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楽しくて つらくて かっこいい!

ロードバイクとキヨシローと仏像が好き。
2017年春、念願の作業療法士になりました。

闘え!リハビリ!!

2008-02-13 11:07:10 | ママン関係
昨日帰ってきたママン、開口一番
「キヨシロー、すごかったみたいだね!」

やだー!ママンったら!
その一言、初心者的間違いだよっ!
今のゼリーに、キヨシローネタ振る?
知らないよ~~~!

そうなのよぅっ!

と、それから私の口が止まらない
どんなに素敵な夜だったか、楽しい時間だったか、
とくとくとしゃべる。
身振り、手振り、熱唱を交えながら
キヨシローとチャボのTシャツまで、着て見せてあげる。

でもママ、何で知ってるの?

「○○さん(施設のスタッフさん)が教えてくれた」

へー。
でも何で私がキヨシローに行くの、知ってたの?

「知らないけど、皆知ってたよ。」

へー。
まあ、送りに行くときも、超ハイテンションだったし、
ケアマネさんも同じ事業所だから、その辺りかもね。

マッサージの先生が来る時間になって、ようやくキヨシロー話から
開放されたママン。ホッ

*****

週末、NHKで『闘うリハビリ』という特集をやっていた。
ママンが「アレ、見た?録った?ママ、見ながら寝ちゃった!」
ちゃんと録画してありまんがな~
晩御飯を食べながら、見る。
私は横で、おっちゃんの青色申告書類作りながら、なんとなく見る。

「ママー、手がお留守だよー」

って何度も言わないとならないほど、見入っていたよ。
麻痺の話が出ると、麻痺手を動かし、麻痺足を動かし。
運動の話が出ると、自分も同じ動きしたりして。

例によって、特に感想は聞かないけど、
「あーいうリハビリ、あったらやりたい?」
とだけ、聞いてみた。
マ「うん。」
ゼ「じゃあ、ママのリハの先生に聞いてみれば?」
マ「うーん・・・。
  でもさ、イデちゃん(通所リハの先生)、この前、
  ママが左足が動かないって言った時、悲しいこと、言ったし・・。」

うわー!皆まで言うな!
グチグチはヤダ!!

イデちゃんが「アンタの足はもう二度と動かない」って言ったの?
たとえそう言われたとしても、言うならそれでいいじゃん。
動く、動かないなんて、自分が決めればいいの!
諦めないで信じていれば、絶対動くの!!
誰が決めることじゃなくて、自分が諦めなければいいの!
そんで、動かないと決め付けた奴らに
「ザマーミロ!」って言ってやるなんて、
考えただけでもワクワクするじゃん。
私はママが作る春巻きや天ぷら、また食べられるって
信じ続けているよ。

マ「そういえば最近、ママ、お勝手に立つ夢を見たわ」

そうでしょ!
諦めなければ、夢は絶対叶うから!
春巻きも天ぷらも、また絶対作ってよねっ!
私にラクさせてよねっ!!

マ「諦めてなんかいないわよ!
  バカ言ってんじゃないわよ!!」

よし

アレ?
↑話、最近どっかで聞いたような・・
キヨシローの受け売りでーす。アハハ!
だって、私はこの眼で見てきたんだもん。
喉頭ガンから、あのステージへ
絶対夢を諦めなかった結果をね。


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歯と舌と喉の怪しい関係

2007-09-28 14:37:34 | ママン関係
水曜日、訪問リハビリ。

いつも来てくださるPT(理学療法士)の先生の病院に、
今月から週1回、ST(言語聴覚士)の先生が来ることになったらしい。
今回たまたま、訪問リハビリの日と、STの先生訪問日と重なったので
PTの先生が、STの先生を連れてきて下さった。

ウチのママンはリハ病院入院中、STの先生は敵だった。
自分では自分の声はちゃんと聞こえ、食事だってただでさえ食べにくくて、
それでも一生懸命してるのに、
何でアレコレ言ってくるのッ!?
と、相性最悪だった。
退院して、いろんなことがわかるにつれて
「あの先生には本当に申し訳ないことをした。謝りたいんだけどなー」
ってコトあるごとに言っている。

なので、今回はかなり神妙

いろんな質問に答え、
いろんなテスト(?)をしてみた結果、
ママンの声は「よく出る」ことがわかった。
そうよね、ケンカするとき、声、デカイし。
その声にムカついて、私もエキサイトしちゃうし(笑)

ただ、【構音障害】の名前通り、音を構築することが難しい。
空気を腹から外に出すことはできるけれど、
喉や舌や口の中の失調症状や麻痺の為に、それらが噛み合わないということ。

なるほど

【嚥下障害】についてもいろいろアドバイスを戴いた。
以前からちょっと「?」って思っていたんだけど、
ママンは歯はいい
なのに何故硬いものが食べられない?って思ってた。

それは、舌の働きが弱いからだった。
飲み込むのが難しいということは、舌の働きも弱いということ。
確かに歯がよければ噛み切ったり、砕いたりは出来るけれど、
人間はモノを食べる時は、その噛み砕いたものを、舌を上手に使って
唾液と混ぜ、喉を通りやすく「どろろーん」の状態にしてから
飲み込む。
口の中に残渣が溜まってしまうのも、この舌の働きが弱いからだそうだ。
(麻痺もあって、口の中に何か残ってる!って思う感覚も少ない)

あー、それ、知ってた。
でも実際には結びついてなかったよ。
そうなのかー、やっぱ。。。
歯と舌と喉。
全部「アナタがいないとダメなのよ」な関係なのね

その日の夕食は肉じゃが。
ためしに、ママンが普段「硬くて食べにくい!」って言ってるお肉を
奥歯だけで噛んで舌に乗せずに飲み込んでみた。

無理
どうしたって、舌を使っちゃうし、
私が思ってるより、舌ってすっごい活躍してる!
でもなるべく使わないようにして、飲み込んでみる。

むせた・・・

「舌の働きが弱いから、トロミ剤を使って、
 最初から飲み込む前の状態にしておいてあげるんです」

ガッテンガッテンガッテンガッテン

発声練習とかは、普段ママンが自主トレでやってるのをご披露し、
特にコメントナシ。
ストローを短く(指の長さくらい)に切って、それをくわえ、
鼻から息吸って、ストローから出す
という練習方法を教わる。
あと、PTの先生と連携して、腹筋の強化が課題とのこと。
腹筋って、何にでも重要なんだなー。

在宅介護を始めて、まもなく2年。
ママンが食べやすい調理方法とか、普段の口のリハビリなんかは
結構確立しつつあったんだけど、
でも、身近で見ているからこそ「何で?」って思うこともいろいろあった。
これでいいの?って不安なことも。
今回、このタイミングで改めてSTの先生とお話できたことは
ものすごく収穫になったよ。

「ママンさんにいいかも!」って思ってくださった
PTの先生に感謝。
そのPTの先生ね、STの先生が聞き取れなくて聞き返したママンの話を
通訳してくれたの。
この先生も、ちゃんとママン語、聞いてくれるんだなーって思ったら
とっても嬉しかった。

私の在宅介護は、沢山の人に協力してもらって
成り立っています。

そうそう。
今回、普段飲んでいるお茶にも、少しトロミをつけたほうがいいかも。
とのアドバイスも戴いた。
ママンは「えーっ」とか言ってたけど、
「牛乳程度のトロミでも、うんと違いますよ」
って言われ、ちょっと実践してみている。
私が自分で飲んでみても、大して違和感感じないし、
ママンも
「これくらいならいい」って言うので、
咽せも少し減ったみたいだし、
しばらく続けてみましょう。


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一部介助

2007-08-21 21:43:37 | ママン関係
ザコティになって以来ずーーっとサボっていた
ママンの四点杖歩行介助、久しぶりにしてみた。
3月以来くらいかな?

そしたら

すごーーーーい!!

進歩してるぅぅ!!


あんぐり口あけちゃうほど。


言葉にすると、
『左足(麻痺側)の出がよくなって、
 右手(失調側)の杖の出し方が安定してきた』

としか書けなくて、
これは3月以前の感想とほぼ同じなんだけど、
まあ、そのとおりなんだけどさぁ。

左足の上がり方とか
出すタイミングとか
着地の場所とか
杖を出す場所が安定してきたとか

よいじゃないのぉ~~
ビックラコイタ

よしよし。
リハビリは、たまーーーーにお手伝いしてみるのが
いいかも、うれしいかも(笑)

服の着替えも以前は
左手(麻痺側)を袖からはずしてー
着る服の袖に入れてー から私が手伝っていたんだけど、
今はシャツを脱ぐのはほとんど自分でできる。
着るのも、左の袖口を広げてあげれば
的(?)にはまるまでは時間かかるけれど、
左手一本で自分で袖を通せるようになってきたの

パジャマのボタン(普通のと同じだよ)をはずすのも掛けるのも
間違えないで、早くできるようになってきたよ。
この前夜中のトイレで、Pトイレに座って
カトちゃんの「ちょっとだけよ~ん」みたいに
もろ肌脱ぎはじめたママン。
ゼリーはナニゴト?って寝ぼけた頭でオロオロしてたら
「汗かいたからシャツ替えてー」だって。
はいはい。

それでも全部自分でできるわけじゃないから
更衣は一部介助なんだけどね。
移動は「歩ける」とはみなされなくて、
車椅子移動という評価なんだけどね。

紙の上での評価なんて、別にどーでもいいし、
常にみている介助者や、リハビリの先生の目が全てだと思うんだけど、
『一部介助』から『見守り』へのランクアップの壁は厚い。
その過程は、こういう
「言葉にすると変化がないけど、言葉にはできない変化」
が、延々と続いていくんだろう。
少しずつ、少しずつ。

でも本当の『一部』介助っぽくなってきたじゃん。
ゼリーの極楽介助道、
「ママンができることの、一歩手前までのお手伝い」という信念、
このまま進んで行って大丈夫かも


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四点杖を使ったよ!

2006-06-02 11:03:50 | ママン関係
昨日の訪問リハ、先生が憧れの四点杖を持ってきてくれたー
なので久々に見学。
すると、ゼリー
「えーっこんなこともできるようになってたのぅぅ
っていう言葉、連発。

端座位
今までは「アナタがいなければ、夜も日も明けぬ」っていう感じで
ガッツリとヨコの手摺を掴んでいたのだけど、
先生が促すと、両手を膝に のいいお座りが出来ているではないの
まだ1分未満で、麻痺左手が外れたり、体が横に傾いたりしてしまうけど、
先生が軽く背中を支えていれば
左右を向いてみたりできてやんの
手摺を握っていれば、首を動かしても
あんまり背筋が動かなくなってきた。すげー。

端座位からの立ち上がり
ほぼ、自分の足の力で立ち上がれるようになっていた。
先生が
「今、私の介助は、指2本ですよー」って言っていたよ。
コレはいつも介助している私も感じていたから
ビックリはしなかったけど、
でも今日は私が手を下さずに、その光景をみていたから
その図が新鮮だった。

そして四点杖!
最初は手摺で立ち上がってから、持ち替え。
やっぱかなりグラグラ。
何度か立ち上がりの練習をして、そのまま立っている練習。
そして先生が
「じゃ、今度は左手で持ってみましょー」
と言い出して、麻痺左手に杖を持たせた。
まだね、コントロールはできないから
「ぬぉぉぉぉ」みたいに杖、ブンブン持ち上げちゃってアワワ
ってシーンもあったけど(ある意味、すごいよ)
先生が足で持ち上がらないように押さえて、この写真。
介助者が手を外すのは、まだおっかなびっくりだけど、
でも、ちいさな介助をしても
これだけ背筋を伸ばして、足で立っていることができるようになった
っていうことは
ものすご~~~~い進歩なんだよ、ママンの場合。
だって、退院して間もない頃は
手摺をギュッと握り締めても、長い時間、真っ直ぐに座ってることすら
全然できなかったんだから。
背筋が伸ばせるようになってきてからも、
すぐお尻を支点にして、グリンって背中の方に回転してしまっていたし。

いろいろやったけど
憧れの杖を使えて、ママン、大満足

先生の帰り間際、私が杖をちょいとお借りしてみた。
健常者の私でも、杖に体重を預けると
コツを掴むまではちょいとグラグラする。
四点杖ってのは、右用、左用があるんだけど
先生が持ってきてくれたやつは、可動式になっていて、両用で使えるんだ。
気が早い私は
「四点杖、レンタルで用意とかしたほうがいいですかね?」
なんて聞いてみた。
先生は
「もう少しね、立つ練習して、
 スムーズに立てるようになってからでいいですよ。
 でもね、左手が随分動くようになってきたから
 将来的には平行棒の中を、両手を使って進んでいけるような練習を
 取り入れていきたいと思ってます」
だって~!
先生も認めてくれたよ、左手の改善

先生が帰った後も、ママン、フンガフンガと、
鼻息荒く、かなり自慢げな顔。
毎日の自主練習、ホント頑張っていたもんな。よしよし。
ヒマさえあれば、ラップの芯体操したり、車椅子の上でも
背もたれ使わず座る練習してたり。
そうそう。
このラップの芯体操のおかげだと思うんだけど
最近、左の肩、かなり筋肉がついてきたんだよ。
着替えとかの手伝いしてたら、「おや?」って思ったくらい。

複視改善?
ホント、目のことは、当人ではなければわからないんだけど、
ママンが言うには
「昨日の夕方から、麻痺側の左目が、すごくよく見えるの!」
だそうだ。
半信半疑の私は、新聞持って行ったり、テレビの画面読んでもらったり。
本当にちゃんと見えている模様。
でもそんなこと、あるの?
よくなったらよくなったで
何か目の病気?と疑り深い私・・

リハビリ見ていてね、
その他にもちいさな「え!これもできるようになってたの?」という発見が
満載!!
毎回じゃなくて、たまに見たから、嬉しい驚き一杯の一時間だったよ。



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立ち上がりながらスイマセン!

2006-05-06 22:30:16 | ママン関係
ママンの立ち上がる時の掛け声は

「おじぎをしながら いち にい さん しい ご」

お辞儀をする様に上体を前に傾けながら
ゆっくり立ち上がりませう~という意味があるんだけど
セッカチなママンは
「じゃー立つよー」
っていうと、もうすぐ びょ~~んって立ち上がろうとする。

で、もう腰浮かしてるから
「お辞儀忘れてるー」
って言うと、立ち上がりながら、頭だけ、ピョコって下げる。

スイマセン じゃないんだからー
立ちながら謝ってどーするよ

全然意味ない掛け声


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憧れの~♪ ヨン・テン・ツエ!!

2006-04-10 19:17:05 | ママン関係
ママン、久しぶりに徒歩でリビング横断(1.5メートルくらい)。
ゴールはソファー。
前回は、お正月くらいだった。
ソファーに寝そべって、箱根駅伝見てたんだから。

すごいっ!
リハビリの効果、バリバリに出てた!
文章に書いてしまうと

左足の出がいい。

の一言で済んでしまって、どれだけすごいかはわかんないけど、
その『出』が正月よりうんとスムーズだし、
出るのが早くなったし、
ガシッと掴んだ私の力も、少なくて済む様になったし

体幹麻痺が強いので、まだまだ1人で歩ける域まではいかないが、
右杖なし、左私がガッツリ掴むで
これだけ歩けたら、未来は明るいぜ~~~
4ヶ月で目を見張るほどの改善だよ、オイオイ。

リハの先生のお話だと
歩くのは比較的易しいんだそうだ。ママンの場合。
でも一番やっかいなのが
真っ直ぐ立っていることと、座ること。
コレは毎日練習してるよね。
コイツも文章に書くと
「揺れなくなった」とか「体勢を崩しても、自力で戻れるようになってきた」
で済んでしまうが、
かなり改善が見られている。
よしっ!よくやった!

とりあえず、今の目標は
「四点杖で自力で立っていられること」

杖がぼや~んと見えてきたねー

というワケで、明日もリハビリ、頑張ってきてね~

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お箸

2005-12-06 11:09:52 | ママン関係
今月に入り、お箸の練習を始めたママン。

100円ショップでプラスチックで出来た貝のおもちゃと、
おはじき、ビー玉を買ってきた。
それをお箸を使って、器から器へ移す。

時間はかかるけど、結構上手に出来てるよ

なのでゴハンは
お箸とスプーンと両方出す。
そして両方使う。

盛り付け方、お箸とスプーンとじゃ
違うんだよねー

でもこれで練習したら
来年の3月、ママが倒れて一周年記念パーチーには
お箸で食事ができるかも!

エプロン代わりのバスタオルと
「お助け袋」と呼んでいる
幼児用のスタイ(こんなんhttp://www.rakuten.co.jp/orange-baby/467078/470727/483564/#432048)が外せれば
(ウチのハハはこぼれたものを深追いして、ばら撒くので
「お助け袋」に落ちた分だけ深追いしていいことになっている)
外食できるんだけどな~

今日はママンの高校時代からの親友が二人
遊びに来ることになっている。
そしたら2時間くらい、オヒマをいただいて
住民票とって、水道料金の減免手続きに行ってこよーっと