28日日曜日から、今年最後のショートに行き、
大晦日に帰って来るハズのママン。
が
家にいます・・・
*****
昨日の午前中、のんびりお餅なんか切っていたら
ステイ先のはるかぜから
「ママンさん、胸が苦しいって言っています。今までにない痛みだそうです。
今日までやってる病院があるので
受診した方が・・・」
はるかぜの主任が、車にママンを乗せ、
途中、私を拾ってくれて
午前中まで診療の病院へ。
案の定激混みで、診察までたっぷり2時間は待った。
美人の女医さんが看て下さって
先「お腹の風邪ですね。痛いのは胸じゃなくて、みぞおちだね。
心臓の音は異常ありませんよ。」
ゼ「あのー・・ショートステイはどうでしょう・・?」
先「ウイルス性ですからね。感染は考えられます。
ステイ先が嫌がらなければ、大丈夫でしょう。」
隠しても仕方ないので、そのままを主任にで申し上げる。
「普段なら大丈夫なんだけど、年末年始は
ウイルス保持してる方はご遠慮してもらうことになってるんです・・・」
あ、やっぱ?
また、主任さんに迎えに来てもらって、家まで送ってもらって、
そのままショート終了。
家の前に着いて、車を降りるとき、
ゼリー「あのー・・ショート・・・年始の空きってないですか・・・」
と言った瞬間、
この一年、ほとんど使わず、溜めに溜めていた号泣が
ウソみたいにあふれ出てきた。
主任「空いてます。それを言おうと思っていたんです。
大丈夫です。
薬、3日分でしょ?飲みきって2日経てば大丈夫だから
3日から2泊、僕、押さえておきますから、大丈夫ですよ。」
いや、実は薬、5日分も先生、張り切って出してくれてたんだけど、
それはごっくん。
お正月だから多めにくれたんだよっ!!
主任「とにかく3日まで、頑張ってください。
でももしどうしてもダメなら、はるかぜに連絡ください。
お正月でも僕、連絡とれるようになってますから。」
ゼ「ハイ・・・」
優しい言葉に、更に止まらない涙・・・
*****
家に帰った途端・・・
今年はもうねーだろ!と思っていた
まさかの○ん○大会
ってか、ハラの風邪だっていうから、ちっともまさかじゃないんだけど、
もうねーだろ!と信じきっていたので、まさか。
その後も、なんだかんだと
ママンの傍若無人ぶりが続く。
はるかぜの車を降りるときの、私と主任のやりとりを見ていたはずのママンなのに、
そのぬけぬけとした態度に
ゼリーがキレ、
更に
遂に初めてオットがママンにキレた。
自分のオットが自分の親にキレる。
私にとって、これ以上悲しいことはないよ。
私はそれが一番怖くて、オットにママンを悪く思われたくなくて
いろんなことを、隠してきた。
オットは実は、私がいろいろ隠していることを知っているけど、
そう言われて私が一番辛い思いをすることも知っているから、
今まで、見ないフリ、見えないフリ、気付かないフリをしていてくれた。
私はその気持ちに心から感謝して、でも甘えすぎちゃいけないと、
いつもいつも思っていた。
なのに、ママンにはそんな気持ちも、伝わってなかったんだろうか・・・
でも昨日はさすがにハラに据えかねたのだろう。
温厚な彼が声を荒げて怒った。
そしてその後、
言ったオット自身も、落ち込んでしまった。
サ~イアクだぜぇぇぇ!
*****
オットはその気持ちを表面的には引きずらないでいてくれて、
夕べ、ママンが寝る前にはフツーに戻ってくれた。
でも
私はママンと話合わなければならない。
ぐずぐず引きずったまま、年越しはイヤだ。
今日もオットは「ちょっとだけ」仕事に出かけて行ったので、
ゼリーも感情的にならずに
ママンと話し合った。
私とオットは、ママンを「可愛そうな人」「何も出来ない人」と
思っていないこと。
そして誰が何と言っても、私達は、ママンがもう一度歩くということを
信じていること。
だから、障害を持っているということに甘えてるママンを見ると
ハラが立つこと。
ママンが「障害があるんだから大目に見て欲しい」と思ってるのなら
それは哀れんで欲しいと思っていることになると、私は思っていること。
哀れみの目で見て欲しいのなら
私とオットでは、介助生活は無理だということ。
そして
パピがママンの親兄弟の悪口を言ったことがあるか、
思い出して欲しいこと。
私がオットにそれを言わせてしまったことが、
どれくらい悲しかったかということ。
私が一方的に話すんじゃなく、
「ママはどう思う?」って聞きながら、
5文字ずつ区切って話す(←STの先生に言われたらしく忠実に守っている)
ママンの話を辛抱強く待ちながら、
ママンの手を握って、静かに話し合った。
分かり合えた
と思うんだ。
なんだかんだ言っても、まだ脳卒中特有の後遺症
「空気が読めない」
は残っているんだと思うけど、
心の中の一番根本の部分・・・
障害を持ってからの、ママンの考えの基本の部分・・・
に、ずっと違和感があった。
今回、ショートがポシャったことが、
オットが自分が言った言葉に傷つきながらも
怒鳴ってくれたことが、
「アレがあったから、今があるんだね」
って言える日が遠くないことを
心から信じている。
*****
というワケで、年末に重い思い記事でござんすが、
まー、介助生活には、暮れも正月もナイということで。
さて。
今年のゼリーのトップニュース。
これはなんといっても
「いちごちゃんとの出会い」
コレでしょう。
遂にはオットにも伝染しちゃって、
にごちゃんまで、ウチに来ちゃったんだけど
更にオットってば
「自転車が2台乗る車へ買い替えるぅ」ってまで
言っちゃってるし
いちごちゃんに乗ると、ナンも考えなくてよくて、
ストレス解消とか、リフレッシュとか、
新鮮な景色を沢山見せてくれるとか、
そういうこともあるけれど、
私が一番これを「トップニュース」と思うのは
「何かを始められた」
ってこと。
自分のしたいこと。
自分の楽しみ。
自分がやってみたいこと。
「やる時間がない」って言い訳しなかったこと。
よし
*****
今年も一年、私のアホアホブログにお付き合いくださいまして
どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
大晦日に帰って来るハズのママン。
が
家にいます・・・
*****
昨日の午前中、のんびりお餅なんか切っていたら
ステイ先のはるかぜから
「ママンさん、胸が苦しいって言っています。今までにない痛みだそうです。
今日までやってる病院があるので
受診した方が・・・」
はるかぜの主任が、車にママンを乗せ、
途中、私を拾ってくれて
午前中まで診療の病院へ。
案の定激混みで、診察までたっぷり2時間は待った。
美人の女医さんが看て下さって
先「お腹の風邪ですね。痛いのは胸じゃなくて、みぞおちだね。
心臓の音は異常ありませんよ。」
ゼ「あのー・・ショートステイはどうでしょう・・?」
先「ウイルス性ですからね。感染は考えられます。
ステイ先が嫌がらなければ、大丈夫でしょう。」
隠しても仕方ないので、そのままを主任にで申し上げる。
「普段なら大丈夫なんだけど、年末年始は
ウイルス保持してる方はご遠慮してもらうことになってるんです・・・」
あ、やっぱ?
また、主任さんに迎えに来てもらって、家まで送ってもらって、
そのままショート終了。
家の前に着いて、車を降りるとき、
ゼリー「あのー・・ショート・・・年始の空きってないですか・・・」
と言った瞬間、
この一年、ほとんど使わず、溜めに溜めていた号泣が
ウソみたいにあふれ出てきた。
主任「空いてます。それを言おうと思っていたんです。
大丈夫です。
薬、3日分でしょ?飲みきって2日経てば大丈夫だから
3日から2泊、僕、押さえておきますから、大丈夫ですよ。」
いや、実は薬、5日分も先生、張り切って出してくれてたんだけど、
それはごっくん。
お正月だから多めにくれたんだよっ!!
主任「とにかく3日まで、頑張ってください。
でももしどうしてもダメなら、はるかぜに連絡ください。
お正月でも僕、連絡とれるようになってますから。」
ゼ「ハイ・・・」
優しい言葉に、更に止まらない涙・・・
*****
家に帰った途端・・・
今年はもうねーだろ!と思っていた
まさかの○ん○大会
ってか、ハラの風邪だっていうから、ちっともまさかじゃないんだけど、
もうねーだろ!と信じきっていたので、まさか。
その後も、なんだかんだと
ママンの傍若無人ぶりが続く。
はるかぜの車を降りるときの、私と主任のやりとりを見ていたはずのママンなのに、
そのぬけぬけとした態度に
ゼリーがキレ、
更に
遂に初めてオットがママンにキレた。
自分のオットが自分の親にキレる。
私にとって、これ以上悲しいことはないよ。
私はそれが一番怖くて、オットにママンを悪く思われたくなくて
いろんなことを、隠してきた。
オットは実は、私がいろいろ隠していることを知っているけど、
そう言われて私が一番辛い思いをすることも知っているから、
今まで、見ないフリ、見えないフリ、気付かないフリをしていてくれた。
私はその気持ちに心から感謝して、でも甘えすぎちゃいけないと、
いつもいつも思っていた。
なのに、ママンにはそんな気持ちも、伝わってなかったんだろうか・・・
でも昨日はさすがにハラに据えかねたのだろう。
温厚な彼が声を荒げて怒った。
そしてその後、
言ったオット自身も、落ち込んでしまった。
サ~イアクだぜぇぇぇ!
*****
オットはその気持ちを表面的には引きずらないでいてくれて、
夕べ、ママンが寝る前にはフツーに戻ってくれた。
でも
私はママンと話合わなければならない。
ぐずぐず引きずったまま、年越しはイヤだ。
今日もオットは「ちょっとだけ」仕事に出かけて行ったので、
ゼリーも感情的にならずに
ママンと話し合った。
私とオットは、ママンを「可愛そうな人」「何も出来ない人」と
思っていないこと。
そして誰が何と言っても、私達は、ママンがもう一度歩くということを
信じていること。
だから、障害を持っているということに甘えてるママンを見ると
ハラが立つこと。
ママンが「障害があるんだから大目に見て欲しい」と思ってるのなら
それは哀れんで欲しいと思っていることになると、私は思っていること。
哀れみの目で見て欲しいのなら
私とオットでは、介助生活は無理だということ。
そして
パピがママンの親兄弟の悪口を言ったことがあるか、
思い出して欲しいこと。
私がオットにそれを言わせてしまったことが、
どれくらい悲しかったかということ。
私が一方的に話すんじゃなく、
「ママはどう思う?」って聞きながら、
5文字ずつ区切って話す(←STの先生に言われたらしく忠実に守っている)
ママンの話を辛抱強く待ちながら、
ママンの手を握って、静かに話し合った。
分かり合えた
と思うんだ。
なんだかんだ言っても、まだ脳卒中特有の後遺症
「空気が読めない」
は残っているんだと思うけど、
心の中の一番根本の部分・・・
障害を持ってからの、ママンの考えの基本の部分・・・
に、ずっと違和感があった。
今回、ショートがポシャったことが、
オットが自分が言った言葉に傷つきながらも
怒鳴ってくれたことが、
「アレがあったから、今があるんだね」
って言える日が遠くないことを
心から信じている。
*****
というワケで、年末に重い思い記事でござんすが、
まー、介助生活には、暮れも正月もナイということで。
さて。
今年のゼリーのトップニュース。
これはなんといっても
「いちごちゃんとの出会い」
コレでしょう。
遂にはオットにも伝染しちゃって、
にごちゃんまで、ウチに来ちゃったんだけど
更にオットってば
「自転車が2台乗る車へ買い替えるぅ」ってまで
言っちゃってるし
いちごちゃんに乗ると、ナンも考えなくてよくて、
ストレス解消とか、リフレッシュとか、
新鮮な景色を沢山見せてくれるとか、
そういうこともあるけれど、
私が一番これを「トップニュース」と思うのは
「何かを始められた」
ってこと。
自分のしたいこと。
自分の楽しみ。
自分がやってみたいこと。
「やる時間がない」って言い訳しなかったこと。
よし
*****
今年も一年、私のアホアホブログにお付き合いくださいまして
どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様、よいお年をお迎えくださいませ。