楽しくて つらくて かっこいい!

ロードバイクとキヨシローと仏像が好き。
2017年春、念願の作業療法士になりました。

OT-Sのひとりごと

2016-03-13 15:21:35 | カイジョカンケー
金曜日、4年生の卒業式でした。
今年の4年生は国試合格率100%だそうで(全員合格ってこと)
ウチの担任の先生はキリキリしてます。
絶対比べれるからね。
ウチのクラス、「前代未聞!」って怒られることが多いし(笑)
まー、おっかないこと!(笑)

*****

今、少しずつ実習に向けて、今までのノートとかまとめてるんだけど、
在宅介護してた時と、今の考え方の違いというか
在宅介護してた自分を客観的に見られるようになったというか
これから実習に行ったらまた変わるのかもしれないけど、
絶対これ!ってわかったことが一つ。

それは

介護者のQOL(quality of life 人生の質)の高さが患者様にとってもとても大切

だということ。

このブログは介護中のことも綴られているんだけど
介護中の私は、このQOLを高めたいと相当あがいていたんだなぁ。
強がっていたなぁ。
でもそうでもしないとできなかったんだよ、在宅であのママンを介護するなんて。

国や医療者はこの介護者のQOLを考えていないんだよ。
それで
住み慣れた地域で
なんてアホかよ。

そして介護者ももっともっと自分のQOLを高める我儘言っていいんだよ。
それをどうにかするのがOTの仕事の1つだと
私は思う。
それは私がなりたいOT像の1つ。

介護者はね、
「やれる、出来る」
って言っちゃうんだよ。
それを鵜呑みにしちゃだめなんだよ。
100%やらせちゃダメ。
身を削ってるの。自分の生活を辛くしてるの。疲労してるの。
ってことは
介護されてる人にどっかでしわ寄せがくるの。
そんなんで誰も幸せになれない。

ってことを世に広める為、
私はOTになるんだ!
それがこの歳で、20代のコに混ざって死ぬ気で頑張ってきた私の武器なのだ!
これって
最強じゃね?

最強の武器を持っている私。
あとはそれをどう使うか、
それを使える体力や技術を身に付けるのみ!

がんばるよ!
待ってろよ、あの頃の私!!

*****

さてそのために座位評価のまとめ・・・

メールじゃダメなのかーい?

2013-03-28 17:46:34 | カイジョカンケー
前にも一度書いたけれど
所や人が変われば、また1から。
そして声を大にして言いたい。

「介護関係の連絡、メールじゃダメなのかーい??」
「イェーイ!!!」
「ダメなのかーい??」
「イェーイ!!!」
「ダ・メ・な・の・かーい??」
「そうなんだよっ!!!」

*****

ママンの特養、ユニットのスタッフさん、看護師さん、皆さん一生懸命やってくださる。
そして
天疱瘡や、食物他アレルギーなんていう
かゆみの原因も突き止めて戴いた。
とっても感謝してるのだが、
連絡は全部電話。
まあ、最終的には声でお話合いになるとは思う。
私が出られる時はいいけれど、
出られない時は、留守電に入っている。
なので、こちらから電話を入れる。
すると、担当者不在で折り返し電話を頂く。
すると、私が何かで電話を取り損ねる。
留守電がはいっている。
私が電話する。
担当者不在・・・・

って、ようやく相手とお話出来た時は
もうお互い
「ようやく会えましたね
「もう会えないかと諦めかけました
なんていう涙は流さないが、
まあ、ちょっとした感動があったりする(時もある)。

ヘタすりゃこんな無意味なスパイラルにハマる。
でも
メールがあれば、解決できる問題でしょう?
留守電だったら
「○○の件で電話しました。またご連絡いたします」
が精一杯の用件伝達じゃない?

*****

はるかぜと、ウチとは徒歩5分。
幸運すぎるくらい、近い。
今はモメそうな時は、すぐ行ける。
でも!
私は来週から学生になるのだよ。
電話もすぐには出られないし、
すぐにかけられない。
そして、すぐには行けない。

だから
ゼリー「メール、つかえないっすかね?」
相談員「他からも要望があって、今、相談中なんですが・・・」
ゼリー「何卒、何卒
相談員「相談してみます」

お話をしてた看護師さんも
「ウチもちいさなこどもいるんですけど、保育園は電話なんですよ。」
をを!若いママばかりの保育園でもそうなの??

「ダメなのかーい??」
「イェーイ!!!」

もうこれだけメールを使ってる世の中なのだから、
連絡手段もメールを使うということも前提に
考えてほしいなぁ。
老老介護の方で使えない方もいらっしゃるの、わかってるけどさ。
でも
メールでっていう選択肢があるのも、アリだと思う。
ってか今はもうスマホ使ってる友達や、学校のコ達は
LINEが主流で、メール来るの、オットくらいだし・・・

*****

やっぱり桜は青空に映える。


桃と桜のビミョーなコラボ

ママ引っ越し。

2013-02-18 19:20:17 | カイジョカンケー
ウチのベランダに放りっぱなしのアロエ。

こうなって


こうなって


こうなりました。


花なんだか、つぼみなんだかワカラナーイ!
そろそろ根が詰まってると思うので、
暖かくなったら、植え替えてあげなきゃ。

******

さて先週末の土曜日、ママン、老健から、ウチの近所の特養『はるかぜ(仮名)』に
お引越し。
『はるかぜ』はユニット形式の特養なので、居室は個室。
ベッドと、収納が少しだけなので、
基本的には家具とかは持ち込み。
ママン本体の引っ越しの前々日にウチから
ママンの箪笥と、Pトイレ、テレビと、
箪笥の高さに合わせて叔父が作ってくれた棚と衣装ケース数個、
プチ引越し屋さんにお願いして、先に運び込んでおいてもらった。

当日はオットと車で、朝イチに老健に行って、とにかく荷物を詰め込み
利用料清算とか、書類や薬の説明とか受けて、
ママンを車に詰め込み、老健出発。
ゼリー的には「追い出された感」が強いんだけど、
でも優しいヘルパーさんも沢山いらして
同室の98歳のおばあちゃんはエレベーターの所まで送ってくだっさったし、
顔見知りの看護師さんやヘルパーさんや、リハの先生が
車にまで乗せてくださった。
支援相談員の方が
「ゼリーさん、顔の明るさが全然違いますね」
って言って下さった。
なんだかんだ言っても、あの「死んだ方がまし」状態の毎日から
救ってくれた施設だもんな。
どうもありがとうございました。
リハの先生にはちゃっかり
「たまに見学とかに来てもいいですか?」
と、これから、いろいろ相談に乗ってもらえるようにお願いしてきちゃった

そして特養『はるかぜ』へ。
ちょうどショートの方の入所ラッシュ時で
落ち着くのを待って、ママンを部屋へ。
ユニット毎に、花や樹木の名前がついていて、
ママンは・・あれ?なんだっけ????
とにかく【も】がつくのよ。
荷物は部屋に置き去りにされてるだけなので、
オットと二人で並び替え。
そして、洗濯時に紛れないように、すべての洗濯物に
【も】と、名前を書いておくように指示される。
サインペン借りて、オット、【も】係。
私はこまごましたものを片付ける。

その間に、先日老健に来て下さった、ユニットの責任者の方(男性)が
ちょっと早めに出勤してくださって
ママンのお昼の食べ方見学。
その他、普段の介護のこととか、ママンを交えていろいろお話。
この方、10年前まで普通の企業でお仕事されていて、
病気で思い切って退職。
その後、介護の世界で活躍されてるという経歴の持ち主の方で、
やっぱり、最初から介護業界にいる方と、
一般企業経験されてる方と、
どこか違うなー。
キビキビしてらして、話も分かりやすい。

この時期、外(ほかの施設や病院ね)から入居した人は
3日間部屋に監禁なんだって。
ノロやインフルエンザ対策で。
普通はユニットに家族入れなくて、談話室で面会なんだけど、
私達は引っ越しということで特別許可。
結構ナーバスなのよ、その辺り。
でもその方が安心だけど。

とにかく【も】が終わり、私も疲れちゃって、
「また来るねー」
で退散。
これで帰れるのか?と思いきや、そうはいかない。
ケアマネさんとケアプランのお話、
管理栄養士さんと食事のお話、
事務の方と支払その他のお話。

ようやく解放され、家に着いたら
オットと二人、バタンキュー(←死語?)

介護ってさ、もちろん食べる、出す、生活するが基本だけど、
その他にも
【も】をちまちまちまちま書いたり、
薬を分けたり、管理したり、
そういう、たいしたことないけど、時間ばっかり取られるって仕事、
結構あるんだよね。
この半年、介護離れてて忘れてた。
それって、本当に大変なんだ。

でもとりあえず!
ママン、終の棲家に落ち着きました。
家から見えるし、徒歩5分弱。
理想的だね。
鍼灸のリュー先生にもまた週一で往診お願いして、
私も学校で習ったら、リハビリして、
そんな新生活です。

*****

山梨のおっちゃん、今年に入って、2回、車ぶつけた。
オットが保険やってるから、当然耳に入るの。
2回とも同じ状況で、止まってる車にだから
特に怪我したとか、させたとかはないんだけど、
おっちゃんも75歳。
そろそろいろいろ気を付けてもらわないといけない歳なのよね。
本人はケロっとしてるけどさー。
あのケロッとさが、心配なのよっ!!!

*****

今、韓ドラ、『一枝梅』ハマってマス。
イ・ジュンギ、ステキ

オヤノコト

2012-11-22 18:35:49 | カイジョカンケー
合格発表から一週間。
なんかねー
ずっと

合・格

を目指して、後先考えず、がむしゃらにばく進してきて、
壁とかぶち抜きながら、走ってきて、頑張ってきて、
それが達成できて、

ゴール

的な・・・。

ここにきて「ハッ!!」と気づいたというか、
我に返ったというか・・・

もう、やーだー!
本番はこれからじゃんよっ
あと4か月で、
とりあえず英語を高校生レベルくらいまで
もっていかないと・・・

と、ようやく青くなってきた。
でも、目標があれば、頑張れるのが自分でわかったし、
よし!
この調子で4年間、乗り切っちゃえ~

*****

先週の土曜日に、ママンが訪問リハでお世話になっていた先生が
ママンのお見舞いに来て下さった。
実はこの先生、これから私の先輩になる先生で、
卒業生紹介までしてもらっちゃったのだ。
(受験料が免除になるの)
学校生活のこととか、ママンそっちのけでいろいろ聞いて、
もうホント、こんなに身近にいて下さることが
心強い。
将来はこの先生の下で働きたいなー。
一回り以上年下だけれど、とっても尊敬できる先生なので。

*****

そして実は、ブログをお休みしてる間に
いろいろあって
ママン、老健から退所を言い渡されてしまったの・・・
まあ、ママンの頑固すぎが全ての原因なのよねー・・・。
老健側から
「スタッフもストレスになってしまって・・・」
って言われてねー。
でもそう言われてもねー。

ちょうど入試のひと月前くらいだったかなー。
結局また、ケアマネよん様におすがりして、
ウチの近所の、ショートで使っていた「はるかぜ」さんにアプローチしてもらって、
今日、はるかぜさんの担当者さんと、相談員さんと、
ママンの所で面談でした。
お二人共がびっくりされてたのは
「ママンさん、ショートに来てた時より、全然話が聞きやすくなってるね!」
ってこと。
それは、私もオットも感じていて
やっぱり家でギスギスした環境で過ごすより
いい結果がでたのではないか?
と、良いように解釈してるんですけど。

担当者さんが
「ママンさんとこんなにお話したのは初めてです」
って言って下さり、
ちゃんとママンの考えとか、意見とか、聞いて下さった。
それはとっても嬉しかったんだけどね。 
老健の担当看護師さんともお話しして、
こちらは超剛速球の直球がまたバシバシ投げられて
「ハイ。ごもっとも。ハイ。ごもっとも。すみません・・・」
という超低姿勢・・・。
親の事はもう絶対、どこに預けてもついて回るんだよねー。
仕方ないか。
ま、そのおかげで、新しいやりたい夢、見つけられたし。

まー、はるかぜさんの空き次第なんだけど、
できれば年内に済ませたい。
長くても、入学前にはなんとか。

はるかぜさんは特養だから、今のところリハビリはないけれど、
それが気に入らなそうなママンだけど、
まあ、気長に4年待て。

初外出

2012-06-29 17:26:14 | カイジョカンケー
えー!
ちいちい、亡くなったのか・・・
ママンもよく見てた『ちい散歩』、
冒頭にちいちいが

「みなさーん、最近歩いてますかー?さあ散歩にでかけましょ~!」

とかって言うんだよね。
そうするとママンが
「歩いてませんよー。散歩に行けませんよー。」
なんて言ったりしてたのに。
本当に人の命はわからない。

ご冥福をお祈りします。

*****

ママンの所、最近は週イチくらいで顔出してます。
まあ2時か3時頃行って、
車椅子で外で光合成させて。
私、ここんとこ自分でもわかるくらい、柔和な顔で
接することができてるなー。
全部やらなくていい、いいとこどりの介護だと
こんなに優しい気持ちで接することができたんだ。
何にもわからなかったリハビリ病院にいた頃とも違う、
本当に穏やかな気持ちで、
その週あったことを、笑い話にしながら話す。
ママンも、それについて質問したり、心配してくれたり、笑ったり。
二人で笑うなんて、二ヶ月前なんてありえなかった。

多分・・・
まだまだスタッフの方にはワガママ言ってると思う。
下着が足りなくてさー
「何で?何で?」
ってママンに聞いたら
「この頃○こさんの薬飲んでなくてもいっぱい出て、汚れちゃうの。
 そうすると、すぐ変えてくれるから、すぐなくなるの。」

そうだわ、この時期ってそうだったわ。
ああ
私がもうやらなくていいんだ!

リハパンにすりゃーいいのにさー。
どうもイヤだって言ってるみたいなんだよねー。
ということで
下着、10枚ほど追加で置いてきましたよ。
スタッフさんの手を煩わせるのは申し訳ないけれど、
パンツで済むんなら、ナンボでも。

先日行った時は
通所リハビリに通ってた所のスタッフさんが2人、
ちょうどお見えになってくださった。
ママン喜んでたよー。
忘れないでこうして来てくださったってことが、
やっぱり今でも私の介護は
大勢の人が支えてくださって成り立ってるんだなーって
改めて思ったよ。

先週の日曜日は、初めて外出許可を貰い、
オットの車で、行きつけの美容院(ウチの真ん前)へ。
本当は、入所前に連れて行きたかったんだけど、
あの頃の私には、それだけの余裕さえなかった。

魅惑のシャンプゥ中・・・


この前廊下からふと見下ろしたら
その美容院に車椅子の方が入っていくのが見えた。
他にも車椅子ユーザーがいたのね。
親切ないい美容院がこんな近くにあって、本当に嬉しい。

*****

ママンの老健からの帰り道、いっつも4時過ぎ頃なんだけど、
いろんなデイの送迎車と出会う。
ああ、この方々のご家族は
今日はちゃんと休めたかな、楽しいことできたかな、
つかの間の自由をちゃんと味わえたのかな・・・
あの頃の私の様に
帰ってくるのを震えながら待っているご家族がいませんように・・・。

在宅介護、終わりっ!!

2012-05-15 19:12:20 | カイジョカンケー
先週の土曜日。
今にも降り出しそうなママンを
慰めるでもなく、励ますでもなく、
ただ淡々と老健に送って行って
私の在宅介助生活は終了いたしました。


いやー、手続きが長かった。
ママンを ぽいっ って置いて、
30分くらい手続きがあって、ハイサヨナラ~
って考えてた私とオットは
かなり疲労困憊・・・。
まず事務所で書類上の手続き、その後栄養士さんと食事のお話。
例のアルバムを渡す。
担当介護士さんがお見えになって(栗に似てたからオットと私は「栗の人」と呼んでいる)
部屋に行き、毎日の生活の説明。
この時に私はメモしていった、ママン介助で気を付けて戴きたいことを伝える。
その後、担当医の先生と看護師さんがお見えになり
薬等や、緊急時の対応についての話があり、
最後にリハの主任さんと、ちょっぴりお話。
2時間はたっぷりかかった。
病気と薬でパーの私は、あまりの情報の多さに飽和状態。
前日飲み会だったオットは、立って寝てるし
「もう終わりかな?」
と思って「帰っていいですか?」って聞きに行くと
「あ、今○○が来ますのでもう少々お待ちください。」
あ、そうですか

その間も、不安からだと思うのだけど
ワガママいっぱい、上から目線のママンとバトル数回。
でもさ、さすがあーいう施設の方って慣れてるね。
バトル中は口を挟まず、一区切りついたら
優しくママンに話し出す。
やっぱ他人の方が、一歩引いて見れるんだなー。

そしてすべて終わり、ママンが昼食を摂り、
「ハナシガチガウ!
とか、看護師さんにブイブイ文句言ってるところを一喝し、
ケンカ半分でママンと別れる。

老健出た途端、
オットとハイタッチ
そしてデカい声で万歳一唱

終わったよーーーーーーーーっ!!!!!

と、叫びたいのだけは、ちと我慢。

*****

私が「もう在宅はムリだろう」と思ってから
少しずつママンの事を客観的に見ることができるようになって
今まで無意識に「見まい」としてきたことが
よーく見えるようになってきた。

それは
高次脳機能障害がかなり残ってるんではないか
ということ。

口では「リハビリやりたい」「頑張る」とか言ってるくせに
自主的にはあまりやらない。
それに、動くようになってきた左手や、失調の右手を使って
少しでも使えるようなるように、いろいろ挑戦してみようとしない。
フツーするっしょ、そーいうこと。
文字の練習も自主的にやらないし、
パソコンもいつの間にかやらなくなる。
どんなに勧めてもダメね。
意欲低下ってやつかな。

それから空気が読めない。
私がどんなに弱っていても、自分がしてもらいたいこと
(トイレやその他)は主張する。
それだけじゃなく、どこ行っても、
今、ここで、その話かい?大人としてどうよ?
って発言がいっぱい。

でもコロッと
「アンタ、少し寝なさい。」
とか
親らしい言葉をかけてきたりする。

それらの障害に正面切って向き合ってきたんだもの、
気持ちも崩れるわなー、私。

でもさ、
親だもん。
「認知症ではない」「長谷川式免除」っていう隠れ蓑がブ厚くて見えなかったの。
それで私がぶっ壊れて、ママンが辛い目にあっていた毎日は、
本当に申し訳なく思うよ。マジで。

老健の看護師さんがおっしゃってた。
「右の出血ですよね。そういう高次脳の方、多いんですよ。だから心配しなくて大丈夫。」

ホッとしたよ。

次の日は母の日だったので
オットと二人でお花のアレンジを持って出かける。
きっと
「お花に水あげてください」
とか言ってない(というか、思いついていない)と思うから
枯れちゃってるかなー。

そこでもケンカ。

でもそれは帰り道、オットに叱られる。

「昨日の今日で、ママに何て言わせたかったの?「どう?」って聞けば
 嫌なんだから、気に入らないこというの当たり前じゃないか。
 ゼリは何て言わせたかったの?
 「まあ楽しくやるわ」とでも言ってほしかった?
 そんなこと言うワケないじゃん。
 それでケンカになるのは当たり前だよ。ケンカ売ってどうするんだよ。
 ケンカしたくなくて離れたんだろ?
 もう当分行くな!」

しゅん・・・
その通り・・・。

今週の金曜日にリハの打ち合わせに行かないといけないのだけど、
私の病気が少しよくなって、自転車に一人で乗っていい許可が出て
いろいろサイクリングでもして
私が落ち着くまでは
行かないようにしようと思います。
「なるべく面会に来てください」って書いてあったけどね。
ママンも腹をくくって、あそこで楽しく人生を生きていくための覚悟をしてもらわなくっちゃ。

*****

今日、ベッド、車椅子、テーブルなんかのレンタル品の撤収があって
ママンが使っていた部屋が空きました。
でも!
ママンがいる間、ロクに掃除なんかしなかった家、
押入れに物が突っ込まれて、どこに何があるのやら。
いらないものが絶対たくさんある。
というワケで
昨日から少しずつ
家の中の物、半減計画実施中。
今は捨てて捨てて捨てて捨てて捨てて捨てまくって
いるものをしまうスペース作ってる最中。

なんか引っ越ししてきたばっかりの頃思い出して
ちょっと楽しい気分。

*****

明日は訪問リハの先生の病院にお金払いにいかないとならないから
オットに許可取って
少し自転車乗ろうかな。

*****

在宅介護は、全然楽なものではなかったです。
楽しいものでもなかったです。
『頑張らない介護』なんて絵空事です。
頑張らないとできません。
そして、長い時間、真剣じゃなくても向かい合ってると
心と体のバランスが崩れます。
自分の限度を決めないとダメです。
「できる」と思ってる方が、エゴイズムというか、傲慢かもしれない。
今、辛い思いをして介護されてる方、沢山沢山いらっしゃると思います。
「やーめた!」
って言え!!!!
誰もあなたを責めないし、もし責められたって自分の人生を大事にしてほしいです。
責めるヤツには、最後っ屁かまして逃げちゃえば勝ちです。
それは相手の人生。
後悔しても、在宅を諦める道を選んで欲しいです。
辛いなら・・・。
抜け出す努力をしてほしいです。
勇気を出して!


これが6年半、在宅介護生活を送った私の偽らざる気持ちかな。
沢山の、本当に沢山の方の手を借り、頭を借り、行動を借り、優しさを貰い、
それでもつぶれちゃった。
最後は笑って終わろう。アハハハ!

最後の最後にこんな優しさを貰いました。


*****

イカス!極楽介助生活 での記事はこれで終わりです。
次からは違うタイトルで再デビューするので(アドレスは変えません)、
そちらもどうぞよろしくです~♪


It`s lovely to be 40

2012-04-18 20:40:00 | カイジョカンケー
あ~、lovelyな40坂も、もう半分登ってしまったなぁ。

ゼリーの一念、岩をも通す?
ママンの新しい住処が決まりました。

*****

最初に申し込んでいた、7年間、ショートで使ってきたはるかぜ(仮名・特養)、
コケた。
ケアマネさんと一緒に面接に行ったんだけど、

「緊急性が感じられない」

ということで、判定会にもかけてもらえなかったみたい。
ヨン様、あんなに頑張ってくれたのに

がっくん

まー、密かにママンがイヤがってたのが、皆に浸透してたのが
原因かもなーと思ってるんだけど。

しかーし!

ママンがリハ病院を退院する時に
「ここでデイケア受けられたらいいな」
と思った、評判のいい、私も納得できる、とある老健から
「空きがあります」
と連絡が入ったとのこと。
今年の介護保険の改定で
そこを出なければならない人が何人も出たらしく、
それで急に空きがいくつか出たとのこと。
ここは市内でも評判よくて、デイケアもなかなか入れない。
ママンもそれでNGだった。一年以上待ちとか言うんだもの!
なのでもう願ったり叶ったりの施設。
ヨン様、もちろん速攻押えてくれて、
昨日の火曜日に家族面接。
もう一人で外出できない私の為に、
(自転車もDr.ストップ)
オットがわざわざお休みとってくれて(別件もあったんだけどね)
一緒に行ってくれた。ありがと、オット
梅先生に頼んでおいた健康診断書も、その朝出来上がり
ダッシュで取りに行って、書類も揃った。

面接では
私は言いたいことだけ言って、あとは、つーん。
ヨン様とオットがフォローというか、良きに計らってくれた。
会議があるというヨン様が退席したあと、
相談員の方に施設内を案内して戴いた。
昼食時だったからか?いや、それだけじゃないと思うけど、
なかなか活気がある。笑い声も沢山聞こえ、なんか楽しそう。
活気がある老人施設なんて、初めて見たよ。
構音障害や、後遺症満載のママンが、どれだけコミュニケーション取れるかわからないけど、
ウチにいられない(私のせいでね)のなら、ママンが暮らすには
「いいところ!」
って思った。
「ここなら!」
って思った。
まー老健だから、長くいられないのは覚悟の上。
でもまだリハビリすれ!という天啓かもしれない。

そして今日の午後、

「判定会議、通りました。入居できます。
 とりあえず今週末はショートに行ってもらって、
 入所日はケアマネさんとまた相談しましょう」

という、先方からの連絡が入りました。

新しい扉、
それを開ける日はまだ決まってないけれど、
バッチリ視野に入ってきたので、
心の中でゴヤゴヤしてた澱が
少し落ち着いてきたかな・・・。
まだわかんないけど。

*****

そして私の夢をフォローしてくれる方を
ビックリするくらい、身近で捕まえました(笑)
まだ内緒だけど、がんばるのだ。

オットは
「その前に病気を治せ!」

その通りでございます

とりあえず、応援して下さってる皆様に
ご一報をば。

頑張れ!アタシ!

2011-12-14 21:26:50 | カイジョカンケー
今日、保険をかけた。
オットの会社(保険屋さん)じゃなくて、
ケアマネさんに。

そう。
申し込んだよ、特養。いつもショートで使う「はるかぜ」さん。

ウチの場合、上位キープで、私がぶっ倒れたら、
比較的すぐに保険がおりる(?)そうだ。

ケアマネさんに聞いた理由は、
・いつもそのショートを使っていること
・ママンに今、後遺症以外の持病がないこと
・介護者が私一人(ここではね)だということ
・ほとんどのことが、全介助か、一部介助で、大変な介助量だということ
・その私も今、頭がパーだということ。
 (精神科の先生に言われたから(薬のせい)、医学公認のパーなのだ

まあ、だいたい入所時期は1年後にしておいてもらったけど、
1年後にキッパリ入れるつもりは今の所ないけれど、
頑張りきれなくなった時の保険だよ。

うーん・・・

今、どんな気持ちだろ。

別に、ホッともしてないのよ、正直言うと。
されど、ショックか?というと、そんなこともなく。
しみじみ~でもないし。
何にも感じてないや(笑)
ま、今すぐってワケじゃないしね。

ケアマネヨンさまに聞いてみた。

ゼ「客観的に見て、今、もう特養に入れてもいいと思いますか?」
ヨ「ハイ。もうゼリさん、十分やってますよ。」
ゼ「でも今ハハの生きがいはリハビリなので、まだそれはやらせてあげたいんです」
ヨ「その気持ちがあるうちは、まだできると思います。
  一人娘さんだし
  『やりきった』
  という気持ちにならないと、悔いが残るし、毎日何やっていいか、わからなくなっちゃうと思います」

そっかー。

そっかー。

んじゃ、もう少し、いいか。。。

でもさ。
今日、午前中に洪水、午後にウン動会。
最近、ちょっと多い。
前はリハパン、3~4か月に一度買えばよかったんだけど
今は1パック、1か月もたない。

結構キツイのよ~

しかも!

最近、ママン、「顔の右側が痛い」ってずーっと言っていた。
もう2か月くらい前からになるかな。
梅先生に相談したら
「麻痺が緩んできてる証拠!すごいね!」
なんて言って、ウチでも同じこと言って喜んでいた。

が!

違ったんですねー

今日、訪問歯医者さんがいらしたので
「ん?もしや?」と思って
ママンが痛みを訴えてるっていうことを言ってみた。
そしたら・・・

かみ合わせが合わないだけだった~
まあ、麻痺で顔や口の形が変わったから
あり得ない話じゃないよねー。

夕方、もう一度先生がいらして下さって、
合わない歯、削ってくださった。
周りが少し炎症を起こしてるから、すぐには痛みはひかないかもだけど、
まあ、ずいぶん痛みはひいたらしい。

アハハ!痛い思いして、ネズミ一匹出なかったね~
ヘンに麻痺とかあると、その影に隠れてというか、思いこんじゃうというか、
その他の事が考えられなくなっちゃう傾向アリ。(梅先生もだ!)

というわけで、
訪問歯科が朝夕2回来て下さって、
洪水があって、片付けて、ウン動会まであるとは思わなかったから
気分転換にローラー台までこいじゃって、
リュー先生と、ケアマネヨンさまと、訪問リハの先生が来て、
ウン動会があって、気絶しかけたけど、その始末もして
その間、ママンをタテにしてヨコにして、タテにしてヨコにして、タテにしてヨコにして・・・
トイレ連れて行って、ゴハン作って、片付けて。
ケンカもして~~~。

今日も喜怒哀楽、ギッシリと生きた一日だったってことだけは
確かだ。
どうだ!
キヨシロー!私は頑張ってるよー
ちゃんと見ててくれてるかーい?

でも休みたいよぅ~
明日から4日間、ショートだ!

【高齢者虐待】に思ったこと

2011-12-07 13:08:57 | カイジョカンケー
久しぶりにパソコンを開いたら、
こんな記事が目に入ってきた。

高齢者虐待 10年度1万6700件

このテの話題はよくあるけれど、

虐待かぁ・・・

誰が決めるんだろう。
「あなたは虐待されています。」
「あなたは虐待しています。」

ケンカがエキサイトして、
「そいつを言っちゃあ、おしめーよ」
みたいなセリフなんて、ガンガン言ってるよ、私。
それも
【言葉による心理的虐待】
なんだろーな。自覚あるし。
なんか投げつけるなんてこともある。正直言って。

確かに、身体に傷がついたり、死んじゃったりなんつーのは
一目で「誰がどうやって、どんな心理状況でやっている」ってわかるけれど、

虐待かぁ~~~かぁ~~~かぁ~~~

介護している側だってさ、介護されている側に
心理的虐待受けてるってことは、あんまり知られてないよねー。
「在宅介護は大変です」
で片付けられて。

時間や行動範囲を束縛され、
夜中に何度も起こされ、
神経をすり減らされ・・・

ウチなんか、一か月の介護金額オーバーしちゃうほど
介護保険つかいまくって、
沢山の人が私の事を気にかけてくれて、
孤立化なんかしてないけど、
やっぱり、イライラする日はたくさんある。


昨日、精神科の受診日だった(私のだ)。
待合室に、車椅子と杖を駆使する、すんげーデカいお母さん(推定75前後)と
すんげー細い娘さん(かな?推定私よりちょい上)がいらした。
トイレに行くにも、座るにも、まー大変。
あのお母さんを、あの細い娘さんが一人でってのは、ムリだろー。
聞くともなしに聞いていると、
まー、お母さん、娘さん、コキ使う使う。
ウチの比じゃないね。
私ならブチ切れて、手がでる虐待しちゃいそう。
その娘さんもいい加減に話し聞いて、
100%、お母さんのコキ、叶えてあげてなかった
やるな、あの娘さん

他に1人と、そのお二人の次が、私の番だった。
精神科の待合室は心地よいリラックスを心がけているらしく、
音楽も適度、アロマも適度=爆睡
私お気に入りの、爆睡席もある。
先生は
「ゼリさんがどう見てるかと思って見てたら・・・寝てたね・・・

先生は待合室で患者さんの名前を呼ばないで、アイコンタクトなので、
私はいつも先生にトントンと肩を叩かれ、起こされる。
アハハ!


虐待かぁ~~~かぁ~~~かぁ~~~

タダで、「家族だから」っていう気持ちに頼って、
介護者へのケアが少ないから
そんなに減らないんじゃないのか?
介護される人はもちろん不自由さが付きまとって、気の毒ではあるけれど、
介護者にだって、マッサージやエステや化粧や美容院や買い物割引や
そういう明るいサービスがあれば、
もう少し明るい気持ちになれるだろうになぁ。

白髪交じりのパンチパーマ

2011-11-03 13:39:46 | カイジョカンケー
先日、訪問看護師さんがみえた時に ちょうど私の発作が出てしまって、 期待してた薬も通院回数も減らず、 ケアマネさんが頑張ってくれて 今回のショートから、4泊にしてもらいました。 今日は祭日でオットいるし、普通感あんまりないけど、 これで少し、楽になりますように・・・(-人-) さっき、市の防災無線で 行方不明のおばあさんの情報流していたけど 「髪型は白髪交じりのパンチパーマで・・・」 え?ばーさんが、パンチか?