー、そうだなんだけどさ。
確かに車椅子のママンを連れてるんだし、
いざという時、私一人じゃどうにもならないんだから
安心できるトコの方がいいのは当たり前なんだけどさ。
でもこれからちょっと通わなきゃならないのに、
痛い出費だよな～～
せちがらいわ～～

家に戻って、ダッシュでママンにお昼食べてもらって、
訪問マッサージさん、セーフ。
一息つく暇もなく、今日から訪問看護婦さん。
初回だからボンバー主任も一緒にお見えになった。
前回は気づかなかったけど、
なんか「あたしンち」のお母さんの雰囲気。あんな、あんな！
手下（笑）の紹介だけして、ヒカリモノのように去っていったよ。
担当の方は、30歳前くらいかなー。
中堅どころっぽいベテランさを醸し出した、可愛らしい方だった。
ぴちぴちのほっぺを針なんかでつついたら、
優しいピンク色の血がでそう～。


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ブレーキ記念日

今日は

左手で車椅子のブレーキをかけられた！記念日

になりました！

最近の左手の活躍を見ていて、
ちょっとやそっとじゃ驚かないワタクシが
ホロッとなってしまったくらいの大躍進。
手が赤くなるくらい、大拍手した

ちょっと前から、左手で左のブレーキを
何度かに一回は握れていたの。
それが今日は後ろに引けた。
何かを握って→それを動かす→しかも後方に
って、麻痺がある人にはものすごく難しいことなのです。
いやー、ダテにコカン・タッチしてたわけじゃないねー、ママン。

本人曰く
「若い人には負けられない！負けたくない！！」
んだって。
最近自分より若い方の日記やブログを貪り読んでるママン。
同じように戦っている人がいる！という思いは、
マッタリとリハビリしていたママンの闘志を
燃え上がらせたらしい

＊＊＊＊＊

さっきお米を買いに行ったら、おばちゃんが
出したばっかりの自家製キュウリの糠漬けを２本オマケしてくれた！
ラッキー大好物～
おばちゃん、ありがとう
今日は新米だよ～
浅見さんちのコシヒカリ

もう新米の季節か。
黄金色の田んぼの中を、ママンのリハビリ病院に通っていた頃から
もう２年になるんだなー。

＊＊＊＊＊

と、のどかな感傷に浸っていたら、
ソーリ辞職？
おそー



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ちいさなやさしさの芽

ウチはマンションなので、ママンの通所の送迎は
エントランスまで。
だからいつも下まで降りていかねばならない。

最近夕方になるといつも、
オートロックの内側に、小学校中学年くらいかなーの少年達がたむろしていて、
ベンチに座ってゲームに興じている。
後にお菓子の空き箱とかが散乱してることがあったりして、
ちょっと問題になってるみたいだ（by回覧板）。

でもね。
先日、ママンが帰ってきて、外まで迎えに行って、
鍵を解除しようとしたら、
その少年のうちの一人が、中から開けてくれたの。
それもさ（笑）
なんでもなーい風を装って、
遊んでる途中でたまたま開いたんだよー
って感じを装って

でもわざわざ開けてくれたのがミエミエだったから、
「まあ！ありがとう！助かりました！」
って、沢山お礼言った。

そして今日も、少年達、いた。
こっちなんか、チラッとも見ないんだけど、
ちゃんとチェックしててくれたんだねー。
今日もドア、開けてくれた。

うれしくて、今日はママンも
「どうもありがとう」って、二人で沢山お礼言ったよ。
少年はゲームに夢中（？）で顔も上げてくれなかったけど

介助生活してると
やさしさを感じる感度、高くなる
あの少年の暖かい気持ちが、とてもとてもうれしかった。
ちいさなやさしさの芽、大きく大きく育ってほしい。

でもゴミは始末しとけよー

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今、ウチの方はすごい雨が降っています。
こんなヤツがウチの前の廊下で雨宿り。



足にワッカしてるから、伝書鳩の迷子ちゃんみたい。
首すくめてて、ちょっとかわいそう～。

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セクハラ防御？

最近お役に立ち始めてきた、ママンの左手（麻痺手）。
トイレ介助をしてる時も、モソモソ動いて
やたらと私の胸に当たる。
それから
ズボンを上げる時もゴソゴソして
自分のおパンツの中に入っちゃう！なんてことも。
私、すっごく不安定な体勢でズボンあげてて、
一瞬たりとも無駄にできないのに、
余計な仕事増やさないでよー！

マ「自分も役にたたなきゃ！って勝手に動くのよー。
　　でもえっちだよねー、アハハ！」

この分だと、イケイケやはるかぜで介助してもらってる時も
そんなことしてるのではないのだろーか？

マ「そうなのよ！
　　立ち上がる時にね、イデ先生（リハビリの先生）のコカンを
　　どうしても触っちゃうの。
　　でも最近は触らなくても、立ち上がれるようになってきた」

どういう立ち方、してたんだろう・・・

そして
イデ先生がコカン触られるのを防ぐ為に、新しい立ち方を伝授したのか、
それとも
ママンが上手に立てるようになったから
（あるいは、左手の制御が出来るようになってきたから）
コカン・タッチしなくなったのか、
どっちなんだろう・・・


ママン、今日元気にショートステイからお帰りになりました。
今回は、デイサービスに通っていた頃のお知り合いが２人いたらしく、
少し話をしたって言ってた。
「施設でのご様子」にも
『他の利用者さんとご歓談されてました』って書いてあった。
普段、あまり他の利用者と交流しないママンにとって
スタッフさんとしては、特筆すべきことだったみたいだよ。

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再び訪問看護契約

台風、皆様のところでは被害はありませんか？
「川の近くを散歩・・」
の記事をよく見かける方々は、大丈夫だろうか・・
と、心配しておりました。

ウチは私がベランダの対策を怠っていたばっかりに、
ビーチサンダル（ベランダ用のサンダル）が片一方
なくなっていました。
飛んでいったお宅の方、ごめんなさい
まあ、それくらいの被害でございました。

昨日は通所に出かけたママン、
台風接近の為、急遽１時間早いお帰り。
私でかけてなくてよかった。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

そして・・・

来たよ、見たよ、
「ヘアスタイル爆発！」の訪問看護婦さん

アハハ！
確かに62年前のヒロシマからタイムトリップしてきた感じの髪型。
まあ、今日は台風一過で風が強かったから、
そのせいもある・・・ことにしておきましょう。

髪型はともかく、
とにかくテキパキとした、キビキビとした方だった。
梅林先生には
「これだけいろいろ介護保険使ってるなら、月一回でいいよ。
　とにかく繋がってることが大事だからね」
って言われていたんだけれど、
私は、せっかく来ていただけるなら、月２回、30分くらいずつ・・
って思っていた。

ところが！

テキパキと、キビキビと、
毎週1回、1時間ずつ。リハビリ付き。
に、あっという間に決まっちゃった

ま、まあ、保険の点数的には、ケアマネ三田さんに
なんとか調整してもらいましょう・・・。
本当は私もその方が安心だし。

大ベテランの貫禄が滲み出る、上司に持ったら
すっごく怖そうな看護婦さんだったけど、
メガネの奥の目はとても親しみやすく温かで、
梅林先生と同じように、
頼りに出来そうな方だった。

私は
実は梅林先生も、あの看護婦さんに頭が上がらない・・
と踏んでいる


来週金曜日から訪問開始です。


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