十牛圖第九 返本還源
頌(うた)ひて 曰く:
本に返(かへ)り 源に還(かへ)りて 已(すで)に功を費(つひや)す,
爭(いかでか)か如(し)かん 直下(ぢきげ)に 盲聾の若(ごと)く
ならんには。
庵中には 庵前の物を 見ず,水は 自(おのづか)ら 茫茫(ばうばう)
花は自ら紅(くれなゐ)なり。
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◎ 私感註釈
※廓庵:宋代の禅僧。 . . . 本文を読む
天地が未だなかった頃は、ただもやもやとしていてそこは時間や空間もなく
それを太始と言いました。
道(どう)という原理の基に虚(カオス?)という漠然と広がっていくものが
始まり、そこから初めて時間と空間で見た世界観:“宇宙”が生まれます。
しだいに清く(混ざりもののない)陽か(あきらか)なものは薄くなびいて天と
なって、重く濁ったものはとどまって固まり地となりました。
清くきめ細かければ一 . . . 本文を読む
・天・の象形はで,・大・は人の正面形,その上に頭部を意味する円,もしくは
空を意味する線を加えた形です。象形の正面の人型は,いわゆる人間全般では
なく,王であり神聖の意味をこめます。
一般の・人・は側身の形でありその象形は,です。
また王の象形はで,これは戉(鉞:まさかり)の刃部を下にして玉座の前に置いた
形です。戉は王位を示す儀器としていました。鉞に口(祝詞のときの供えの器を
象徴)を加える . . . 本文を読む
8/2 天地人
天’‘地’‘人’は、世の森羅万象を3つに分けたもので、これを‘三才’
と言います。
○‘天’とは
自然が持つ定石的変化を言います。
天の変化の最も特徴的なことは‘規則性が高い’と言うことです。
○‘地’とは
古来より農耕を中心とした中国は、大地をその多大な人民を養う源泉と
しました。
天の変化によって育まれたいわば‘恵み’の得られ方を言います。
それは天から受け . . . 本文を読む
8月7日~8月22日
暦の上では,本日より秋です。
とはいっても,立秋の日は,一番気温が高い日とも言われています。
これよりはもう暑くはならない…というのがこの節気です。
◆秋の準備はやっぱり汗出し
とはいっても,気温は高い日々が続いております。
今はまだ考えにくいと思いますが,この節気を境に,
少しずつ気温や湿度が下がってきます。
その時に一番気をつけなくてはいけないのは,
皮膚からの . . . 本文を読む
19日には,夏の土用も始まりました。
早くも,暦は秋になっていくわけです。
【冷房対策】
◆ポイントは首・足首・肘
先週のゼモンでは,肩コリ・首コリ・頭痛の方&喉痛の方が続出しました。
ほとんどの場合,冷房が原因になっているようです。
●まず第一に防御するならば,首!
ストールでも,フリースでも。ついつい衿ぐりの広い服を着がちなこの季節,
冷房に対する防御を持ち歩きましょう。
さらけ . . . 本文を読む
7/14鳥飼ブログより
誕生日は母親に感謝する日、感謝の言葉は?
7月13日に、山下さんから、このブログに対するコメントをいただいた。
元気に楽しく生きることを考えるいい機会なので、このコメントを取り上げたい。
まず、「良い方向に変えたいといえるような結果を出していない」と言われる。
そのため、「道に迷い、焦りを感じながら、日々生きている」という文章になる。
何を「結果」 . . . 本文を読む
7月7日~7月22日
少しずつ,暑い日々が増えて来ました。夏も本格的に近づく「小暑」です。
7月2日には「半夏生(はんげしょう)」という,雑節もあります。
この半夏生に雨が降ると,「天から毒が降ってくる」と,「この日には
井戸にふたをしろ」とか,「この日の水は飲んではいけない」ということ
を言われたそうです。
湿気と気温もぐっと高くなるので,
食中毒に対する注意を喚起する意味でのいわれでし . . . 本文を読む
7月7日の七夕の日(満月)
自分の夢を真っ白な紙に「単純な言葉」で書いて短冊にする。
近所の神社に祭る。
夢のことは忘れる。
今、自分が望むことが、自分の中でハッキリしてくると、
からだに精気が充実してきます
「単純な言葉」=「望むことをはっきりさせる」です。
この充実した状態は、生物的に強いからだを作ります。
からだが強いことは、望みをかなえる可能性のキーになるのです。
そして大事なの . . . 本文を読む
私の尊敬する鳥飼重和先生の6/29の鳥飼ブログより抜粋。
☆二度とない人生に、後悔しない生き方を。
人間には、いろいろな共通点がある。
人間は、生まれたときから死の種を宿している。
人間は、死ぬまでは、無限の可能性がある。
人間は、考え方ひとつで限界を超えて可能性の花を咲かせることができる。
人間と捉えず、自分と捉えると、世界に、た . . . 本文を読む
6月21日~7月6日
本日が一年で一番太陽がでている時間が長い「夏至」の日です。
とはいっても今は梅雨時期なため,太陽が実際に照っている時間は少なく,
気温は立秋にピークを迎えるとか。
最近は「汗だしをすると,簡単に汗が良く出ます」というご報告もよく聞きます
外気の湿度や気温の高まりとともに,
からだの中からも水分が出やすくなっているようです。
「この,汗がよく出る今のうちに,しっかり汗を出 . . . 本文を読む
解脱(げだつ 梵: विमुक्ति、毘木底、ヴィムクティ、梵: विमोक्ष、毘木叉、ヴィモークシャ)は、
仏教においては、誤った執着心から起こる業の繋縛を開放し、迷いの世界の苦悩
を脱することを指す。
ヒンドゥ . . . 本文を読む
梅雨というと、嫌だなあ〜憂うつ・・・という印象がありますが、
実は5月頃に感じていた憂うつな気分が意外にもサッパリと
消えていたりするが、この梅雨どき。
それは雨のおかげ。
憂うつな気分は、湿気と深い関係があります。
むしむしと湿度の高かった大気が実際に雨となるこの季節、
だんだん空気がサッパリとしてきます。
空気サッパリ、気分スッキリ!です。
梅雨時どきの雨というのは、たっぷり . . . 本文を読む