10月8日~10月22日
暦のうえでは,秋雨も終盤になり,朝晩の冷え込みが厳しくなる頃です。
◆台風と体調◆
台風が来ると,気圧がぐっと下がり,気圧が大きく変化することで,
いろいろな症状がでてくる方も多くいらっしゃいます。
なぜ,気圧と体調が関係するのでしょう?
それは,〈脳脊髄液〉が深く関わっています。
脳脊髄液という言葉を初めて聞いた方も多いと思いますが,
脳のまわりを循環する無色 . . . 本文を読む
学びて時にこれを習う、亦(ま)た説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)あり、
遠方より来たる、亦た楽しからずや。
以前に読んだ本をあらためて読み返してみると、こんないいことが書いて
あったのかと再発見することがたびたびあって、とても嬉しい。
志を同じくする友だちが遠方からやって来るのもまた嬉しく、人生の楽しみ
の一つだ。
. . . 本文を読む
一気に涼しい風が吹き,秋らしい澄んだ空がよく見られるようになりました。
また,お彼岸でお墓参りに行った方も多いのではないでしょうか。
年に2回だけの,昼と夜の長さが同じになる日。秋分の日です。
今日からどんどん,昼間が夜より短くなっていきます。
太陽のパワーが届く時間も短く。それに伴い,気温も下がって参ります。
さて,気温や湿度が一気に下がってきているここのところ,
いろいろな症状が出てきて . . . 本文を読む
最近、頭痛を訴える人が多く見られます。
これは急激な乾燥と、気温の低下によって、
呼吸器に大きく負担がかかっていることが原因です
呼吸器というと、頭に浮かぶのは「肺」ですが、
からだの酸素摂取の多くは、
皮膚呼吸によってもまかなわれています
この季節、湿度や温度が下がることの影響で、
皮膚呼吸は通常の60%ダウンします
皮膚呼吸ができない分、肺に大きな負担がかかり
息苦しさを覚えることもあるで . . . 本文を読む
白露
9月7日~9月22日
朝晩の気温が少しずつ下がり,木の葉などに白く露がつくようになる頃です。
確かに暑い日もまだありますが,朝晩は特に涼しさを感じるようになりました。
秋の雰囲気を肌で感じられるようになっても来ました。
肌で感じる空気に秋を感じるのは,気温や湿度が減少しているからです。
湿度の減少に伴い,粘膜の乾燥も感じるようになりました。
元々,からだの中に水分の少ない人はとくに, . . . 本文を読む
お彼岸とは
お彼岸は聖徳太子の時代から千年以上も日本に息づく行事です。
「彼岸」を一言であらわすと「あっちの世界」のこと。その反対にこっちの世界
を「此岸(しがん)」というのをご存知でしたか?
彼岸も此岸も仏教用語で、迷いや煩悩に満ち溢れたこっちの世界「此岸」から、
悟りを得たあっちの世界である「彼岸」へ到達するために、春分・秋分の日を
中日とする前後7日間は、六波羅蜜(ろくはらみつ)とい . . . 本文を読む
8月23日~9月6日
暑さもおさまってくる‥‥という意味の節気です。
お盆も過ぎました。なんだか,今週に入ってから,
少しずつ風が秋の雰囲気を帯びてきたような気がしますね。
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肌寒くなり汗をかきにくくなる現象を体感し始めている方も多いか
と思います。
それと同時に,風邪をひく方もちらほら出て参りました。
今週になってインフルエンザの話題も多く
ニュースで取り上げられるようにもなってきま . . . 本文を読む
白い雲と一枚の紙
「あなたはここにある白い紙の中に、ポッカリ浮かぶ白い雲が見えますか?」
ベトナムの僧侶、ティクナット・ハンさんの「般若心経〈ハート・スートラ〉」
は、こんな書き出しで始まります。
「見えません。」とあなたは答えるでしょう。
ミルという言葉には、二つの漢字があります。
見る〈肉眼で〉と観る〈心眼で〉です。
「観る」は観察するということです。
質問を変えると「白い雲な . . . 本文を読む
波羅蜜(はらみつ、サンスクリット語:पारमिता Pāramitā パーラミター)、玄奘
以降の新訳では波羅蜜多(はらみた)は、仏教における菩薩の基本的な実践徳目
である。
『般若経』では般若波羅蜜(般若波羅蜜多)ほか全6種(六波羅蜜)を、あるい
は『華厳経』などではこれに4種を加え10種( . . . 本文を読む
敬天愛人の教え
道は天地自然の物にして、人はこれを
行うものなれば天を敬するを目的とす。
天を敬い人を愛し、天を知り、己を尽くし、
人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ねるべし。
即ち天とは、宇宙を含め、天地自然の道であり、人の道である。
故に天地自然を敬うは天意である。
天は人も我も、同一に愛し給うゆえ
我を愛する心を以って、人を愛するなり。
. . . 本文を読む
2009年8月6日(木) 祈りの日。
今日は広島の原爆の日。慰霊と平和を祈念して心静かに祈りを捧げる。
人は優劣を競ったり縄張りを巡って争いや諍いを繰り返す。
だが、それは愚かで醜い行為だと本当は誰もが知っている。
普段意識する機会は少なくても、世界の平和は人類共通の願い。
憎み合い奪い合う生き方でなく、愛し合い与え合う生き方でありたい。
64年前の夏の残像に思いを巡らせながら、あらためてそん . . . 本文を読む
須弥山(しゅみせん、本来の名称は須彌山、サンスクリットSumeru、スメール山)
とは古代インド(バラモン教、仏教、ジャイナ教等)の世界観の中で中心にそび
える山である。仏教の世界観では、須弥山をとりまいて七つの金の山と鉄囲山
(てっちさん、Cakravāda)があり、その間に八つの海がある。これを九山八海
という。
「須弥」とは漢字による音訳で意訳は「妙高」という。
仏教におけ . . . 本文を読む
十牛図
牧童が牛を探し捕らえるまでの過程を描く十牛図は、代表的な禅宗的画題の
ひとつで、牛は、真理、本来の自己、仏教における悟りを象徴している。牛を
得ようとする十牛図は、すなわち本来の自己を探し求める旅、悟りへの道程
である。
一.尋牛(じんぎゅう) 梅原猛の解説
心が荒れている。あばれ牛の如くに。かつて私は一匹の牛を家のあたりにつな
いだ。しかし、いつの間にか牛は手綱を断ち切って暴れだし . . . 本文を読む
Imagine there's no Heaven
It's easy if you try
No Hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today...
Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die . . . 本文を読む